2007年4月度MCTツーリングレポート

2007年05月03日 第1版公開

日時

4月15日(日)

目的地

山梨県山梨市【正徳寺温泉 初花】

天候

晴れ のち 曇り

  

一時は危ない予報が出た時もあったが、水曜日あたりからは雨の心配がない予報が続いていた。しかし当日朝の最新予報では、夜になってから傘マークが付いている。雨の降り出しが早まらないことを祈りつつ、レインウェアを持参せずに参加することにしよう。

AM4:15、5分おきにセットしてあるケータイのバイブ付き目覚ましの4回目でようやく起きた。セットしてあるのは5回なので、あと1回の余裕はあったけど、それにも気が付かなかったらちょっと危なかった。A^^;

暖気中の KATANA 前の日は最高気温24℃と初夏並みの暑さだったが、この日の予想最高気温は18℃。決して寒すぎる数値ではないが、やっぱり朝は少々冷える。

いつものようにトースト一枚とモーニングコーヒーの朝食をとる。何をどこまで着ていこうか少々悩むが、昼間は暖かくなるだろう、と予想して、上は春夏秋用メッシュジャケット(インナー付)+長袖シャツ、下はジーンズの下にアンダーパンツを履いていくことに。勝手な予想では、すぐに日が出て暖かくなる、と予想していた。
外に出てエンジンを始動し、AM5:45に家を後にする。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:50に到着する。私で5番目くらいだったかな?その後ぞろぞろと集まってきて、今日はおおむね集合がいい。AM6:00にはここから出発するメンバーが全員集まった。

なお今回も途中合流のメンバーがいる。Tオートから参加の5名とM.I 原氏、T野氏は、M.I 原氏の家の前から途中合流の予定だ。なのでそのメンバーを除いた13名で朝ミーティングを行う。

朝ミーティング

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

K宮社長 FORESIGHT  
O川氏 FZS1000 FAZER 今回の幹事。RZ250 のレストアがまだ間に合わず、今回不参加のH詰氏のバイクを借りた
U海氏 YZF-R1  
M.I 原氏 SV400S  
  M徳氏 FZ1  
  N.T中氏 CB400SB Bandit650から乗換
  K谷氏 ZZ-R1200  
  N野氏 ZRX1200R  
  Y川氏 ZRX1100  
  T野氏 VFR400R (NC30) 2005年6月以来の参加
  M木氏 FORZA  
  T田氏 XELVIS  
  Y村氏 JADE 1999年4月以来、実に丸8年ぶりの参加!なおバイクは知人からの借り物
  K谷女史 NSR250R SE  
  H.I 藤氏 GSX-R1100 Tオートの社員さん
  I 倉嬢 W650 Tオートのお客さん
  I 村氏 VTR Tオートのお客さん
  W林氏 SHADOW SLASHER
400
Tオートのお客さん
  O塚氏 YZF-R6 Tオートのお客さん
S枝 GSX1100S KATANA

以上の20名だ(*印はMCTクラブ員)。雨の心配がほとんど無かったからか、土曜日の日にドドドッと参加者が増えた。(^^;

 

今回のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya → 都道5号新青梅街道 →〔滝山南〕交差点左折 → 都道248号新小金井街道→ 
    〔小金井南中西〕交差点右折 → 都道14〜17号東八道路 → 都道18号鎌倉街道 → 都道158
    号多摩ニュータウン通り →〔多摩ニュータウン入口〕交差点右折 → 都道47号町田街道
    〔相原十字路〕交差点左折 → 神奈川県道506号 →〔東原宿〕交差点右折 → R413
    412
→ 神奈川県道517号 → 神奈川県道76号 → 神奈川県道517号 → 山梨県道35号(フ
    リー走行区間)
R139富士みちR20甲州街道 →(笹子トンネル)→〔柏尾〕交差点
    右折 → 山梨県道 → R411 → 山梨県道202号 → 山梨県道208号 →(地元の田舎道)→
    【正徳寺温泉 初花

帰り]【正徳寺温泉 初花】→(地元の田舎道)→ 山梨県道208号 → 山梨県道202号 → R411
    青梅街道 →(塩山)→(柳沢峠)→(丹波山)→〔深山橋北〕交差点右折 → R139 →都道
    206号奥多摩周遊道路(フリー走行区間) → 都道206〜33号檜原街道 →〔武蔵五日市駅
    前〕交差点右折 → 都道7号五日市街道 →〔油平〕交差点左折 → R411滝山街道 →〔友
    田〕交差点右折 → 都道249号吉野街道 → 都道179号 → 埼玉県道179号 → R463 → 埼
    玉県道4号 → 都道4号所沢街道 →(市道)→ Kiyomiya

前回の反省(3月度。寸断されて前を走っている人が待っていようとしなかったこと)から、今回は出発前に隊列が寸断された際のルールをみんなに話しておく。要は各自が後続をちゃんと認識し、隊列が切れたら次に曲がるポイントで後続を待っている、ということだ。これを各自がしてくれれば、先頭も不必要に停まることなく走っていけ、後ろも迷わずに追いついてこれるからだ。

今回も私はケツ持ちをする。全部が合流すると20台もの隊列になるので、間違いなく何度も信号等で寸断されるだろうなぁ。AM6:10、Kiyomiya をスタートする。

  

裏道から都道5号【新青梅街道】に出て、予定通り〔滝山南〕交差点を左折して都道248号【新小金井街道】に入る。道は空いていて淡々と南下していき、〔小金井南中西〕交差点までスムーズに到達。これを右折して都道14号【東八道路】へ。入ってすぐにオービスがあるがものともせず進んでいき、程なくしてM.I 原氏らが待つコンビニ前に到着する。ここでAM6:40だ。

Tオート組メンバーもここで一緒に合流 M.I 原氏の SV400S。M.I 原氏自宅すぐ脇のコンビニなので、まだ暖機運転してないかも?(^^; Tオート組メンバーがどこで合流するか聞いていなかったが、やっぱりここで一緒に合流していた。広い駐車場のコンビニだし、その前の路肩&歩道も広いので待ち合わせには好都合だ。

ここで時間を潰しても仕方ないので、簡単な挨拶の後早速出発する。

  

〔本宿交番前〕交差点を渡って都道18号【鎌倉街道】へ。まぁ早速隊列は寸断されていくが、このあたりでは迷うことは無いので心配はいらない。ずんずん進んでいくと直進で都道158号【多摩ニュータウン通り】となりさらにペースアップ。いつもは途中で野猿街道の方にスイッチするけど、今回はそのまま直進して南大沢とかを通過していく。広い道でペースが速く、ねずみ取りしたらみんな捕まっちゃうよなぁ的スピードで駆け抜けていく。なので、あっという間に都道47号【町田街道】に到達する。

都道47号【町田街道】に曲がる際にも隊列は寸断されたまま。ただ寸断の先頭の位置にU海氏がいたので安心していたが、信号で止まった際に下りて私の方に歩いてきて「まっすぐでいいの?」と聞いてきた。ありゃ。U海氏分かっていなかったか。丁寧に教えようとしたら信号が変わってしまったので、とりあえず「次、相原十字路、左折!」とだけ伝えた。伝え終わるか終わらないかのタイミングで隊列がスタートした。

そのまま直進し「曲がる所大丈夫かなぁ?」と後ろから心配していたが、運良く曲がるポイントの交差点で先行車達が左折していくのが見えた。さすがに前が見えていればU海氏も迷わないだろう。(^^; 〔相原十字路〕交差点を左折し神奈川県道506号へ、さらに〔東原宿〕交差点を右折してようやくR413へと入っていく。

それにしても寒い!まだ日が顔を出してこないこともあるが、このあたりに来たら途端に空気が冷たくなる。それまでも寒かったが、寒さが一段とパワーアップした感じだ。この時点でちょっと選択したウェアを後悔していた。ちょっと甘く見ていたな。けどどうしようもない。悪いことに今回はレインウェアすらも持ってきていない。つまり今以上着込むものを持っていないのだ。早く御天道様顔を見せてくれ〜〜!!と祈るしかできなかった。

  

しばらく淡々とした走りの後、隊列前方がコンビニに入っていくのが見えた。予定していたコンビニよりも手前のようだが、時間的に停まるタイミングだ。AM7:35、セブンイレブン【津久井中野店】に到着する。

ここまでで身体が冷えてしまったので、カップ麺でも食べて暖を取ろうかと思っていたのだが、いざカップ麺を見ると量が多く感じてしまい、結局はいつものおにぎりを。みんなも「寒い〜!」と言いつつ、カップ麺系を食べている人は一人しかいなかった。

25分ほど休憩した後、AM8:00にコンビニをあとにする。

「やっぱ寒いよねぇ」 「こう、ギュイィ〜ンと行って」・・・・とでも話しているのかな?(^^;

  

そのままR413を進むと、〔三ケ木〕交差点から先はR412となる。さらに直進すると、脇の細い道に入る感覚で神奈川県道517号に入る。隊列で走っていなければ見落としてしまいそうなところだ。A^^;

神奈川県道517号は千鳥走行が維持できないくらい細く曲がりくねった道だ。いくらクネクネ道といっても、ここではトバせない。少しするとバスも通っている区間となり道幅も少し広がるが、ここではおとなし目に走って行く。

2005年6月度に訪れた【藤野やまなみ温泉】を横目に見つつ一旦神奈川県道76号に出て北上し、途中から別位置にある神奈川県道517号に入る。この時、対向車のクラウンが強引にバイクの隊列に割って入って曲がってきたが、雰囲気的に地元のクルマっぽかったのでしばらく静観していたら、少しして左に寄せて停めていた。やっぱり地元グルマだったか。後ろから見ていて「雑な運転をするクルマだなぁ」と思っていたので、そうそうに退いてくれて助かった。

少しして神奈川県道35号に出たので左折。すぐに県境を迎え、山梨県道35号となったあたりで隊列が停まった。ここから先、R139に出る手前までフリー走行とするためだ。

フリー、と聞くとすぐにすっ飛んでいくメンバーが。他のメンバーも少し間隔を開けて順次スタートしていく。私はH.I 藤氏以外のメンバーが全て出発した後の19番目に、ゆっくりとスタートする。さて、前の人には追いつくかな?

  

間を開けてスタートしたこともあって、前には誰もいない。クルマも来なけりゃ対向車も来ない。ホントに自分のペースで走っていける。少しして左側にU海氏が停まっていた。後で聞いたら走ってくるメンバーの写真を撮っていたらしいが、もう後ろは来ないかな?と思ってカメラを片付けたら私がやって来たらしい。なので私の写真は撮れなかったそうな。

さて、U海氏が後ろになった、ということは、この後U海氏にぶち抜かれる、ということを意味していた。ま、別に競走しているワケじゃないし、仮に競走しても勝ち目は全く無いのでさっさと先に行ってもらおう。(^^;

少しするとT田氏やY川氏、Tオート組メンバーらが一団となって走っている隊列に追いついた。しばらく後ろから観察させてもらったが私のペースとは明らかに違っていたので、1台ずつ安全な所で抜かさせてもらった。

ふとミラーを見るとU海氏が追いついてきた。いつもならちょっと長めの直線がある所で、こっちが譲らなくてもあっという間にオーバーテイクしていくけど、この日は違った。私の後ろについてきて、観察しているような感じだ。う〜ん、とっとと抜いていって欲しいんだけどなぁ。(^^; しばらくU海氏とのランデブーが続いたが、長めの直線のところで私があからさまに左に寄せると、その横をブォォッ!と抜かしていった。抜かされた後はU海氏はあっという間に点になっていった。

その後M徳氏や I 倉嬢、K谷女史らもパスさせてもらい、前方にM木氏とK宮社長のスクーター組2台が見えた。次はこの2台か、と思った先でバイクがいっぱい停まっている。どうやらそこがフリー走行終了地点のようだ。

先に到着していたメンバー達 ここで一旦停まって クネクネ道お疲れ様 路肩に停めて後ろを見ると、私が抜いてきたメンバーたちが次々に到着してきた。最後尾スタートのH.I 藤氏は、そのまま最後尾での到着だった。

振り返って、今走ってきた山梨県道35号、なかなか楽しめる道だ。ハイペース区間有り、タイトすぎないコーナー多数で、初心者でもクネクネ道の練習にちょうどいいかもしれない。「こんな(楽しい)道あったんですね〜」とはO塚氏の談。

全車が揃った所で早速出発!ここからはまた隊列を組んでの走行だ。

  

すぐの交差点を右折でR139【富士みち】に出て大月橋まで行き、そこからはR20【甲州街道】を西に進んでいく。そういえば、ツーリングでこのルートを通るのは久しぶりのような気がする。甲州(旧・塩山)や交付方面に行く時は圧倒的にR411経由が多い。クネクネ道が多く楽しめるからだが、今通ってきたルート(山梨県道35号経由)もなかなかいいもんだな、と思った。

さてR20【甲州街道】は、今更特に書き立てるほどの道ではない。けど今回は寒かったこともあり、新笹子トンネルに入ってからの暖かさはありがたかった。トンネル出口が近づくにつれ「出たくない〜!」と一人メットの中で思っていた。(^^;

トンネルを出た後の緩やかなコーナーをいくつか抜けた後、〔柏尾〕交差点を右折して山梨県道38〜34号を経由し〔等々力〕交差点からはR411となる。この先丁字路まで行くのか、と思っていたが、ずっと手前の〔上栗原〕交差点で右折レーンに入っていく隊列。どうやら山梨県道303号でグルッと回り込んでいくようだ。

  

中央本線のオーバーパス手前の交差点で隊列が寸断され、T野氏、Y村氏、H.I 藤氏、私の4台となった。その先R140に出る手前でY村氏が「すぐ脇の自販機でタバコを買うから先に行っていて」と言ってきた。「道は知っているの?」と聞くと、以前に来たことがあり分かっている、とのことだった。そのまま先に行くが、R140を左折する交差点〔万力十字路〕で赤信号のためストップ。この時前走車は全て曲がっていって、誰も待っていなかった。信号で待っている間に「道を知っている」というY村氏も追いついてきたので、特に心配はしていなかった。

信号青と共に左折しR140へ。T野氏を先頭に前走車に追いつくべく走って行く。道は空いていて前も見通せる。しかし、行けども行けども前走車に追いつかない。あれ?曲がってからそんなに走るんだっけかなぁ??地図を見ると曲がってから1km くらいのようだけど、既に2km 以上走っているような・・・・?

少ししてから2番手にいたY村氏がT野氏に追いついて停車させた。そしてUターンするようにみんなに指示している。これって、もしかして・・・・・。

そう、行き過ぎているのだ。どこかの曲がるべきポイントを通り過ぎて来てしまっているのだ。けど、誰もどこのポイントにも待っているメンバーがいなかったが・・・・。隊列が寸断された時の最後尾が誰だか分からないが、朝の注意を実践できていないことが残念だ。いや、もしかしたら“朝の注意を聞けなかった人(途中合流の人)”だったのかもしれないな。途中合流した際にも、朝の注意を伝達しておくべきだったな、とちょっと反省。

それよりも「道は分かっている」と言っていたY村氏の言葉を信じていたけど、Y村氏もハッキリとは分かっていなかったんだな。

そんなこんなで他のメンバーから約5分遅れでAM10:00、【正徳寺温泉 初花】に到着した。残念なことに、他のメンバーは、私ら寸断されたメンバーがすぐ到着しないのを不思議に思っていなかったようだ。到着後すぐにO川氏に迷子になりかけた旨を伝えたが「えっ?そうなんですか?」と言っただけで済まされてしまった。もしY村氏もいなかったら、T野氏、H.I 藤氏、私の3台は遙か先まですっ飛んで行ってしまっていたはずだ。

ま、無事に到着できたので、とりあえずはヨシとしておこう。

【正徳寺温泉 初花】に到着

  

中に入ると、食事処がそのまま休憩所となっているらしい。開店早々に着いたので、全員がほぼまとまった形で席取りできた。お店が「予約席」の札を立ててくれたので、荷物を置いたまま安心してお風呂に入りに行ける。食事が出てくるのはAM11:30以降なので、先に注文だけしておく。店員の女の子に「オススメは?」と聞くと「やっぱりウナギです」とのこと。オススメされたからには食べてみなきゃね!(^^;

食事処兼休憩所風景 お風呂は、内風呂のお湯が身体にマッタリとまとわりつくような感じで、結構気持ちがいい。逆に野天風呂の方はあっさりしたお湯に感じだ。湯温が高くないので長い時間入っていられる。

面白いのは、サウナが屋内ではなく外にある点だ。小さい小屋が二棟建っていて、そのうちの一棟がサウナ小屋。数人が入ったら満員の小さな小屋だ。
  
  
風呂から出て一息ついていると、AM11:30キッカリに食事が出てきた。あまりコッテリしすぎず、かと言ってアッサリしすぎでもない、絶妙?なバランスの味だった。(^^;

最近二輪の免許を取ったばかり、という面々
今回女性はお二人 【初花】オススメはやっぱりウナギ!

食後もしばらく席に留まって休憩できたのはありがたかった。席待ちの人もいたが、入館後3時間になるまでは追い出されることもない。非常に良心的な施設だなぁ。(^^;

早くに入ったので出るのも早い。PM1:00には席を立ち館外へ。ここで今回の記念写真を撮る。あいにく日差しなどの関係で建物が入った写真は撮れなかったが、バイクが入っているからまぁいいでしょ?A^^;

【初花】の駐車場にて

写真を撮り終えたら出発だ。PM1:10、【初花】をあとにする。

  

R140から山梨県道204号、同218号などを使ってR411【青梅街道】へ。この先はクネクネ道なので、私はてっきりこの先はフリー走行区間だと思い込んでいた。それにしては隊列が一旦停まらないなぁ、などと思いながら進んでいくと、あっという間に柳沢峠も通過してしまう。「いったいいつフリーになるんだろう?」と思いながら、遅いクルマの後ろを淡々と走って行く。

しばらくして丹波山の【のめこい湯】の駐車場に入っていく隊列。ここで休憩? まさか、もう一回お風呂に入ることはないよね??(^^; PM2:20着。

着いてすぐ、O川氏に「フリー走行じゃなかったっけ?」と聞いてみるが、その予定ではなかった、とのこと。「フリーはこの先の周遊ですよ」。

う〜ん、やっぱり私が勝手に思い込んでいたようだ。A^^; けどフリーだった方が楽しめる道だと思うんだけどなぁ。

【のめこい湯】の駐車場にて。後ろに見える建物はただの売店 【のめこい湯】の駐車場にて

しばしの休憩後、この後の予定の伝達があった。周遊に入ったらフリー走行とし、五日市側の料金所跡の前後で一旦停まって再集合し隊列走行に戻る、とのことだった。五日市側の料金所跡の前後で20台が停まれるスペースがあったかなぁ?という素朴な疑問はあったが、まぁなんとかなるだろう。(^^; PM2:50、【のめこい湯】の駐車場をあとにする。

  

R411【青梅街道】を東進すると、程なくして深山橋が見えてくる。これを右折して一旦R139に入り、すぐまた左折で三頭橋を渡って都道206号【奥多摩周遊道路】に入る。橋上で隊列が停まりかけており、ここからフリーのスタートだ。すると真っ先に飛び出していったのはY村氏。前方でゆっくりとスタートしだした人たちをあっという間に抜いてすっ飛んでいく。続いて珍しく?私が付いていく。A^^; 後ろからはK宮社長がくっついてくる。

少しすると前方にバイクの列が。その前には遅いクルマ3台。せっかくのフリー走行区間なのにこんなのに前を塞がれたんじゃ楽しめない! なので抜かしにかかる。モチロン、前を行くY村氏はヒョイヒョイと抜かしていく。バイクの列の先頭はバッチリツナギ着たSS車だが、一向にクルマを抜いていこうとしない。Y村氏や私が追いつき並走してもなんのアクションも起こさなかった。もしかしたら後ろにいた数台を引き連れての“練習走行”をしていたのかもしれないな。だがあいにく私らはそんなトロトロ走りに付き合うつもりは毛頭無い。ちょっと長めの直線のところで、クルマもろとも一気に抜かしていく。その後は気持ちよ〜く走っていけたのは言うまでもない。(^^;

月夜見第一駐車場前の右コーナーでちょっと右に寄りすぎ、センターライン上にある短いポールに右足のスネをヒットさせてしまった。あのポール、意外と硬いんだな。A^^; ヒットしたのはポール3本分だけど結構痛かった。

月夜見第二駐車場、都民の森駐車場を過ぎる頃には、Y村氏は遙か先に行っていてその姿を確認できない。まもなく五日市側の料金所跡だが、どこにもY村氏が停まってはいなかった。なのでとりあえず先に進んでいく。料金所跡からしばらく行っても一向にY村氏の姿が確認できない。いったいどこまで行ったんだろう?? スピードを落としても後続も全くついてこないので急に不安になり、一旦Uターンしてみる。すると1km ほどでM.I 原氏ら後続が列を成してすれ違っていった。よかった、とりあえずまだ誰も途中で停まっていないようだ。私も再びUターンし、クルマ何台かを挟んで列の後方に付く。

ただ驚いたことに、すれ違った隊列の最後尾にY村氏がちゃっかりといた。おかしいなぁ。私はY村氏を抜いた覚えもなけりゃどこにもY村氏の姿を確認できなかったんだけど・・・・(^^; そしてその隊列も、どこにも停まろうとせずにどんどん前に進んでいく。当初聞いている内容と違うんだけど、いいのかなぁ??

そのままずんずん進み、道も都道33号に変わっている。隊列が一旦停まったのは〔橘橋〕交差点の手前だった。ここで誰だったか忘れたがO川氏に電話してみたようだ。すると後続はず〜っと後ろの茶屋みたいなところで停まって休憩している、という。それなら、私らが何もないこんな所で停まっていても仕方がない。この先右折後にある休憩処まで移動することにしすぐスタートする。

後続がやってきた!K谷女史、I 倉嬢他 後続がやってきた!T野氏、W林氏他 〔和田向〕バス停付近の駐車スペースで後続を待つため停車する。この時点でPM4:00となっていた。

Y村氏に、どうして予定通り周遊料金所跡の前後で止まらなかったのか聞いてみる。すると口あんぐりの答えが。「だって、おしっこしたくなっちゃったんだけど、トイレはここ(今いる所)まで来ないと無いんだもん」。。。。。なんじゃそれ!?

私よりず〜〜っと前にいたはずなのに、いつの間にか後ろにいた理由も聞いてみた。「いや〜、行き過ぎたかな〜と思って、戻ったんだ」。。。。。オイオイ
先頭が勝手にUターンしちゃダメでしょ!!

自分が先頭であったことは認識していたようだが、先頭なら止まって後続を待っていてくれなくちゃ。

後続がやってきた!W林氏、N野氏、N.T中氏 ようやく全車が揃った
かくして私以降の後続は、いるはずのない先頭車(Y村氏)を追いかけて走っていたことになる。前にいるはずの人がどこにも停まっていないので、隊列も停まらずここまで来てしまった、というわけだ。このY村氏の“勝手な判断”のおかげで隊列も大きく寸断され、休憩が二手に分かれてしまった。

Y村氏、お歳もバイク歴もツー歴も周遊歴も“大”の付くベテランなんだけどな〜。(^^;

しばらくして後続がやってきた。私らが休憩しだしてから30分が経っていた。後続車が到着後すぐ出発。ここでノンビリしているわけにもいかない。H.I 藤氏がTオート組メンバーにこの後どこまで本隊と同行するか確認していた。私ら本隊が所沢経由で Kiyomiya まで行くのに対し、途中【青梅街道】に当たったところで分かれていくことにしたようだ。

  

都道33号【檜原街道】をさらに東進し、武蔵五日市駅前で右折して都道7号【五日市街道】へ。片側2車線区間では少しペースが上がるものの、夕方のためクルマも多くそんなには飛ばせない。秋川駅前を経由しR411【滝山街道】へと左折する。この時、信号で既に隊列は寸断状態だった。O塚氏の前で寸断された。

左折後はしばらく道なりにまっすぐだが、前走車が全く見えない状態だとO塚氏も不安だろう、と、途中でO塚氏の前に出る。ルートを知っている私が前に出たことでペースも上がる。どんどん北上し、次に曲がるポイントの〔友田〕交差点に差し掛かった時に、曲がった先で待っていてくれているメンバーを発見した。道は分かっていたけど待っていてくれるのはやっぱりありがたい。次の青信号で右折し都道249号【吉野街道】に入る。

【吉野街道】の終点、【新奥多摩街道】との交差点で、I 村氏が一人右折レーンに入っている。お一人でここでお別れなんだな、と思い手を挙げて挨拶し通り過ぎたが、後で聞いた話ではこの時 I 村氏は道を間違えていたそうだ。ただ私は気が付いていたが、最後尾にいたH.I 藤氏は I 村氏が途中離脱したことに気が付いていなかったそうだ。私が「今 I 村氏が曲がっていったね」と言うと「え?ホント?」と返ってきた。大丈夫なのかなぁ?(笑

その後Tオート組メンバーは都道5号【青梅街道】へと右折していった。本隊はそのまま直進し、都道181号〜同179号へと曲がり所沢方面を目指す。

  

片側一車線の都道179号を東に進んでいくと、前方に黒い雲が見えてきた。今走っているあたりも雲が立ちこめてきて、だんだん涼しくなってきた。R16を越え埼玉県道179号になる頃には、なんかどんよりとした空になり、ひょっとして雨に降られるんじゃ??という不安が出てきていた。

もうこのあたりからは近いのでこのまま Kiyomiya まで行くものと思っていたら、所沢市三ヶ島で急にコンビニに入っていくO川氏。え?ここで休憩するの??天気も怪しいし、このままゴールまで行っちゃった方がいいと思うんだけど・・・・。とりあえずPM5:30、ファミリーマート【所沢三ヶ島五丁目店】に立ち寄る。

ファミリーマート【所沢三ヶ島五丁目店】に到着 今いる真上も暗〜くなってきて、ほんの一粒だったが雨粒も落ちてきた。休んでないで、早く帰着した方がいいように思うんだけど。

・・・・と私が心配しているのを知ってか知らずか、結局このコンビニでも30分も休んでしまった。幸いこの間雨は降ってこなかったが、空は夕方ということも重なって真っ黒くなっていた。

NSR乗りのK谷女史を囲んで

というわけで、コンビニをあとにしたのはPM6:00になっていた。

  

埼玉県道179号をさらに東進していく。片側一車線のフツーの道だが、あまり混むことがない。混むのはむしろ〔大六天〕交差点から先R463となってからだ。〔金山町〕交差点を先頭にした渋滞が隊列を襲う。実は〔金山町〕交差点の一つ手前の信号で右に曲がって西所沢駅前経由を走った方が早く抜けられるのだが、前回このルートを走った時に続いて今回もわざわざ混む〔金山町〕まわりで埼玉県道4号に出た。なんでわざわざ混むと分かっている方に行くんだろう??

なお手前の〔大六天〕交差点のあたりでN.T中氏をはじめとする数名が途中離脱していき、本隊は“軽く”なっていた。

さて埼玉県道4号に出ればあとはいつものように都道4号【所沢街道】と同15号【府中街道】をごく一部ずつ使って【所沢街道】と平行に走っている裏道に入り、【新所沢街道】を経由すればゴールは目の前だ。

  

PM6:50、Motor Cycle Shop Kiyomiya に無事到着。すでにあたりは真っ暗だ。到着と同時にシャッターが開き、社長夫人が飲み物と簡単なつまみでもてなしてくれた。

時間も遅いのでそそくさと帰路についたメンバーもいたが、他の人はPM7:15までお店に留まってバイク談義した後解散となった。

お疲れ様!

私はその後、いつものように行きつけのGSで給油後、PM7:35に家に着いた。

  

今回は夜には雨が降り出すかも、という予報の中だったので、日中は降られることはないだろう、と見越してレインウェアを持参せずツーリングに望んだが、朝はやっぱりまだ寒かった!レインウェアを持っていれば防寒着代わりになったところだ。天気がよくてもレインウェアは必需品かな?A^^;

今回の走行は私のカタナで273.0km、使用したガソリンは16.13L、なので燃費は16.92km/Lだった。
ツーリング燃費としては可もなく不可もなしだが、やっぱりもうちょっと伸びてくれるとありがたい。ま、クネクネ道がいっぱいあった中でのこの燃費なら納得がいくけど。(^^;

(終)