2006年7月度MCTツーリングレポート

2006年07月25日 第1版公開

日時

7月16日(日)

目的地

長野県富士見高原 ※途中観光有り

天候

曇り のち 雨 のち 曇り

  

一週間前から、16日の予報はずーーーっと雨。しかし金曜になってから徐々に好転し、土曜での予報は曇り。1mm 以上の降水確率は20%にまで低下していた。
今度こそ、雨のないツーリングが楽しめるか!?....(^^;

AM3:55、今回は早めに起きられた。集合時間がいつもより30分早いこともあるが、久々に降水確率が低い中でのツーリングができそうなので期待しないわけにはいくまい。

起きてすぐ外の様子をチェックする! 相変わらず曇りのようだが、ふと駐車場のクルマを見ると多量の水滴が。夜のうちに少し降ったようだ。路面は半ドライ。ま、出発する時にはほとんどドライになっていてくれるだろう。

一応PCを起動しYAHOO!アメダスレーダーをチェックする。すると向こう6時間のうち、これから向かおうとする方面の予想雨量が結構ある。3〜5mm 程度、いやもっと降るかもしれない。あれ?予報は「曇り」のままなんだけど......? とりあえず悪い情報は「見なかったことにして(....(^^;)」、朝食をとり外に出る。

外は既に明るいが、時間はまだ早朝だ。近隣への騒音を気にしながら KATANA を目覚めさせ、AM5:20に家をあとにする。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:25に到着する。既に何名かの人が集まっている。今回初参加の人たちも既に来て待っていた。そんな中、メットを脱いだ私の耳にイヤな音が。昨日修理しておいたメットの黒いエッジモールが再び剥がれてしまったのだ。O川氏に事情を話すと黒いビニルテープをエッジ部分に貼り付け、応急処置を施してくれた。目立たないので GOOD!だ。

KATANA 始動!

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 RF900R  
U海氏 YZF-R1  
M.I 原氏 SV400S 今回の幹事 
  M徳氏 FZ1 2004年9月一泊以来の参加
XJR1300から乗換
  O智氏 CB400SF-HVS II  
  K谷氏 SKYWAVE400  
  N野氏 ZRX1200R  
  K賀氏 FREEWAY250 ハーレーは未だに冬眠中?
  F川氏 CB1300SB  
  F田氏 Majesty250  
  M田氏 W650 前回はAddress V125で参加
  M川夫人 tricker 2001年7月以来、実に5年ぶりの参加! ZRX1100はお休み
  O田氏 GSX750SIII 私の mixi 仲間で初参加
  U出氏 CB600 Hornet-S 初参加
  H.I 藤氏 GSX-R1100 Tオートの社員さん・途中合流
  I 倉嬢 ST250 Etype Tオートのお客さん・途中合流
S枝 GSX1100S KATANA

以上の17名だ(*印はMCTクラブ員)。原付二種の方が一人参加予定だったが直前で不参加となり、全車高速OKなバイクとなった。

 

今回のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya →(裏道)→ 都道5号新青梅街道 →〔滝山南〕交差点左折 → 都道248号新小金
    井街道 → 都道14号東八道路R20甲州街道 →(立川市)→(八王子市)→〔大和田橋
    南詰〕交差点右折 → 北大通りR20甲州街道 →(大垂水峠)→(大月市)
    ※大月付近で朝食
    (大月市)→ R20勝沼バイパス →(甲府市)→ R52富士川街道 → 山梨県道613号 →
    甘利山(観光) → 山梨県道613号 → 山梨県道12号 → R20甲州街道 →(富士見町)→
    〔富士見峠〕交差点左折 →(町道)→ 入笠山(周辺観光) →(町道)→ R20甲州街道
    〔下蔦木〕交差点脇のレストラン【国界】(昼食)
    【国界】→ 山梨県道11号 → 長野県道484号 →【八峯苑:鹿の湯】(入浴・休憩・散策)

帰り]【八峯苑:鹿の湯】→ 長野県道484号 → 山梨県道11号 →  R20甲州街道 →〔下今井〕交
    差点左折 → 山梨県道6号 →(甲府市)→〔善光寺〕交差点右折 → 山梨県道109号善光寺
    通り →〔善光寺入口〕交差点左折 → R411 →(塩山市)→(柳沢峠)→(奥多摩)→(青梅
    市)→ 都道5号青梅街道新青梅街道 → Kiyomiya

簡単な朝ミーティングの後、Kiyomiya 社長と見送りに来ていたH詰氏に見送られながらAM5:35に出発する。

  

予定ルートどおり裏道から都道5号【新青梅街道】 → 都道248号【新小金井街道】 → 都道14号【東八道路】へと進んでいき、東八道路上でH.I 藤氏& I 倉嬢と合流。そのままR20【甲州街道】へ。一部日野バイパスと北大通りを使ってR20を進み、不快な凸凹道の大垂水峠を通過する。凸凹がなければそこそこ楽しめるコーナーもある大垂水峠だが、かつてのローリング族のせいで一般車には不快きわまりない道になってしまっている。

相模湖の脇を抜け上野原市街を通過した後、先頭がコンビニに向けてウインカーを出している。あれ?朝食休憩は大月のあたりだ、と聞いていたんだけど。まぁ、お腹も空いてきていたし、ちょうどいいか。AM7:20、セブンイレブン【上野原四方津店】に到着。  

上野原市四方津から見る山並み。雲が低い位置に見える 東京側の空は明るいけど・・・・ 朝ご飯を食べている最中に少し雨粒が。やだなぁ、もう降られるのかなぁ?? だがここではわずかな雨粒だけですぐやんでしまった。とりあえずは大丈夫そうだ。

シャークマスクのO田氏の愛車・GSX750SIII が注目を浴びていた。

O田氏の“シャークマスク”GSX750SIII。O田氏自身の手によるカッティングシート貼りだ。すり抜けなどの際には絶大な威力を発揮するとかしないとか??....(^^;
このシャークマスクのおかげか?初参加のはずのO田氏は既に他のメンバーに馴染んでくれていたようだ。今となってはただでさえ珍しい GSX750SIII(一般に「III 型カタナ」と呼ばれる)にカッティングシートで“シャークマスク”を演出しているので注目度はバツグンだ。
実はO田氏の“シャークマスク”、氏と私も登録している SNSサイト・mixi 上のホンの遊び心でできたものだ。O田氏が mixi 内の日記に CG でシャークマスクを描いた写真をアップしたところ、私ともう一人の方が半分冗談で「結構イケるじゃん!」「実現したら面白いね」みたいな旨の書き込みを行った。するとその気になったO田氏がカッティングシートで実際にやってしまった、というのがシャークマスク誕生の経緯だ。なので私も一枚噛んでいるのだ。....(^^;

暫しの休憩の後、AM7:50にコンビニをあとにする。

  

再びR20【甲州街道】を西に進む。すると大月市に入った途端、雨粒が落ちだしてきた。はじめはまたすぐやむだろう、と思っていた。だがなかなかやまない。まだそんなに濡れてこないのでそのまま走り続ける。前方は少し明るくなっていたので、笹子トンネルを抜けたらひょっとしてやんでいるんじゃ?というほのかな期待があった。

だがその期待は脆くも崩れ去った。トンネルを抜けるとさらにヒドい降りに。路面も完全ウェットだ。たまらず、勝沼の手前で一旦停車しレインウェアを着込む。ふとトリップメーターを見たら、私の家からの積算距離でジャスト 100 km だった。あぁ、今回もやっぱり雨に降られてしまったな。....(__;) 全員がレインウェアを着込んだ後、気を取り直して再スタートする。

O田氏はカメラを向けるとほとんどこのポーズ。「ガンカタ」らしい R20は甲州市、甲府市で少し混んでいた。それらを抜け甲斐市に入ったところで、タンク容量の少ないトリッカーのM川夫人のためにGSに立ち寄ると、まだ 120 km 程度しか走っていないのに他のバイク達も給油し始めた。ここではまだ給油の必要はなかったが、全車が給油するとなると話は別だ。この後の次の給油タイミングが遅くなるかもしれない。なので一緒に給油してしまうことにする。 「あぁ、濡れちゃった」「でも小さいトリッカーで来たから楽ヨ」

給油後再びR20を走るが、少しして山梨県道20号へと曲がる。あれ?予定ルートと違うような........? でも、ま、いいか。行く方向は間違っていないし。M.I 原氏のことだ。一番効率のいいルートに変えたんだろう。暫くして右折し山梨県道12号へ。あ、なるほど。こっちからの方が甘利山に入りやすいんだな、と勝手に理解した。

........しかしどこまで走っても左折していかない。甘利山に入るには山梨県道613号に入る必要があると思っているのだが........? 隊列はそのままずーーーーーっと直進していく。雨はだんだん小やみになってきた。

暫くしてR20に出た。出てすぐ脇にあるコンビニに入っていく。ここで一旦休憩のようだ。AM10:15、セブンイレブン【韮崎穴山橋店】に到着。

ようやくたどり着いたのは甘利山ではなく・・・・ 「あれ?甘利山は??」と幹事のM.I 原氏に聞いてみると、悪天候だし、物凄くガスっていて行っても何も見えない、つまり観光に値しないことが分かっているので飛ばした、とのこと。確かにこのコンビニから甘利山方向を見ただけでも、そのガスっている様子はよく分かる。そこに至る道はかなりのクネクネ峠道なので、そんな状況の中あえて危ない道を走ることもあるまい。

そうするとこの後は........? 予想通り、次の観光予定地である入笠山も中止する、という。ま、こんな天候じゃ仕方ないな。

で、今回はこのまま目的地の富士見高原にある【八峯苑:鹿の湯】に向かうことになった。暫しの休憩の後、AM10:40にコンビニをあとにする。

モクモク3人組
とりあえずレインウェアを脱いでサッパリ どうなるのかな、このあと?

  

R20【甲州街道】を長野に向かって走る。少しするとペースがガクンと落ちた。制限速度ギリギリだ。いくらなんでも遅いよなぁ、とその先を見ると、2台の乗用車の前にとーーーっても遅いトラックがのったりくったり走っているではないか。トラックの前はガラガラなのに一向にペースを上げてくれる気配がない。不思議だったのは、その後ろに付いている乗用車2台だ。普通、そんなにノロノロ前を走られたら、気が短い人ならさっさと抜いていくところだろうに、反対車線に対向車が皆無なのに抜いていこうとしない。その様子を隊列の後ろの方から見ていた私は、その先で何かある(ex.ケーサツのおとり車両で、抜いていったクルマを捕まえる、等)のかと思っていた。実際のところ、M.I 原氏によると、山梨・長野の県境付近で長野県警はよくそういった囮の遅いクルマを走らせて、黄色いセンターラインを無視して抜かしていったクルマを捕まえているそうなのだ。なので今回ももしかしたら、の思いがあった。よってひたすら我慢、ガマン........。

一旦長野県に入ったところにある〔下蔦木〕交差点。この右側に本来昼食処に予定していたレストラン【国界】がある。しかしまだ開店まで時間があるので今回はパス。交差点を右折して長野〜山梨県道11号へ........って、さっきから前を塞いでいる遅〜いトラックも右折して行くではないか! まだ前を塞がれたまま我慢して走らなくてはならないのか!!........と、右コーナーの左側に広いスペースがあり、そこにトラックは入って後続車を前に行かせてくれている。なんだ、自分が邪魔だったってこと、分かっていたんだ〜。抜かせてくれたトラックに手を挙げ合図しながら今一度トラックを見遣ると、なにやらナンバープレートがもう一枚付いている。なになに........

「仮免許 練習中」

なんだーー、いわゆる路上教習車だったのか! どおりで制限速度以上で走れないはずだ。また後続車も抜いていかないはずだ。この時点でようやく理解・納得できた。教習車なら仕方ないよな。....(^^;

 

【八峯苑:鹿の湯】に到着。ガスっている 中央道・小淵沢 ICを越えるとだんだんガスって来た。こんな天候で高地になっていくんだから仕方ない。だが前が見えないほどではない。メットシールドに付く水滴を指サックワイパーで払いながら進み、山梨〜長野県道となる485号に入ると【八峯苑:鹿の湯】はもうすぐだ。

AM11:30、予定よりかなり早く【八峯苑:鹿の湯】に到着。今日はもうここで昼食&休憩を兼ねてしまうので、時間的にはゆっくりできる。ま、こういった天候不良による予定変更もツーリングのウチだ。それはそれで楽しまにゃ損!と思おう。(^^;

とりあえず今は雨が降っていない。こんな天候だ。帰りの時にも雨が降っていない保障はどこにもない。なのですぐに建物内に向かおうとしているメンバーを引き留め、この時点で集合写真を撮っておく。

【八峯苑:鹿の湯】の建物をバックに。写真、というとヒトの頭に指で角立てたりといったイタズラをするヒトが必ず一人はいるなぁ....(^^;

写真を撮り終え、イザ建物の中へ。

お昼前ということもあってか、休憩所はわりと混んでいた。最初は17名全員が一箇所に集まれなかったが、他の人達が退席するタイミングに席を移動し、最終的には3つのテーブルを占めて一箇所に集まれた。少しまったりと休憩所で休んだ後、お風呂へ。先に入ってきたU海氏から「露天風呂は工事中で入れないよ」と少々残念な報告が。ま、私は別に露天があろうが無かろうがあまり拘らないのでいいけど。(^^;

しばしお風呂を楽しんで脱衣所に出てきたら、続いて出てきたO田氏がなにやらグッタリしている。湯あたりでもしたかな?「大丈夫です」というので先に休憩所に戻ったけど、O田氏が休憩所に戻ってきたのはかなり経ってからだった。無事回復できてよかったね、O田氏。

休憩中、ふと外を見るとすごい雨降り! これが一時だけのことを祈りつつ昼食をとる。何も雨の中走り出すこともない、と、暫し雨の様子を見ることになった。おかげで出発時間も大幅に遅くなり、帰路に予定していた柳沢峠〜奥多摩ルートもキャンセルに。幸い原付二種がいないので、中央道に乗って八王子までピュ〜ッと行ってしまうことになった。

なかなかやまない雨にヤキモキしていたが、PM2:00をまわったあたりから小雨になりだした。もうちょっと待てばやむかもしれないな、の期待を胸にもうちょっとだけ様子を見る。

あとどのくらいでやむかな、とまったりしていると、急に雨がやんだ気配が。もう時間もかなり経っているので、急いで出発準備だ。

今降っていないのでレインウェアを着ようか脱いだまま行こうか悩むが、路面がまだ濡れているし天候も予断を許さないだろう、との判断から、私は着ていくことにする。O川氏やU海氏、M.I 原氏など一部

路面は濡れているけど、雨は降っていない 「レインウェア着ようか、どうしようか〜」と悩むメンバー達
の人は着ないでそのまま行く、という。もともとレインウェアを持ってきていないH.I 藤氏は別として、結構チャレンジャーだな、みんな。(^^; こうしてPM2:25、【八峯苑:鹿の湯】をあとにする。

  

来た道を戻るが、先頭は予定ルートとは少し変えたようだ。R20には出ずに山梨県道17号に入ったようだ。R20にほぼ並行している県道だ。ま、フツーにR20走ってもつまらないし、滅多に走らない道を楽しむとしよう。

走って行くとだんだん路面も乾いてきて、もう雨は降りそうもない。そうなってくると着込んだレインウェアが暑くなってくる。地元のバイク達はどれ一台とレインウェアを着ていない。もう脱いでもいいんじゃないかな〜、と思うが、先頭のM.I 原氏は停まる気配すら見せずにどんどん走って行く。時間が押しているのである程度は仕方ないけど、やっぱり暑い! 脱ぎたいよ〜、と心の中で念じていたら、韮崎市のはずれまで走ったところでようやく隊列が停車した。助かった。(^^;

レインウェアを脱ぐとス〜〜ッとする。あぁ〜〜、気持ちいい!! それまでの蒸されたウェア内の空気が一気に放出されるようだ。全員が脱いだところで再びスタート。塩川大橋のあたりからR20【甲州街道】に復帰した。

 

本日2度目の給油タイム U海氏はちゃっかりスタンドで水洗い。まだ降るかもしれないよ・・・? 少しして本日2回目の給油タイム。先頭がGSへすべり込んでいく。1回目の給油からそんなに走っていないのであえては給油する必要はなかったが、全車が給油しているので一応私も入れておく。給油量5.26L。全20Lのうちのたった4分の1の量だ。

ふと脇を見ると、いつの間にかU海氏がちゃっかりスタンドの洗車場でバイクを洗っていた。(^^;

給油を終え再スタート。R20に戻る。復帰したはいいが、R20は渋滞の嵐だ。甲斐市内から渋滞は始まり、甲府市内もずーーーっと渋滞。千鳥隊列を組んでても仕方がないので、それぞれですり抜け開始。人によってすり抜けが得意な人・苦手な人がいるので、あっという間にメンバー間で差がついてしまう。渋滞時は仕方ないな。

暫く渋滞の中を左の路側帯と車線間とですり抜けしていると、不意に左手にあるコンビニからM.I 原氏が手を振っている。なに〜〜!! こんなとこで休憩なのか! 今車線間すり抜け中だぞ。フルブレーキしてそこから渋滞車の前を横切ってコンビニに入るのが可能か??を瞬時に判断しなくてはならなかった。左後ろのクルマの動きがほんの少し遅めなのを一瞬で判断し、そのクルマの前をスパッと横切ることに成功。なんとか無事にコンビニに入ることができた。でももうこんな入り方はゴメンだ。(^^;

「すり抜け疲れたネ」 とにかくなんとかPM4:15、セブンイレブン【甲府石和店】に到着した。渋滞時の熱にやられたからか、ウェアを脱いでクールダウンしている人が多い。汗っかきの私も言わずもがな、だ。A^^;

道を見ると相変わらず渋滞の列、列、列........。休憩中だけど道路を見ると走る気が失せるのでなるべく見ないようにしている。

さて、ここからどう走る? M.I 原氏から、ここからフリーにして勝沼 ICから中央道に乗り、八王子 ICで再集合、とお達しがあった。そんな中H.I 藤氏と
 I 倉嬢の二人は八王子で下りずに国立府中 ICまで行く、という。ならばバイクを降りた休憩の状態ではここがお別れの場だ。実際のお別れはまだ先だけど、一応ここで「お疲れ様!」を言っておく。

車体はスリムだけどハンドル幅が広いトリッカー。すり抜け大丈夫だった?
R20はず〜〜っと渋滞中 中央道の八王子出口までフリー走行、とアナウンスするM.I 原氏。国立府中 ICまで行くというH.I 藤氏と I 倉嬢とはとりあえずここでお別れを言っておく

20分ほど休憩し、PM4:35にコンビニをあとにする。待ち受けているのは再び渋滞の列、列、列........。その中に「えいやっ!」と飛び込む感じだ。

  

しばらくすり抜けを続けたあと、R137への分岐を越えたあたりから渋滞は解消し快適に走れるようになった。スムーズに走れさえすれば勝沼 ICまではそんなに時間はかからない。通行券を受け取ったあと左に寄せて一旦停まるが、メンバーが次々にスタートしていくので私もスタート。中央道本線に合流する。

少し走ったところで電光掲示板をチェック。なになに........談合坂SAあたりから 17 km 程度の渋滞か........。ま、時間を考えたら仕方ないな。3連休の中日だからこの程度で済んでいるのかもしれないし。

気を取り直してスロットルオープン! 前を行く仲間を何台かパスさせてもらった後、渋滞の最後尾が。ここから小仏トンネルを抜けるまで延々すり抜けしなくちゃならないのか。考えただけでもイヤになるが、かといって行かなきゃ帰れない。急な車線変更をするクルマに十分な注意を払いつつライトをハイビームにしてすり抜けていく。前を行くすり抜けバイクに追いついたらロービームに切替え、そのバイクの後ろに付いていく。すり抜けている時は、前の人に付いていくのが気が楽だ。

結局渋滞が完全に解消されたのは小仏トンネルを出てからだった。そこからスロットルをワイドオープンしてもよかったのだが、ふと後ろにH.I 藤氏と I 倉嬢がいるのを思いだし、スロットルを閉じる。走りながらサイナラできるとイイナ、と思ってのことだが、制限速度の 80 km/h ギリギリでチンタラ走っているのに2台が追いついてこない。ミラーの中ではるか後ろに2台のライトだけは見えるんだけど、ちっとも差が縮まらない。八王子 ICまであと2km になってもそのままだったので、八王子 IC出口ランプに入ったところで脇に寄って超減速。八王子 ICで下りずに本線上を走って行く2台となんとか手で合図し合えた。

H.I 藤氏& I 倉嬢の2台と挨拶を交わせたので出口ランプへ。通行料を支払い先に到着しているメンバーのもとに行くと、まだ到着していない人が。暫し待った後、M田氏とM川夫人が到着。これで途中離脱の人以外全員が揃った。

ここから直接ゴールのお店まで行ってもよかったが、喉が渇いた、という人も多かったので、八王子

まだ来ないメンバーを待つ 最後にM田氏とM川夫人が到着
ICで下りた時の“定番”コンビニで小休止することに。そうと決まったら行動は迅速に。(^^; なおここで相模原・橋本方面に住むU出氏がお別れとなる。

八王子 ICからR16【東京環状】に出、〔左入橋〕を右折しR16【八王子バイパス】へ。本隊はその後すぐ側道の都道169号へと進路をとるが、ここでお別れのU出氏はそのままR16【八王子バイパス】へと進んでいった。私のすぐ後ろにいたので、手を挙げて挨拶を交わせた。

休憩時はアイス等で糖分補給する人が多かった 明るいけどもうPM6:30を回っている U出氏と別れた直後にあるコンビニ・ローソン【八王子宇津木町店】にPM6:25に到着。ここでこの時間だと、ゴールするのは何時になるのかな?との思いがよぎるが、それは横に置いておくとしよう。(^^;

ここで水分補給(人によっては糖分補給)し、PM6:50、最後のスタートを切る。

  

【久保山中央通り】、都道59号、都道29号【新奥多摩街道】を経由してR20【甲州街道】に復帰。少々混んではいたものの無事府中市内へ。さらに都道14号【東八道路】〜【池の上通り】を経由して都道248号【新小金井街道】まで戻ってきた。あとは朝と逆に走り、〔滝山南〕交差点右折で都道5号【新青梅街道】へ。〔多摩六都科学館入口〕交差点を左折し裏道を行けば、ほらもうゴ〜ル!(^^;

帰り着いたらもうこんなに暗くなってしまった

PM7:50、本隊は Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。帰着が遅くなってしまったが、ま、こういう時もあるさ。帰着と共に電動シャッターが開き、中から Kiyomiya 社長が出てきて参加メンバーをもてなしてくれた。

脇ではM.I 原氏とF川氏が空を気にしている。また降ってきそうな雰囲気を感じていたんだろうか?

雨、大丈夫かなぁ??

暫しのバイク談義の後、もう時間も遅いのでPM8:10に解散となった。一人が先に帰ると続々とお店をあとにしだす。私も今回は最後までおらず、家路を急いだ。GSにて給油後、PM8:25に帰宅した。帰宅したとほぼ同時に雨粒が落ちてきた。先ほどのM.I 原氏&F川氏の心配は的中してしまった。その後家に入ってからは、またしっかり降っていたし。

  

今回は降水確率が低い中で期待されたが、ものの見事に雨に降られてしまった。今年度のツーリングは雨に降られていない回が皆無だ。まさか、今年はこのまま全回雨に降られるんじゃないだろうな??と心配になってきた。A^^;

今回の走行は私のカタナで336.1km、使用したガソリンは18.76L、なので燃費は17.91km/Lだった。
前回に比べればまぁまぁの好燃費だが、もし渋滞すり抜けが全く無かったらさらにいい燃費だったことだろう。

(終)