2007年5月度MCTツーリングレポート

2007年05月25日 第1版公開

日時

5月20日(日)

目的地

静岡県下田市“どこかおいしいお店”

天候

晴れ!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

  

例年、5月はMCTツーリングを未開催だ。その理由は、GWで散財?したり、出掛け疲れがあって参加者が集まらないんじゃないか?とのことからだった。
しかしよくよく考えると、この5月ほどツーリングにもってこいの季節はない。暑くもなく寒くもなく、カラッとしていてとても過ごしやすく、雨の心配もあまりない。バイク乗りにとってこれほどありがたい季節は他にない。
なので今年は開催けって〜〜い!!(^^;

AM3:25、いくつもセットした目覚ましが一つも鳴らない前にパッと目が覚めた。ツーリングということで、身体もちゃんと分かっている、ということなのだろうか?(^^;

暖気中の KATANA 今回も雨の心配は皆無。だけど一応外に出て天候を確認する。夜空に星が瞬いている。前日降った雨の影響か、この時期としては珍しく夜露が落ちている。そのおかげで少し冷えていた。

これもいつものようにトースト一枚&コーンフレークとモーニングコーヒーの朝食をとる。朝は冷えているが予想最高気温は23℃前後なので暑すぎないだろうと思い、薄手の長袖シャツを着ていくことにする。暑かったら腕まくりすればいいや。
外に出て KATANA を目覚めさせ、AM5:15に家を後にする。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:20に到着する。既に相模原から参加のU出氏が到着していた。遠い方の方が来るのが早い。

少ししてM徳氏がやって来た・・・・が、そのまま挨拶して通り過ぎ、先にある横断歩道のところまで行って一旦停車。その後Uターンしてやって来た。いつも来ているのに、なんで一旦通り過ぎてからUターンするんだろ?そのまま右折で入ってくればいいのになぁ。(笑 その後K賀氏、N.T中氏がやって来た時点で集合時間のAM5:30となった。

実は昨日、O川氏から「もしかしたら参加する人が3組4人ほどいる」と聞いていたが、集合時間になっても来ないので、不参加だと判断した。

I 倉嬢が来た M徳氏が来た
K賀氏が来た N.T中氏が来た

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

U海氏 YZF-R1  
  M徳氏 FZ1  
  N.T中氏 CB400SB  
  U出氏 ZRX1200S 2006年6月以来の参加
CB600 Hornet-Sから乗換
  K賀氏 HARLEY DAVIDSON
DYNA LOW RIDER
ハーレーでの参加は2005年7月以来。
  I 倉嬢 W650 Tオートのお客さん
  I 村氏 VTR Tオートのお客さん
S枝 GSX1100S KATANA 私。今回の幹事

以上の8名だ(*印はMCTクラブ員)。5月はやっぱり少なかったが、逆にハイペースで走りやすい人数とも言える。

 

今回のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya → 都道5号新青梅街道 →〔滝山南〕交差点左折 → 都道248号新小金井街道 
    →〔小金井南中西〕交差点右折 → 都道14〜17号東八道路 → 都道18号鎌倉街道 → 都道
    158号多摩ニュータウン通り →〔大栗川橋南〕交差点右折 →〔大栗川橋北〕交差点左折 →
    都道20号野猿街道 → 都道20号柚木街道 →〔鑓水〕交差点左折 → R16東京環状
    129
R246 →(厚木市)→(秦野市)→(大井町)→(御殿場市)→(沼津市)→ R1東海
    R136下田街道 →(修善寺)→ R414下田街道(天城街道) →(天城峠)→ 下田
    又は 今井浜周辺  ※どちらかで昼食予定

帰り下田 又は 今井浜周辺 → R135 →(東伊豆)→(熱海市)→(この先未定)→ Kiyomiya

※時間によって変動するため、あえて詳しい予定を決めなかった。

なお I 村氏が、先月途中合流した場所から今回も途中合流することになっている。またスタート前に I 倉嬢から、走行150 km 前後で給油したい旨の申し出があった。

今回は私が幹事なので先頭を走る。クラブ員はあとU海氏しかいないので、U海氏にケツ持ちをお願いする。AM5:35、Kiyomiya をスタートする。

  

実は、途中まで先月と同じルートだ。なのでそこまではほとんど書く内容も同じ。A^^;

裏道から都道5号【新青梅街道】に出て、〔滝山南〕交差点を左折して都道248号【新小金井街道】に入る。先月同様道は空いていて、〔小金井南中西〕交差点までスムーズに到達する。これを右折して都道14号【東八道路】へ。しばらく進んで I 村氏が待つコンビニ前に到着する。ここでAM6:00ちょうどだ。I 村氏には3番目に入ってもらうことにしてすぐ出発する。

〔本宿交番前〕交差点を渡って都道18号【鎌倉街道】へ。さらに都道158号【多摩ニュータウン通り】へ。今回は台数が少なめなので寸断されることもなく進んでいける。だが極端なハイペースとはしなかった。その理由は【全国春の交通安全運動】週間の最終日だからだ。会いたくもない制服を着た人たちに“おいでおいで”されるのもイヤなので、決してクルマの前に立とうとはしなかった。それでも悪くないペースで走れ、わりとすぐ都道47号【町田街道】に到達する。

それにしても空が青い。ホントに気持ちのいい晴天だ。朝方はちょっと冷えるけど、やっぱり企画して良かったな、と思う。この時期にバイクで走れる幸せを満喫しながら先に進んでいく。

さて、先月までと同じルートなのはここまで。先月では都道47号【町田街道】をそのまままっすぐ行ったが、今回は〔相原〕交差点からR16【東京環状】に出る。ここから〔橋本五差路〕を経由しR129へと進んでいく。そういえば、U出氏はこの〔橋本五差路〕交差点からほど近いところに住んでいるそうだ。U出氏にとっては、朝集合場所までの往復分ツーリング距離が増える形だが、ご本人的にはそれも楽しんでいるようだった。

  

R129に入っても、例の“会いたくない制服を着た人たち”を警戒してすっ飛ばすことはしなかった。速く走るクルマがいる時にのみ、その後ろについてスピードアップする程度にとどめておいた。しばらくはそういう感じで走っていたが、やっぱり前がいなくなると徐々にだけどスロットルが“自動的に(笑)”開いていってしまうのは致し方のないところ。警戒をしつつ進んでいく。

〔金田〕交差点からはいよいよR246だ。厚木市街を抜け片側1車線に入る頃から時計を気にし出す。そろそろ朝食休憩のタイミングを考え出す時間だ。AM7:00を回った時点で、最初に現れるコンビニに入ろう、と考えていたので、時計とのにらめっこ走行がしばらく続いた。伊勢原市からもうすぐ秦野市に入ろうか、というあたりにあったコンビニで休憩することにする。AM7:10、セブンイレブン【伊勢原串橋店】に到着する。

さ、ご飯だ♪ ハーレーを囲んで。この輪の中にオーナーはいないけど。(笑 冷えていた人が多いのか、そそくさとトイレに駆け込む人も。天気はいいけど、5月としてはちょっと冷えた朝だった。

走っていなければ、日向にいればそれなりに暖かい。空を見上げれば爽快な青空。あぁ、幸せ。(^^;

しばしの休憩の後、AM7:35にコンビニをあとにし、再びR246のクルマの波にバイクを投じる。

  

秦野市街を越えるまでは遅めのクルマの後をジッと我慢の走行だったが、それを越えてからはペースが上がる。R255との分岐を越えた後にはさらにペースが上がっていく。なのでムリしてクルマを抜かして行かなくてもそれなりのスピードで走ることができた。

空は青い。この頃になると肌寒さもなくなり、ペースも上がって快適なバイクの旅だ。地面に全く足を着くことなく御殿場まで到達し、道幅の広い区間が始まった。

道幅が広い区間だと、当然のようにさらにペースが上がる。制限速度は法定速度の 60 km/h だが、誰もそんな速度で走っているクルマはいない。なので私たちも・・・・・・と、いつものツーレポなら書くところだが、繰り返すけど今日は【全国春の交通安全運動】週間の最終日。ビビってしまって、とてもいつもくらいスピードを出そうとは思わなかった。+20 km/h の 80 km/h(+α)が精一杯だった。A^^; まわりのクルマも極端にスピード出しているのはほとんどいなかった。それでも気持ちよく流れていき、沼津に迫っていった。

トリップメーターを見るとスタートからの走行が110 km を越えてきた。別に150 km にこだわる必要はないので、そろそろ給油のタイミングを考え始めねば。この調子でいくと、丁字路を左折したあたりにあるGSがタイミング的にちょうどいいように思えたので、そこで給油タイムにしよう、と決めた。だが、丁字路で左折がR246、右折が東名・沼津 ICへという〔沼津 IC南〕交差点手前で、ケツ持ちしているはずのU海氏とK賀氏が先に行ってしまった。まずいなぁ、このままだと2台だけが先に行ってしまいかねない。かといってこの2台のために給油GSを変えることもできればしたくない。私にとってはカードが使えるGSに入りたかったし、なにより入るGSを選べるのは先頭車の“特権”だし。(^^;

左に寄ってGSの方にウインカーを出しつつ、ホーンを鳴らしてU海氏とK賀氏に知らせる。2台ともそれで気が付いてくれ、はぐれることは無く済んだ。AM8:55、沼津のGSで給油。

給油中にケータイにカミさんから着信。給油後に電話したら、娘のおもちゃのフタが取れちゃったけどその付け方が分からない、というものだった。方法を教えて用件は終了。(^^;

給油そのものは10分で全車終了。U海氏以外の全員が給油と共にトイレ休憩も済ませていた。

給油を終えて 給油を終えて

ここで長居しても仕方ないので、AM9:10、GSをあとにする。

  

〔上石田〕立体交差でR246に別れを告げ、R1【東海道】へ。一旦東京方面に向かい、R136【下田街道】に入っていく。片側2車線区間は街中なので混んでおり、空いてきたのは片側1車線区間になってしばらく行ってから。でも、日曜の伊豆の道としては混みが少ないように感じた。途中からはR414との併存道となる。

過去にも何度か来たことのある道だし、ほぼ一本道なので迷うことはない。久しぶりに通る景色を楽しみながら走って行くと、前方になにやら黒い雲が。あれ?今日って雨降る確率は0%なんじゃなかったっけ??それほどイヤな感じのする雲が出ていた。

そういえばそろそろ休憩したいなぁ。先ほどGSに停まったとはいえ給油のみだし、朝食休憩からは2時間以上経っている。GSから1時間程度の所で考えていたので、そろそろ休憩処を探りながら行かねば。

修善寺温泉街を抜け、R136が土肥方面に分岐していき、道はR414単独となる。ツーリングマップルを見ると【いのしし村】の先に道の駅【天城越え】があるようだ。とりあえずここを目指すとしよう。

しかし、なかなかたどり着かない。地図で見ていて思ったより時間が掛かってしまい、そうこうしているうちにAM10:00も回ってしまった。どうしようかな〜、と思っていたら目の前にコンビニが。え〜い、いいや、ここで!(笑
AM10:05、セブンイレブン【天城湯ヶ島店】に立ち寄った。

湯ヶ島のコンビニで休憩 空を見上げればドンヨリと真っ黒な雲が! 空を見れば黒い雲。さっきまであった青空はいったいどこへやら?「もし降ってきたらレインウェア無いよ〜」の声は私だけではなかった。(笑

さて、ここでまだ決めていなかった行き先を決定せねば。まずは下田 or 今井浜。思ったより時間があるので、行き先は下田に決定した。

次はお店選びだ。候補となるお店のHPの主要ページを印刷したものを持参してきたので、それを見てみんなに選んでもらおう、と思ったのだが、意外と意見がまとまらない。とりあえず値段が手頃そうな2店に絞っておいて、あとは現地に着いてからその時の状況次第だ。

AM10:30、コンビニをあとにする。

休憩中 休憩中

  

出発してすぐ、「あ〜、もうちょっと頑張ればよかったなぁ〜」と後悔。コンビニから2〜3分の所に、浄蓮の滝の駐車場&お店があったのを、通り過ぎながら思い出していた。「そういえばここのソフトクリームがおいしいんだったよなぁ・・・・」とか思いつつ、通過していった。A^^;

走りの方は、ずーーーっとクルマの後ろに付いたまま。脇に逸れる道もないので、天城トンネルや七滝ループ橋もスローペースなまま。ようやく前が空いたのはループ橋を過ぎて少ししてからだった。

さて、まもなくR414は右折となるはず。そこを直進すれば静岡県道14号で今井浜に行けるが、今回は下田行き。記憶していたのは、その右折ポイントは両脇に古い建物が建ち並ぶ狭い道の中で、信号も無い所だったはず。直前に小さな標識で「R414はこっち!」と出ていたのを覚えていた。しかしそこに現れたのは、広い道で信号も付き、右折レーンまであるポイントに生まれ変わっていた。標識も、直前に出るのは変わっていなかったが大きなものとなり、見落とすことがないように改良されていたのが嬉しい。ま、右折したあとのR414自体は狭い道のまま変わっていなかったが。(^^;

右折後のR414は、今回のルート初のワインディング路だ。道幅が1車線+αしかない箇所が大半なのですっ飛ばすことはできないが、そこそこ走りを楽しめる道だ。反対側からもたくさんバイクの車列がやってくる。お互い、見通しのきかない道なので控えめに楽しんで走っている。

しばらくするとクルマ3台の後ろに追いついた。一番前のクルマが極端に遅く、その後ろの2台のクルマがイライラしているようにも見えたが、そこはみんなオトナ。あおったりすることもなく、先頭車が左に避けて後続を前に行かせてくれるまでジッと耐えていた。その後、前を行く2台のクルマとは下田に着くまでずーーーっと一緒だった。

このあたりまで来ると先ほどの黒い雲はどこへやら、再び青空が広がってきた。黒い雲は内陸部だけだったようだ。海に近いところでは青空しかなかった。

  

しばらくなだらかな道が続いたあと急に街っぽくなり、下田市街に入ったことが分かった。行こうとしている食事処は2店ともR135/R136を越えた向こう側。その交差点を直進しようと信号待ちしていたが、警官と交通誘導員がいて車両が入らないようにパイロン&規制棒が立っていた。前を行くクルマ達も左右に分かれていく。状況がよく分からないままとりあえず左折し、次の信号で右折し商店街の裏に回ろうとしたが、右折した先も規制されていた。仕方がないのでさらに右折し、また左折で商店街の表の道に戻った。交通整理していた警官に「直進行けるの?」と聞いてみたら、なんとこの日はお祭りをしていて、今まさにそのクライマックスだという。「あと10〜15分くらいで終わると思うんだけどね〜」とのことだった。パレードをしている間際までなら行けるみたいなので、とりあえずそこまでバイクを進めることにする。

これ以上の直進はムリ、という所まで来て左に曲がる。現在位置を確認しようと一旦停まってタンクバックからお店の資料を取り出してみていたら、自転車に乗った一人の親切な?おじさんが「どこに行くの?」と声を掛けてきた。とっさに、その時資料の一番上にあったお店【黒船屋】の名を伝えると、「あ〜、すぐ近くだよ。ついておいで」と先導を始めた。お!?こりゃありがたい。抜けられる道を知っているのかな?・・・・とついていった先は、今まさにパレードをしている真っ最中の細い道。「ここを左に曲がってすぐ次の角を右に曲がれば【黒船屋】さんだよ」。

・・・・ムリじゃん!(笑

今まさにパレードしているところで、バイクが通れる余地なんかまるで無い。それどころか、標識を見たら左に曲がる方は“歩行者&自転車専用道路”。バイクは通れないよ!

今パレードしている道は曲がらずに、横断して向こう側に行けば大丈夫そうだ。だが再三言うけどパレードの真っ最中。今はどうにもこうにも向こう側に渡ることができない。お店まであと1分、というところで足止めを食らってしまった。仕方ない、こうなったらもう覚悟を決めてパレードが終わるのを待つしかない。
A^^;
黒船祭 黒船祭

ようやくのことでパレードが行き過ぎ、エンジンを切った押し歩きの状態で道の向こう側に行けたのは、自転車のおじさんに連れてこられてから15分くらい経過していた。時間はAM11:40。HPによると、お店はAM11:00から開店しているようなので、すぐには入れないかもしれないな。

  

細い道を2回ほど左折し、【黒船屋】がある路地にやってきた。お店を発見して愕然とした。クルマどころか、バイクを停めておけるスペースが全く用意されていない!こりゃ、諦めるしかないのかなぁ?と思ったが、一応お店の人に聞いてみよう、と入口の戸を開けると、中から出てきたおばちゃんがひと言。「12時くらいからなんだけど・・・」あれ?HPには11時から、って書いてあったと思うんだけど。(笑

お店入り口を塞ぐように停めさせてくれた 参加者がもう一台増えていたら停めるの大変だったかもA^^; するともう一人のおばちゃんが出てきて「店の前に停めていいわよ」と言ってくれ、ごちゃごちゃごちゃと置かせてもらった。A^^;

私らが来たことで、暖簾も掛けて「営業中」にしてくれ、無事お店に入ることができた。AM11:45、【黒船屋】に到着した。

中はこぢんまりした作りで、カウンター座席(畳敷き)5〜6名掛けの他に、奥に座敷(8〜12名席)が一つあるだけ。座敷は私ら一行で埋まってしまった。でもおかげでノンビリした時間を過ごすことができた。

バイクで来店する人は珍しいのか、おばちゃんが「(この店を)何でお知りになったんですか?」と聞いてきた。すかさず私が「HPで、です」と言うと、ちょっぴり嬉しそうだった。

店内で午後のルートを考えようとしていると、N.T中氏から「伊豆スカイラインを走りたい!」と猛烈なアピールが。(笑 当初は東側海沿いを北上しようと思っていたけど、伊豆スカイラインも捨てがたい。なので、ここで伊豆スカイラインを通ることにした。

8名が頼んだ食事は3つに集約された。お昼のおまかせ定食(ぶりの照り焼き)、サザエのかき揚げ丼、おさしみ定食。どれもおいしそう! お昼のおまかせ定食・ぶりの照り焼き¥850._ サザエのかき揚げ丼・¥1,100._ 丼からはみ出る豪快さ!サザエ2個分入り。衣がサクサク! おさしみ定食¥1,300._

私が食べたのは写真真ん中の「サザエのかき揚げ丼」。HPにも写真が出ているが【黒船屋】さんの名物らしい。
どれ、どんなお味かな・・・・・

んまい!!

ホントにサクサクな衣で、バリバリ食べられてしまう。私はサザエが特に好きでも嫌いでもないが、このかき揚げ丼はホントにうまい!せっかちに食べてしまうのがもったいなくて味わって食べていたら、2番目に食べ始めたのに食べ終わったのは最後だった。A^^;

1時間ほどノンビリ過ごさせてもらい外に出ると結構暑い。ジャケットのインナーを外そうかどうしようか悩むが、外してしまうとフルメッシュなので、内陸の方に入るとまだチョット涼しいかも。そう思い、インナーを着けたままにした。汗はかくだろうけど、冷えてしまうよりはマシだろう。

そうそう、お店の前で集合写真を撮らねば。せっかく来たんだもの、お店の前で撮らなくちゃ!だよね。(^^;

【黒船屋】店頭にて

写真を撮り終え、【黒船屋】を出発したのはPM0:55だった。

  

R135に出て、海沿いの道を走っていく。しかし遅いクルマ(しかも黒い煙モクモクのディーゼル車)に前を阻まれ、しばらく我慢の走行を強いられてしまった。信号も無いので延々と後ろについていくだけ。けど、それを除けば右手に海も見え、快適な道だ。

停まれないので地図をめくるヒマもなく、あっという間に今井浜、稲取、熱川温泉も通過。北川温泉、大川温泉も既に後方だ。海沿いで快適ではあるけど、たまには停まって足を地面に着きたいなぁ。(^^;

伊東市のオルゴール館のある交差点を左折し、静岡県道112号に入る。ここに来てようやく前が開け自分らのペースで走ることができる。走って行くと、ご丁寧にも「伊豆スカイラインはこっち!」と表示が出ている。その通りに行けば静岡県道111号に出て伊豆スカイラインに入れる。この静岡県道112号から同111号に至る道と静岡県道111号はちょっとしたクネクネ道で楽しめる。

PM2:00には伊豆スカイラインの天城高原料金所に到達した。ここから先、終点の熱海峠料金所までをフリー走行とした。他のメンバーがスタートしていく中でふとケータイを見ると、先ほど【黒船屋】で靴履いて外に出ようか、としていた頃にO川氏から電話が入っていた。留守電にもメッセージがあったので早速電話してみる。O川氏は今回仕事が忙しくて参加できなかったのだ。

O川氏 「いい天気でよかったですね〜。今どの辺ですか?」
「伊豆スカイラインの料金所で、他のメンバーはフリー走行で走っていったところだよ」
O川氏 「結構戻ってきているんですか?」
「いや、まだ天城高原側の料金所だからそんなでもないよ。仕事はどう?」
O川氏 「ん〜〜、ぼちぼちやってます」
「お店は何時くらいまでやっているの?」
O川氏 「今日は夕方から予定があるので、PM5:00くらいまでですかね〜」
「じゃ〜、(お店が開いているウチには)間に合いそうもないね」

ま、伊豆まで来て夕方5時に帰れるなんて思ってもいない。だから間に合わなくても仕方ない。それよりも、電話をしていたら2〜3分なんてあっという間に経ってしまう。これだけ時間が経つと、もう先に行ったメンバーには追いつけないな。ケータイをしまい、おもむろにスタートする。

  

かなり久しぶりに走る伊豆スカイライン。全線走るのはおそらく初。クルマも含めて、伊豆スカイラインを走ること自体20年ぶりくらいかもしれない。なので純粋に走りを楽しむことにしよう。

感想としては・・・・・・ハイスピード区間ばかりでタイトコーナーが少ないのでメリハリが少なく、距離が長すぎてちょっと疲れる。個人的には奥多摩周遊道路の方が楽しめるな。距離も適度だし。A^^;

ようやくのことで熱海峠料金所にたどり着くと、料金所手前で私のことを待っていたメンバー達。その中でU海氏から「R1に出てすぐにあるGSに寄って欲しい」旨の申し出があった。そろそろガソリンがヤバいらしい。了解し、息つく暇もなくスタート。静岡県道20号を箱根峠に向けて出発だ。

十国峠、湯河原峠を抜けてR1が見えてきた。標識に従ってこれを右折・・・・していったところ、直進方向にGSがあった。あれ?もしかして、U海氏は直進方向にあるGSに入りたかったのでは??と思いながら右折していくと案の定、U海氏は直進していった。やっぱり、そこのことだったか!停まるに停まれないのでそのまま隊列を進めると、すぐに有料道路の入口になってそのまま箱根新道となってしまった。ま、U海氏なら給油してすぐすっ飛んでくるだろう、と思ったので、特に待つことなくそのまま先に進んでいった。

しばらくは快調に走って行けた。下りで、4速エンブレで 80 km/h とちょうどいい。だが少しして、流れがピタッと止まった。速度が落ちたとかのレベルではない。停車だ。時折少し進んではまた停車。しばらくクルマの後ろで様子を見ていたが、一向に流れ出さないのでしびれをきらし、今日初めてのすり抜けを敢行した。すると、巨大な重機を載せたこれまた巨大なトレーラーが、10〜20 km/h くらいでノロノロと下っているではないか!トレーラーの前はオールクリアだ。こいつのせいで大渋滞だったのか!私らバイクはすり抜けできるからいいけど、クルマの人たちのイライラは想像に難くない。ま、箱根峠から小田原方面に行く道で、巨大なトレーラーが通れる道は箱根新道と箱根ターンパイクくらいしかない。だから仕方がないのは分かっているけど、やっぱり行楽の列にはトレーラーは邪魔だ。(^^;

料金所で一旦停まり再集合した際にはU海氏も追いついてきていた。今度はU海氏以外のメンバーも給油しておいた方がいいので、一般道に出て給油してから小田原厚木道路に乗ろう、と思っていた・・・・・が、なんか新しい道ができていて、一般道に下りずにそのまま小田原厚木道路(&西湘バイパス)方面に行けるバイパス路ができていた。で、知らないものだからうっかりそっちに行ってしまった。あ、ヤバ!・・・・・

箱根口のGSにて もう一カ所、一般道に出られる箇所があったのでそこからなんとか脱出するが、GSが並んでいるところは遙か後方だ。なので仕方なくUターンしGSに向かう。

Uターン後最初にあるGSに滑り込み、ここでU海氏以外のメンバーが給油した。
GSでは給油以外の余計な休憩をするつもりはない。メンバーには小田原厚木道路の大磯PAで休憩する旨を伝え、すぐに出発する。

GSを出るとすぐに小田原厚木道路&西湘バイパスの入口だ。分岐で行く方さえ間違わなければ小田原厚木道路に進んでいける。この路は、覆面パトが多いことでも有名だ。けど多くのクルマ達はお構いなしにすっ飛んでいく。だが、やっぱりいた覆面パト!それを見てビビった私らは、おおむねおとなしく左車線をトロトロと走っていった。

料金所では、ETCをつけているU海氏、U出氏、M徳氏がすーーーっと通過していく。こういう時はETCのある人達は優越感に浸れるんだろうなぁ。(^^;

少し行くと大磯PAへの案内が出てくる。PM4:05、大磯PAに到着。

ここでもう一度O川氏に電話しておく。今の時間で大磯PAにいるのだから、お店が開いている時間に帰り着くのは到底不可能だ。とりあえず全員無事にツーリング中であることを伝えられたのでヨシとする。

この先は厚木 ICから東名に乗って港北PAでもう一度小休止する予定だが、橋本に住むU出氏は厚木 ICで下りてR246→R129で帰るという。なので、

大磯PAに到着 休憩中
ここでお別れだ。しばらく休憩し、PM4:30に大磯PAをあとにする。

  

小田原厚木道路では、やっぱり覆面パトがコワいので、なるべく目立たないように走って行く。それでも厚木 ICまではすぐだ。この時点でU出氏の姿は既に無く、そのまま下りて帰路についているものと思われる。料金所を出て一旦停まり、集まってからスタートするが、本線上では隊列組んでなんて走っていられない。そのまま“フリー走行”になっていった。

少し混んで車線間すり抜けを余儀なくされる区間もあったが、おおむね順調に走れ、PM5:05には港北 ICに到着した。

ちょっと疲れた?U海氏(左) まだ元気な?お三方 ここで再度O川氏に電話を入れる。もうそろそろお店を閉めるらしい。ま、間に合うとは思っていなかったけど。(^^;

この先は途中離脱しながら各自帰路につくので、ここで解散とした。ここではトイレ小休止&解散という一区切りのために立ち寄ったので、PM5:10には最後のスタートを切った。

  

港北PAを出てすぐ、東京 ICまで行くU海氏がすっ飛んでいって豆粒になった。それ以外のメンバーは東名川崎で下り、そこからはまた隊列を組んでの走りとなる。

【尻手黒川道路】から神奈川県道13号へと右折するクルマでの渋滞のせいで時間をロス。けど【全国春の交通安全運動】週間の最終日なので、直進斜線を進んで交差点直前で右折レーンに、というズル走りは控えておいた。右折したあとはそこそこのペースでの走りとなった。

神奈川県道9号【府中街道】に出てすぐ、〔塚戸〕交差点で I 倉嬢が左折し離脱していった。東京都に入るとこの道は都道9号【川崎街道】となる。そこから〔大丸〕交差点を右折することで、名前が再び【府中街道】になる。ちょっとややこしいけど。A^^;

是政橋を過ぎたところの信号で止まった時、I 村氏が「○○のところで曲がります」と言ってきた。その「○○」がよく聞き取れず確認しようとしたがすぐ青信号になってしまい、そのまま発進した。すると、中央高速のガード下のところで I 村氏が離脱していった。そうか、ここのことを言っていたのか。A^^;

この時点で残っているメンバーはN.T中氏、K賀氏、M徳氏、私の4名。隊列もずいぶん軽くなったものだ。(^^;

本隊は【競馬場通り】から【競馬場正門通り】を通ってR20を渡り、【いちょう通り】、【池の上通り】を経由して都道248号【新小金井街道】に出る。ここから先は、朝通ったルートを反対に走る形だ。〔滝山南〕交差点を右折しようとしていると、M徳氏はここで別れるようで直進していった。そういえば、東大和に住むN.T中氏も左折していくのかな?と思っていたが、そのまま私の後をついてくる。残った3人で、とりあえず Kiyomiya を目指す。

  

PM6:45、既に店終いしシャッターが閉まっている Motor Cycle Shop Kiyomiya に無事到着した。結局最後まで走ったのは、K賀氏、N.T中氏、私の3人だった。とりあえずここまで来ないと、ツーリングが終わった!という区切りがつかないような気がするのは私だけではなかった、ということかな?(^^;

区切りがついた、ということで納得できたか、その後解散。お二方が帰路につくのを見届けてから、私も帰路についた。

最後まで走りきったのはK賀氏、N.T中氏と私の3人

私はその後、いつものように行きつけのGSで給油後、PM7:10に家に着いた。

  

今回は、MCT正規ツーリングとしては初の5月開催だったので、参加メンバーが集まるかちょっと不安だったが、熱心な?7名の方に参加していただいて計8名となり、ツーリングの形を保つことができた。走ってみて、やっぱり5月はツーリングには絶好のコンディションだというのを再認識できた。できれば毎年の行事としていきたい。

今回の走行は私のカタナで413.2km、使用したガソリンは21.51L、なので燃費は19.20km/Lだった。初の19km/L越えでカタナのツーレポ燃費最高記録の更新だ!春の交通安全運動最終日ということで警戒しながら走った結果が過去最高燃費だということは、そういう走りをすれば燃費がいい、ということだな。高速を下りてからの渋滞等が無ければ、“夢の20km/L”も実現可能だったのかもしれないな。(^^;

(終)