2003年3月度MCTツーリングレポート |
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2003年03月25日 第1版公開 |
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日時 |
3月16日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目的地 |
埼玉県・秩父の山々 “バイクでハイキング&お風呂”ツーリング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天候 |
曇り一時晴れ のち 夕方から雨 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AM4:20、目覚まし3つのうち1つ目が鳴り出すのと同時に目が覚めた。前日はなかなか眠れなかったが、やはりツーリングとなると体の反応も違うのだろうか? あまり心配はしていなかったのだが、一応外に出て天気の状態をチェックする。夜露は落ちているものの雨の心配はなさそうだ。i-mode でもチェックしておく。すると........
あ、あれ?傘マークが!それでも確率的には夕方以降に雨が降りやすいようなので、早めに帰って来れれば降られないですむかもしれないな。 軽い朝食をとりこの日は早めに行くことにする。まだ My Wife & My Child は夢の中だ。My Wife にだけ「行ってくるよ」と声を掛け外に出る。まだ朝方は寒いせいかバッテリーが気持ち弱くなっているかもしれないような感触を残しつつセルが回る。キュルッルッ、ズボボォン!KATANA のエンジンが目覚めるとその咆哮が静かな辺りにこだまする。自分一人だけ KATANA サウンドに酔いしれながら暖気を終え、AM6:05、家を後に。
いつも通る道すがら、右手にコンビニ「スリーエフ」がある。ここのコンビニは駐車場が広いので、よく他のツーリンググループが集合場所にしている。しかしこの日はバイクが1台しかいなかった。まだツーリングシーズンでもないのであまり出掛ける人いないのかなぁ?などと考えながら通過。集合場所に向かう。 集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM6:10に到着。今回は集合時間が6時半なので他には誰もいない。私が一番乗りだ。5分ほどしてバイクの音が聞こえてきてO川氏が到着した。 O川氏がお店の中に入っている間に、H.I 原氏がやって来た。おや?来た方向がH.I 原氏の家の方向からじゃないぞ?「この先(私が通ってくる道沿い)のコンビニでお茶してたんだよ」え?じゃあコンビニに停まっていたバイクはH.I 原氏のだったんだ!なんだ、通るときに気づいたら私も寄ったのに....(^^; 「集合時間が6時だと思っていたんで5時45分に着いちゃったんだ」えらく早く来ちゃったんだね。 そうこうしているうちに続々と参加メンバーが集まってくる。
ふと見るとM徳氏の姿が。参加はできないもののわざわざ見送りに駆けつけてくれたのだ。朝の挨拶を済ませ簡単なミーティングの後出発することに。14台いるので、一応二班に分けておくことにする。AM6:35、M徳氏のお見送りを受けながら出発。
都道4号【所沢街道】を北上し埼玉県に向かう。ここで早くも信号で隊列が寸断されるが、H.I 原氏の前でちょん切れるので何も心配なく進んでいく。青信号と共にスロットルオン!バビューーンとすっ飛ばしていくと、都県境の手前で難なく先行車に追いつく。 都県境を越えて所沢市に入る。所沢市街からR463へと隊列を進め、【所沢入間バイパス】で飯能方面に向かう。バイパスに入ると一段とスピードレベルが上がり、ドンドン進んでいける。 片側2車線の右車線を走っている時、私の斜め左後ろを走るU海氏が左車線から前のクルマを追い抜いて右車線に戻ってきた。その時、私の直前・左斜め前を走るT野氏の前に入ってきた。そしてそのまま走行順を無視して走り続けるU海氏。困ったのはT野氏だ。いきなり目の前に後ろの人が入ってきたけれど、初参加だし、(U海氏の前に)行ってもいいものか困っている様子だった。U海氏が一向に後ろに下がろうとしないのを見た私が、信号待ちの時にT野氏に「(U海氏の前に)行っていいからね。(悩ませて)ゴメンね」と声を掛けると、信号が変わると共にU海氏の前に出て行くT野氏。ホンダV4全盛期のサウンドを響かせながら気持ちよさそうに走って行った。その後、O川氏がU海氏に先ほどの件を注意してくれているようだった。 R16との立体交差を越えるとR299となる。そのR299本線が左に曲がる(バイパスは直進)〔笹井〕交差点も越えると交通量がグンと減る。いい感じで流していくと、普段の走行ならまず停まらないコンビニに先頭が入っていくのが見えた。ここで本日最初の休憩だ。AM7:15、サンクス【飯能バイパス店】に到着。
到着と共にカウルを外してなにやらバイクをいじり始めたH.I 藤氏。1気筒が死んだような症状が出てしまいギクシャクしながら走っていたそうだ。エンジンを吹かすと大量の生ガスがマフラーから吐き出されて臭いったらありゃしない。しかし、そこはさすがバイクショップの店員さん、この程度?のトラブルには動じる気配すらない。こういうことも予想して?予備のプラグを常備していたH.I 藤氏、当たり前のようにプラグ交換して済ましていた。 さ、十分休憩もしたし出発しよう........とその時、H.I 藤氏がまたサイドカウルを外してプラグ廻りをいじっている。他のメンバーは既にバイクを路上に出して待っている。どうしたんだ?本格的に不調になっちゃったのか?と心配したが、何のことはない、3番気筒と4番気筒のプラグキャップを交互に間違えて取り付けていたため調子がおかしかったようだ。正規に戻すとエンジンも息を吹き返していた。やれやれ。 予定より5分ほど遅くなったが、AM7:45にはコンビニを後にする。
コンビニを出て間もなく現れる交差点を右折して埼玉県道30号方面に入っていく。これを入って間もなく、第2班を率いていたはずのH.I 原氏が何を思ったか先頭まで出て、そのまま全車を引っ張る形になった。もう一人の幹事であるM野氏が後ろに下がってくるのかな?と思ったがM野氏はどうやらそのまま2番手となり、それまでH.I 原氏の前を走っていた人たちが千鳥走行の左右チェンジを行っている。 埼玉県道30号は特徴らしい特徴もなく、隊列は淡々と走って行く。曲がるポイントまで地図ではすぐそうに見えたけど意外と距離があるようだ。日高市を縦断し標識が越生町に入ったことを示している。そろそろ曲がるポイントが見えてくるはずだ。 〔鎌北湖入口〕交差点を鋭角に左折して埼玉県道186号に入っていく。特に特徴のない平坦な道を鎌北湖に向けて走って行く。このあたりになるといつの間にか青空は姿を消し、どんよりした曇り空に変わっている。間もなく左手に現れた【鎌北湖】は停まれるスペースもなく、またどんより景色のせいもあるかもしれないが特にこれといった印象がないまま通過していく。 【鎌北湖】を過ぎると県道ではなくなり、道もだんだん細くなっていく。ある地点で直進路が急に細くなったと思ったら、上り坂の途中で隊列が停まった。おいおい、どうしたんだ?少しして先頭がUターンして下りてくる。どうやら道を間違えたようだ。狭いスペースで窮屈そうに進路を転回する大型バイク達。やっとの思いで下ると、先ほどの道が急に細くなった地点で先行車が止まっている。どうやら本当の道は右折(進んできた道から見ると左折)なのだが、ここにきて「工事・通行止め!」の標識があるではないか!え?まさか通れないの?【顔振峠】に行くにはこの道を通らなけりゃ行けないんだけど........? 標識には3月26日頃までの予定で工事をしている、とある。日曜も工事しているのかな?休工していて通れるかもしれないな、との思いから、幹事のM野氏が偵察に行くことに。M野氏のバイク(ZZ-R250)ならUターンする時もバイクが軽くて苦も無くできるだろうから、偵察にはうってつけだ。他のメンバーはおとなしく?その場で待つことに。AM8:15のことだ。途中、地元の人らしい軽トラックがこの道に入っていこうと上ってきたが、諦めてバックしていった。..........しばらくしてM野氏が戻ってきた。その表情が険しい。「ダメ!通れないよ」ガ〜ン!どうしよう?山の中の一本道だから回り道なんて無いんじゃない? 地図とにらめっこしながら考えたあげく、一旦埼玉県道30号まで戻って越生の街中を通り、【越生梅林】方面から【顔振峠】を目指すルートに変更する。そうと決まったら早速出発だ。AM8:20、顔振峠への入口でUターン。
来た道をそのまま戻り、【鎌北湖】を今度は右手に見ながら通過し、埼玉県道186号から同30号に復帰する。越生町役場前を通過し【越生梅林】前も通過。梅の花が旬な季節なのか、マイカー族がいっぱい訪れていて道路はちょっとした混雑だ。それも難なくパスし、クルマ通りのほとんど無い埼玉県道61号を進んでいく。この道も途中から県道ではなくなり、急に細い道に変貌する。県道でなくなった途端、前を走るクルマが停車して動かない。見ると、その前方で工事が行われているではないか!ユンボウでどこぞの土砂を削って何か処理しているが、はたしてこの先には行けるのだろうか?もうこの道しか【顔振峠】に向かうルートはないぞ!? 5分ほど足止めを食っただろうか、作業が一段落したのか、工事車両が一旦どいて通行車を通してくれた。ようやく走り出せたものの、この先は細い道の連続でとても“攻めて”走ることはできない。 突き当たり T 字路を右折し、本来のルートにようやく戻ることができた。【顔振峠】は、「え?ここがそうなの?」てな感じで何ともなしに通過してしまった。ま、見たところ景色もそんなに見えなさそうだし、なにより停まるスペースはバイクといえども皆無だ。ここはおとなしく通過していく。 【傘杉峠】を越えたあたりだろうか、道路が180°ターンをしたところで急に隊列が止まった。どうしたのかと思って前を見ると何と残雪が!クルマのタイヤ2本分だけはなんとかアスファルトが見えているが、この先まだまだ続く峠道【奥武蔵グリーンライン】でしょっぱなからこんなだとさすがにみんなビビってしまい、進むべきかどうしようか悩んでしまう。【奥武蔵グリーンライン】のまだほんの入口みたいな地点なのだ。この先尾根づたいに走る峠道は大丈夫なのだろうか?この時点でAM9:10となっていた。
ここでみんなでうだうだしていても始まらない、と思った幹事のH.I 原氏とM野氏が偵察に向かった。........が、なかなか帰ってこない。H.I 原氏の帰りを待っている間に、GSX400 インパルスの若者が果敢にも先に進んでいった。私は他に気がいっていたせいで気づかなかったのだが、少ししてけたたましい音があたりに響いたそうだ。O村女史らが「イヤな音ねぇ」と話していた。また少しして GSX400 インパルスの若者が戻ってきた。どうやら先ほどの音は、若者がコケた際のエンジン音だったそうだ。幸い大事無く走れるようでよかった、ヨカッタ。 ふと見るとH.I 藤氏のバイクがまたしても調子悪そうだ。エンジンを吹かすと明らかに燃えていない生ガスがマフラーから大量に吐き出されてとても臭い。大丈夫かな、このバイク? ふと私の携帯がジャケットの胸ポケットの中で振動している。マナーモードにしていたので音もなく震えていて気づくのが遅れ、携帯を取り出した時には既に切れていた。着信履歴を見るとH.I 原氏からだ。あわててリダイヤルするが、山奥ということもあり圏外になったり通話可能になったりが激しい。結局通じず、こうなったらH.I 原氏が自力で戻ってくるのを待つしかない。 しばらくしてようやくH.I 原氏が戻ってきた。「大丈夫、行けるよ。雪があるのはこの辺だけみたいだよ」そうか!行けそうか!ならそそくさと行くとしよう。15分ほど足止めされた格好だ。 道は、確かに雪の固まりがある。一部非常に細くはなってはいたが確かにクルマのタイヤ2本分のスペースは残っていた。しかしこうなるととても峠を楽しむ走りはできたもんじゃない。うっかり凍っている残雪にタイヤを乗せないよう細心の注意を払いながら進んでいくこと5分、AM9:30に高山不動尊の茶屋前パーキングに到着した。
先ほど足止めを食っていた時に一緒になった GSX400 インパルスの若者もみんなにくっついて走ってきて一緒に休憩している。H.I 藤氏も遅れてやってきたが、着くなりカウルを外しにかかっている。 「この先(の道は)大丈夫かなぁ?」心配した幹事のH.I 原氏が、さらに偵察に出掛けていった。その間、このパーキングから【関八州展望台】に登れる小道を見つけたので登ってみることにする。........が、結構な急坂で、前、というより上を見て歩いていく感じだ。ずいぶんと先が長そうだし、普段運動していないツケが出てしまい早くも体力が心配になってきたので、早々に下りてしまうことにする。そうした中、M.I 原氏だけはズンズンと上っていき、展望台からの写真を撮ってきていた。
パーキングに下りると、ほどなくして偵察に行っていたH.I 原氏が戻ってきた。戻ってくるなり「ダメだ!3 km 先で積雪だよ!」こんなだよ、と手で10 cm くらい示している。さすがにそうなるとこれ以上前進するわけに行かない。ここで今回の“バイクでハイキング”ツーリングはあえなく終了せざるを得なくなった。私らを抜いていった CB1300SF(新型)の人も諦めて引き返していった。 さてどうしよう?もうすっぱり諦めて、ちょっと早いけどお風呂に行ってゆっくりしよう、ということにみな異論なく、ここまで来た道をまた戻っていくことにする。GSX400 インパルスの若者も、山道を下りるまで帯同することになった。AM10:00、高山不動尊の茶屋前パーキングを出発する。
戻る時は全て同じ道ではなく、1 km ほど戻ったあたりから、【顔振峠】を通らずに埼玉県道61号に抜ける道があるのでそれを利用する。その道も細くところどころで残雪が凍っていたりするが、程度は先ほどの道と大差がない。ただ下り道なので慎重にバイクを進めていく。 しばらくして埼玉県道61号に復帰する。復帰後は途端にペースが上がり、あっという間に【越生梅林】まで到達する。ここで隊列が停まった。先頭のH.I 原氏は【越生梅林】の駐車場に入れようとしていたようだが、入るのに400円ほどかかることがわかったのでこれを諦め、道端で梅林が楽しめるスポットでバイクを停めたのだ。AM10:25、【越生梅林】(の周辺)に到着。
梅の花を見ながらくつろいでいると、ここまで帯同していた GSX400 インパルスの若者が挨拶しながら出発していく。気をつけていくんだよ!(^o^)/ 10分ほど休んでAM10:35、【越生梅林】(の周辺)をあとにする。もうちょっと走ればお風呂だな、と思った途端、もう着いた!梅林からとっても近かったんだなぁ。....f^^; AM10:40、【厚生年金休暇センター】到着。 ここで、いつ雨に降られてもいいように、先に集合写真を撮っておくことにする。
早速中に入るが、入口も狭ければ休憩所も狭い。とりあえず座敷とテーブルに席を確保し、何か風邪気味でお風呂を遠慮するというA川氏に荷物番を頼んでお風呂に入りに行くことにする。 “トロン温泉とは”とどこぞに書いてあったがよく理解しないまま....f^^; お風呂に入る。温泉らしい匂いがほのかにするがクセの無い匂いだ。内風呂の他に露天風呂もあるので入りに行くが、珍しく露天風呂の方がお湯が熱い。あまり長風呂には向かなそうな露天風呂だな、と認識していたものの、一緒に入っている人と話し込んでしまい気がついたら長風呂に。あわてて出るものの発汗がすごく、少々のぼせ気味になってしまった。 先にお風呂を出ている人は既に食事を取っている。H.I 原氏が「隣の建物でバイキングがあるから行こうよ」と誘ってくるが、値段が高そうなのと、他のメンバーが食べていたみそラーメンがとてもおいしそうに見えたので、休憩所の食事で済ます。 ひとしきり食事を取ると眠くなるもの。狭い休憩所だが場所を工夫し何とか眠るスペースを確保できた。しばしの間夢の中へ........zzZZ
ハタと目覚めるとPM1:35だ。出発予定時間はPM3:00だと聞いていたが、もう他にやることもなくダベッているだけなので、PM2:00出発に変更になった。休憩所もかなり混み出してきている。後から来る人たちの視線がいやがおうにも突き刺さってくる。2時前ではあるけれど、出発準備を整えトロン温泉の休憩所を後にする。 外はどんよりした曇り空に変わっている。それでもまだ雨の心配はなさそうだ。冬用装備の身支度に時間がかかっている間に何気にU海氏のバイクを見ると........フロントタイヤにバッジがくっついている。バッジ?いや違う。ぶっといネジが深々と突き刺さっているのだ!
幸い帰り着くまでは何とかエアが持ちそうなのでそのまま放置し、帰り着いてから修理することになった。他のメンバーも身支度が整い、PM2:10【厚生年金休暇センター】をあとにする。
埼玉県道61号に出るが、これがまたひどい渋滞だ。埼玉県道30号に出るのに回り道もないのでこのルートを通るしかないため、主に【越生梅林】に来ていたマイカー族がこぞって帰路についているのだろう。反対車線も渋滞しているため、バイクといえども細い道をすり抜けできずおとなしくクルマ達の後にくっついてノロノロ運転だ。 ようやく埼玉県道30号に出ると、こちらは交通量はあるもののスムーズに流れている。ほどなくして、私のすぐ後ろにT野氏がいるだけでその後続がついてきていないことに気がついた。それでもその時は、単に信号で寸断されただけだろうと思い、また一本道でもあり後続の人が迷う心配もなかったので、かまわず前に進んでいく。一応ミラーで後続が追いついてくるかな?と確認しながらの走行だったが。しかし後続が追いついてくることはなかった。 あれよあれよという間にR299【飯能バイパス】との交差点まで到達した。ここが曲がるポイントなので、T野氏を前にやって先行車について行かせ、私は「ここが曲がるポイントだよ」と後続車に教えるためにここで停まって待っていることにする。この時点でPM2:55となっていた。........んが、5分待っても10分待っても後続者は来ない。信号で寸断されただけにしては時間がかかりすぎだ。もしかして、後続は他のルートを通って先行車に追いついているんじゃないだろうか?などと考え始めた矢先、携帯がジャケットの中で振動している。応答できなかったが掛けてきたのはH.I 原氏だった。ありゃ?もしかしてやっぱり私だけ置いてけぼりになっちゃったのかな?などと考えながらH.I 原氏に掛け直すが、H.I 原氏の携帯は留守電状態になっていて応答してくれない。何回掛けても同じだ。後続のO川氏の携帯に掛けても同じなので、仕方なく「後ろを待っていたけど来ないので、とりあえず先に進みます」とH.I 原氏の携帯に伝言を残してスタートする。 前を走るクルマを次々にかわしながら前に進む。オービスがあるところでもかまわず走る。先行車はどこまで行っているのか心配だったが、一応沿道のコンビニ類はチェックしながら走って行くと、狭山市に入ったところにあるコンビニに先行メンバーがいるのが目に入った。先ほどの交差点から5分走ってPM3:15、スリーエフ【狭山笹井店】に到着。 やっぱり後続メンバーは着いていなかった。O川氏からH.I 原氏に連絡があったようで、なんでもH.I 藤氏のバイクがストップしているらしかった。ハッキリとした場所はわからなかったが、埼玉県道61号から同30号に出るあたりで停まっているようだ。どおりで待っても後続が来ないはずだ。大丈夫かな?
しばらく待った後、飯能方面からバイクのライトが複数迫ってくるのが見えた。ようやく追いついてきたようだ。PM3:35、H.I 藤氏のトラブルにつき合っていたメンバーが到着。
到着しても調子はよくなさそうだが、何とかここまで走ってこれたH.I 藤氏とその愛車の GSX-R1100、生ガス放出走りの影響でガソリンがもう無い。みんなが休んでいる間に近くのGSで給油してきた。
遅れてきた人には申し訳ないが、トイレ&一服だけ休憩してもらったらすぐ出発することに。そりゃそうだ、先頭たちはもうこのコンビニで1時間近く停まって休んでいるのだ。休みすぎ、てな感じだ。PM3:50、コンビニを後にする。
本隊はR299を進んでいく。R16を越えるとR463【所沢入間バイパス】となる。この日はそれほど混んでいなく、ワリとあっという間にバイパスは終わってしまう。バイパスが終わると所沢市街に向かう部分でいつものように渋滞している。バイパスが終わると細い片側1車線となりすり抜けが難しい道なのでおとなしくクルマの後ろにくっついて我慢の走行だ。西所沢駅前経由で埼玉県道4号に出ればまもなく都県境だ。 都県境を迎えるあたりでメットのシールドに水滴が付きだした。やや!?雨が降り出したか。この日参加できなかったH詰氏の呪いか?でももうちょっとなんだから何とか天気よ持ちこたえてくれーー! 〔久米川町〕交差点を左に曲がると都道4号【所沢街道】なのだが、この時は【所沢街道】が混んでいるのでは?との思いから別の道を行くことにする。〔久米川町〕交差点を右折しすぐの角を左折。細い道に入っていく。この道は【所沢街道】とほぼ並行に走っている、【所沢街道】の抜け道だ。まず混むことなく走っていける。突き当たりを右折しすぐの信号を左折で【新所沢街道】に入れる。ここまでくればゴールはもうすぐだ。このあたりになると徐々にではあるが雨粒がハッキリしだしてきた。
PM4:50、本隊は無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya 前の駐車場に到着した。お店の建物は完成しているのだが、社長夫妻が出掛けてて不在なのと、ここに来て雨足が強まりだしてきたので、「お疲れ様!」の挨拶と共にみな帰路につく。3分後にはO川氏とH.I 藤氏、そして私しか残っていなかった。
ふと、U海氏のタイヤのパンクのことが頭をよぎった。確か、帰り着いたら修理する、と言っていたと思うのだが、お店で修理することなく既に帰路についてしまったようだ。その後は大丈夫だったのかな? 私はGSにて給油後、PM5:15に無事家に到着した。
今回は当初予定していたルートの1/6程度しか走れなかった。積雪路じゃ諦めるしかないのだが、3月の山間ではまだ凍結・積雪路の心配がある、といういい教訓になった。やっぱり3月度は無難に暖かい方面に行った方が良さそうだ。 またそのおかげで?MCTツーリング史上最低距離のツーリングとなった。走行距離150 km 未満なんて、距離の数字だけ見たら「それってツーリング?」って言われてしまうかも?......(^^; |
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なお、今回の走行は私のカタナで127.5km、燃費は14.37km/Lだった。ハイペース区間もあったが、道程のほとんどが街中で、山道もあったもののノロノロ運転ばかりだったのでツーリング史上最低の燃費となった。これじゃ KATANA の街中燃費(13 km/L 程度)と大差ないな。....(T_T) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(終) |