2003年10月度MCTツーリングレポート

2003年10月21日 第1版公開

日時

10月19日(日)

目的地

秩父〜ぶどう峠〜山梨〜柳沢峠 “峠づくし”ツーリング Part 2

天候

晴れ!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 今年度初めて一日を通して晴れたぁ!

  

一週間前の週間予報では「曇り時々晴れ」の予報がずっと続いていたものの、木曜日になった段階で「曇り時々雨」の予報に変化していた。この予報は金曜まで続いたため、なんだよーー、また雨降りかよー、今年は雨にたたられてばかりだなぁ、などと半ば諦めムードが漂っていたが、土曜になった段階でまたまた変化した。なんと、日曜に予定?されていた雨が土曜に降るように予報も変わっているではないか!しかも日曜の予報は晴れ一色だ!もうこうなったら走るっきゃない!....(^^;

AM4:25、携帯のバイブレーター目覚ましで目が覚める。前日早めに寝られたこともあり目覚めもバッチリだ。ほどなくして My Wife も起きてきてくれて朝食の準備をしてくれる。

一応外に出て天気の状態をチェックする。星が瞬いている。バッチリ晴れだ!これまた一応 i-mode と「Yahoo!天気情報」で各地のピンポイント情報を見てみることにする。まず i-mode のチェックでは

東京

晴れ

6時〜12時

   0%
12時〜18時  10%
18時〜24時  20%

秩父

晴れ

6時〜12時

   0%
12時〜18時  10%
18時〜24時  20%

「Yahoo!天気情報」でも全く同じ予報だ。この予報ならまず雨に降られることはないだろう。雨の不安なくツーリングに赴けるのは今年初だ。

KATANA 暖気中

KATANA のセルを回す。キュルッルッ、ズボボォン!実は前日、ツーリングの前点検をしようとした時にバッテリーが上がり、急遽バッテリーを交換しておいたのだ。なので元気に始動する。暖気を終え時計を見るとあと10分強で集合時間だ。寒い中外に出てきてくれた My Wife に見送られ、AM5:50に家を後にする。

  

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:55に到着する。すでに大半の人が集まっていたが、寝坊してしまったU海氏、Tオート組らが集合できずに途中合流になった。

私より先に集合していた人たち さ、寒いねぇ

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

清宮社長 AVENIS150 バイクでは2000年11月以来の参加!
O川氏 GSX1400 今回の幹事1
A川氏 CB400SF-S  
M野氏 ZZ-R250  
U海氏 GSX1300R ハヤブサ お寝坊さんして途中合流
  M.I 原氏 SV400S  
  O智氏 CB400SF-HVS II  
  N.T田氏 CB1300SF SPECIAL  
  K.I 藤氏 CB400SF H.I 原氏のバイクで参加
  H詰氏 ZEPHYR750 改 体調悪く途中離脱
  M尾氏 XJR1200改 XJRでは久しぶり?途中合流
  O村女史 BALIUS II  
  N.T中氏 VRX Roadstar  
  T野氏 VFR400R (NC30)  
  H.I 藤氏 GSX-R1100 Tオートの社員さん・途中合流
   I 田氏 NSR250R Tオートのお客さん・途中合流
S枝 GSX1100S KATANA

以上の17名だ(*印はMCTクラブ員)。峠ツーリングとなると参加してくれる人が多いように感じる。

参加者は17名と多めなのだが、途中合流する人がいるのとお寝坊さんしてしまった人もいて、見た目には少なく感じてしまう。私は寒さを考えて冬用ジャケット(中はシャツのみと薄着だが)としたが、他のメンバーは春秋用ジャケットで中に重ね着して対処していたようだ。しかし朝の冷え込みが厳しく、私以外の人はみな寒そうにしていた。その中で、H詰氏が何となく元気がないように感じた。いつものテンションがないのだ。その時は単に寒いからかな、と思っていたが、実はそうではなかったようで........

簡単な朝ミーティングの後、AM6:05には出発できた。今回、本来の幹事2であるH.I 原氏が不参加のため、私がちょっとだけお手伝いすることにし、走行も最後尾でH詰氏と共にケツ持ちすることにした。

ちなみに、この日のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya→都道4号所沢街道→(所沢市)→R463所沢入間バイパス→R299→(飯能
    市)→(正丸トンネル)→(秩父市)→(小鹿野町)→(志賀坂峠)→(中里村)→(上野村)→
    群馬県道124号→(ぶどう峠)→長野県道124号→長野県道2号→長野県道68号→長
    野県道106号→(信州峠)→山梨県道610号→(須玉町)→クリスタルライン→(木賊
    峠)→クリスタルライン・池の平林道クリスタルライン・荒川林道クリスタルライン
    ・杣口林道
→(牧丘町)→牧丘町内のどこかの温泉か?
 ※このあたりは未定のままで、お昼も行き当たりばったりだ。

帰り]お昼のお店→奥多摩経由→Kiyomiya
 ※この時点ではハッキリ決まっていない、というのが正しい。

都道4号【所沢街道】で所沢方面に向かい、所沢市街を抜けてR463【所沢入間バイパス】に入る。小手指脇を抜ける時に時計を見るとAM6:30だ。「20〜30分くらいで飯能まで行けるんじゃないの?」と言っていたO川氏だったが、清宮社長が「いや、飯能までは40分くらいかかるよ。20〜30分なら小手指あたりがいいとこだよ」と言っていたのを思い出し、さすが清宮社長、読みがバッチリ当たっているね、とひとりで社長に拍手していた。

それにしても空が青い!それも雲一つない、まさに「秋晴れ」だ。晴れているのだから当然なのだが、特に今年のMCTツーリングは曇りや雨の日が多かったせいもありまともに青い空を拝んだためしがない。なのでメットの中で自然とニヤけてしまう。....(^^; 気持ちいいーー!そのかわり空気が冷たい。冬用ジャケットの私はとっても快適だったが、他の人たちはどうだったんだろう?いくら着込んでも春秋用ジャケットだと空気が通って寒かったんじゃないだろうか?

R16との立体交差を越えさらに前に進んでいくが、ある交差点を越えたところで急に隊列が止まる。え?どうしたの?何かあったの?と心配するが、どうやらO川氏がTオート組に連絡を取っているようだった。この時点でAM6:45だ。

停まるスペースなんかないR463の路肩に停車 早く走り出したいよーー

ここで停車している間にお寝坊さんしたU海氏が追いついてきた。練馬から関越道・圏央道を使ってすっ飛んできたらしい。すっ飛ばしてきているため朝から目が逆三角形になっている?U海氏であった。一方、H詰氏はここでM尾氏に連絡を取っている。一旦停車しているため合流場所に着くのが遅れる旨の電話だろう。

「みなさーーん、行きますよーー」O川氏が号令を掛ける。AM6:55、ようやく走り出せることに。

  

R463【所沢入間バイパス】から埼玉県道30号へと右折していく。飯能を抜けるのに、線路の踏切を渡らずに済むルートどりをする、と聞いているのでこのコースになる。飯能を抜ける際、踏切を渡るルートだと2箇所渡らなくてはならず、よくクルマで混むのでこれを避けるためだ。

埼玉県道30号から同15号へと行くのでは........と思っていたのだが、先頭のO川氏はてんで関係ない所で左に曲がっていく。これに気づいた隊列中程のメンバーら数人がホーンを鳴らして「そっちじゃないよ!」と合図しているが、隊列はそのままO川氏の後をついていく。いや、ついていくしかない、と言うのが正しいか。でもO川氏によると、これはこれで正しい道だったらしい。

細い道から別の埼玉県道30号に左折で出る時、私の前の人まではスムーズに曲がれたが、私の番の時に右手から軽トラックが来たため一旦停車した。するとドンッ!と衝撃が。なんと私の後ろを走っていたH詰氏が私に追突してきたのだ!予期せぬ追突で首も前後に揺らされたが、とにかく先行車に追いつかねば、とそのまま発進する。私の首、大丈夫かなぁ?一方のH詰氏の方は追突した際にエンストでもしたのか、なかなか発進してこなかった。

先行車に続いて名もなき道を左折するとJR八高線沿いに走る。信号で私から後ろ3台が寸断された。この時、H詰氏が「ごっめーーん、大丈夫?」と先ほどの追突を謝ってきた。「ちょっとボーーっとしていたモンで」「うん、大丈夫だよ、多分........」ホントに大丈夫かなぁ?「大丈夫、大丈夫........」と自分に言い聞かせるように心の中で呟いている私だった。

後でO川氏に聞いたところによると、この“名もなき道への左折”が間違いだったらしい。ここを曲がらずにそのまま直進していればR299にストンッ、と出たらしいのだ。

それにしても、このまま進むと線路の踏切を渡らないで飯能を通過するルートってのはとれないハズなんだが........長い赤信号がようやく青に変わり発進する。前には誰も待っていてくれない。ま、ここからなら踏切渡ってでも飯能を抜けるルートはわかっているので不安は全く無いが。

左からは飯能市役所から踏切を渡ってくる道に合流し、すぐにある東飯能駅脇の踏切を渡りすぐ右折。結局いつも飯能を抜ける時の“踏切二回渡りの定番ルート”になってしまったなぁ、などと思いながら次の信号が赤になり停車する。この信号は右折するのだが、信号待ちしている時に左から本隊が目の前を通過して行くではないか!あれ?なんで?右から左に行くのなら方角的にわかるのだが、なんで左から右へなんだぁ!?しかも、本隊として私らの目の前を通過した最後尾はO智氏だ。その後ろのM.I 原氏ら4名がついてきていない。

青信号と共にスタートし右折。すぐにある踏切手前を左折しR299へと入る。次の赤信号ストップでO智氏に「M.I 原氏らは?」と聞くが「いや〜、ついてきていないんですよ」との返事。どこかで寸断されて置いてきてしまったんだな、きっと。それよりM.I 原氏のことだから、自分らの後ろについてきていない私ら3台に気づいて、どこかで停まって待っているのかもしれなかった。私らが線路脇の信号で寸断された後のことなので、私にはどのあたりでM.I 原氏らが停まってくれているのか皆目見当がつかなかった。なので、後ろのことを気にしつつも前に進むしかない私であった。

  

細いR299を進んでいくと、右手にコンビニがある地点で本隊が路肩に停まっている。ここでM尾氏と合流らしい。そうか、だから先ほどO川氏はヘンなところで左折していったのか。埼玉県道30号から同15号まで行って飯能を抜けると、このコンビニに来るには短距離とはいえR299を進行方向とは逆に走らなくてはならないからなのだろう。それを嫌って、結果的にヘンなルートどりをする形になったのだろう。AM7:20、M尾氏合流。

ここでも細い路肩に停まって........この写真の手前側にコンビニがある

M尾氏は「ここ(合流場所になったコンビニ)まで5分もかかっていませんよ。いや〜、今回の集合は楽チンですわ」と喜んでいた。いつもなら Kiyomiya のお店に来るために集合時間の1時間前には自宅を出なければならないからで、近いことがことのほか嬉しかったようだ。

本隊に追いついて停まると、やはりM.I 原氏ら4台がいない。やっぱり私ら最後尾の3台をどこかで待ってくれているのだ。でなきゃ説明がつかない。心配するが、ほどなくして4台がやってきた。とりあえず一安心。

ここでH詰氏が「体調が悪いので帰ります」という。え?体調悪いの?「(さっきの追突も)風邪でボーーっとしていたからで、決して体調よくないんです」H詰氏、今回は清宮社長が久しぶりに参加すると聞いて「社長が行くんなら絶対行く!」と気張っていたらしい。だから少々体調が悪くても無理して走っていたらしいが、ここにきてホントに体調が崩れたらしく、あげくに私に追突までしたものだから、これ以上のツーリングは無謀だと自分で判断したのだ。追突された私のことも気遣いながら、残念ながらここでH詰氏のツーリングはリタイアすることになった。しかしリタイアするからといって大丈夫なわけではない。H詰氏にはこの後自宅まで戻るツーリングが残っているのだ。なんとか無事に帰り着いてほしいものだ。

O川氏は再びTオート組に連絡を取っている。朝食休憩をとっているわけでもないのにこのままこのコンビニ前に止まっていても仕方がない。さっさとスタートしようよ、と促す。仕方がないよ、遅れたのはTオート組なんだから。Tオート組には、なんとか本隊に追いついてもらうようにお願いするしかない。

10分ほど停車し、再び秩父に向けてスタートする。

  

途中、遅いクルマに引っ掛かった箇所もあったがスムーズに流れていく。晴天の中だとそんな流れでも気持ちよく走っていける。途中に現れるコンビニに見向きもせずひたすら秩父を目指す。でも待てよ、とタンクバックに入れてある時計を見ると既にAM7:40を越えている。どこで朝食休憩するんだろう?とちょっと不安になった。

あともう少しでR140との交差点だ、というコンビニでウィンカーを出している。ここで朝食休憩だ。AM8:05、サンクス【秩父上野町店】到着。

秩父市街に入る手前のコンビニで休憩 立って座って食事中 今や希少車となってしまった2ストローク車・NSR250R での参加は I 田氏

朝食中にTオート組の二人が追いついてきた。H.I 藤氏と I 田氏だ。I 田氏は2002年7月度以来の参加だ。当時の愛車 VT250F はセカンドバイクだったらしいが既になく、今回は「ファーストバイクです」という NSR250R での参加だ。今回の峠ツーリングは得意なステージのはずだ。

比較的ゆっくりとした朝食タイムとなり、AM8:30、コンビニをあとにする。

  

すぐに現れるR140を横断し、さらにR299を進んでいく。〔泉田〕交差点の先にあるGSで給油タイムとし、ここではガソリンがあまり入っていなかった人も満タンで来た人も一応給油しておくことにする。この先山の中に入った際、どれくらいの距離GSがない区間があるのかわからなかったためだ。

給油を終え再びR299を進んでいく。しかしR299はこの先志賀坂峠のところで通行止めとなっていることが事前の下見をしてきたO川氏によって判明していたため、途中から埼玉県道37号と同71号で迂回するルートを取る。埼玉県道71号も地図上では道幅も広くそこそこの峠道のように書いてあるが、実際は道幅が狭い所の方が多くて快調に飛ばす、という感じではない。後ろからは別のバイクグループが追いついてきたが、譲って前に行かせてあげられるほど余裕のある道ではない。ま、後ろの人たちも特に突っついてはこなかったのでそのまま淡々と走って行く。土坂峠を越えると群馬県に入っていく。

あと 100 mでR462【十石峠街道】だという所の橋の上で隊列が止まる。O川氏がここから先群馬県道124号への入口手前までをフリー走行にする、というのだ。そこまでの道は峠道ではないけれど、結構ハイペースで楽しめる道だ、という。フリー走行の終点がわかりづらいというので、まずはO川氏が先にスタートする。続いて「フリー」と聞くと体内の血が沸き立つのか?O村女史がすっ飛んでいく。他のメンバーも負けじと?続いていく。ここの道が飛ばせる道だということを知っている私もモチロン?続いていく。

前を走るクルマ達もバイクに気づくと道を譲ってくれるのがほとんどだ。ありがたや、ありがたや。手を挙げ礼をしながら抜かさせてもらい、前へ前へと進んでいく。通行止めの志賀坂峠から来る道が左手に見える。それと交わると道もR299となる。R299となってもハイペースは変わらない。途中、遅いバイク4台グループ(アメリカン中心)に追いつく。このグループがまたなかなか抜かさせてくれない。遅いんだから避けてくれよーー!と接近してアピールするが、後ろを見ているのかいないのか、お構いなしに“自分たちのペース”で走っている。しばらくはガマンしていたがそれも限界になり、比較的安全と思われるところで一気に抜かしにかかる。さすがに4台いっぺんには無理だったので2回には分けたが。

遅いバイクグループを抜かすとO智氏にも追いついた。O智氏は私の姿を見るとすぐ左に避けてくれたので、手を挙げ挨拶しながら抜かさせてもらった。トンネルを抜けさぁまたペースを上げていこうか、という時に、右手にO川氏の姿が。ここがフリー走行終点の地点なのか。なんだ、まだこれからと思っていたのになぁ。....(^^;

お茶屋さんの前がフリー走行の終点になった みんなで並ぶと壮観な眺め

まだM尾氏、K.I 藤氏、H.I 藤氏らが来ない。なかなか来ない。来ないメンバーはみな“スモーカーズ”だ。なので途中の道の駅などで一服しているのかもしれない。「(M尾氏らが来たら)すぐ出発しますよ」とO川氏。この地は休憩地ではなく、単にフリー走行終結の地なので当然だ。ここで長く止まるつもりはない。

しばらくしてM尾氏が、そしてK.I 藤氏がやってきたがH.I 藤氏がまだ来ない。しかしほどなくしてやって来るだろうと見たメンバーは出発準備を整えH.I 藤氏の到着を待つ。ようやくやって来たH.I 藤氏に路肩で待つよう指示し、その間にメンバーが次々とスタートしていく。さて、ここから先もまた峠道が待っているぞ。

  

R299をリスタートしすぐに現れる群馬県道124号へと左折する。この先は道も細く舗装されてはいるものの荒れ気味の路面だったように記憶していたので慎重に走る。ツーリングマップルでは「このあたりの県境越えのルートで一番マトモな道」などと書かれている。細い道で時折対向車が現れるのでなかなか気が抜けない。

しばらく走るとぶどう峠を通過した。以前にここに来た時はガスっていて峠からの眺めは全く望めなかったが、この日は晴れ渡っていていい景色が広がっている。停車して写真でも撮りたかったが、事前にO川氏からぶどう峠では停まらない旨を聞いていたので、しかたなく通過しながら眺めを一瞬楽しんで終わる。

さて、ぶどう峠を越えると長野県になる。長野県側になると番号は同じ124号(長野県道)だが、道の整備のされ方がまるで違う。長野県側の方がきれいなのだ。峠から下る際に道がきれいになっているのはありがたい。道が荒れていると下りでアクセル開けづらいし。

この道だとそんなに速いペースにもならないので、先行車の動きがよく見える。そんな中、数台前を走る I 田氏の動きがどこかぎこちない。NSR250R の能力を引き出せていない感じだ。コーナーでバイクも倒し込めていないし、その前のメンバーとの間が空きがちだ。頑張れ、I 田氏!

長野県道124号から同2号へと左折し馬越峠を目指す。この道は最初のうちはなだらかな道だが、峠に近づくに従って徐々にクネクネ道になっていく。地元のトラックなども多く通る道のようで、路面には土が固まったような汚れがあちこちにある。上り坂で路面も見やすいため、汚れている箇所は慎重に避けていくが、もしこの道を下るとしたらちょっとイヤだなぁ、などと思いながら通過していく。しかし後で、この汚れた道がひとりのメンバーを悲劇に誘うことになろうとは、この時点では誰も知るよしもなかった!

見晴らしのいい所から森林の中に入ったと同時に隊列が急に止まる。どうしたんだろう?と前に出て行くと、な、なんと!この先馬越峠から長野県道68号までの区間が〈支障木伐採作業につき通行止め〉とあるではないか!そ、そんなぁ〜!ここの時点でAM11:00になっていた。

つっ、つっ、通行止め! 通行止めの看板 こんなところで通行止めだと、戻るしかない

通行止め看板には「10月10日から24日まで通行止め」とある。おそらく通行止めになった当日に出された看板なのだろう、8日に下見に来ていたO川氏は「こんな看板なかったよ〜!」とうなだれていた。

地図で必死に迂回路を探したりするが、一本道の山道なのでそんなものは存在しない。やはりこの通行止めの道を進みたい!そんなこんなしている時、その通行止めの道から乗用車が出てきた!もしかして通れるのか?クルマのドライバーから話を聞くと、どうやら通行止めの向こう側から来たわけではなく、こちら側から途中の紅葉を見に来ていただけの様子。木材の伐採だけならもしかしたら通れるかも?の期待と共に、清宮社長が偵察にいってくれた。どうか通れますように〜!

待つこと数分、清宮社長が戻ってきた。「ちょっと無理をすれば通れるかもしれないけど、やめといた方が無難だよ」とのこと。仕方ない、来た道を戻るとするか。もし無理に進んで何かあってもイヤだし、安全にツーリングするためには戻る勇気も必要だ。ま、こういうこともあるさ。しかし、このUターンが二人の運命を変えることになろうとは!

  

今まで来た道を戻っていく。先ほど通った、土で汚れた道を今度は下らなくてはならないので気を引き締めていかねば、と思った矢先、目の前でM尾氏がパニクっている!下り左コーナーで真っ直ぐ反対車線のガードレールめがけて行ってしまうではないか!........と、ガードレールには当たらずになんとか持ちこたえたかな、と思った瞬間、バッタリと左に倒れてしまった。「あ、ああああ〜、ガッシャン!」ってな立ちゴケに近い感じだったので、バイクはエンジンガードが削れてカウルにちょっとした傷が付いた程度で済み、バイク本体には影響がなかった。M尾氏本人にもケガはなく、その場に居合わせたメンバーでM尾氏のバイクを起こしてリスタートする。

気をつけて行かなきゃね、と言ってた次の下り左コーナーで、今度は I 田氏が転倒していた!こちらはリアブレーキロックからのスリップダウン転倒だったらしく、バイクにも少々傷が付きウィンカーレンズも外れていた。もうちょっとで谷底に落ちそうな所で止まっており、そこから引き出すのに少々手間取っていた。居合わせた地元の人が I 田氏のバイクを引き出すのを手伝ってくれていた。そうこうしていると、先行していたT野氏が様子を見に戻ってきてくれた。あまりにも後続が来ないので心配してくれたのだ。

この時 I 田氏本人は「どこも打っていない。大丈夫」と言ってはいたが、ホントに大丈夫かなぁ?転倒直後にはわからなくても、時間が経つにつれて痛みが出てくることがある。何もなければいいが........

さ、今度こそ気をつけて走って行こう。M尾氏、I 田氏共々気をつけねば。明日は我が身かもしれないのだから。土で汚れた区間を過ぎればペースアップできる。急いで先行している本隊に追いつかねば。

南相木村役場前を通過し少しすると、GSで停車している本隊がいた。ここではタンクが少な目な人など数台が給油したのみだ。ここで先ほどのM尾氏& I 田氏転倒事件の報告がなされた。「大丈夫?」「体痛くない?」この時点では二人とも特に異常はなかったようだ。

さて、この先どんなルートどりになるんだろう?予定していたルートが通れず迂回したことで時間的にも結構厳しくなっている。O川氏と私、それにM.I 原氏で相談した結果、R141に出て登坂車線が終わったあたりにある【レストラン141】で昼食とすることに決定した。ツーリングマップルにもしっかり記載されているところだからハズレはないだろう。そうと決まったら早速出発だ!

長野県道2号を小海方面に進み、途中から小さいトンネルを通ってR141に出る。ここの道は先月の一泊ツーリングでも通っているので目新しいことはない。先月とは違いかなりスムーズに流れてはいるが。間もなく登坂車線が現れ、遅いクルマの後ろでもどかしい走行が続くが、ここでは特にやきもきすることはない。もうちょっとで食事にありつけるからだ。登坂車線が終わると、文字通りR141沿いにある【レストラン141】が現れる。迷うことなくバイクをすべり込ませていく。AM11:45、食事処に到着だ。

駐車場を見回すと他にお客さんらしきクルマが止まっていない。O川氏に「この先で集合写真が撮れるポイントある?」と聞くが、特にそんなポイントはなさそうだ。てなわけで、ここで撮影しておくことにする。

R141沿いの、文字通り【レストラン141】で
これだけの青空の下での集合写真が撮影できたのは久しぶりだ。ここにH詰氏がいないのが残念だ。

早速店内に入って食事としよう。何食べよっかなーー。なになに?サーロインステーキ定食が 180gで¥1,000?これは食べてみようじゃないの!

サーロインステーキ定食(180g)・¥1,000._なり ........で、出てきたのがご覧のステーキ定食。味の方は「値段なり」だと思ってもらえれば何となくわかってもらえると思う。私も含め5人くらいが頼んでいたが、人によって焼き加減がマチマチだった。

9月度一泊ツーリングの2日目の食堂もそうだったが、このあたりの食堂は値段のワリにボリュームがあるらしい。味はともかく、おなかはいっぱいになった。安く沢山食べたい時はオススメだ。

席について一息ついた頃、I 田氏が湿布の話をしだした。「(今日のように)いつ何があってもいいように持参しているんです」とのことだったが、誰かが「そんなの(湿布のこと)持っているから転ぶんだよ」と冷やかしていた。誰が言ったのか覚えていないのだが、ちょっとそれは I 田氏に失礼ではないか?I 田氏もその場は笑って済ましていたが、転倒してお気の毒の人に対して配慮に欠けた発言だと思う。

さて、この先のルートはどうしよう?時間的に、当初予定していたクリスタルラインに向かうのはかなりキツい。そっちに行かないとなると、この先韮崎までは先月の一泊ツーリング2日目と全く同じルートしかない。どうしようか悩むが、韮崎から山梨県道6号経由でR140に出、恵林寺経由でR411から柳沢峠越え、奥多摩経由で帰ろう、ということになった。先月と違い昼食後の時間にまだ若干の余裕があったし、今年最後の?峠道になるだろうと思われたので、トコトン楽しんでおきたかったのだ。PM0:55、【レストラン141】をあとにする。

  

R141【佐久甲州街道】を南下していく。清里を越えると【清里ライン】の別称も付き、ストレスなく進んでいける。先月度に昼食とした食堂前、さらに【道の駅にらさき】もあっという間に越え、間もなくR141は終点を迎える。一部韮崎市街を経由し山梨県道6号に入ると、これも途中までは先月と同じ道なので地図を見なくても走っていける。ただこの先は先月と異なりR20に出ることとはなく、そのまま甲府市街まで山梨県道6号で抜けていく。

R140が見えてきたあたりのGSで一旦停止し、先ほどの本日2回目の給油タイムで給油しなかったメンバーがバイクにもご飯をあげている。私もここで給油しておいた。ここでPM2:10になっていた。

そしてここで I 田氏が、別れて直接帰るという。やはり先ほどの転倒でどこか打っていたのか?この先の峠道は勘弁してほしそう(というより結構辛そう)な感じだ。I 田氏はこの後高速で帰るのだろう。気をつけて!(^o^)/

給油は10分ほどで終了し、I 田氏と別れて再スタートする。

  

隊列はR140【雁坂みち】に入り北上していく。恵林寺の所で右折し山梨県道38号に入り、さらに細い市道や農道を経由してR411【青梅街道】に出る。そして出た直後でまたしても隊列が止まった。O川氏が「柳沢峠までフリー走行にします」と言っている。よし、本日最後の峠フリー走行を楽しむとするか!

「走るゾ」「オーー!」とO村女史 ちょっと緊張気味のA川氏 いつもにこやか?M野氏
フリー走行スタート前のメンバー。みなそれぞれに気合いを入れてスタートしていった。

一応ケツ持ちの身なので一番最後にスタートする。私のすぐ前はH.I 藤氏だ。ちょっと気を抜くとすぐに離されてしまうが、H.I 藤氏もそんなに飛ばしていないのだろう、一定の距離を保ってくっついていく。するとH.I 藤氏は柳沢峠までの最後のGSにすべり込んでいった。それを認識し、先に行かせてもらう私。この後はK.I 藤氏とM尾氏の後に付く形になった。

しばらく二人の後について走って行くと、その前を走る清宮社長とA川氏に追いついた。K.I 藤氏とM尾氏はその前の二人を抜かしていきたいのだが、道が曲がりくねった箇所ばかりでなかなか抜いていけない。それでも数少ない直線部分で2台は清宮社長とA川氏を抜かしていった。ケツ持ちの私は、今度は清宮社長とA川氏の後ろに付くことになった。

久しぶりに後ろから清宮社長のライディングを観察する。しかし、さすがに清宮社長のウデを持ってしても排気量の小さいスクーターでは峠道はどうしようもない。バンク角の少なさを補うために必死に体ごとインに入れて曲がっていくが、下りならともかく上り坂だと完全にパワー不足だ。当の清宮社長が一番辛かったに違いない。後でも「峠道ならやっぱり最低でも 250 cc、できれば 400 cc は欲しいねぇ」と言っていた。

その清宮社長の後ろで頑張っていたのがA川氏。峠だと若干緊張するのか、インに付くのが早くてコーナー出口でアウトにはらむことが多い。なのでペースがあまり上がっていかないようだ。コース取りとかを前に出て教えてあげたいが、あいにく道の状況がそれを許してくれない。ま、事故にさえならなければいいので、後ろから見つめていくことにする。

2台の後をついて走って行くと、ほどなくして柳沢峠に到着する。PM3:20、ここでトイレと飲み物休憩だ。

柳沢峠の茶屋に到着 柳沢峠から望む景色。冬の澄んだ空気の中では、きれいな富士山が望める 「私にも1400乗れるかしら?」 跨って確認する?O村女史

この頃になるとまた空気も冷たくなってきている。なので温かい飲み物がおいしい。天気がよかったからだろう、他のバイク乗り達もたくさん立ち寄っていた。

「この先は特にどこへも寄らずに Kiyomiya のお店まで行きます」とのO川氏からのお達しが。「途中で休んでいるとまた時間かかっちゃうんで」ここから一気に帰るとは思ってもいなかったが、もし休むとしても青梅市に入ってからになるだろう。青梅市からならちょっとガマンすればすぐ帰り着けるだろうから、一気帰りもアリかな、ってな感じだ。こうしてPM3:35、柳沢峠を後にする。この先は隊列を組んで走って行く。

  

R411【青梅街道】を再び青梅に向けて進み始める。すぐに先行するクルマ達に追いつく。抜かそうにも数台連なるクルマの列を抜かせるほどの道幅も直線もない。ここは無理せず、あまりペースは速くないものの流れてくれているのでその後ろを淡々と進んでいく。

前の方ではクルマの台数が増え、後ろでは別のバイクグループが追いついてきて、全体として結構な隊列になっている。その構成のまま丹波山村を抜け奥多摩湖を通過し、奥多摩町まで到達する。奥多摩町から先は遅いクルマがいなくなり少しだけペースアップできた。青梅に近づくにつれ晴天だった日曜の夕方ということで道も混んできだし、クルマ達は渋滞ストップを余儀なくされている。その脇をバイク達はすり抜けを開始する。和田橋のあたりまでは道幅も広いのですり抜けもしやすい。

赤信号で停まった際にM尾氏に「今日はどうするの?お店まで行く?途中で帰る?」と聞くと「(この先の都道53号【小曽木街道】で)曲がって帰ります」との返事。そりゃそうだ、ここからなら30分もかからずにM尾氏は帰宅できるのだから。ホーンを鳴らし合図しながら曲がっていくM尾氏。あともうちょっとだけど気をつけて!(^o^)/

本隊は次の〔市民会館前〕交差点を右折し、次の〔青梅市民会館南〕交差点を左折して都道5号となった【青梅街道】を進んでいく。市街地なので信号で途切れがちになるが、ここからは勝手知った道なのでなんの不安もなく置いてけぼりにされる。先行する本隊も渋滞に呑まれて思うように走ってはいけない。すぐに追いつく。

  

R16を越えると道は都道5号【新青梅街道】となる。混んではいるものの日曜のこの時間帯としては流れている方だ。そして武蔵村山市に入ったあたりで、この日最後の事件(?)は起こった!

信号で停まったあと青になったのでスタートしていくクルマやバイク達。そんな中、A川氏がエンストして発進できずにいた。二列隊列の左側にいた後続が停まったまま、右側にいたバイク達は後ろのクルマ達に迷惑がかかると思いそのままスタートする。

私は、A川氏は単にエンストしただけかと思いそのまま走ってきてしまったが、なかなか追いついてこないので何かトラブルが発生したのだと感じだ。しかし引き返すわけにもいかないし、とりあえずM.I 原氏やK.I 藤氏らが一緒なのでなんとかなるだろう、と思っていた。後ろにいたT野氏が飛んできて「CB が1台止まりました」と教えてくれた。

このあたりの詳細は、9月に続いてまたまた現場に居合わせてくれたM.I 原氏がレポートしてくれたので、ここに掲載することにする。私は既に先の方に行っていて状況がわからないから、レポートしてくれてとっても助かった。
その異変は突然やってきた。新青梅街道の信号で停まっていた時、すぐ前にいたA川氏のバイクがエンストした。エンジンの再スタートを試みているようだがエンジンはかからない。信号が青になって周囲の車が動き出すが、A川氏はスタート出来ないのでバイクを降りて路肩に移動する。

私はA川氏のすぐ後ろに移動し、ハザードを点灯して後続車に追突されるのを防ぐ。MCTの他のメンバーも先へ行って、残ったのはA川氏、U海氏、K.I 藤氏、私の4台となった。

A川氏のバイクはバッテリーが弱っているようで、セルフスターターではエンジン始動が出来ないので、歩道を移動して押しがけするとエンジン再スタートは出来たとのこと。U海氏は先に出発。K.I 藤氏から「A川氏のサポートに回ろう」との話があり、先行するA川氏の後をK.I 藤氏、私の2台が後ろから付いていく形で走っていく。

暫く走ると又エンストしてA川氏が停まった。近くにあった広場(駐車場?)に移動して、K.I 藤氏が押しがけするとエンジンはかかるが、エンジンの回転は安定せず何度かエンストする。やっとエンジンがかかるが途中でエンストする可能性が高いので、K.I 藤氏のバイクにA川氏が乗り、K.I 藤氏がA川氏のバイクに乗っていくことにする。K.I 藤氏が先行し、A川氏、私が後を付いていく。

暫く走るとまたまたバイクがエンスト。走っているときは大丈夫みたいだが、信号等で停まって無負荷になるといきなりエンストするようだ。アイドリングしないというより、アクセルを煽って回転を上げていてもストンと止まってしまうとのこと。

K.I 藤氏は少しバックして押しがけしてエンジンを再スタート。何回か押しかけするが、すぐエンストするため走ることが出来なくなった。押しがけでK.I 藤氏はバテバテ!!


野口橋の約3キロ手前の交差点(名前は忘れた)付近でエンジンを冷やすため停まって様子を見る。オーバーヒートの可能性や点火系統の異常、バッテリーも充電していないので、バッテリー本体か充電系統も異常の可能性がある。何度か再スタートを試みるがスターターは動かず。

ここまで来ると Kiyomiya までは約9km位なので、先頭グループが Kiyomiya に着いたらO川氏に軽トラで迎えに来てもらうほうが早いかもしれない。K.I 藤氏が Kiyomiya に携帯で連絡し、状況を説明して停まっている場所を伝える。道路の反対側にゼネラルのスタンドがあったので、K.I 藤氏が燃料補給のついでに故障したバイクを引き取りに来るまでスタンドに置かせてもらうよう交渉する。交渉が成立して、A川氏と私のバイクもスタンドへ移動する。

待つこと暫し。O川氏が軽トラで迎えに来てくれた。A川氏のバイクを軽トラに積み、スタンドの人達に礼を言って出発。裏道から新青梅街道へ出て Kiyomiya へ。私は府中街道から帰るので、野口橋交差点の手前でK.I 藤氏に別れの挨拶をし、走り出してから軽トラのO川氏に手を上げて挨拶してから右折レーンへ入っていく。

そのままスタートできていないとしたら電気系のトラブルだろう。もし充電していないとしたらレギュレーターあたりがイッちゃった可能性がある。そうなるともう走行不能のハズだ。途中で何回も清宮社長が連絡のため路肩で止まり電話していたが、おそらくはそんなところだろう。

この件は後日、やはりレギュレーターとバッテリーの問題だったことが判明した。レギュレーターがイッてしまったため充電が行われず、バッテリーの電力がどんどん消費されてついには無くなり、バッテリーが上がってうんともすんともいわなくなってしまったそうだ。レギュレーターを交換したら簡単に復活していた。

とにかく、こういう状況になったらそのまま戻っても対処はできない。一刻も早く Kiyomiya まで帰り、軽トラで引き上げに向かうしかない。残してきたA川氏らの安否を気にしつつも、ひたすら前に向かって走るのみだ。

そんな中、〔奈良橋〕交差点でN.T中氏が、〔野口橋〕交差点でT野氏とH.I 藤氏がそれぞれ別れて帰路に向かった。みんなそれぞれ気をつけて!(^o^)/

  

本隊はそのまま都道5号【新青梅街道】を進み、〔多摩六都科学館入口〕交差点を左折して裏道に入り、ほどなくして Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。本隊が到着したのはPM6:15だった。

ようやく帰り着いた! 本隊で帰り着いたのはここに写っている5人と清宮社長、O川氏、私の計8名 到着後すぐ、A川氏の引き上げに軽トラで向かうO川氏。ご苦労様

この日はA川氏の引き上げが必要だったり、また久しぶりのツーリングで清宮社長が疲れいるのでは、との配慮からお店での一服はなく、店先での談義のみで解散とした。本当ならA川氏らが帰り着くまで待っていてあげたかったが、途中の渋滞なども考えるといつたどり着くかもわからなかったので、この日はこれにて解散とした。

私は自宅近くのGSに立ち寄った後、PM6:40、無事家に到着した。

  

今回は今年初めて全く雨の心配のないツーリングだったが、H詰氏が体調不良で途中離脱したり通行止めに阻まれたり、はたまたお二方がコケてしまった上に I 田氏の途中離脱、果てはA川氏のバイクの突然のトラブルなど、今までが順調だった分のツケ?が一気に今回に集中してしまった感じだ。トラブルに遭った人にはお気の毒だが、全体としてはしっかり走れて満足度は高かったのではないだろうか?

今回の走行は私のカタナで368.2km、使用したガソリンは20.00L、なので燃費は18.41km/Lだった。先月に更新したばかりの最高燃費18.11km/L(2003年9月度)をさらに更新し、カタナのツーレポ燃費最高記録の達成だ!............しかし、なんで燃費記録が更新できたのだろう?先月の9月度一泊は峠道もありながらハイスピード区間がたくさんあり、条件が整っていたからだと思っていた。しかし今回の10月度はほとんどが峠道なのだ。燃費が悪くなってもいい条件?の方が整っている。いったい何がよかったんだろう?ツーリングの直前にリアタイヤは替えたが........これだけで燃費が伸びるとも思えない。ナゾは深まるばかりだ....f^^;

(終)