2007年6月度MCTツーリングレポート

2007年06月23日 第1版公開

日時

6月17日(日)

目的地

千葉県・房総半島南端【野島崎】

天候

晴れ のち時々 曇り

  

直前の6月14日、気象庁は「関東・甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表した。確かにその時点では週末は傘マークが並んでいて、かろうじて日曜が曇りマークだった。
ところがすぐその次の日(15日)、天気はドピーカン。「たった一日で梅雨明けしたのか?」と思えるくらいの晴天で、それが週明けまで続いていた。なので今回のツーリングも、梅雨入りしているはずなのに雨の心配が無い中での開催となった。

前夜は早めに床に就いたおかげもあり、AM3:45には目が覚めた。ツーリングだと身体もちゃんと反応してくれるようだ。目覚めもいい。

今回は千葉県内限定だけど、mixi でのお友達も参加してくれるので、とっても楽しみだ。そしてもう一つ、2日前に装着できた二輪車用ETCを初めて実際に利用する機会もある。こちらも別の意味で楽しみとなっている。

暖気中の KATANA 今回は梅雨入り宣言された直後にもかかわらず、予報では雨の心配が皆無。だけど一応、一応外に出て天候を確認する。既に夜は明け青空が見えている。ヒンヤリしているけど、すぐに暑くなるんだろうな。

いつものようにトースト一枚&コーンフレークとモーニングコーヒーで朝食を。ただでさえ暑がりの私なので、今回はTシャツ+フルメッシュジャケットで十分だ。ジャケットのインナーを取り外し、フルメッシュ状態にする。
外に出て KATANA を目覚めさせ、AM5:20に家を後にする。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:25に到着する。するともうほとんどの人が集まっていた。私の後にK村女史が最後にやってきたが、それでも集合時間リミットまで4分もあった。最近としてはものすご〜〜く集まりがいい!!とっても優秀だ。(^^;

途中合流のU海氏、M本女史を除いた12名が Kiyomiya 前に集まった。

今回、集合早っっ!!(笑

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 FORESIGHT RZ250 のレストアがまだ間に合わず、今回不参加のK宮社長のバイクを借りた
U海氏 YZF-R1  
M.I 原氏 SV400S 今回の幹事
  N.T中氏 CB400SB  
  K谷氏 ZZ-R1200  
  K村女史 Steed400  
  F田氏 Majesty250  
  S沼氏 SKYWAVE250 初参加
  H.I 藤氏 GSX-R1100 Tオートの社員さん
  I 倉嬢 W650 Tオートのお客さん
  I 村氏 VTR Tオートのお客さん
  H田氏 SKYWAVE250
 Type M
Tオートのお客さん・初参加
  M本女史 SV400S 私の mixi 友人・初参加
S枝 GSX1100S KATANA

以上の14名だ(*印はMCTクラブ員)。雨の心配がないと、やっぱり人数はそれなりに集まるようだ。(^^;

 

今回のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya → R298東京外郭環状道路(外環道下道)→ R6水戸街道R464 →(一
    部裏道)→ R464(バイパス) →(印旛村)→ 千葉県道65号 →(村道)→ 千葉県道137号 →
    千葉県道76号 →(八街市)→ R409R126東金街道R128大網バイパス →(茂
    原市)→ R128房総横断道路〜外房黒潮ライン → 御宿海岸【月の砂漠】碑 →(勝浦市)
    →【鵜原理想郷】→ R128外房黒潮ラインR410房総フラワーライン →【野島崎

帰り]【野島崎】→ R410房総フラワーラインR127館山バイパス〜内房なぎさライン
    (富津市)→(木更津市)→ R409東京湾アクアライン(有料 自二¥2,400
    (川崎市)→ R409大師通り〜府中街道 → 神奈川県道9号府中街道 →〔矢野口〕交差点
    右折 → 神奈川県道19号〜都道19号鶴川街道 → 都道12号武蔵境通り → 都道4号所沢
    街道 → Kiyomiya

※東京湾アクアラインは、ETC付車なら自二¥1,860となる。

走行順を決め、AM5:30キッカリに Kiyomiya をスタートする。集合・出発時間丁度にスタートできるのはホントに珍しい!!何か起きなきゃいいけど・・・・(^^;

隊列が長めなので、必ずどこかで隊列が寸断されてしまうだろう。寸断されても大丈夫なように、今回のルート全ての道を地図を見ずに走れる(知っている)私が隊列の中程に入ることにする。

  

スタート後すぐ住宅街から裏道に抜け、都道36号〜埼玉県道36号【保谷志木線】から【市場坂通り】等を経由して東京外環自動車道の側道へ。その側道脇でU海氏と待ち合わせ・・・・・・のハズなのだが、肝心のU海氏の姿が見えない。何度も同じ所で待ち合わせたことがあるので、場所は間違いない。こりゃ多分お寝坊さんでもしたかな?とO川氏がU海氏に電話するが、あいにく留守電状態だ。ならここに向かっているのだろうけど、いつ来るのか分からないまま、ここで足止め食ってしまうのは時間がもったいない。早く出られた意味が無くなってしまう。

暫し思案し、後からU海氏と一緒にカッ飛んでこられるH.I 藤氏に残ってもらい、11名は先を急ぐことにする。2台はどのあたりで追いついてくるのかなぁ??(^^;

  

本隊はそのまま外環道の側道からR298【東京外かく環状道路】(外環道の下道)を走って行く。こういう時に限って、ほとんど信号に捕まらずにどんどん走って行けてしまう。ペースも 80〜90 km/h くらいでほぼノンストップなので、この調子で行ったらU海氏らは追いついて来られないんじゃ?と心配になった。

川口JCTを過ぎても草加 ICを過ぎても、後ろから追いついてくる気配が全く無い。これはもしかしたら、高速好きなU海氏のことだ、上(外環道)に乗ってバビュ〜〜ン!!と追い越し、外環道の現在の終点の三郷南 ICを出たあたりで待っているのかも?とも思っていた。けど三郷南 ICまで来ても2人はいない。私らの隊列もコンスタントに 80〜90 km/h で走れてしまっていたので、仮に上を使ったとしても相当飛ばさないと先回りは不可能だったことだろう。

U海氏とH.I 藤氏と合流できないまま〔外かん矢切入口〕交差点を右折してR6【水戸街道】に出てしまった。出てすぐの路肩に隊列が停まったので、ここで2台を待つことにしたようだ。この時点でAM6:45なので、1時間15分でここまで走ってこられた計算になる。

路肩で2台を待つ 路肩で2台を待つ それにしても天気がいい。ここまで風が涼しくて気持ちいい〜!と走ってきたが、O川氏などは寒かったらしい。え?私ゃ暑かったんですけど。。。。(笑

5分くらい待っただろうか?ようやく2台と合流できた。予想通りU海氏はお寝坊さんしてたらしい。私らがスタートして7分後に、合流予定地点にたどり着いたそうだ。

ここで長居する理由はないし、朝食休憩予定のコンビニはここから10〜15分程度の所にある。なのですぐに出発する。

  

R6【水戸街道】はごく短距離しか利用しない。信号2つ目で右折し、R464に入っていく。

この道も、つい先日までクルマでよく通っていた道だ。成田で仕事があり、そこに行くのに今日通るルートが最適なためだ。嬉しいのは、M.I 原氏ご自慢の最新型ナビが、M本女史との合流地点までの道全てにおいて私が利用していた道を指示してくれた点だ。仕事で利用していた時の私のルートどりは大正解だったんだな、と一人で鼻高々だった。A^^;

松戸市〜市川市内のR464は片側一車線だが、流れは悪くない。R464に入ってから2つ目のセブンイレブンが休憩予定場所なので、最初のセブンイレブンはスルー。ミニストップやローソンもあるけどそれもスルー。すこしして予定しているセブンイレブンが姿を現した。AM7:05、セブンイレブン【市川大町店】に到着する。

当初の予測よりも30分くらい早い展開だ。なのでこのコンビニで少々ゆっくりしても大丈夫。みなめいめい、ノンビリ過ごしている。

AM7:35を過ぎた頃、M本女史に電話を入れる。すると電話の向こうの声がなんか眠そうだ。どうやら私が掛けたこの電話で目を覚ましたっぽい。(笑
合流予定時間が少し早まりAM8:45〜9:00頃に

「お腹空いた〜!」 バイク乗りだから、すぐバイクのまわりで人だかりとなる
なる旨話したが、それには問題無さそうだ。もうちょっと早くに電話した方がよかったかな?(^^;

この先、鎌ヶ谷市内でR464は右に曲がってしばらくしてから左に曲がり、ようやくバイパス状部分に到達するのだが、それでは遠回りだ。私が仕事で成田に行っていた裏道ルートで行った方がはるかに早いため、バイパスに至る部分まで私が先導することにする。

朝食休憩としてはゆっくり目に過ごし、AM7:45にコンビニをあとにする。

  

新京成電鉄・くぬぎ山駅南側踏切にて 新京成電鉄・くぬぎ山駅南側踏切にて

R464を東に進むと、新京成電鉄の踏切で一旦ストップ。隊列を撮るシャッターチャ〜ンス!(笑
走っている姿でないのが残念だけど。A^^;

そのまま東に進むと〔くぬぎ山〕交差点でR464は右に曲がるが、隊列はそのまま直進し市道に進む。2つめの信号を右折し、突き当たりの丁字路信号を左折。東武野田線の踏切でまたもや停まったので、先ほど撮れなかった隊列後半を中心に撮っておく。

この先は踏切渡った後の最初の信号を右折すると千葉県道8号になり、次の信号左折でR464のバイパスとなる。バイパスに入ったらM.I 原氏に先頭を譲り、本来の走行位置に戻った。

東武野田線の踏切にて 東武野田線の踏切にて

この日はR464のバイパスもほとんどノンストップ。片側一車線区間に戻るまでの約 20 km もの道を一気に駆け抜けた。印旛村内でR464は左に曲がっていく。成田に行く際には曲がるのだが、今日は八街に向かうためこれを直進し千葉県道65号へ。それにも、信号3つほどですぐに別れを告げ、村道へと曲がる。この村道、印旛村から佐倉市酒々井に抜けるのにとても適した道。片側一車線だけどペースが速く、信号もほとんど無いので一気に通過できる。この道も、成田出張時に八街からの帰り道で見つけておいた道。M.I 原氏のナビも優秀?で、この道を指し示していたという。

この道の途中でK村女史の燃料があやしくなり、1台だけ給油。給油後すぐに千葉県道137号に到達した。

R464のバイパスを走っている時には「(M本女史との合流場所まで)予定した時間よりももっと早く到達しちゃうかも?」と心配?していたが、ふと時計を見るとAM8:40になろうとしていた。スピード出せて走っているにもかかわらず、思ったよりも時間が掛かるようだ。M本女史に少し待たせてしまうかもしれないな。

千葉県道76号に入ってからはクルマに引っかかり、思うようにスピードが上がらない。「速く行きたいな〜」って思う時に限って遅いクルマに引っかかるのは仕方のないことだけど、時計とにらめっこしていた私は気が気でない。千葉県道22号を経由しR409に入った時にはAM9:05となっていた。

R409を南進すること約5分、ようやくM本女史との合流予定コンビニ・スリーエフが見えてきた。駐車スペースに赤の SV400S が見える。M.I 原氏には予め“赤の SV”と伝えてあったので、迷わず隣こに横付けしていた。AM9:10、スリーエフ【東金極楽寺店】に到着。M本女史と無事合流できた。

せっかくなのでここで小休止とする。M.I 原氏が、

M本女史と合流! SV400S 乗り同士、話が合う?
同じ SV400S 乗り同士ということからだろう、M本女史に積極的に話しかけてくれていた。M.I 原氏もかつては赤の SV400S に乗っていた(今の青モデルは2台目)ので、赤モデルへの愛着もあるのだろう。

しばしの休憩後、コンビニをあとにする。M本女史には私の後ろに入ってもらうことにした。

  

R409は程なくして終わり、R126へと進んでいく。台方のあたりで右に曲がってR128に入るのだが、その右折レーンで順番を待っている時に左方から消防車がサイレンを鳴らして交差点に進入しようとしてきた。だが、消防車の姿を見ても直進のクルマ達は一向に停まろうとしない。緊急車両がサイレン鳴らしているのに、停まるどころか減速しようというクルマが皆無だったのはオドロキだ。結局消防車は信号が変わるまで待たされ、交差点を通過できたのは1〜2分くらい経っていた。

さて、消防車に続いて私らも右折してR128【大網バイパス】に入っていく。入ってすぐに、信号で隊列が寸断された。寸断されたのが私の前を走る I 村氏のところ。I 村氏が寸断隊の先頭となった。しばらくはそのまま進んでいったが、遅いクルマが前数台に渡っていたうえ、信号で止まってもすり抜けていかないので、おそらく I 村氏はどう動いていいのか分からないのだろう、と判断し、次の信号ストップの際に私が前に出てクルマの両端からすり抜けて前に出るように指示。その後は前走車に追いつくまで私が前でペースを上げた。

バイパスが終わって【房総横断道路】となったR128は途端にペースが落ちる。それまでの快調が嘘のようにトロトロ走りになってしまった。ま、おかげで停車するたびにM本女史と雑談する余裕はできたけど。A^^; 【外房黒潮ライン】となる頃には少しは改善されたが、時間的にもクルマが増えて思うような走りができない。KATANA の振動スポットにドンピシャの速度&回転数が続き、右手が痺れてしまった。

  

しばらく走って、信号で隊列が左折していく。丁度このあたりが御宿だろう。海に出る道を間違えたようで1回Uターンした後、海沿いでサーファーの車が並ぶ道に停まった。AM11:05、第1目的地である御宿に到着。

御宿 【月の砂漠】ラクダのブロンズ像 ふと見るとK谷氏がいない。最後尾で行方不明になってしまった。O川氏が捜しに行くとすぐに見つかったのでよかったが。(^^;

【月の砂漠】ラクダのブロンズ像まで歩いて行くのか、と思いきや、幹事のM.I 原氏は早々にブロンズ像まで行って写真を撮ってきたのでもう用は無い、と言う。おいおい、自分が写真撮りたいからここ

に立ち寄ったのかい? ま、海が見られたのでそれ自体はいいけど。この歩道で小休止しに来た格好だ。

さて、この先どうなる?時間は既に11時を回っている。M.I 原氏の当初の予定では、PM1:00くらいまでに半島の南端に行ければ、とのことだったが、ここから目的地の南端までは 60 km 弱くらいある。平均 30 km/h で走れたとしても2時間かかる計算だ。今日の外房道路の混み具合からしたら、平均 30 km/h で走ること自体難しそうだ。

なので思案した結果、南端まで行くのはこの時点で諦めた。お昼ご飯は鴨川のあたりで取るようになるだろう、と予定を変更した。ま、それも仕方ない。予定変更もツーリングのうちサ。(^^;

昼食を取るあたりでまともな写真が撮れるか分からなかったので、ここで今回の集合写真を撮っておくことにする。後から考えたら、これはこれで正解だった。

御宿海岸にて

写真を撮り終え、AM11:25に御宿をあとにする。

  

R128【外房黒潮ライン】に戻り先に進む。勝浦も過ぎ、今回の第2目的地だった【鵜原理想郷】も諦めたのであえなく通過。この頃だとペースは速くないものの車列としてはスムーズな走行となっている。

それにしてもこの道はトンネルが多い。長いトンネルはあまり無いものの、小さなトンネルが過ぎては現れ過ぎては現れ。。。。。(^^; 外房って意外と高低差があるんだな。

鴨川シーワールドを横目に見ながら通過し、鴨川市に入っていることを実感していたら、信号手前に大きな看板が。ツーリングマップルにも載っている【潮騒市場】だ。先頭のM.I 原氏がその駐車場に入っていく。ここでお昼ご飯とするようだ。PM0:10、鴨川の【潮騒市場】に到着。

一番大きい建物に入ってみるが、そこはおみやげ屋さんオンリーだとのことで、食事は別店舗。よ〜く見渡しても、まともな食事処は回転寿司屋さんしかない。順番待ちでなかなか入れそうになかったが、ここから他に移動しても、時間的にどこも同じだろう。なのでここでご飯とする。

待っている間の時間がもったいない、と、道路の向

【潮騒市場】の中の【丸藤】という回転寿司店で昼食 食事後も店頭で和むメンバー
こう側にあるGSに給油に行く人が。一人が行くと「私も、私も!」と付いていく人がいっぱい。(^^; 様子を見ていた私も、給油しに行った人がすぐに戻ってくる様を見てGSに向かった。走行距離199 km で給油12.13 L。ここまでの燃費は16.40 km/L だ。ツーリング燃費としてはまずまずだな。

戻ってきたらO川氏が「もうみんな店内に入ってます」と教えてくれた。え?あれだけ待ってたのにもう店内に入っていたの?? 店内に入ると、さすがに14名がまとまっては座れないので4〜5人単位での着席となっていて、早い人はもう既に食べ始めていた。私はO川氏や I 倉嬢、 I 村氏と共に最後の4人だった。

  

食べ終えて外に出ると、店舗入口のベンチで先に出た人たちが休んでいた。そこではM.I 原氏がこのあとのルートをどうしようか検討している。

もうこの時点では南端には行けない。ショートカットして内房に出ようかとも思っていたが、それだと時間の関係でM本女史とはすぐにお別れしなくちゃならない。せっかく一緒に走れているのだから、せめてもう少し一緒に走れるルートを行こうよ、と提案した。内房まで行っても、海沿いの道は混んでいることが十分予想できたこともあり、内陸を北上するルートで設定してもらう。

しかしM.I 原氏のナビが言うことを聞いてくれない。千葉県道34号経由でR410に行きたいだけなのに、そう設定しようとするとかなり遠回りのルートしか検索してくれないようだ。何回やっても同じらしく、しびれを切らした私が「言うこと聞かない区間を除いて設定すればいいじゃない!」と言っても、どうもうまくいかないらしい。

ナビはともかく、このあとのルートは次のように決まった。

昼食処からのルート

帰り]【鴨川】→ R128外房黒潮ライン → 千葉県道34号長狭街道R410久留里街道
    R409東京湾アクアライン(有料 自二¥2,400 → (川崎市)→ R409大師通り
    〜府中街道 → 神奈川県道9号府中街道 →〔矢野口〕交差点右折 → 神奈川県道19号〜都
    道19号鶴川街道 → 都道12号武蔵境通り → 都道4号所沢街道 → Kiyomiya

※東京湾アクアラインは、ETC付車なら自二¥1,860となる。

R410からR409になる交差点で、M本女史とはお別れだ。

さぁそろそろ行こうか!?となった時、ちょうどH田氏がマンゴーソフトを持ってみんなのもとへやって来た。それを見た女性陣が「私も食べた〜〜い!!」となってしまった。ま、せっかく鴨川に来たことだし、それくらいいいよね。「早く買っておいで!」と促し、出発を待つことにした。

人が食べているのをみるとおいしそうに見えてくる。一瞬食べたくなったけどここでは我慢しておいた。A^^;

マンゴーソフトを買った全員が食べ終わるのを待ってようやくスタート準備。PM1:35、鴨川の【潮騒市場】を出発する。

  

R128【外房黒潮ライン】を信号2つ分ほど走ると、すぐに千葉県道34号【長狭街道】が姿を現す。右折のタイミングで、隊列中程にクルマが入った。そのクルマがまた遅いこと。(笑 前走車との間がどんどん開いていくが、見えている範囲なので心配はしていない。結局そのクルマはR410に当たるまで私らの前を走っていた。

そう言えばこの千葉県道34号、私の記憶が確かなら、R410を越えた向こう側が楽しめる道だったはずだ。かつて横浜在住時代、東京湾フェリーで金谷港まで来て、鴨川に行くのにこの道を使って行った際に、クルマ通りがほとんど無くてクネクネ道もそこそこあって飛ばせる道だ、という覚えがあった。今回はそっちに行けないが、またこっちに来る際にはぜひ通りたいものだ。

R410に入ると、道は細いながらもペースが上がる。ワインディングとまではいかないが、そこそこのカーブが続く区間もある。その時、ハタと気が付いた。そういえば、カーブの連続する道が得意ではないメンバーが数台前にいたような・・・・(^^; そのメンバーとはK村女史だが、ゆるめのカーブなこともあってか、心配していたほどペースが落ちてはいなかった。ま、それでも遅めではあったけど・・・・(^^;

調子よく走っていった隊列だが、ある地点で停止した。休憩をするような場所ではない。お!?これは・・・・と思っていたら案の定、先頭のM.I 原氏がUターンしてきた。うーーん、ナビはあってもUターンはするんだなぁ。(笑
それより、今どこにいてUターンするのかが地図ではサッパリ分からなかった。一車線分くらいしか幅のない細い道を経由してR410に復帰したが、それまでいったいどこを走っていたのかは、今もって分からず終いだ。A^^;

  

復帰後のR410は、急なカーブがほとんど無い道となっていた。それにしてもな〜〜んにも無い道だ。やっと一件あったコンビニを通り過ぎると、コンビニすらもなくなった。このままだとどこにも停まれないままR409を迎えてしまいそうだ。だが無情にも標識が「300m先・R409」と教えてくれている。

このまま走りながらのお別れはイヤだなぁ、と思っていたら、M.I 原氏も同じ気持ちだったのだろう、交差点の手前50mくらいで隊列を停めた。コンビニに寄りたいと思っていたのはM.I 原氏も同じだった。

ここでふと、ツーリングマップルを見ていた他のメンバーから、交差点を左折して次の信号の所にコンビニがあるよ、と進言があった。そのメンバーが持っていた最新版のツーリングマップルには確かにローソンが載っている。よし、じゃあそこ行きで決定だ! すぐにバイクをそっちに向ける。

最新ツーリングマップルの表示の通り、左折後最初の信号脇にローソンがあった。助かった!A^^;
PM2:50、ローソン【袖ヶ浦三箇店】に到着する。

最新ツーリングマップルの表示の通りにあったローソン。助かった〜〜A^^; I 倉嬢(左端)とO川氏(右端)がバイクチェンジ。I 倉嬢「大丈夫かしら??」

ここではアイス等で水分補給する人が多い。私もガリガリ君ソーダをかじって水分補給。アイスをガシガシ食いながら水分も取れるのでちょうどいい。

ここでいよいよM本女史とお別れだ。千葉県内だけの短距離だったが、一緒に走れて私は楽しかった。ここでお別れしても自宅まではまだ距離があるようなので、気をつけて帰ってもらえれば、と思う。

さぁ出発!と準備していると、O川氏と I 倉嬢がバイクチェンジをするようだ。I 倉嬢はビビっていたようだが、O川氏は「大丈夫、大丈夫!」と半ば強引に?チェンジしていた。(^^;

コンビニから出て本隊は右へ、M本女史は左へ。PM3:15、別れ際に手を挙げて挨拶しながら、それぞれの方向へ分かれていった。

  

13台となった本隊はR409を西に進む。市街地を抜ける時にはちょっと時間掛かったけどあまりストレスは感じない。小櫃川の所で左折し、2本あるR409のうちの南側の方に進路を取った。高架が見えてくると、それは館山自動車道から東京湾アクアラインへと続く【東京湾アクアライン連絡道】だ。その下に進むべく右折していく。途中、袖ヶ浦 ICからも入れるのだが、そこから入ると東京湾アクアラインのスタート地点である木更津金田 ICまでの料金¥150が別に掛かるので、それを回避して先に進む。

で、いざ木更津金田 IC前まで来ると、なんとETCブースが通れなくなっている!現金授受ブースしか通行できていない。これではせっかくETC付けた意味が無いじゃないかーーー!!!当然隊列はその前で一旦停車だ。

どうしようか??・・・・・と思っていたら、ETC利用可の表示が出たり消えたりしている。よくよく観察してみると、私らが停まったすぐ脇には警察官がマイク片手にクルマをチェックしている。そしてETCの表示が消えている時には、通過しようとするクルマをブースの向こうでオイデオイデしていた。

ははぁ〜〜ん、これはシートベルトのチェックなんだな。シートベルト未装着車を摘発するために、ETCブースを一時閉鎖していたのだ。で、摘発車両がどいたらETCブースも平常通り通行可となっていた。

O川氏から、東京湾アクアラインはフリー走行にする、と伝達があった。ただし、出る浮島 ICは気をつけていないととんでもない所に行ってしまうので注意して!とも言われた。こっちから行くと、出口車線は右にあるとのこと。さらに、右に出てすぐ左に行かないとならないらしい。そこだけ注意してね!と念押しされた。一同了解。なお海ほたるに立ち寄る予定もあったのだが、海ほたるへの入場制限が掛かっているという情報があったために立ち寄ることを断念し、直接浮島 ICまで行くことになった。

  

さぁ、いよいよ私のETCデビューだ! 取り付け後初通行なのでちょっぴり緊張。A^^; しかしとてもあっさりと通過できてしまい拍子抜け。ちゃんと「自二・¥1,860」の表示も読み取れた。あとからETCレーンを通ってきたU海氏が「いつの間にETC付けたの!?」とビックリしていた。それもそのはず、ついこの間まで私は値段がネックでしばらく付けられないよ〜、と言っていたからだ。

さて、せっかく“ノンストップ”で料金所を通過したのに停まっていたんじゃもったいない。アクアライン内はフリー、とも聞いていたので、U海氏、私の順でスタートしていく。M.I 原氏は後続と一緒に来るようで、まだ待っていた。

例によってU海氏はピュ〜ッといなくなってしまうので(笑)、単独走行となる。海の上部分は横風が強い。ハヤブサなど 300 km/h 超マシンに乗っている人はここで 300 km/h の世界を体験しているそうだが、出る出ないは別にして、そんな速度で走ったら風ですっ飛ばされてしまうんじゃ??と思ってしまった。(^^;

少しして、今回は立ち寄れない海ほたるが見えてくる。大口を開けて、クルマ達を飲み込んでいくようにも見える。海底部分に入ると、当然ながら景色は皆無。トンネルの壁と天井を眺めながらの走行となる。この天井が意外と低く、軽い圧迫感を感じながらの走行を余儀なくされた。もうちょっと天井が高くてもいいんじゃないか?と思う。

右側に出口がある、と聞いていたのでず〜〜っと右側車線を走っていく。すると確かに右側に出口ランプがある。太い本線はそのまま左にカーブしていくが、「浮島出口」の表示板を見るとちょっと紛らわしい位置に表示されていた。表示そのものは出口ランプの上にある表示に続く形で並んでいたのだが、表示されている位置は左にカーブしていく右車線上にまではみ出しているからだ。こりゃ間違えて左にカーブして行ってしまう人もいるんじゃ・・・・?と心配していたら、やっぱりいた!(笑

私は無事に浮島 ICで一般道のR409に出られた。だが出てすぐの所で停まっているはずのU海氏の姿が無い。あれ?どこまで行ったんだろう??とそのまま走行していくが、直線路の先まで見渡してもU海氏がいる気配が無い。そのまま走っていってしまうと後続が心配すると思い、浮島 ICから1km くらい走った所で歩道に乗り上げて停車した。するとケータイが鳴った。あいにくすぐに出られずにいたが、履歴を見たらU海氏だった。あれ?これはもしかして・・・・と思っていたら、今度はO川氏から電話が入った。

O川氏 「どうもです〜。今どこですか〜?」
「浮島 ICを下りて、1km くらい行った所だよ」
O川氏 「浮島 ICを出てすぐの所で、って言ったと思いますけど・・・・」
「そうなんだけど、先行しているはずのU海氏がいないので走ってきてしまったんだ」
O川氏 「そうなんですか。で、U海氏は?」
「それがいないんだよ。1km 走ってもいないので、それで今停まったんだ」
O川氏 「わかりました。U海氏には私から電話してみます。S枝さんはそのままそこで待っていてください」
「了解です」

で、電話を切ったあとにケータイを見ると「留守番メッセージ有り」の表示が。慌てて留守番サービスセンターに繋いでメッセージを聞いてみると・・・・

U海氏 「U海です〜。道間違えちゃいました〜!・・・・えっと、このまま Kiyomiya に向かいます〜!」

あららら・・・・やっぱりやってしまったか。(笑 メッセージを聞いたあと、すぐにO川氏に電話。U海氏のメッセージ内容を伝えた。こうしてPM4:10、U海氏行方不明で途中離脱となった。(笑

少しして本隊がやって来た。それに合流した私は、後ろから2番目に入った。

  

R409【浮島通り】は空いていたが、名前が【大師通】となってからのR409は一転して混んでいる。再び流れ出したのはR15【第一京浜】を渡って名前が【府中街道】に変わってからだ。

しばらくはR409【府中街道】を進んで行っていたが、川崎市幸区内で急に川崎市道【南部沿線道路】に入っていく先頭。ま、確かにR409をまともにいくと道の細い区間が多くなるので【南部沿線道路】を行った方が早く快適に走っていけるのだろう。けどそのルートを通るとは聞いていなかったので、ツーリングマップル上で一瞬自分の居場所を見失ってしまった。その道を通ったんだ、とハッキリ分かったのは、帰り着いて詳細地図を見てからだった。

一部メンバーの給油のため一旦停まった以外は時間ロス無く進んで行き、川崎市中原区の〔小杉御殿町〕交差点を右折して再びR409【府中街道】に戻った。その後は細くなったR409を淡々と進み、第三京浜の高架下を横切りR246に達する。R246との交差点〔溝の口〕でR409はお終い。その先直進は神奈川県道9号【府中街道】となる。

予定ではそのまま神奈川県道9号【府中街道】を進んで都道になるまで行くはずだった。それまでは標識通りに行くだけで右左折は無いはずなのに、ナゼか先頭はR246を越えてすぐに右折していく。あれ?こっちの道ってどこに行くんだ!?またしても自分が今通っている道をツーリングマップル上で見失っていた。

そしていつの間にか、南部線登戸駅の北側に来ていた。おっかしいなぁ、府中街道を走っていたら登戸駅の南側を通るハズなんだけど・・・・? さらに先頭は道が分からなくなったのか、〔登戸駅北側〕交差点を右折して細い道に入り停車し地図だかナビだかを見ている。しかしこの道、細いからといって単なる路地ではなかった。神奈川県道3号【津久井道】〜都道3号【世田谷通り】に出るための重要な道だったのだ。私らバイクが停まっていることでクルマの往来が渋滞している。それに気が付いていないM.I 原氏に「こんな所で停まってちゃクルマの邪魔だよ」と教え、もっと脇に寄るように進言した。

そもそもなんでこんな所で停まっているのか、というと、まもなくお別れするTオート組とのサヨナラ場所となるコンビニを探していたみたいだ。O川氏が地図で、Uターンした先(つまりは〔登戸駅北側〕交差点を曲がらなかった先)にコンビニを発見したようだが、今ですらクルマ達の邪魔になっている私らの隊列がこの細い道の中でUターンするのは不可能だった。

なんでこっちの道に来たの?とM.I 原氏に聞くと「だって、ナビがこっちの道が最短だ、って出ていたんで」との返答。も〜ぅ、ナビなんかに頼っているから!!機械は便利だけど、それに頼り切らないで自分で判断しなきゃ! 当初の予定通り神奈川県道9号【府中街道】を走っていりゃ、コンビニなんていっぱいあっただろうに。

結局、停まっている所にいても仕方がないので、今いる位置から移動することに。表の道に出てコンビニに向かうのか、と思いきや、神奈川県道3号【津久井道】を横断してそのまま直進していく。あれ?コンビニに行かないの?と思っている中、先頭はかまわず多摩川沿いの細い道を進んでいく。この道もかなり細かったが、こういう時に限って先頭はすり抜けていく。

しばらくすり抜けを交えて進んだ後、多摩川原橋の手前で一旦停まった。どうやらコンビニを諦め、路上でのサヨナラとなるようだ。

ここは、写真の所が丁度都県境の線上だ。左写真は東京都内、右写真は神奈川県内だ。A^^;

ちょっと締まらない感じだけど、とにかくここが途中

東京都と神奈川県の丁度都県境上で停まった コンビニの予定が道端サヨナラになってしまうとは・・・・
離脱組との解散場所となる。PM5:25、Tオート組4台とお別れした。Tオート組4台のお見送りを受けながら、本隊は渋滞の中多摩川原橋に向かっていった。

  

渋滞の中すり抜けて信号待ちの先頭まで行き、次の青信号で一気に右折し全車が神奈川県道19号【鶴川街道】に出られた。多摩川の上で都県境を迎えるため、その後は都道19号【鶴川街道】となる。さらにR20の手前から都道12号【武蔵境通り】となるこの道は、中央線の踏切を迎えるまでは淡々と進んでいける。

踏切の手前300mのあたりで踏切渋滞に捕まった。この日の中央線踏切はなかなか開かない。開いたと思ってもすぐに警笛が鳴りだし、1台通れるか通れないかを延々と繰り返している。道が細いために、すり抜けて踏切際まで行くこともできず、ただただクルマの後ろで前進するのを待っていた。

しかし、私だけじゃなかったんだな。後ろからO川氏が「ねぇ、迂回しない?」と持ちかけてきた。ただ先頭のM.I 原氏はナビの通りに走ろうとしてか、他の道を探そうとか迂回しようという素振りさえない。なのでO川氏が「M.I 原氏に『迂回しましょうよ』って言ってくれない?」と私に言ってきた。それくらい、自分で言えよな〜、と思ったが、どうもO川氏はM.I 原氏に言いにくいのだ、という。ん〜〜もぅ、仕方ないな。(笑

ちょっとだけ前進しようとしているM.I 原氏の背中をポンポンと叩き、「迂回しましょう」とひと言声を掛ける。一瞬怪訝そうな表情を浮かべたM.I 原氏だったが、こんな所で時間食っても仕方がない。まともに待っていたら、あと30分くらいは踏切通過できそうにないのだ。M.I 原氏の「了解」の声を聞く前に、後続に「Uターン!」と手で指示した。

Uターン後は私が先頭となった。Uターン後すぐの信号を右折し、突き当たり丁字路まで進んで右折。その先にある踏切なら、バイクは余裕で先頭まで出られるのだ。次に開いた時に全車問題なく踏切をクリア。【アジア大学通り】から【くぬぎ橋通り】に入った所でO川氏に先頭を譲る。その後は【府中道】を経由して都道4号【所沢街道】に出れば、ゴールは目の前だ。

  

最後までゴールした面々・N.T中氏 最後までゴールした面々・K谷氏(左)、F田氏(右) 最後までゴールした面々・S沼氏(左)、K村女史(中)、M.I 原氏(右) PM6:40、残った本隊8名は無事に Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。まだ明るいので時間をあまり感じないが、もう6時半を回っていることに驚く。
6月になって日が延びたことを実感する瞬間だ。お店からK宮社長が出てきて、ピットでお茶をもてなしてくれた。

  

あれ?そういえばU海氏は??途中ではぐれた後、単独で Kiyomiya に向かっていたはずだが・・・・・。K宮社長に聞いたら、PM6:00くらいまではお店にいたそうだ。その後は私らを待ちきれず?先に帰ったらしい。

しばしのツーリング談義の後、PM6:55には解散となった。明るいけど既に7時前。みなイソイソと帰って行った。私はその後K村女史と少々話し込んでしまい、お店を出たのはPM7:05になっていた。その後、いつものように行きつけのGSで給油後、PM7:30に家に着いた。

  

今回はなんといっても、千葉県内でM本女史に参加していただけたことがなにより嬉しい。M本女史は私以外の人とは当然初対面なわけだけど、思ったほど緊張せずにメンバーと話ができていたように見えた。後日、M本女史から「楽しかったです〜」とメールをいただけたのがとても嬉しかった。

お住まいの場所や諸般の事情であまり遠出ができなさそうなM本女史だが、また千葉方面のツーリング企画の際にはぜひ参加していただきたいなぁ。

今回の走行は私のカタナで331.4km、使用したガソリンは18.73L、なので燃費は17.69km/Lだった。行きよりも帰りの方が渋滞に捕まったりしていたので、途中経過の燃費(走行199km 時点で16.40km/L)よりも悪化するだろう、と思っていた私には嬉しい誤算だ。

(終)