2006年6月度MCTツーリングレポート

2006年07月04日 第1版公開

日時

6月18日(日)

目的地

千葉県香取市(旧佐原市)【小堀屋】 ※創業218年 昆布入りの名物「黒切そば」

天候

曇り のち 雨

  

ここのところ、週末の予報が良かったためしがない。今回も例外でなく、しっかり傘マークが付きっぱなしだった。だが前日の土曜が、やはり雨の予報から実際は晴れて暑くなったので、ほのかな期待があったことは確かだ。

AM4:05、5分ごとに5回分セットしてある携帯アラームの2回目が鳴って目が覚めた。最近、必ず5回のうちの2回目のアラームで目が覚めるようだ。1回目の音が鳴った記憶がない。....(^^;

すぐさま外の様子をチェック! 曇ってはいるが、とりあえずまだ雨は降っていないようだ。連絡も特に来ないので、たぶん決行だろう。今回は朝食を食べる時間を惜しんで、ひたすらYAHOO!アメダスレーダーを見て天候の状況把握に努めていた。それによると、東京はAM9:00頃から雨が強く降りそうだけど、目的方面の千葉県はお昼近くまで雨雲がかからないみたいだ。これは少しだけ期待できるかな?

ほのかな期待に胸をふくらませ、KATANA を目覚めさせた後、AM5:50に家をあとにする。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:55に到着する。ふと脇を見ると、見たことのない SV400S がいる。誰のかな?と見ていると、なんとM.I 原氏のニューバイクだという。同じ車種の最新型に乗り換えていたのだ。今までの赤一色も良かったけど、この色もなかなかシブいなぁ。....(^^;

なんでも2日前に納車だったらしい。このツーリングが事実上の慣らし走行となるようだ。

Kiyomiya 前に集合 M.I 原氏のバイクが替わっていた

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 RF900R 今回の幹事 
U海氏 YZF-R1  
M.I 原氏 SV400S 車種は同じだけど新車! 
  A川氏 FORZA 元クラブ員
  K谷女史 GN125 次回はNSR250R SEで参加?
  K賀氏 FREEWAY250 ハーレーはお休み中
  H.I 藤氏 GSX-R1100 Tオートの社員さん
  I 倉嬢 ST250 Etype Tオートのお客さん
  F川氏 CB1300SB M.I 原氏の同僚で初参加
  F田氏 Majesty250 初参加
  M田氏 Address V125 初参加
  M輪氏 SKYWAVE250 初参加
S枝 GSX1100S KATANA

以上の13名だ(*印はMCTクラブ員)。直前まで Kiyomiya 社長も参加予定だったが、雨降り予想のため参加を断念していた。

 

今回のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya → 都道4号所沢街道〜青梅街道 →(新宿区)→ 都道302号靖国通りR14 
    
京葉道路 →(墨田区)→(江戸川区)→ 篠崎出入口 IC → 市川 IC → 千葉県道6号 → 千
    葉県道283号 → 千葉県道180号 → R14千葉街道 →(船橋市)
  
 ※ここから先は、排気量によってルートを変える予定としている。

  ◎125cc以下(原付二種)
    (船橋市)→ R296成田街道 →(八千代市)→(佐倉市)→ R51成田街道 →(成田市)→
    →(佐原市)→ 千葉県道55号 →【小堀屋
  
  ◎126cc以上(軽二輪以上)
    (船橋市)→ R296成田街道 → 千葉県道69号 →(四街道市)→ 千葉県道66号 → R51
    
成田街道R409 → 東関東道・富里 IC → 東関東道利用 → 大栄 IC → R51佐原街
     → 千葉県道55号 →【小堀屋

帰り]【小堀屋】→ R356利根水郷ライン →(印西市)→ 千葉県道4号 → R464 → 千葉県道
    8号 → 千葉県道281号 → R6R298東京外郭環状道路(外環道の下道) →(大泉)→
    (裏道)→ Kiyomiya

とりあえず今現在で雨が降っていないので当然決行だ。簡単な朝ミーティングの後、AM6:10、Kiyomiya 社長に見送られながら出発する。

  

M.I 原氏撮影・氏以降の隊列 今日は久しぶりに都内抜けのルートだ。いつもはクルマでごった返しているルートをスムーズに抜けられるのは気分がいい。あっという間にR14【京葉道路】だ。途中、少しポツポツと来たところもあったがすぐにやんでしまい、路面はドライのまま進んでいける。

江戸川区に入り、上には首都高7号小松川線が掛かっている。この下にあるコンビニで朝食休憩予定だけど、2件ものコンビニを素通りしていく。もう目の前は篠崎出入口 ICだ。そのまま向こう(市川)に渡っちゃうのかな?と思ったまさにその

時、その ICすぐ手前にあるコンビニにすべり込んでいく先頭のO川氏。AM7:10、ローソン【篠崎町二丁目店】に到着する。このあたりでは少し路面が濡れていた。
 
朝食を食べている最中から少し雨が落ちだしてきた。最初は気にするほどでもなかったのだが、だんだんと雨粒が大きくなってきている。
ありゃま!ここから降られるのかなぁ?

仕方ない、ここからレインウェアを着ていくことにしよう。
........、蒸し暑いなぁ!!....A^^;

O川氏から、この先のルートで二手に分かれる旨通達が。すると本来は原付二種の人だけオール下道のルートだったのだが、希望を聞いた結果、高速組はO川

天気があまり優れないなぁ
氏以外の大型車4台だけで、その他の人はみな下道を希望している。「3台くらいで走れると思っていたんだけど」とは、下道組担当のO川氏。

なお高速組は、私が先頭を引くことになった。AM7:45、コンビニをあとにする。

  

コンビニを出てすぐに篠崎出入口 ICからR14【京葉道路】で江戸川大橋を渡り、すぐにある市川 ICで下りる。前にも書いたが、ここの区間だけなら無料で通れるのだ。無事に千葉県に突入。雨はほどなくしてやんでしまったが、路面はまだ少し濡れていた。

千葉県道をいくつか通ってR14【千葉街道】に出る。船橋市に入り、京成電鉄海神駅そばから市道に入って、R296にストンッ!と出られるルートを進む。信号のタイミングで隊列が寸断されるが、大学時にこっちに通っていた私はまったく不安なく進んでいく。

それよりも今はとにかくレインウェアを脱ぎたくなってきた。もう完全にやんでいて路面もドライ。街ゆく人たちも「雨なんか降ったの?」状態だ。私らを追い抜いていったバイクも普段着のままだ。

ほどなくしてR296に出る。R296そのものはすぐ先でまた左に曲がるのだが、信号で寸断され先行していた下道組がR296が左折するポイントで待っていてくれた。互いにホーンを鳴らしながら、一旦ここで隊列を分かれる。

高速組は私の他はこのお三方 私ら高速組はそのまま直進して千葉県道69号を走って行く。学生時代に過ごした懐かしい景色を眺めながら走り抜けていくが、もうどーーーしても暑さに耐えきれなくなり、右手にあったコンビニの駐車場にすべり込む。ここでレインウェアを脱いでしまおう。

ここではレインウェアを脱ぐだけで停まったので、すぐに出発する。

既に路面はドライ。とっても蒸し暑い

千葉県道69号から同66号へ。ほとんどノンストップでR51【佐倉街道】に出る。この頃になると少し日差しが出てきて明るくなってきた。おや?今日はいい方向に天気が向かうのかな?と期待させるくらいの感じだった。このR51もノンストップで走り続けられる。ズンズンどんどん調子よく走って行き、うっかり次の右折ポイントを越えそうにはなったが(....A^^;)周りのクルマ達にちょっとだけ迷惑をかけながらなんとか右折し、R409に入る。

U海氏がスタートしていく F川氏がスタート ほどなくして東関道・富里 ICが右手に見えてくる。高速組はここから上に乗る。通行券を取った後一旦停まり、大栄PAまでフリー走行とした。

フリー、と聞くとすぐさま飛び出していくのは例によってU海氏。それに続いてF川氏、H.I 藤氏が発進していく。一応3人を撮ったつもりだったのだが、H.I 藤氏だけバッファメモリの記憶タイミングの関係で正常に記録できておらず、写真はお二方だけとなってしまった。

一番最後に私が出発。もう3人は相当先に行っていることだろう。よ〜し、飛ばしていこう!

本線に入ると多少クルマが多めだけど、まぁなんとかなるだろう。一番右車線でスロットルをワイドオープン。すると前を行くクルマ達がことごとくどいてくれる。別に煽ったりパッシングしたりしていないんだけどなぁ。....(^^;

成田JCTを越えるとクルマの数もグッと減る。さらにスピードアップ。180 km/h までしかないメーターを振り切って進んでいくと前方にバイクの影が。大きいテールボックスがある CB。F川氏だ。大栄PAまであと 3 km くらい、というところで追いついた。そのまま2台連なってPAの中へ。

PAの一番奥のところにU海氏がいた。あれ?H.I 藤氏は?「まだ見てないよ」とU海氏。私もF川氏に追いつくまでバイクを一台も抜いた記憶がない。あれぇ?どこ行っちゃったんだろ、H.I 藤氏?

暫くしてPA入口から入ってくるH.I 藤氏の姿が。おっかしいなぁ、私は一台もバイク抜いてないんだけれど........?

「あれ〜?(私に向かって)なんでいるの?抜かれた記憶ないんだけど」とH.I 藤氏。お互いに抜いた・抜かれた記憶がないのに順番が逆になっていた。なんで??

聞くと、H.I 藤氏は一番左の車線をチンタラ走っていたそうだ。たぶんその時に、私が一番右車線から抜かしていったに違いない。お互いにクルマの影になって気が付かなかったのだろう。でもまさか、H.I 藤氏がチンタラ走っていたとは思いもしなかった。とりあえず、東関道・大栄PAにAM9:25着。

まだ時間が早い。実は先の朝食処を出発する時、AM10:00頃にお互い休憩をとって連絡を取り合おう、としていた。だがまだ10時までには35分もある。ここでノンビリしてもいいんだけど、もしかしたら下道組とどこかで合流できるかもしれない。なのでO川氏の携帯を鳴らしてみる。走っている最中だろうけど、留守電にメッセージを入れておけばいいだろう、と思うけど、あいにくO川氏の携帯は呼び出し音が鳴り続けていて留守電にならない。仕方がないのでそのまま切ると、2〜3分してO川氏から電話が入った。

それによると、下道組はR51を走行中で成田 ICの西のあたりにいるそうだ。まだ

大栄PAで一休み
休憩はしておらず、この先にあるコンビニで休むつもりらしい。それなら、私ら高速組が大栄 ICで出てR51を逆走すれば、うまいことコンビニで合流できそうだ。電話を切り、一休み後すぐ出発。AM9:45に大栄PAを出発。

  

PAをでてから大栄 ICまではそんなにかからない。R51【佐原街道】を成田方面に戻る形で走っていく。途中、とっても遅いクルマに前を阻まれてペースが上がらない。後ろから観察していると、その遅いクルマはなんとなくフラフラしながら走っているように見えた。そう、なんとなく居眠り運転しているような挙動だ。へんに巻き込まれてもイヤなので少し距離をとって走る。ようやく現れた赤信号でそのクルマをすり抜けでかわした。

コンビニで無事合流 M田氏が「撮りますよ!」と私のデジカメで撮ってくれた 大栄 ICから 10 km ほど戻った右手のコンビニに下道組はいた。下道組は10〜15分くらい前に着いていたそうだ。AM10:10、下道組と合流。

M田氏が「撮ってあげますよ」と言ってくれ、他の人の写真を撮ってばかりで自分が写っていない私を撮ってくれた。集合写真以外で私が写っているのは珍しい。....(^^;

下道組の方の詳しい道中は分からないけれど、意外と道が混んでいて速く走れなかったらしい。なので遠回りした私らの方が先にR51の佐倉市周辺を通過していたようだ。

少しまったり過ごした後、AM10:30にコンビニをあとにする。

  

私ら高速組にとってはまた同じ道を引き返す形になるが、方向が違うと見える景色も違う。あまり同じ道だという風に思わずに走って行けた。旧佐原市である香取市に入り、立体からR356へ。地図では2本あるR356の手前の方で下りて右折すれば目的地は目の前なはず........だが、右折後すぐに千葉県道55号になるはずが、いくら走ってもR356のままだ。これは違うな、と分かったが、先頭のO川氏はそのまま直進していってしまう。なので赤信号で停まった時に私が先頭まで行き、道を間違えていることをO川氏に伝えた。当のO川氏は「何か違うな」とは思っていたそうだが、現在位置が把握できておらず、どうしたものか、という感じだったようだ。

赤信号で停まった交差点をとりあえず右折し一旦停まる。地図で見ると幸いまだそんなに離れていないみたいだ。戻らずにそのまま先に進み、次の交差点を右折すれば目的地に到達できそうだ。で、すぐさま発進。

次の交差点右折の時に、信号の関係で最後尾のM輪氏とH.I 藤氏が取り残された。でもこの先すぐに目的地なのでそのまま進んでいく。ほどなくして右手に目的地のおそば屋さん【小堀屋】が現れた。道路脇に一旦停まるが、駐車場の場所が分からない。聞くとお店の裏手にあるらしい。右折でお店の裏手に向かうが、ハタと誰も道路に残っていないことに気が付く。このままだとM輪氏とH.I 藤氏の二人が気付かずに通り過ぎちゃうな、と思ったまさにその時、二人がドドドーーーっと通過して行ってしまった。

「M輪氏らが通り過ぎて行っちゃったよ」とすぐさまO川氏に連絡。二人の携帯を知っているのはO川氏だけなので、彼に電話してもらうしかない。数分後、無事戻ってきたM輪氏とH.I 藤氏。

お二方が“行方不明”になっている間に、ここでもM田氏が「撮りますよ」と撮影してくれる。駐車場が狭く、バイク13台が停まったらクルマが停まるスペースがもう2台くらいしかない。ここに停まれないと、あとは表の道路沿いにある有料パーキングに停める必要がある。

【小堀屋】駐車場にて。この時はまだ雨は降っていなかった

裏手の駐車場にバイクを止め、さてここで全員の写真を、と用意するが、店の中が狭くてすぐ埋まってしまうからすぐ店内に入って!というO川氏に促され、仕方なく撮影を諦め店内へ。お店は狭い本店と広い新館があるが、お客さんが詰めかけるのは狭い本店の方のようだ。それにしても店内はホント狭い。昔からの店構えなのでそれは仕方のないことなのだろう。でもそれなりにお店には“味”があるように感じた。

【小堀屋】本店(人が3人いるところ) 名物【黒切そば】¥820也 さてメニューだ。いろいろあるお品書きの中、ツーリングマップルに「創業218年 昆布入りの〔黒切そば〕がうまい」と紹介されていて、それを見てこの店に来た以上、これを食べないわけにはいくまい。

注文後待つこと約10分。出てきたのは真っ黒な面の盛りそばだ。写真だとフラッシュで光っているけど、実際は真っ黒、といった感じだ。

味の方は........え?昆布入っているの??....(^^; おいしいことはおいしいけど、大きな声で「うまい!」と叫ぶほどではないな。量も少ないので、早い時間にお腹が空いてしまいそうだ。

何度も書くけど店内は狭い。外では行列を作って待っている人がいる。なので食べ終わっても席でゆっくり、というわけにいかない。食べ終わった人からそそくさとお店をあとにする。私とK谷女史、M輪氏の3名がメンバーの中では最後の注文だったので、お店を出たのもメンバーで最後だ。

で、お店を出た途端信じられない光景が! ごくフツーーに雨が降っているではないか!! やられた! やっぱりお店に入る前に集合写真を撮っておけばよかった、と後悔しても後の祭り。雨の中じゃ、三脚立ててノンビリ写真を、というわけにいかない。

急いでレインウェアを着込み、PM0:00、写真もそこそこに【小堀屋】をあとにする。

  

フツーーに降っている雨の中、R356を西に向かって走る。そういえばかつて銚子に来たツーリング企画の時も、雨の中R356を走った記憶がある。MCTは、千葉とはあまり相性がよくないのかなぁ??....(^^;

雨の中をひたすらひたすら、信号も少ないのでとにかく走り続ける。景色なんてみんな同じように見えて、今どこを走っているのかサッパリ分からない状態だ。一部で道間違いをしたがなんとかもとに戻り、千葉県道4号で右手にあったコンビニで一旦停まる。PM1:05、ミニストップ【印西鹿黒店】に到着。

コンビニの中でも、店内で飲み食いができるミニストップは悪天候時のバイク乗りの強い味方だ。ちゃんとテーブル&椅子もある。

時季外れの寒さに震えて温かい飲み物を買う人が多い中、O川氏などは冷たいアイス系を食べていた。余計に冷えちゃうと思うのだが........?

ところでこの雨のせいで、革グローブの色が落ちて手が黒くなり始めていた。やっぱり雨の時は革、それも黒いものは避けた方がいいな。

ミニストップは店内で飲み食いできるので、悪天候の時にはとても助かる

15分ほど休憩し、PM1:20にコンビニをあとにする。

  

千葉県道4号をさらに南下し、R464に出てすぐにあるGSにすべり込んだ。ここで給油タイムだ。PM1:30。

シールドをハンドワイパーで拭くK賀氏 M田氏 F田氏 K谷女史(右端)「レシートの紙が出てこないワ」
雨でも元気!I 倉嬢 H.I 藤氏&M輪氏 F川氏 ここはセルフのGSだ。セルフに慣れている私はすぐ済んだが、中にはセルフで給油したことのない人もいたようだ。難儀している人もいたけど、これで今回参加メンバーはみなセルフ給油OKになったハズだよね??....(^^;

レシートの紙が出ない等一部でトラブルがあったものの、PM1:45にはGSをあとにできた。

  

ハイスピードで走れるR464を突き進むと、あっという間に丁字路に。これを右折して一旦千葉県道8号に入りすぐに左折、の道程だ。だがそこに邪魔が入った。後ろからサイレンの音。救急車だ。片側一車線の道なのでできるだけ左に寄せて停まらなくては・・・・と、すぐ停まればいいものの、何を思ったのか先頭のO川氏が左折ポイントを通り越して停まってしまった。救急車をやり過ごしたあと、すぐに私が先頭に急行。O川氏も通り過ぎてしまったことは認識できていたようだったが、なんとな〜く通り過ぎたところで停まってしまった、とのこと。反対車線がメチャ混みの中Uターンさせてもらい、本来曲がるはずの道に入っていった。

この道はかつて銚子ツーリングの帰りにも通った道だ。なのでもうこの先は迷わずにR6にたどり着けるだろう、と思っていたのだが、甘かった。どこをどう走ったのか分からないが、いつの間にか出た所はR14。それも【京葉道路】の市川 ICへの入口にあたる所だ。みんななぜここ(R14)にいるのか理解できないまま一旦停まる。R14から朝来た道に戻って都内抜けで帰るか、それとも予定通りR6〜R298を目指していくか。結論としては、予定しているR6〜R298で帰ろう、ということになった。

そしてこの時、ハタと最後尾のH.I 藤氏がいないことに気が付いた。O川氏が心配して電話をすると、なんとH.I 藤氏、細い道からR14に出る際に、クルマと右直事故を起こしていたのだ! 幸いお互いに怪我はなく、H.I 藤氏のフロントタイヤがクルマに接触した程度で済んだようだが、警察を呼んだりと処理に時間が掛かるので、本隊に先に行くように、と言ってきた。全てO川氏とのやりとりなので詳細は分からないけど、とりあえず大事ではないようだ。

R14を東京方面に 100 m程行くと、ついさっき出てきた路地の脇にH.I 藤氏のバイクが止まっているのが見える。そこで出る時にコツンッとやってしまったんだな。

  

あらためてR6に向かうために、R14から千葉県道1号に入る。速くも遅くもない流れでダラ〜ッと走り、一部R6を経由してR298【東京外郭環状道路】へ。雨は相変わらず降り続いている。しかし延びてきた東京外環自動車道が道路上に覆い被さる区間になると、まったく濡れずに走っていける。路面もドライで、油断すると今が雨降りだと忘れてしまうほどだ。時たま外環道がそれて“覆い”が無くなる区間に出て激しい雨に打たれ、「あぁ、そういえば雨降ってたんだなぁ」と思い出す。

途中、意図せず停車したところもあったが、しばらく休憩していない。どこかないかな〜、と思っていると、前方に道の駅【川口・あんぎょう】の案内表示が。信号で停まった時にO川氏にそこで休憩しよう、と申し出る。案内に沿って側道に入ると、そこから一旦埼玉県道に出てから右折で施設に入っていく。駐車場の中は満車で、隅の方の歩道にバイクを停める。PM3:55、道の駅【川口・あんぎょう】に到着する。

雨に打たれて手先とか結構冷たい とりあえず雨の掛からない屋内に待避。そこでO川氏がH.I 藤氏に電話すると、既に事故処理は終わったみたいで、H.I 藤氏はその場を離れたようだ。メンバーがここ(道の駅)にいることを伝え、とりあえず私らはH.I 藤氏が到着するまでノンビリ待つことになった。

事故現場から道の駅までどのくらい掛かるか?
隊列で走って1時間くらい(だったと思う)なので、一人で走ってこれるH.I 藤氏ならそれより速くやって来るだろう。勝手に予想したH.I 藤氏の道の駅到着時刻は、遅くてもPM5:00頃だろうと思われた。

待つだけの時間って本当にヒマだ。特にここの道の駅は、道の駅と思える施設がほとんど無い。ただただ座って時間が経つのを待つのみだ。

道の駅【川口・あんぎょう】の建物内部。結構立派なアトリウムだ
「あ〜疲れた」 手が真っ黒なのは、黒い革グローブの色が雨で落ちたから

予想到着時刻のPM5:00を越え、まもなくPM5:20だ。まだH.I 藤氏はやってこない。そんなに時間かかるかなぁ? 心配したO川氏がH.I 藤氏に電話を入れる。
するとなんと!!H.I 藤氏は既に Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着している、というではないか!!

そ、そんな〜! それじゃ、ここで時間つぶした私らっていったい??......(__;)

聞くと、道がよく分からなかったのでそのまま都内を抜けていってしまったようだ。でも、それならそれで電話の一本も欲しいよな〜。みんな待っているのを知っていたハズなんだから。

そうとわかったらもうここで休んでいる意味は無い。早々に出発しよう。

おっと、そういえば今日はここまで集合写真というものを撮っていない。撮ろうとしたしても雨で撮れなかったからな。ま、目的地ではないけど今回はこれで良しとしよう。

道の駅【川口・あんぎょう】の一角にて。左上は写真撮影の場にいなかったM田氏、右上は先に Kiyomiya に帰り着いてしまったH.I 藤氏

いまだ降り続ける雨の中、PM5:25、道の駅をあとにする。

  

疲れたぁ〜! 再びR298【東京外郭環状道路】に戻ってひたすら西へ。外環道の和光 ICを越えてから練馬区内の市街地路を走り、新座市も跨ぎながらちょこちょこ右左折を繰り返して行くともう目の前は見慣れた街の景色が。途中でU海氏、K賀氏のお二人が離脱して直帰していった。

PM6:30、本隊は Kiyomiya 社長とH.I 藤氏が待つ Motor Cycle Shop Kiyomiya に無事到着した。
1時間以上待ったであろうH.I 藤氏は既に軽装で、タバコをうまそうに吸っている。

ゴールしたこの東久留米界隈では雨がやんでいる。でもついさっきまで降っていたであろう名残がそこかしこにある。ま、仕方ないさ。こういう雨のツーリングの時もあるさ。....(^^;

I 倉嬢(左)はここからさらに1時間強自宅まで掛かるのに、疲れた様子を見せない
既に軽装なのは先に着いていたH.I 藤氏 「いや〜、すまん」照れ隠しのH.I 藤氏(右)

暫しのバイク談義の後、PM7:00に解散となった。I 倉嬢はこれからまた1時間強、家までかかるらしい。無事帰り着くまでがツーリングなので、気を抜かないで帰って欲しい。

私はGSにて給油後、PM7:30に帰宅した。

  

今回は雨予報の中、午前中だけでもドライの中で走れたのでまぁ良しとしよう。朝から降り続いていれば当然中止だけど、半日だけでもドライで走れるのなら、これからも当然決行だ!!....(^^;

今回の走行は私のカタナで276.3km、使用したガソリンは17.35L、なので燃費は15.92km/Lだった。
高速以外は単調な走りだったので、燃費が延びなかったのは一にも二にも高速でのメーター振り切りが多分に影響していることだろう。A^^;

(終)