2001年7月度MCTツーリングレポート

2001年07月21日 第1版公開
2003年01月14日 第2版公開

日時

7月15日(日)

目的地

群馬県・赤城山 「赤城の道を走ろうよツーリング」

天候

晴れ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/  梅雨も明けて嬉しさ2倍!

AM3:40、けたたましく鳴る携帯のアラームに起こされる格好で目が覚めた。まだ眠いけれど起きなければ........
今日は体調が悪くて参加できない My Wife も起きてくれ、私の朝食を用意してくれる。感謝。

先週の水曜日(7/11)に関東・甲信越地方は他の地域に先駆けて梅雨明けしてしまったため、今回は雨の心配がほとんどない。雨の心配がないのは嬉しいが、今日も暑くなりそうだ。

AM5:00にはバイクのカバーを外しにかかる。この時間で外に出ただけでもう汗をかいている。あ、暑い......
キュルルッ、ズボボォン!一発でかかる KATANA のエンジン。問題なし。気温が高いので暖気もすぐに終わる。My Wife のお見送りを受けてAM5:15、家を後に。

  

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:20に到着。集合時間までまだ10分もあるのに今日はみんな早くに集まっている。まだ来ていない人もいたが程なくして続々とバイクが到着。だが、またやってしまいましたT田氏。遅刻常習犯?の本領発揮でこの日もお寝坊サンしてしまった。「ま〜たT田氏かぁ、しょうがないなぁ」とみんなに呆れられてしまっていた。

続々集結中! みんな余裕を持って集合してくれている
今日はみんな集合が早めだ。
約一名を除いて....(^^;
久々参加の人ほど早く集まってくれたようだ。

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 GSX1400 Kiyomiya スタッフ
今回の幹事1
A川氏 CB400SF-S V-FOUR MAGNA から乗換後
初ツーリング
 
M野氏 ZZ-R250  
K本氏 ZEPHYR1100  
U海氏 CBR1100XX  SB 今回の幹事2
T田氏 XELVIS またしてもお寝坊さん....(^^;
  M川氏 GPZ1100 古い方のGPZ(空冷)
2000年6月以来の参加
  M川夫人 ZRX1100 2000年6月以来の参加
  H詰氏 CB1000SF 改多数・Fホイール17インチ改
  M尾氏 XJR1200 改多数
  T柳氏 GPZ1100 新しい方のGPZ(水冷現行型)
改多数で原形をとどめているのはフレームとカウルのみ?
  H.I 藤氏 GSX-R1100 清宮社長の友人ショップである
Tオートの社員さん
  O橋氏 GSX1100S KATANA
 Final Edition
Tオートのお客さんで2ヶ月連続の参加
S枝 GSX1100S KATANA

以上の14名だ(*印はMCTクラブ員)。
今回は峠道ということもあり、メンバーも峠が好きな人が集まった。
なお My Wife は体調を崩し今回はお休みだ。

全然雨が降る気配もないのでレインウェアをタンクバックごと Kiyomiya に置いていこうかと悩むが、M川氏が「(山の方は)絶対降るよ!」と脅かす?モンだから、小心者の私は素直に忠告に従うことにした。そうだよな、『公認雨男』のH詰氏も参加することだし、降られて後悔するのはやっぱりイヤだもんなぁ。

AM5:40になってもT田氏が来る気配がないので、簡単なツーリングミーティングを行い出発してしまうことに。寝坊したT田氏には後を追いかけてきてもらおう。清宮社長のお見送りを受けながらAM5:45、イザ出発!

  

出発してすぐ、前方からT田氏がやってくるのが見えた。T田氏も気づいたようで、Uターンして後続に合流した。都道4号【所沢街道】から同15号【小金井街道】へと右折し自宅前を通過し、西武池袋線の線路を渡って少ししてさらに右折し【柳瀬川通り】に入っていく。清瀬市を縦断する形で通りを走っていくと埼玉県との都県境を迎える。埼玉県に入ると通りは【三本木大通り】となるが、変わってすぐの交差点〔大和田〕を左折してR254【川越街道】に入る。............ここまでは前回(6月度)のツーリングと全く変わりないルートだ。なので表現も全く同一になってしまう....f^^; ここからは前回と変わり、R254【川越街道】を直進していく。

R254【川越街道】は朝だというのにあんまりスピードが乗っていかない。かといってクルマが多いわけでもなく、単純に巡航スピードが遅いのだ。それでも平日昼間と比べると流れてはいるのだが、「日曜の早朝」ということでもっと早く走れる期待が常にあるのはライダーの勝手な希望なんだろうなぁ....(^^;

しばらくしてR16に到達する。これを右折しR16に合流するが、2 km ほど走ると再びR254が姿を現す。ここでR16に別れを告げR254のバイパスに分岐していく。R254は道幅も広くて走りやすく、すぐにメーターの針がグングンと上がっていく。バイパスはこうでなくちゃ?f^^; なおこの道は景色を楽しむ箇所はどこもない。川越の市街を抜けるとあとはのどかな田園風景が広がっているだけだ。川島町のあたりにはオービスもあり、景色的にはよろしくない。

東松山市に入ると今度はR407との分岐が現れる。迷わずR407へ。このR407もハイスピードな道で、80〜90 km/h くらいで走っているバイクの隊列をクルマ達がどんどん追い抜いていく。そんなに飛ばして大丈夫なの?でもそれも長くは続かなかった。〔東平〕交差点から先では片側一車線になってしまっていたからだ。ここからしばらくは巡航速度自体がスピードダウン。けどこの頃から日差しも強くなってきて、逆にスピード出して走りたいくらいになってきた。あ、暑いよーー!

それにしても、ここまであまり足を着かずに走って来れている。ツーリングとしては距離を稼げるのでいいのだが足の曲がりがきついバイクに乗っているとたまには足を地面に下ろしたくなる。今日はまだ大丈夫だが、そのうち疲れとして溜まってしまうだろう。そうならないように早めに足を着きたいなぁ。

隊列は荒川にさしかかっている。ここに掛かる〔荒川大橋〕を渡るとR17が見えてくる。この頃になるとクルマの流れもスムーズで、あまりストレスなく走っていける。しかし景色を楽しめるほどではなく、淡々と走っているような感じになってきた。

R17を渡り埼玉県道341号に入ると、先行するトラックやクルマ達でペースが落ちて、次第に KATANA の振動スポットにはまる速度しか出せなくなってきた。これは私にとってストレス以外のなにものでもない。暑さから頭もボーーーっとし出してしまい、睡魔とも格闘しなければならなくなってしまった。もうどうにでもして!てな感じになったそのとき、先頭が予定外の所で左にウインカーを出して曲がっていった。それに続いていく各車。とたんにペースが上がる。1 km ほどして右折しR407【妻沼バイパス】へと進んでいく。さらにペースが上がり、振動&睡魔ともオサラバできた。先頭のO川氏、ありがとう!私はとっても助かったよ!!

  

このあたりで時計を見るとAM7:00になろうか、という頃だった。朝のミーティングで朝食休憩は7時〜7時半の間に、とのことだったので、もうそろそろだろう。おなかもだいぶ空いてきた。

利根川を渡り、いよいよ群馬県に突入した。もうそろそろかな、と思っていたら案の定、先頭が左にウインカーを出してコンビニに滑り込んでいく。今回はここで朝食休憩だ。AM7:15、セブンイレブン【太田市古戸町店】に到着した。

建物の手前と奥にそれぞれ駐車場がある この頃はまだみんな元気が有り余っている?
幹線道路沿いに建つ、ごくごく普通のセブンイレブン。でも駐車場は広いのだ。 この頃はまだ元気いっぱいでカメラを向けるとポーズをとる余裕があったが........

停まるとすぐにジャケットを脱ぐ面々。いくら風が抜けるタイプやメッシュのジャケットを着ていたとしても、走っていないとただの“上着”と化してしまうので暑くてたまらないのだ。脱いで一様に「ふぅ〜」という声があちらこちらからあがっている。脱ぐだけでそのときは十分なクールダウンになる。脱いだのに慣れてしまうとまた暑くなってくるが....(^^;

朝食も終え、40分間というMCTとしては長めの休憩タイムもそろそろ終了だ。休んでいるより走っていた方がおそらく涼しいだろう、ということで、AM7:55、セブンイレブンをあとに。ここからはもう一人の幹事であるU海氏が初めて先頭で走っていくことに。

  

R407を再び北上し、R407本線が右に折れていくところで左折し群馬県道2号に入っていく。2号に入ってすぐ、先頭が右折レーンに進んでウインカーを右に点滅させている。あれ?曲がるのは確かもっと先のはずだが?と思っていたが他車がU海氏のあとについて右折レーンに入っていく。いいのかな?と思っていると、私のすぐ前に入っていたO川氏がホーンで「違うよ!」と合図して直進車線に戻るように先頭に指示。信号青と共に右折レーンから直進していくバイク達。周りのクルマさん達に迷惑を掛けてしまったなぁ。申し訳ないm(_ _)m

間違えかけた交差点から 5 km ほど走って、曲がるべき交差点に到達。ここからは群馬県道69号を北上していく。ここはほとんど直線の道路だが、交通量が多いのかスピードが上がっていかない。それでもR50を横断するあたりまではよかったが、それを過ぎると信号ストップのたびにすり抜けて先頭に出ていかないとちっとも前に進まないところも多い。加えて、バイクにはあまり協力的でないクルマ達も多いように感じた。どうせ抜かれることがわかっているのに、信号スタートの時にバイク達の前に出ようとリキんでいるクルマの多いこと!何考えているのやら........

それでもなんとかR353を越え、R122へと入っていった。大間々町の市街地部を抜け〔上桐原〕交差点を左折するとR122は次第に山道へと姿を変えていく。なだらかなコーナーをいくつか抜けると【道の駅くろほね】が見えてきた。隊列が一旦ここで停まる。朝のミーティングで、ある程度の所からはフリー走行区間を設けるようなことを聞いていたから、ここから先がそうなのかな?とも思ったが、停車しただけですぐさま出発する。どうやら先頭のU海氏はここで休憩を、と考えていたようだが、先ほどの休憩からまだ1時間程度しか走っていなかったので先に進むことにしたようだ。てっきり「休憩だ!」と思ってメットを脱いでいたメンバーもいたが、慌ててメットをかぶり直していた。

1 km ほど進むと群馬県道62号が見えてきた。〔下田沢〕交差点を鋭角に左折し群馬県道62号に乗り入れていく。

群馬県道62号は当初快適なワインディングロードの様相を見せており、全車のペースがどんどん上がっていく。しかしいい調子で飛ばしていくと、なんと車道の真ん中に砂が!それも浮いているってなレベルのモンじゃなく、“砂の山”状態で鎮座している箇所が何ヶ所も突然に現れてきたのだ!一度そういう状態に遭遇するとペースは落ちて慎重になるが、忘れた頃にまたしても!的に現れるのだ。飛ばし屋のT柳氏曰く、「(ツーリングじゃなく)一人で走っていたら間違いなくコケているな」とのこと。そうかもね、T柳氏は他のメンバーよりも段違いにペース早いモンねぇ。幸いに全車とも危ない挙動には至らずにクリアしていたが、この道は今度通るときにも注意が必要だ。

この“砂攻撃”がなければ群馬県道62号はとても楽しめる道だ。だが散々砂攻撃を受けてまいっていたのか、先頭が自販機が並んでいる商店の前で停まった。どうやらここで一旦休憩するようだ。AM9:30、酒屋さんの前で休憩。

表に自販機のある酒屋さんの店頭で休憩 “砂道路”をなんとかクリアしてきたバイク達 暑くて暑くてたまらない
MCTの休憩としては珍しく、ごく普通の酒屋さんの店頭での休憩となった。日陰がなくて暑かった........ “砂攻撃”をなんとかかわして走ってきたバイク達。飛ばし屋の人ほど砂に手こずったようだ。 「ここが終点?」と冗談交じりに話す面々。暑くてもう帰りたい衝動に駆られていたメンバーも。

ここでは先ほどまでの“砂攻撃”道路について「怖かった〜!」「何で急に砂の山があるんだよ!」「コケなくてよかったぁ」などと口々に非難の声が。それさえなけりゃとてもいいワインディングなのに。結果的に、フリー走行にしてなくてよかったのかもしれないなぁ。

ここまでの暑さにやられてしまったのか、H詰氏やH.I 藤氏などは「ここで終点?」「もう(この先は走らなくて)いいよ〜」とまいっていたようだ。い〜え!ここから先が本番ですッ!!

飲み物で休憩をとるが日陰がないためとても暑く、走っていた方が涼しい。みんなだんだん停まっていることに耐えられなくなってきたのか?AM10:10出発することにした。この先もフリー走行は危ないので諦め、隊列を組みつつ走っていくことに。

  

10分ほど走ったところのGSで4台ほどが給油。

4台が給油中も気合いの入っているM川夫人 左右2本出し仕様の CB400SF-S とA川氏
4台が給油中でもバイクを降りずに気合いが入っているM川夫人。愛車は ZRX1100 だがカウルのスクリーンを背の高いものに換えているため新鮮な印象を受ける。 先月まで乗っていた V-FOUR MAGNA より排気量は小さいがパワーがあるため峠道は走りやすかったようだ。SP忠男のスーパーコンバット・2本出しは 400 とは思えない排気音を奏でている。

4台の給油も無事終え、再び群馬県道62号を進んでいく。標識に従って左折していくと、途中から群馬県道251号【赤城道路】となる。ここからが本日のお楽しみ本番だ。

千鳥の隊列を崩しつつも順番に赤城の道を楽しみ始める。だいたい 80〜100 km/h くらいで峠道を楽しんでいると、直線部分で走り屋の YZF-R1 などがすんごい勢いで追い抜いていく。それも1台や2台ではない。危ないなぁ、と思うが、ここ赤城にはそういう走り屋が多いのだ。聞くと、赤城に合わせたチューニングをして、スリックタイヤを履かせてトランポで持ってくる「赤城族」もいるらしい。彼らは 200 km/h 以上で攻めているそうで、とてもじゃないが一般ピープルの?私らが敵うはずもない。ミラーに見えたら素直に前を譲った方が得策だ。

それなりに楽しんで走っていると、前方から救急車のサイレンが。少しして救急車がすれ違って下っていった。あ、こりゃ誰か事故っているな、と用心して走っていくと、左コーナーの先にライダーらしき人が「スピードを落とせ!」と合図しているのが見えた。丁度そこでは警察による現場検証が行われているところだったが、コーナーの奥にフロントフォークが見事に折れ曲がった XJR1300 を発見!それもまだ新しい、青白カラーのモデルだ。あぁ、なんてもったいない!それにしても救急車で運ばれたライダーは大丈夫だったのだろうか?

そういえば、【赤城道路】に入ろうかというあたりから空が少し怪しくなってきた。雲が広がり、中にはイヤな黒い雲も。M川氏の予言通りやっぱり降るのかなぁ?

【赤城道路】は大沼のほとりまで“楽しい”道を提供してくれ、ふと見るともう大沼に到達しようとしていた。右手に見えてきた大きな駐車場にバイクを滑り込ませる。AM10:50、大沼着。

空が怪しい中、大沼の駐車場に到着! まだ元気があるかな?M尾氏
天気が怪しくなってきた中、大沼の大駐車場に到着。 まだピースをする余裕のある
?M尾氏とO橋氏。

11時前とちょっと早いようにも思ったが、O川氏の「早めに食べてお昼寝処に行きましょう」との提案で早速お店に向かうことにする。さすがにまだお昼には早いようで、店内には他にお客さんがおらず座敷が“貸切”状態になった。入ったお店には生憎「生」タイプの飲み物はなく、仕方がないので瓶タイプのおいしい黄色の炭酸入り飲み物で乾杯!いっただっきま〜す!
んぐ
んぐんぐプハ〜ッ!んまい!
う〜ん、やっぱ走った後ははこれだ!程なくして注文した料理が順番に運ばれてきた。ホントは冷やし中華が食べたがったが、そのお店では「夏=8月限定」だそうで頼むことができなかった。仕方がないので逆に暖かいカツカレーを食べて汗をかき、食べ終わったあとに相対的に涼しさを誘うようにした。

食べ終わっても他のお客さんがまだ入っていないのをいいことに、座敷ということもあって少しの間ゴロンと横になるとしばしの間夢の中へ。たった5分くらいのことだったが、それでも睡魔解消には十分だった。

「そろそろお昼寝場所を見つけに行きましょうか」とのO川氏の合図で席を立つ。外に出ると早速ソフトクリームを食べているメンバーが。私はここでは食べなかったが、おいしそうだったなぁ....(^^; 出発の準備をし、PM0:25、大沼の駐車場をあとにする。

  

駐車場を右に出て群馬県道4号【赤城道路】を下っていく。すぐさまワインディングが現れ食後の運動に丁度よいが睡魔も誘発されていく。少しすると直線的な道になりさらに睡魔が。R353を越えたところで隊列が左に寄せて停まった。見ると道沿いの枯れ草の所が日陰になっており、ここで昼寝するのかな?と思っていたら、O川氏が「ちょっと偵察に行って来ます」と一人でUターンして走っていった。R353沿いに昼寝ポイントを探しに行ったのだ。その帰還を待てないように、H.I 藤氏らは早速枯れ草の上で昼寝を始めた。

道沿いの木陰で一旦停止 ここで昼寝でもいいんだけど........
群馬県道4号沿いにあった木陰で一旦停止。 既にメットを脱いで“お昼寝モード”に入ろうか、という面々。別にここでもいいんじゃない?

しばらくしてO川氏が戻ってきた。「(R353の)西側には特に昼寝できるような所がありませんが、東側に行くと道の駅のような所があるのでそこまで移動しましょう」とのこと。既に夢の中に入っていたH.I 藤氏を起こしてUターンして出発。ここではO橋氏が一発でUターンできずに難儀していたようだ。

200 m ほど道を戻り、R353を右折していく。3 km ほどで道の駅が見えてきた。おや?ここはどこかで見たような........ そうだ、1998年の4月にMCTツーリング企画で来た(ツーレポはないが)【大胡ぐりーんふらわー牧場】ではないか!3年前に来たときに参加していて今回にもいるメンバーはO川氏、M野氏、K本氏、T田氏、私の5人だけだ。PM1:10、【大胡ぐりーんふらわー牧場】に到着。

........と、ここでこの日のみんなの写真を撮っていないことに気づき、休む前に撮影しておくことにする。

風車をバックに 一番バランスよく写っているがO川氏が疲れ果てている
【大胡ぐりーんふらわー牧場】のシンボルともいうべき?風車をバックに何枚か撮影したが、みんな暑さにやられて疲れており、どれもベストなショットは撮影できなかった....(__;)

集合写真を撮り終え、しばしの間前回と同じように牧場の入口の芝生の所で休むことに。早速熟睡モードに入っていく人、ジュース類で喉を潤す人、ソフトクリームで体力回復を図る人、それぞれに休息をとる。

大胡ぐりーんふらわー牧場のシンボルの風車 駐車場に入るとまず目に飛び込んでくるのがこの風車。牧場のシンボルになっている。
この日は爽やかな青空だったが、逆光に近かったため少し薄目の青に写っている。
牧場の駐車場 駐車場自体はあまり広くはないが、この日はバイクをまとめて停めても大丈夫なくらい空いていた。

ゆっくり、まったりとした休憩をとり時計を見ると2時を回っている。約1時間のお昼寝休憩の後、PM2:10【大胡ぐりーんふらわー牧場】をあとにする。

  

駐車場を右に出てR353を東進する。駐車場を出るときに私の後ろの数台が寸断されたがすぐに追いついてくると思いそのまま前について走る。しかし一向に追いついてくる気配がない。そうこうしているうちに先行車は群馬県道16号へと右折していく。後続が間違えないように私は右折したところで停まって待っていることにした。待つこと2分、ようやく後続が追いついてきた。私の姿を確認し右折してくる。よし、これで大丈夫だ。じゃあ早速前を追いかけるとするか。

先行車は既に群馬県道101号に到達していた。ここからさらに右折し再度群馬県道16号に入る直前の所で追いつくことができた。危ない、危ない。もう少し遅かったら右折に気づかず間違って直進してしまうところだった。でも前を走る人も、後続が来ないことがわかったら停まるなりペースを落とすなりしてくれないと寸断された方は迷ってしまう。特に見知らぬ土地ならなおさらだ。隊列の中でもちゃんとミラーで後ろを見ておいてね、前の人!

  

大胡町の駅近辺でちょっと戸惑ったものの、なんとか線路も渡り群馬県道74号に入れたようだ。これをひたすら南下するが全体の給油タイムが迫っている。群馬県道76号との交差点にあるGSで午前中に給油したメンバー以外の全員が給油。メットを脱ぐと熱気が解放されて頭が急激にクールダウン。ふぁ〜、気持ちいい!
もうメット被りたくなーーーい!!それでも無情に時は過ぎ?全車給油を終え再度出発しなければ。こう暑いとしんどいなぁ........

R50を越えR17【上武道路】にやってきた。さぁここからはバイパスなので飛ばせる道のハズだ。ライダーの必携本《ツーリングマップル》にも「ハイウェイのような快適ルート」と書いてある。確かにハイウェイのようだ。飛ばせる。だがそれも群馬県内に限った話であった。埼玉県に入り【熊谷バイパス】と名を変える頃には渋滞の嵐にさらされてしまった。とたんに始まるスリ抜けの連続。これをやり出すと疲れるんだよなーー....(__;) 加えてこの日の暑さが疲労を倍加させる。

ようやく渋滞を抜けて通常走行できる頃には行田市から鴻巣市に入ろうか、というところだった。暑さとスリ抜けの疲れからそろそろ休憩したい衝動に駆られていたら、先頭のO川氏も同じ気持ちだったのだろう、左にウインカーを出してコンビニに滑り込んでいく。助かった!喉を潤せる!!PM3:55、ローソン【鴻巣箕田店】到着。

帰路の休憩はローソンで 郊外のお店にしては珍しく駐車場が狭め(都内よりは広いが)で全車まとまっては停められなかった。
SR型 と SY型 2台並ぶと存在感が俄然高くなる貴重なバイクがカタナだと思う。

暑くてたまらず、水分補給をするがペットボトル1本では足りずにもう1本買い足す人も少なくなかった。かくいう私もその一人だったが........ だって喉渇いていたんだもん!

ステアリング周りの調整を始めたT柳氏 2台並んだカタナは後ろから見てもその存在感を主張している。やっぱりカタナにはレンコンマフラーがよく似合う(と思いこんでいるのは私だけ?)。 ここから帰路に就くO橋氏(手前)とM尾氏(奥)

↓↓↓

↑↑↑

カタナを主張するリア周り(特にタイヤの細さとか....(^^;)

↑↑↑

なにやら工具を取り出してステアリング周りの調整を始めたT柳氏。出先でもハンドルを外したりくらいは何でもなくこなしてしまう。どんな走りのステージでもセッティング合わせの場と化している? ここから高速を利用して帰路に就くM尾氏(左)とO橋氏。帰り着くまではツーリングだから気を抜かないように!

ここでは用賀のO橋氏と飯能のM尾氏が高速を使って帰るという。みんなより先にバイクをスタートさせていく両氏。まだ距離もあるし気をつけて!

さてそろそろ出ないと帰り着くのが遅くなってしまうぞ。暑くてイヤだけと出発せねば。PM4:20ローソンをあとにする。

  

R17をひたすら南下しさいたま市から【新大宮バイパス】へと入っていく。ここでも少々渋滞していたので早速スリ抜けを開始。一番右の車線のクルマを挟む形で左右に分かれてスリ抜けしていると、私(左側)の前を走るA川氏の直前に、こちら側を見ないで右側のクルマとクルマの間から飛び出てくるM野氏が!
危ない!A川氏がぶつかる!!
カカッ、カカッ!とフロントをロック気味に急制動をかけて衝突を回避するA川氏。間一髪、なんとかぶつからずに済んだようだ。

ぶつからなかったからよかったが、身内同士でぶつかっていたら目もあてられない。何事もなくてよかったぁ。それにしてもM野氏、もっとちゃんと確認して走らなきゃダメだよ!

信号で停まったときにA川氏に「大丈夫?」と声をかけるが「大丈夫だよ」との答え。でも内心はとてもびっくりしてまだ心臓バクバクだったに違いない。A川氏曰く、「(先月まで乗っていた)V-FOUR MAGNA だったら止まれなかったかも」とのこと。CB400SF-S の方が軽くてブレーキも強力なので難を逃れた格好だ。

気を取り直しスタート。〔上峰〕交差点で右折し埼玉大学方面に向かう。〔埼大前〕交差点をさらに右折するが、ここで私の後ろが信号で寸断された。しかしこのあたりはもう皆知った道のハズなので特に待つことなく進んでいく。

前回6月は反対方向に朝走ったR463【浦和所沢バイパス】。さすがに夕方ともなるとクルマも多くかっ飛ばせるほどではなかったが、それでも 80 km/h くらいでは余裕で走っていける。荒川を渡るあたりまで来ても後続が追いついてこないことを心配した先頭のO川氏が、先導をM野氏に任せて後続を待つことにしたようだ。待たなくても大丈夫だと思うけどね....(^^;

〔坂の下〕交差点を左折し埼玉県道179号へ。さらに〔本郷〕交差点を左折して裏道に入り、清瀬市、新座市を横断すれば東久留米市に突入だ。

PM5:50、先行隊は無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya に帰還した。1分と違わず、寸断された後続メンバーも到着した。なおM川夫妻は子供をすぐにでも迎えに行かなければならないそうで、お店のそばまで来てお別れした。寸断された後続メンバーだったので私は直接挨拶ができなかったが........

暑さにやられて疲れた〜! 今回は何より暑さにやられて疲労したツーリングとなった。清宮社長が用意してくれていた冷たい飲み物が飛ぶように売れていた。

この日はとにかく暑さにやられて疲れてしまい、お店のTVの相撲中継も目に入らないほどだった。先ほどのM野氏&A川氏“ニアミス事件”の話やR17渋滞で疲れてしまった話、赤城の事故目撃談などで盛り上がった。なおここでH詰氏が「山でも雨が降らなかったから雨男は解消か?」と言っていたが、一回降らなかったからといって解消できるはずもなく?『公認雨男』から『自称雨男』に戻っただけだった。

PM6:30ツーリング談義はお開きに。私はGS給油後、PM6:40無事家に到着した。

  

今回は梅雨も完全に明けた中でのツーリングだったので日中はとても暑く、ジャケットを脱いでいた人や袖をまくっていた人などは日焼けが凄く痛そうだった。私は長袖のままだったので日焼けの苦しみは知らずに済んだが。
長袖にしておいた方が風が直接当たらない分疲れが少ないと思うのだが、なぜみんなジャケット脱いじゃったりするんだろう?

なお、今回の走行は私のカタナで310.3km、燃費は16.26km/Lだった。ツーレポ通常の燃費性能に逆戻りしてしまった.......まぁ16 km/L割らなかっただけ良しとするか。

(終)