2002年6月度MCTツーリングレポート |
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2002年06月20日 第1版公開 |
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日時 |
6月16日(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目的地 |
西伊豆・土肥町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天候 |
曇り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AM3:00、携帯のアラームと目覚まし時計が鳴って目が覚めた。4月度は親戚に不幸があったために参加できなかった私にとって3ヶ月ぶりのツーリングなので朝が心配だったが、ツーリング!となると起きれるもんだなぁ。 梅雨時ということもあって予報も一日中曇りのようだ。ただ雨の降る確率だけは10%と気にするレベルではなかったのであまり心配はしていないものの、この時期はレインウェア持参が必須なので荷物が増えてしまう。 余裕を持って出発準備をし、AM4:40にはカタナのエンジンをスタートさせる。キュルルッ、ズボボォン!久しぶりのツーリングにカタナも身震いしているようにも感じる。暖気をサクッと終わらせ、AM4:45、家を後に。
集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM4:50に到着。朝だと5分で着いてしまう。私の到着後メンバーも揃いだした。
途中合流のM.I 原氏、H.I 藤氏、S.S藤氏の3名を除く7名が Kiyomiya に集合したので早速出発することにする。予めM.I 原氏宅に電話を入れ、これから出発する旨を伝えておく。AM5:00丁度に出発!予定通りだ。
裏道から都道5号【新青梅街道】に出て、〔花小金井四丁目〕交差点を左折し都道15号【小金井街道】へ。さらに都道132号【鈴木街道】と都道248号【新小金井街道】を経由して都道14号【東八道路】に出る。ここでO川氏がH.I 藤氏、S.S藤氏の2名を迎えに行くため直進し小金井街道にまわるが、本隊は予定通り右折して【東八道路】に入っていく。 R20の交差点の手前にM.I 原氏のアパートがある。AM5:25、既に表にでて待っていたM.I 原氏を隊列に組み込みすぐスタート。信号が青だったのでそのままR20を横断していくと、そのR20にO川氏ら3名が信号待ちしているのが見えた。「お先に!」手を挙げ挨拶しながら交差点を通過していく。
R20を横断すると道は都道18号【鎌倉街道】となる。朝で空いているのでどんどん突き進んでいく。〔乞田新大橋〕交差点から先直進は都道158号【多摩ニュータウン通り】と変わるが、道の空き具合は相変わらずだ。ドンドン進んでいける。〔大栗川橋南〕交差点を右折、すぐの〔大栗川橋北〕交差点を左折して都道20号【野猿街道】へと進んでいく。この道もまた空き空きの道で、ドンドン飛ばしていこう!道自体は1km ほどで都道20号【柚木街道】へと名前を変えているが、走りやすさはさらに向上しているようだ。他のクルマも軒並み 80 km/h 以上ですっ飛んでいく。ネズミが張っていたらみんな捕まっちゃいそうな感じであった....(^^; 程なくしてR16に到達する。これを左折していくと間もなく東京に別れを告げ神奈川県に入っていく。昔は平面交差で渋滞のメッカだった〔橋本五差路〕交差点もキレイな立体交差になっている。これを間違わずにR129に進めていくと、隊列のスピードがさらにアップしていく。あの〜、あくまでも一般道なんだけど........ R129ではトバすクルマがとても多い。それもスポーティカーならうなずけるが、なんの改造もしていないフツーのファミリーセダン達なのだ。ま、確かにトバしたくなるような直線が多い道ではあるけれど。 それらのクルマ達につられるようにして?アッという間にR246まで到達してしまった。この時点で時計を見るとAM6:10頃だ。まだ休憩するには早すぎる!空いているうちにドンドン進んでしまうことにしよう。
R246は厚木を抜けるまでは車線も複数あって早いのだが、R129と分かれると片側1車線になる。それでも道幅が広いうちなら信号待ちの際にすり抜けて先頭に出られるのでそんなにペースは落ちなくて済む。しかしこのあたりから山間に向かっているからか、気温がだんだんと下がっているように感じられてきた。信号待ちの際にすぐ後ろを走るM野氏やA川氏に「(トイレとか)大丈夫?」と聞くと、A川氏の方から「(まだ大丈夫だけれど)だんだん溜まってきた!」との返事が。うーーむ、そうか、そろそろ休憩した方がいいのか。よし、それなら次にあったコンビニで休憩してしまうことにしよう。予定よりはちょっと早いが。 しばらく走るとコンビニが姿を現したので迷わず左にウインカーを出しすべり込んでいく。AM6:40、セブンイレブン【秦野菖蒲東店】に到着。トイレをガマンしていた人が意外に多かったようで、ここで休んで正解だ。
ここでゆっくりとM.I 原氏、H.I 藤氏、S.S藤氏の3名と朝の挨拶を交わす。走りながらだったのでロクに挨拶もできずにここまで来てしまった....(^^; 時間が早いのでゆっくり目に休憩がとれ、AM7:15コンビニを後にする。ここからはまた楽しいハイスピード道が待っている!?次の休憩は三島か沼津あたりで考えておけば丁度いいくらいだろう。
コンビニを出る際に隊列がちょっと分断されてしまったが、迷う道でもないのでかまわず進んでいく。後ろの人たちは離されてもカッ飛んでこれる人たちばかりなのでな〜んにも心配いらないのだ! 大井松田から山北町、小山町と抜け、アッという間に御殿場市内に到達。なおもスピードを緩めずに走っていくと、あれよあれよという間に沼津市に突入だ。先ほどのコンビニを出てからまだ1時間も経っていないこともあり、R414となった道を先を急ぐことにする。一応、沼津あたりで休憩を入れようか、という話をO川氏としていたこともあり、すぐ後ろのM野氏に「どこかで休憩しようと思うんですけど」と話すと、「(休憩なんかいいから)行っちゃえ行っちゃえ」との返事。でも早くも私のメットの中では内装材が私の頭を痛めつけ始めていたので、個人的にはすぐにでも休憩してメットを脱ぎたい気持ちでいっぱいだった。 メットに起因する頭痛が頂点に近づいてきた私は再度後ろの人に聞いてみる。「休憩しない?」 するとM野氏は相変わらず「行っちゃえ」だったが、A川氏が「休みましょうか」と言ってくれた。よし!同意がとれる人がいたことだし、次のコンビニで休憩してしまおう!....f^^; ........しかしいざ休憩しようとするとコンビニが現れてはくれないもの。そうこうしているうちに【沼津マリーナ】も越え静岡県道17号へと右折する交差点に差し掛かった。これを右折するとあんまりお店らしきものが無いような........ 【淡島マリンパーク】を右に見やりながらバイクを進めていく。この先何もなく奥地まで行ってしまうのかな、と思ったまさにその時、左手前方にコンビニの看板を発見!やった!メットが脱げる!!AM8:40、セブンイレブン【沼津内浦三津店】に到着。
休んだら休んだでみんな喜ぶもの。しかもまだ9時前だ。このまま進んでしまったらいったい何時に着いてしまうのだろうか?ハッキリ言って早すぎるのだ。時間調整する意味でもこの休憩は正解なのだ。そう思おう。f^^; ご飯を食べるわけでもないので、20分も休めば十分な休憩だ。「そろそろ行きませんか?」O川氏やA川氏が走りたそうだ。ぼちぼち行くとするか。でも早く着いちゃうと思うよ、多分。AM9:00、コンビニを後に。
駿河湾を右に見ながら静岡県道17号を進んでいく。たまに遅いクルマもいるけれど後ろから来るバイクの隊列を確認したドライバー達は親切に道を譲ってくれるので、手を挙げ礼を言いながらオーバーテイクさせてもらう。なのでほとんどペースが落ちずに突き進んでいける。 少しすると標識が「静岡県道127号は左折!」と教えてくれる。指示通りに左に曲がっていくと、道は若干狭くなるもののクルマもいない超快適な道が私達の前に現れた。最初はロードマップにあるように比較的なだらかな道だったが、進んでいくうちに峠道へと変貌していく。もう、こうなりゃ先頭の利を生かして楽しませてもらうことにする。峠道で千鳥隊列で走っても仕方がないので、自然とフリー走行に近い形になってしまう。 右に左にカタナを操り、ふとミラーを見るとM野氏がすぐ後ろでアオってくる(少なくとも私にはそう見えた)ではないか!こりゃいかん、気合い入れて引き離さなければ!..........しかし、M野氏は離れなかった。コーナーの立ち上がりでは排気量差で離れるのだが、次のコーナー入口ではその軽量の車体を生かしてブレーキングポイントがカタナよりも奥に取れるため接近できるのだ。そのため、コーナリングの最中は常にミラーにM野氏の姿が映し出されながらの走行を余儀なくされてしまった。 結局M野氏との“ランデブー走行”は静岡県道18号に出るまで続いた。遅れてA川氏ら後続がやってくる。「早いよ〜」とはA川氏の弁。さて、後続が追いついてきたのを確認して静岡県道18号に入り〔戸田峠〕を目指す。この道も適度な峠道で、峠が大好きな人たちには楽しんでもらえたのではないだろうか?
〔戸田峠〕で右折し再び静岡県道127号となったところで一旦バイクを停める。ここから先【西伊豆スカイライン】の展望台までフリー走行とするためだ。「フリー」と聞いて飛び出していくU海氏やH.I 藤氏らカッ飛びメンバー達。なんか霧が出かかっているようなので気をつけて走ってね。 メンバー全員が出発したのを見計らって最後尾からおもむろに出発する。この道は〔戸田峠〕から 4 km ほどは普通の静岡県道127号なのだが、その先はいきなり有料道路【西伊豆スカイライン】となる(回避路なし)。有料道路なのだが、集合場所の展望台で引き返せば無料で通行できる。それを知っているので、展望台からUターンしまた別の道を楽しむ予定だったのだが.......... スタートから 3〜4 km ほど走った頃だろうか、いきなり霧が深くなった!ひどいところだと 50 m 先すらも見えない。先行しているバイクのテールランプがかき消されてしまうほどだ。こりゃ危ない!峠を楽しむどころではなくなってしまった。 そして霧の中でM木氏が停まっているのが見えた。ん?どうしたんだろう?O川氏が停まって様子をうかがう。みんなで霧の中停まっていても危ないので、先に展望台を目指すことにする。みんな霧にビビってノロノロ走って先に行こうとしないので、仕方なくみんなをパスして先行する。もっともそれよりも先に着いていた人もいたが。 何とか危ない霧の中を走り抜け、AM9:40、【西伊豆スカイライン】の展望台に到着。
ここでM野氏に「あんまりアオんないでくださいよぉ〜」と冗談まじりに言うと、M野氏曰く「置いていかれないように必死だったんだよ」とのこと。え?そんな必死に見えなかったけど....(^^; ヒラリヒラリと余裕でカタナを追いかけまわしていたように見えたんだけど、当の本人はそうではなかったようだ。 遅れてO川氏とM木氏が到着した。どうやらM木氏、燃料タンクがリザーブになってしまったらしいのだ。さぁ困った!この先予定では今来た道を引き返し別の峠道を走ってから土肥町に行くことにしていたのだが、それだとM木氏のガソリンが持たない可能性がある。みんなで話し合った結果、この濃い霧の中をまた戻るのはイヤなことと、別の峠道もまた霧の中であろう可能性が高いこと、M木氏の燃料のことなどを勘案して、引き返さずに【西伊豆スカイライン】のをそのまま進み、料金を支払って土肥町に向かうルートをとることにした。
..........にしても、今すぐ出たのではお昼ご飯にも早すぎる。かといって売店も開いていない霧の中の展望台に長居しても面白くない。やっぱり我らオートバイ乗りは、オートバイに乗っていてこそ楽しめるのだ!..........てなわけで、AM10:00には展望台を後にする。ここからはそんなに迷う道でもないだろう..........
展望台を出て程なくして料金所が現れる。全車が料金を払い終え出発OKとなったのでスタートする。スタートしてすぐに下に下るような道が左にあったのだが特に気にせず通過する。もうちょっとすればR136が見えてくるはずだ.......... しかし、行けども行けどもR136は現れてこない。おっかしいなぁ、もう見えてきてもいい頃なんだけどなぁ、などと思いながらまた深くなってきた霧の中を走っていくと前方に標識が。「直進:賀茂村(静岡県道59号)、左折:湯ヶ島(静岡県道59号)」あれ?どこだここ?こんな道通る予定ではないはずだが。さすがに不審に思ったので左に寄せて隊列を止めると、後ろからO川氏が飛んできた。 O川氏「来すぎてません?」 そう、なんと私は標識を見落としていたのだった!それと気づかず直進し、しかも直進したその道は地図に載っていない真新しい道だったのだ。なので、地図上で「T字に突き当たったら右折」としか認識していなかった私はまんまと新しい道の“餌食”となってしまったのだ。後続のみんな、申し訳ないm(_ _)m まぁ現在位置がわかったからいいようなものの、問題はこの後どうするかだ。戻って行ったとして果たしてM木氏の燃料は持つのだろうか?戻らずに先に進んだ方がGSを見つけやすいのではないだろうか?思案した結果、そのまま賀茂村経由で行くことにした。予定外のルートだが、どうせなら〔仁科峠〕も走ってみたいし。
停まった地点から〔仁科峠〕はすぐだった。程なくして静岡県道410号が現れて「賀茂村はこっち!」と案内してくれている。今度は迷わず案内通りにバイクを進めていく。すると........ 静岡県道410号は、いやそれは細くくねった峠道だった。しかもこの日はなぜか路面が濡れていて思うようにバイクをバンクさせられない。対向車があると結構怖く、下りということもあり後続がドンドン離れていく。しかしこここそ一本道で迷うはずもないので、ミラーで後続が離れていくのを見ながらも私は先に進んでいく。 しばらくすると道もなだらかになってきたので、平地が近いことを予感できた。程なくして標識がこの先の交差点がT字路であることを教えてくれている。これを右折すれば土肥町に戻れるはずだ。その交差点で信号待ちしていると、曲がってすぐの所にGSがあるのが見えた。よし、ここで給油してしまおう。M木氏もなんとか持ちこたえてくれたようだ。AM11:00、JAが経営するGSで給油。 給油中にスタンドの店員に話しかけてみる。 私
「(曇り空を眺めながら)今日ってずっとこんな感じですか?」 これでピンときた。先ほどの静岡県道410号の路面が濡れていたのは、土砂降りの雨が降った直後だったのだ。私らは運良く雨がやんだ後にそこを通過したのだった。霧はかかっていたものの雨は降っていなかったのでラッキーといえばラッキーだ。 10分ほどで全車の給油が終わり、R136を土肥町に向けて出発する。
さて、今日の昼食目的地は駿河湾フェリーの事務所の2階にあるという、土肥町内の魚屋さん直営の店である【食事処 つばさ】だ。AM11:30には着いてしまった。ところがいざ着いてみると、さすがフェリー乗り場なだけあってクルマやバイクがごった返している。さらに実際の建物はとても小さく、10人がまとまって入れなさそうな小さなお店だ。お昼時ということもあり人がドンドン入っていっている。 「入ってもゆっくりできそうにないなぁ」「まとまって入れそうにないなぁ」「かなり待ちそうだなぁ」などとみんなで考えた結果、別にこの店で食べなきゃいけないわけでもないので今回は諦めることとし、別の食事処を探すことにした。 どこにしようか迷うが、R136を少し賀茂村方向に戻ったところに食事処があったのを覚えていたのでそこにすることにする。海も眺められて景色もよさそうだ。AM11:50、【食事処 澤】に到着。
店内にはまだ他のお客さんがおらず自由に席が取れた。座敷で靴を脱ぎリラックスしながらメニューに目をやると、た、高い!最低価格メニュー(カレー)でも¥1,600はしている!それでも食べないわけにはいかないので意を決して【海老クリーム揚げ定食】なるものを頼む。同時に瓶のおいしい黄色の炭酸入り飲み物を注文する。やっぱりこれがなくっちゃ?....f^^; それでも今回はコップ一杯だけにとどめておくことにする。なんかいっぱい飲んでしまうと危ないような気がして....(^^; 食事を取ると睡魔が襲ってくるもの。しかし食事処の店内でゴロンと横になるわけにもいかず、みんな必死に睡魔と闘っている様子が手に取るようにわかった。この後のことをO川氏と話し、昼寝をするスペースを探すことも昼寝をする時間も無いことから、頑張って走って行ってしまおう、ということになった。PM0:55、【食事処 澤】を出発する。
R136を再び土肥町方向に向け走って行き、土肥港のところで右折していく。ここから修善寺までは一本道だから迷うはずない、とタカをくくっていたからか、油断していたからか、前方に料金所が見えてきた。あれ?有料道路なんて通った記憶がないんだけれど........ 引き返すわけにも行かないので料金を支払い、よくよく地図を見て気がついた。通ってきた道は確かにR136なのだが、途中から【船原トンネル】として有料化されている道だったのだ。そういえばその前に、細い道との分岐があったことを思い出した。その細い道は、標識では「西伊豆スカイラインへ」と出ていたので、私はてっきりそっちに行くとまた【西伊豆スカイライン】に入ってしまうのだと思いこんでしまったのだ。よくよくロードマップを見ると、「西伊豆スカイラインに行くにはこっちの細い道を行かないと行けないよ」というような書き方がなされていて、実際の標識では走りながらの瞬時の判断がしづらいような書き方だったのだ。なので、迷った人は間違いなく有料道路の方に入ってきてしまう。 また道の太さも極端に違っていた(有料の方がそれまでの道幅のままで、無料の方は極端に細くなっていた)ので、間違えやすい。今度通るときには気をつけようっと。
無料のR136と再び合流し、さらにR414と合流すると修善寺はすぐだ。ここも一本道だから迷うはずはない........と油断していると、またしても!有料道路【修善寺道路】に入っていってしまった。でも今回はなんか怪しい、と気づいたので、有料(直進)に入る前に後ろの人に「これどっちだろう?直進かなぁ?左に逸れるのかなぁ?」と振り向きながら腕で意見を求めたのだが、後ろの人はわかっていなかったようで、どっち(直進 or 左に逸れる)とも意見を言ってくれなかった。なので、直進してしまっても私だけが責任を負うことはないだろう、多分....(^^; 程なくして料金所出現。またしても予定外の有料道路でお金を使わせてしまったが、まぁツーリングしてればこのくらいのことはよくあることさ?と勝手に自分に言い聞かせて納得しようとしていた。みんな、ゴメン!
【修善寺道路】の大仁中央 ICで右折後すぐ左折でようやくR136に復帰できた。やれやれ、これでやっと地図を見ないでも帰れるルートに復帰できたぞ。少し混み気味のR136だったがそこはバイクのいいところ。脇をすり抜けてずんずん進んでいく。三島市に入る頃には混雑も解消され、R1まで比較的スムーズにやって来た。立体交差からR1に合流し、今度は箱根を目指すことになる。 この頃にまたしてもメットの内装が起因する頭痛になってきていたので、再びM野氏やA川氏に休憩するか聞いてみるが、M野氏は「行っちゃえ」派、A川氏は「どこかあったら休もうよ」派だ。どちらかというと休みたい派の私はA川氏の意見に賛成で、次にどこか休憩できるところがあったら入ってしまおうと考えていた。ところが、そう決意した時には既に遅く、な〜んにもない所まで隊列は進んでいたのだ。箱根に向かう高速ワインディング区間に入っていくと、もうこの先は芦ノ湖のあたりまで休むところはないぞ。頭痛、大丈夫かな?
霧が少し立ちこめるR1を右に左にカーブしながら上っていく。こういうときは大きい排気量の方が断然有利だ。あまり減速せずにコーナーに入っていけるため、エンジンの持つ絶対パワーが大きい方が楽に走れるのだ。行きでは私をアオってきた(........だからアオってないって....(^^; )M野氏も、ここでは引き離されていくばかりだ。 〔箱根峠〕に差し掛かる。【箱根新道】の入口を通過してそのままR1を進み、その先にある【道の駅】にバイクをすべり込ませる。ここでしばし休憩しよう。PM2:30、【道の駅 箱根峠】に到着。
ここで、ここからのルートについてみんなの意見を聞くことにする。当初予定では他に有料道路を使うつもりがなかったので【箱根新道】くらい使おうか、と思っていたのだが、ここまでで間違いも含めて3つも有料を使ってしまっている。なので、もしもうこれ以上有料を使いたくない、という意見が大半なら下道で行こうかと思っていた。 しかし違った。確かに私と同じ考えで下道で行きたい人もいたが、下道=R1宮の下経由だと間違いなく混んでいるはずで、その渋滞すり抜けをいやがる人が大勢を占めたのだ。よって民主主義に則り?多数決の原則により有料=【箱根新道】を使うことに決定した。PM2:40、トイレ休憩のみで道の駅を後にする。
..........一応【箱根新道】の料金所までフリー走行としたはずだったが、結局みんなまとまっての走行となった。R1を少しだけ戻りすぐに現れるR1【箱根新道】の入口。迷わず進んでいく。さぁこれから長い下りの道を楽しむか!と思った矢先、前方のクルマ達がスピードダウンしていく。そのまた前方に、とっても遅いトレーラーが走っているのがわかった。クルマ達はお行儀よく?追い越し禁止場所で追い越していかないため、その後が長蛇の列となってしまっていたのだ。トレーラーまで何台ものクルマを追い越していかなくてはならないくらい長い列だったので、諦めてクルマ達の後ろでジッとガマンの走行をしていく。なんて我慢強い私!と思ったが、次の瞬間早速後悔していた。やっぱり抜いていった方がよかったかなぁ? 我慢強く走っていればいつか報われるもの?料金所が見えてきた。これを越えれば一般道なので、もし混んでもすり抜けていくことにしよう。先ほどのトレーラーも難なくパスし、小田原市街を抜けていく。 JR国府津駅付近では渋滞していたので早速すり抜けを開始。すぐに渋滞はおさまったが、渋滞というほどでなくても混んでいるところはそこかしこにあったので、その場所ではすり抜け、すり抜けの連続だ。そうこうしているうちに二宮町、大磯町と通過し、早くも平塚市に入っていく。 平塚市に入るとR1も道幅がグッと広くなりとても走りやすい。かつて横浜在住時代はしょっちゅう走っていた道だが、久しぶりに走ってもあまり印象が変わらない。むしろ懐かしさがこみ上げてくる。平塚市内でR129へと左折すれば、厚木市ももうすぐだ。 厚木市でR246と合流する。ここは朝方に反対方向に走っていった道だ。朝と違いクルマ達は渋滞の嵐の中にいるので、我らバイク達はその間を縫うようにしてすり抜けていく。帰路ではもとのR129に戻らずにR246をそのまま東京方面に向かう。海老名市や座間市、大和市内においても断続的に渋滞しているのですり抜けは必須だ。すり抜けられないと、いったいいつになったら帰り着けるやら、というくらい激しい渋滞だ。やはり土日のこの時間帯にここを通過するならバイクがお勧めだ。 R16との立体交差を越え、ようやく横浜市内に入る。もうちょっと行ったところにコンビニがあるので、みんな、そこまでのガマンだよ!気合い入れてすり抜けしていこう!!
渋滞が解消する頃に現れるコンビニがある。PM4:45、サンクス【つくし野246店】に到着。
丸2時間、それも渋滞すり抜けありでの走行後の休憩なので結構みんな疲れていたようだ。甘いものでスタミナ回復をする人、のどを潤すだけにとどめる人、様々だ。 O川氏が近寄ってくる。「そろそろ先頭交替しましょうか?」助かった〜、結構疲れていたんだよね、実は。でもホントは、O川氏の奥様が昔この辺りに住んでいたことがあって、この辺りからの裏道ルートに詳しいから交替しましょうか?という感じだったらしい。また当初予定していたルートは渋滞が十分予想できたのでそれを避けたいからということもあったらしい。理由は何でも、先頭は疲れるから交替してくれてありがたい。素直にお願いすることにした。なおO川氏はJR横浜線の成瀬駅付近まで先導し、その後はより裏道に詳しいM野氏が先導することになった。 20分ほど休憩し、PM5:05、コンビニを後に。
..........ここからは、実は裏道すぎてあまり地図で追いかけられていない。途中主要なポイントは覚えているのだが先頭でまわりを気にしながら走るのと人の後にくっついて走るのとでは道の覚え方が全然違う。 ひょこひょこと裏道を進み、〔成瀬駅東〕交差点を通過。その後どこをどう走ったのかわからないまま神奈川県道137号に到達していたようで、小田急・黒川駅脇の神奈川県道19号に出た。すぐにある京王相模原線の若葉台駅手前の交差点でM.I 原氏、H.I 藤氏、S.S藤氏、M木氏の4名が別れて左折していった。4人とも気をつけて!
本隊は若葉台駅を過ぎ東京都稲城市に突入した。〔駒沢学園入口〕交差点を左折後次の交差点を右折、さらにその先の交差点も右折してまた左折、というように走って行くと、いつの間にか都道41号【川崎街道】に出る。それでまたすぐにある〔大丸〕交差点を左折して〔是政橋〕を渡ることに。 おや?よく見ると前方に見たことのあるバイクが3台いるではないか!M.I 原氏、H.I 藤氏、S.S藤氏の3名がちょうど〔是政橋〕を渡るところだったのだ。先ほど別れたばかりなのにまた会った。他のルートを通ってきても多摩川を渡る橋は限られるので、みんな〔是政橋〕を選択したようだ。 〔是政橋〕を渡るとM.I 原氏、H.I 藤氏、S.S藤氏の3名はそのまま直進し都道9号【府中街道】へと消えていった。本隊の6名は橋を渡ってすぐ右折し【競艇場通り】へ、さらに一つ目の信号を左折して【是政通り】に入る。東京競馬場を左に見ながら【競馬場通り】に出て東府中駅脇を横断、【平和通り】【平和通り2号】【一本木通り】などを経て【いちょう通り】に出る。もうここからは目をつぶってても帰れるぞ、と思った途端、先頭のM野氏がまた変わったルートに向けてウインカーを出した。みんなもまさかこの場所から違うルートを通るとは予想していなかったらしく、あわててウインカーを出して斜め左に進路を変更していった。 M野氏はどうやら国分寺を通っていくのがお好きらしい。ちょこちょことした道を通って都道133号【国分寺街道】に出るが、前に通ったときもそうだったのだがこの道は結構混むのだ。わざわざ遠回りするこのルートを行くくらいなら、もっと別の道を行った方が早く短く走れるのに、と思いながら後をついて行く。 〔喜平橋〕を渡って都道132号【鈴木街道】に入る。なんだかんだ言いながら、ここまでくれば帰り着いたも同然だ。裏道を通り都道5号【新青梅街道】を横断すればもうゴールは間もなくだ。
PM6:30、本隊は無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。清宮夫人が冷たい飲み物とお菓子でもてなしてくれる。PM7:00まで続いたツーリング談義もお開きとして解散とした。 私はGS給油後、PM7:15無事家に到着した。
今回は梅雨時なので天気を心配しながらのツーリングだったが、ここ数年の6月度ツーリング中止なし!の伝統を今年も守ることができて大変満足だ。峠も走れたし(霧はちょっと勘弁だが....(^^;)みんなにも満足してもらえたのではないだろうか? |
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なお、今回の走行は私のカタナで384.4km、燃費は16.49km/Lだった。ちょこちょことした峠道や渋滞も結構あったのである程度悪燃費は覚悟はしていたが、16km/L走れればまぁ納得できるかな? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(終) |