2001年11月度MCTツーリングレポート

2001年11月23日 第1版公開
2003年01月14日 第2版公開

日時

11月18日(日)

目的地

栃木県宇都宮市 「宇都宮の餃子を食べようよ&お風呂ツーリング」

天候

晴れ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/  栃木県内は雲一つない快晴!!

AM4:20、携帯のアラームに起こされて目が覚めた。久しぶりの早起きだけど起きれるもんだな....(^^; 身重となり暫くはツーリングに参加できなくなった My Wife も起きてくれ、私の朝食を用意してくれる。感謝。

この日は雨の心配がほとんどない。夕方6時までは0〜10%程度の確率しかない。迷ったが、天気予報を信じてレインウェアを置いていくことにする。たぶん大丈夫だろう。参加者に雨男はいるけれど....(^^;

AM5:30、まだ暗い中でバイクのカバーを外しエンジンスタート。キュルルッ、ズボボォン!さすがに気温が低いのでスターター(チョーク)を引かないとならないが、一発でかかる KATANA のエンジン。問題なし。暖気をサクッと終わらせ、My Wife のお見送りを受けてAM5:45、家を後に。

  

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM5:50に到着。集合時間までまだ10分あるせいかまだ2人しか集まっていない。しかし程なくしてだいたいの人が集まってきた。

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 GSX1400 Kiyomiya スタッフ
今回の代理幹事1
A川氏 CB400SF-S  
M野氏 ZZ-R250  
Y田氏 Bandit1200S  
U海氏 CBR1100XX  SB 途中合流
  M.I 原氏 TRANSALP400  
  H詰氏 ZZ-R1100(C型) CB1000SFから乗換後初参加
  M尾氏 ZZ-R1100(D型) XJR1200を残して買い足し
  TM田氏 CB750 今回初参加
  M原氏 ZRX-II H詰氏の同僚で今回初参加
  H.I 藤氏 GSX-R1100 清宮社長の友人ショップである
Tオートの社員さん
  O橋氏 GSX1100S KATANA
 Final Edition
Tオートのお客さんだが常連化しつつあるかも!?
  K村氏 CBR600F Tオートのお客さんで2000年11月以来2回目の参加
S枝 GSX1100S KATANA 私。今回の代理幹事2

以上の14名だ(*印はMCTクラブ員)。今回は餃子好きな人が集まった?なお今回の本来の幹事1であるT田氏は都合で不参加となりO川氏がその代わりを、幹事2である My Wife は身重となり参加できなくなったため私がその代わりを務めることになった。

ちょっと集合に遅れ気味の人もいたがAM6:10には途中合流のU海氏を除く13名が Kiyomiya に集合した。そのU海氏とは電話で合流場所(環七の丸山陸橋)の確認をしておく。初参加の人が2名いるのでツーリング時の千鳥走行について簡単に説明し、ツーリングミーティングを行い、清宮社長のお見送りを受けながらAM6:20イザ出発!予定より20分遅くなってしまったなぁ........

なお途中信号等で寸断されてもいいように、予め2つに班分けをしておくことにする。第1班は私が先頭で引っ張り、比較的小さめの排気量&初参加のメンバーで、第2班は少々離されてもドッカ〜ン!と追いついてこれる?カッ飛びメンバーとした。

  

都道4号【所沢街道】を田無方面に進み、〔北原〕交差点を左折して都道245号【新青梅街道】を目白方面に進んでいく。日曜の朝なのでスムーズに進み、環8を越え程なくして都道318号【環七通り(通称:環7)】にさしかかる。これを左折した陸橋脇の側道部分でU海氏が待っているはずだ........が、U海氏がいない!あれ〜、おっかしいなぁ??徐行しながら進んでいくと、本線との合流最終地点ぎりぎりで待っているU海氏を発見!朝の挨拶を交わし、追いついてきた後続の第2班に合流してもらうよう話してすぐさま出発することにする。

環7も日曜の朝とあって空いている。しかし、この道はいくら走りやすくても、どんなに走りやすくなっても制限速度はいまだに 40 km/h のままだ!片側2〜3車線もあって、日中でもそんな速度で走っているクルマなんてないのに。早く環8並みに 60 km/h としてほしいものだ。ただ現実的にはオーバー&アンダーパスが多数あってそこから合流してくるクルマがとても多いので安全上難しいのかもしれないが。なので、途中に何ヶ所もあるオービスにはバイクといえども気に掛けながら走行していく。それでも 70〜90 km/h くらいで通過していく私達。f^^;

環7をグル〜ッと回ってようやくR6が見えてきた。〔青戸8丁目〕交差点を左折して久しぶりのR6【水戸街道】へと進めていく。このころでだいたい7時を回ったあたりだった。

  

R6も基本的には空いていた。なので7時半過ぎに予定している朝食休憩は柏市を抜けたあたりでとれるだろうとふんでいた。確かにその時間の読みは正しかった。AM7:30ちょうどにR16との立体交差〔呼塚〕交差点を越えたのだ。その陸橋の手前にはごく小さいコンビニがあるのが見えてはいたのだが、駐車場はおろか14台ものバイクが止まれる路上スペースすらも無かったのであえなく通過していた。まぁいいさ、次に現れたコンビニに入ることにしよう、とそのまま走っていく。しか〜し!次のコンビニが一向に現れてこないではないか!

7時半を10分回り15分回り、それでもコンビニはおろか店らしきものが全くないバイパスになってしまった!これは困った。第2班の先頭のO川氏が「そろそろ停まって朝ご飯にしませんか〜?」と言ってくる。「そうだねー」とは言うものの、肝心のお店自体がどこにも見あたらないのだ。

バイパスが終わって牛久沼まで来てしまった。見通しがいいので先を見渡すが、この先もあまりお店がないように思う。どこまで走っていけば朝ご飯になるんだろ?

牛久市街まで来た所でようやく左手にセブンイレブンを発見!迷わずバイクを滑り込ませていく。AM8:00、セブンイレブン【茨城牛久南店】に到着した。

ようやく休めたコンビニ 寒いので暖かい食べ物で暖をとる人が多い
柏市街からR6を北に30分走って最初に現れるコンビニ。ちょっと距離ありすぎ? 11月ともなると早朝の走行は寒いので、冬用装備で着込まないと走れたモンじゃない。

「いったいどこまで行っちゃうのかと思いましたよ〜」とO川氏。仕方ないじゃん、肝心のお店が無かったんだから。「信号で停まる度に『トイレ〜!』と叫んでましたよ」とはO橋氏。すまないねぇ、小用すらも停まるところがなかったからねぇ。

ここで初参加の二人にペースはどうか聞いてみる。M原氏は「あ、うん、大丈夫です」、TM田氏も「大丈夫ですよ」と二人とも平気のようだったが、M原氏の様子がふと気になってH詰氏に「M原氏にペースどうか聞いてみてくれない?」と頼む。同僚のH詰氏になら私らに気遣いなく答えるだろうと思ったのだ。すると案の定、ちょっとペースが早いとのことだった。やっぱりな。よし、休憩後は気持ちペースを押さえ気味に行くことにしよう。押さえられたらの話だが....f^^;

30分ほどで朝食タイムも終了し、再び公道にバイクを投じる時間がやってきた。あまりノンビリしていては餃子の行列に間に合わないのでは?という不安感から行動もテキパキと?支度をしてAM8:30、セブンイレブンをあとにする。

  

このあたりからR6はバイパス状になっていて、土浦市、千代田町と立て続けに通過できていく。信号もあまり無く、おおむね 80〜100 km/h くらいで流れていく。今さっきペースを押さえ気味に行こう、と思ったばっかりなのに、前が空いているとなかなか理性を保つのが難しいものだ....f^^; でもM原氏も何とかついてこられているようなので、まず大丈夫だろう。

暫くすると石岡町に入りR355への分岐が見えてきた。迷わずR355へと進路をとる。R355は暫くは細めの道が続くが決してペースは遅くはない。混むこともなく順調に進んでいくが、中には交差点の手前 1 m で右折ウィンカーを出して曲がっていくクルマなどもおり油断のならない道だ。田舎に行くほどこういう傾向がでてくるものだ。

岩間駅脇を抜けたあたりからR355も広めのバイパスとなり、快適に走っていける。開通していた【東水戸道路】のインター脇を抜けてさらに笠間を目指して走っていくと、JR水戸線に沿って走るあたりからまた道が細くなる。この先地図を見ながらでないとちょっとわかりづらい所があるが、後続の第2班がくっついてきていない。まぁO川氏が引いているから大丈夫だろうとは思うが、【笠間稲荷】あたりでR355はうんと細くなって左折するんだなこれが。

【笠間稲荷】界隈では駐車場の客引きがあっちにもこっちにも出ている。観光地ではどこも同じだな。それらの誘惑?を振り切り茨城県道1号へと隊列を進めていく。間もなくR50を横切る交差点で赤信号で停まった時に後続の第2班も追いついてきた。この時斜め後ろを走るM野氏に「休憩入れますか?」と相談してみるが、もう少し先に行ってからでいいんじゃないかとの意見に即決。すぐにあったコンビニを通り過ぎて県道を突き進んでいく。

  

この頃になると空はひたすら青く、雲一つない状態(これを快晴と言うんだな)だ。空を眺めて走るだけでとても気持ちがいい。まさに“秋晴れ”だ。やっぱりレインウェア置いてきて正解だ。この日は全く必要なーーーし!!

  

知らないうちに〔仏ノ山峠〕なる峠を通過していたようだ。いったいいつ通過したんだろ?というくらい峠らしくない道で、ごくごく普通の道を走っていただけのように思う。なんだ、こんな道なんだ、茨城並びに栃木県道1号って。峠ってあるからちょっとは期待していたのに....(__;) ちなみに〔仏ノ山峠〕が茨城と栃木両県の県境になっていて、どちらも県道1号なのだ。途中で番号が変わらないのでわかりやすい。

栃木県道1号はあれよあれよという間に〔七井〕交差点でR123にぶつかる。迷わず左折しR123に合流!あとは道なりに進んでいけば宇都宮市街に入っていける。ここで右手に一件コンビニがあった。そこには入らなかったが、ふと時計を見るとまだAM10:00だった。このまま進むととっても早く着いてしまいそうだ。程なくしてもう一件コンビニがあったのでこちらで時間調整がてら休憩することにする。AM10:05、ファミリーマート【益子七井店】に到着。

爽やかな青空が広がるコンビニで休憩 ちょっとだけ疲れたかな?Y田氏 「ここどこだ?」現在位置がわからないH詰氏とO川氏
見よ!この青空を!!こんなに気持ちのいい天気の時に走らなければバイク乗りがすたるッてなモンだ。 広大な駐車場を備えているのは田舎のコンビニならでは。東京じゃとてもじゃないがこんなに広く用意できない。 地図を持たず走行しているH詰氏は現在位置がさっぱりわかっていないのでO川氏が教えている、の図。

ここから先、宇都宮市街まではもうあと何十キロもない。今までのペースで走っていけば30分もあれば着いてしまうのではないか、という所まで来ているのだ。当初は距離的にお店が開店するまでに着けるか心配したものだが、いらぬ心配だったようだ。今こうして時間調整しているのがその証拠だ。

ここでコンビニのすぐ先にGSがあるのを見つけたM野氏、ガソリン残量がヤバいかもしれないとのことですかさず給油に向かう。すると他の残量が怪しいメンバーも次々にGSに走っていく。そんなに慌てなくても、あと 50 km 内外の内には一回給油するよ。

時間調整としては長めの25分を休憩し、AM10:30コンビニをあとにする。再びR123へ。

  

特に書くほどの特徴もなくR123はアッという間に宇都宮市に入っていく。もう目的地はすぐだ。新R4を越えて旧R4まで走りこれを右折。1 km ほど走った〔峰町〕でオーバーパス下を右折する所を、出ていた案内標識がわかりづらくて間違えて左折してしまった。すぐに間違いに気づいたが時既に遅く、オーバーパスでやって来る栃木県道64号に合流後すぐの信号でUターン。旧R4をオーバーパスで越えていく。

オーバーパスを下りたあたりで注意深く走っていくと、清宮社長に教えてもらった今回の第一目的地が姿を現した。結構小さなお店だな。AM11:00、【中華とんとん】に到着。さぁ楽しみだなぁ。

..........と、なにやら様子が変だ。まだ開店時間ではないのはいいとして、業者の車らしいクルマが店前に横付けにされて食材を運び込んでいる。気になったので店先に行き営業時間の確認をする。どれどれ........

げ!開店は12時からだ!がちょ〜ん!!

どうしよう?大人数なので早めに開店できないか、とお店の人に聞いてみるが、今現在で材料の仕込みも終わっていないので無理だ、とのこと。インターネットで調べた他のお店の開店時間が概ねみんなAM11:30だったので【中華とんとん】もそうだろう、と思っていたのが失敗だった。ここは清宮社長が宇都宮のバイク屋仲間に聞いて教えてもらった、地元の人推薦のお店。しかし時間までは聞いていなかったのだ。結局、この後の予定(お風呂)もあるので、ここで1時間もつぶすわけにはいかなかったためあえなく【中華とんとん】を断念する。

  

そうなったら今度どうしよう?せっかくここまで来て、宇都宮を代表する餃子を食べないわけにはいかないぞ。ツーリングの主目的だし。ここで予め宇都宮餃子マップなるものを印刷して持参していた資料が役に立った。近くに餃子専門店【みんみん宿郷店】があるじゃないか。よし、そこに変更しよう。決まったら行動は迅速に。そそくさと【中華とんとん】をあとにする。

栃木県道64号をUターンし再びオーバーパスへ。それを下りたらすぐの信号を左折、そのまた次の信号を右折すると【みんみん宿郷店】が姿を現した。駐車場もちゃんと用意されているが、バイク達が入ったら残り台数は半分になってしまった....f^^; とにかくAM11:15、【みんみん宿郷店】に到着。

ゆっくりウェアを脱ぐ間もなく、3人ほど並んでいた列に並ぶ。するとあれよあれよという間に行列がふくらんで、ちょっと遅いとうんと後ろの方になってしまうほどだった。人気があるお店の証なのだろうか?

駐車場はバイクでいっぱいに! 【みんみん宿郷店】の駐車場。反対側にも駐車スペースがあるが、みんみん分のうち約半数を私らのバイクが占めてしまった。

AM11:30ちょうどに【みんみん宿郷店】が開店。店の人に促され奥から順に詰めていく。少し後ろに並んでいたメンバーも、先に並んでいたメンバーの連れということでお店の人が優先的に店内に案内してくれていた。おかげで14名全員が開店と同時に注文することができた。さすがに全員が一つのテーブルに着くことはできないため別々となったが、各々の席でおいしい黄色の炭酸入り飲み物で乾杯!いっただっきま〜す!
んぐ
んぐんぐプハ〜ッ!んまい!
う〜ん、やっぱ走った後ははこれだ!

程なくして注文した料理が順番に運ばれてきた。私は焼き・揚げの各餃子にライスを注文。隣でO川氏が水餃子を頼んでいたので揚げと水を1個ずつ交換。一応全種類食べたことになる。一番おいしかったのは........やっぱりオーソドックスな焼き餃子!これが一番おいしい。日本人にはやっぱり“焼き”だ。

外で行列している人たちがいる手前、あまりゆっくりしていられない。いや、ゆっくりどころか慌ただしく席を立たないといけないような雰囲気が漂っている。これは人気店ならではの欠点か?とにかく、12時には既に食べ終えて外にいた。

  

「それではここで!」と突然O橋氏。ん?どうしたんだ?聞くと、この日中にまとめなければならない仕事があるらしく、これから会社に向かわなければならないのだという。え〜、これから?大変だなぁ。残念だが仕事では仕方がない。気を付けて戻ってね(^o^)/

全員が店から出てきて出発準備も終わったようだ。よし、すぐに次の目的地に向かうとしよう。ゆっくりするのはそれからだ!PM0:00、【みんみん宿郷店】を出発!

  

来た道を戻り栃木県道64号を新R4に向けて走っていく。先ほどのオーバーパスから【中華とんとん】の様子が見えたが、開店直後にもかかわらず客は数人しか入っていないようだった。清宮社長(並びにお仲間の地元のバイク屋さん)のオススメだったお店とはいえ、大丈夫なのか?と一瞬心配になってしまった。

数キロ進むと新R4が姿を現す。これを右折すると“無料高速”が始まる。概ね 90〜110 km/h くらいで流していけるが、廻りには特に何もない道だ。景色的にはおもしろくない道、と言い換えることもできる。H詰氏やM尾氏などは、プライベートで走っていたら 200 km/h は簡単に出せてしまう道だ、とのこと。おいおい、一応ここも一般道なんだけど....(^^;

しばらく走ってGSが見えてきた。私を含めて先ほど給油していなかったメンバーが給油ストップする。ここまで30分ほど走ったが、先ほどのおいしい黄色の炭酸入り飲み物の影響か、はたまたオーバーパンツを脱いで走った影響か、トイレが近くなってしまった。GSで借りれたからいいようなものの、そうでなかったら結構ヤバかったかもしれない....(^^;

全車給油完了後、再び新R4の流れの中にバイクを投じる。

  

地図上だとわりと近くに思っていた次の目的地【健康センターゆ〜らんど】。ところが意外と新R4が延々と続いている。景色的にもおもしろくないし、そろそろ飽きてきたなぁ、などと思い始めた頃、茨城県に入る標識と共に茨城県道124号への案内標識が出てきた。もう一つ先のR125から行くのが正当な道だが、ちょっとだけ変えてもいいだろう。茨城県道124号へと右折していく。2 km ほど走ると結局R125にぶつかるのだが。

さて、第二目的地である【健康センターゆ〜らんど】はR125沿いにはない。さらに一本北に走る県道沿いにあるようにツーリングマップルには書いてある。肝心の、R125からその県道に渡る道が古河市内に入るまで無いように書いてあるのだが、「そんなワケないだろう!」と思った私は、東北新幹線をくぐって少しした所にある名もなき交差点を地元のクルマに続いて右折していくことにする。たぶん行けるんじゃないかな?という、行き当たりばったりの選択だったがこれが大正解!目的の茨城&栃木県道294号にスムーズに出ることができた。これを右折すれば道沿いに目指す目的地があるはずだ........

特に大きな案内看板があるわけでもなく、それは県道沿いにはひっそりと、しかし奥にはしっかりと存在していた。危うく通り過ぎてしまいそうな感じだったがすぐに気づき、PM1:10【健康センターゆ〜らんど】に到着した。

本日第二の目的地【健康センターゆ〜らんど】 建物自体があまり大きく見えないがまだ新しそうだ。清潔で綺麗な印象だ。
栃木県野木町の健康センターだ エントランスには【野木町健康センター】とある。町で営んでいるのだろうか?

料金を支払い早速お風呂に向かう。露天風呂もあり結構ゆっくりできる風呂だ。極楽、極楽。休憩室に戻るとまたしてもおいしい黄色の炭酸入り飲み物で一杯やっているメンバーが。

ゆ〜らんどの休憩所 K村氏と初参加のTM田氏 M原氏は相当お疲れ? 座敷より椅子座がお好み?
規模がそんなに大きくないので、休憩所もそれなりの大きさしかないようだ。 久々参加のK村氏と元来一人で走るのが好きなTM田氏。 初参加で疲れてしまったかな?M原氏。ずっとこの体勢で寝ていた。 「座敷はどうも......」と椅子座が好みのZZ-R1100のコンビ。カッ飛びコンビだ。

私はここではソフトドリンクで喉を潤すにとどめておくことにする。それでも睡魔が襲ってきて、気がついたらPM3:00を回っていた。「そろそろ行きましょうか」とのO川氏の声で目が覚める始末だった。

  

PM3:30、支度をして外に出る。ここでこの日のみんなの写真を撮っておくことにする。ここに来る前に帰ってしまったO橋氏は、当然写ってはいないが....(^^;

夕日が眩しいかナ?
先に帰らざるをえなかったO橋氏を除く13名。日差しの関係で建物をバックにすることができずにちょっと残念。

さ、出発しよう!と、ここからどうやって帰ろうか?高速を使って一気に帰るか、時間もあるので下道で帰るか。悩んだ結果、みんなの意見を聞いて多数決で決めることにする。聞いていくと、高速を使った方が都合がいい人が何人かいたので、多数決でも高速派が多数となった。よし、即決。そうしたらどこから乗るかだが、加須 ICが一番近くてわかりやすいためここに決定する。即決。決断は早いほうがいい。

PM3:40【健康センターゆ〜らんど】をあとにする。

  

栃木県道294号は終点近くで再び茨城県に入り、茨城県道294号となったところでR125にぶつかる。珍しいのは、国道と県道がぶつかるところなのに信号がないのだ!一時停止の標識のみなので混んでいるR125に右折で出るのは時間がかかるかと思ったが、思ったよりも簡単に全車がR125に入ることができた。さらにこの日はR125自体があまり混んでいなく、R4にわりとすぐ到達することができた。珍しい!

〔三杉町〕交差点を左折しR4【日光街道】に進んでいく。ここも以前に通った時のように混んでいなくてスムーズに通過してしまった。混んでいるのが当たり前のように感じていたので、なんだか拍子抜けした感じだ。まぁ混んでいない方が通る者にとってはありがたいのだが。

古河市を通過し利根川橋を渡ると埼玉県に突入する。〔栗林〕分岐でR125へと進んでいけば東北道はもうすぐにその姿を現すだろう。

  

程なくして東北自動車道の加須 ICに到着する。料金ゲートで通行券を受け取ったあとはフリー走行を予定しているが、近いのだが〔蓮田SA〕で一旦集まることにする。みんな、蓮田まではとりあえずフリーで走ってネ!

そうすると喜び勇んでスタートしていくのがH詰氏やM尾氏、U海氏などのカッ飛び逆車組。高速でないとマシンの真価を発揮しづらいモデルオーナーは我先にとスタートしていく。あらかたの人がスタートしたあとで私もスタート。一応幹事なので最後尾から隊列のケツ持ちをするのだ。しかしカッ飛んでいるのだろう、誰も前にいない。
よ〜し、それじゃ私も少しばかり楽しもうか........ズボボボォーーー!マフラーがカタナサウンドを奏でている。「もっと(スロットルを)開けろ!」と言っているようだ。

少しすると前方にTM田氏がノンビリと走っている。CB750 は街中ではとても快適だが、高速ではそのポジションから風をモロに受けてしまうのできつそうだ。加えてTM田氏は身長もあるのでさらに風を受けてしまうのだろう。高速ではフェアリングが欲しいようなことを後で言っていた。わかるなぁ、その気持ち。

そうこうしているうちに前方に現れたのはM原氏。100 km/h くらいでゆっくり走っている。どうやら彼が幹事を除いた最後尾のようだ。あまり接近しすぎないように注意しながらM原氏の後方 50 m くらいにつけて走っていく。しばらくすると全員の最後尾であるO川氏も追いついてきた。

そのままの隊列で淡々と走り、PM4:25、〔蓮田SA〕に到着した。他のメンバーは既にメットを脱いでいた。

蓮田SAに到着! まだまだ余力を残している人たち?完全に自分たちだけなら 200 km/h オーバーでカッ飛んでいくであろうH詰氏&M尾氏のコンビは、今回はおとなしく?走っていた。 ここから新倉PAまでまたフリーだ、嬉しいな、出発!

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まだ走り足りないかな?いいよ、この先もカッ飛んで

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ここまでのフリー走行はほんの小手調べ?の人たちがほとんど。初参加の人たちにとっても、フリーの区間は自分のペースで走ることができるのでよかったんじゃないかなぁ? さぁ〔新倉PA〕に向けてスタートだ!私はまだまだカッ飛んで行くよ〜、のU海氏。

〔蓮田SA〕ではトイレ休憩だけなので15分ほどで出発する。ここでは途中でK村氏が新倉まで行かずに途中の美女木JCTから首都高速に分岐していくとのことでお別れだ。また参加していただけると嬉しいな。まだ距離もあるし気をつけて!PM4:40、全員〔蓮田SA〕をあとにし、再びフリー走行で外環・〔新倉PA〕を目指していく。ここでも幹事の私は全員出発したのを確認してから最後に出発する。

  

ある程度ペースを上げて走っていくと、前方をH詰氏とM尾氏が連れ立ってノンビリ走っているのが見えた。へぇ〜、珍しいことがあるモンだ。普通なら「フリー走行!」といって私が追いつくことはないのだが........左手で「先にどうぞ」とH詰氏が合図している。しかし譲られるまま先に行くと背後にピタッとつけられるのがわかっているので、逆にH詰氏の後ろにつけることにする。背中の大きなH詰氏の後ろにピタッとつけると、明らかに相対する空気の壁が薄くなるのがわかる。H詰氏のスリップストリームはかなり効きそうだ!?

当然、H詰氏が本気で走れば私なぞ簡単に置いていくことができるはずなのだが、なぜかこの日のH詰氏は違った。何かあったのだろうか?後で聞いた話では、メーターケーブルが外れてしまって針が動かない状態だったらしい。そうでもなければ、後から出発した私がH詰氏に追いつけるわけがないのだ!

しばらくすると浦和の本線料金所が見えてきた。ここでは少々混んでいて、並んだ料金ゲートの差で他の人を逆転していたようだ。料金所を過ぎると前にはA川氏とM野氏、TM田氏などしか走っていなかった。外環道に分岐する川口JCTでクルマ達は渋滞していたが、私はその脇をスリ抜けて外環道の料金所まで抜けていく。別の方から上がってくる料金所ブースに行けるので、二輪車は素直に?すり抜けた方がここは正解だ。

ここでも隊列の先頭になってしまったような私。一応幹事なのでケツ持ちを、と思うが、先頭になってしまったなら仕方がない。喜んで?先に行かせてもらうとしよう....(^^;

  

それでも自制心から? 90〜100 km/h くらいで流して走るが、後続が一向に追いついてくる気配がない。料金所でも料金支払い後即座にスタートできる私と違い、他の人たちは一旦横に避けて停まってポケット等に小銭をしまってからのスタートとなるので、それだけでも簡単に30秒くらいは差がついてしまう。なので、私が 80 km/h で淡々と走ったとしてもなかなか追いついて来れないのだ。

〔新倉PA〕まであと 2 km!の表示が出てきた頃、ようやくY田氏が私を追い抜いていった。続いてM.I 原氏が。A川氏とM野氏はゆっくり走っている私にくっついて併走して〔新倉PA〕に到着した。PM5:10だ。

結構疲れたナ 日が落ちるともう寒いヨ
日中との寒暖の差が激しいからか、距離のわりには以外と疲れているようだ。もう少しだからネ!

なかなかH詰氏とM尾氏が来ない。聞くと、何でも浦和料金所の脇で、外れたメーターケーブルを取り付ける作業をしているらしい。ネイキッドなら簡単だが、H詰氏の ZZ-R1100 はフルカウルなので、まずはそのカウル類を取り外さなければならす面倒なのだ。みんなから遅れること約10分、ようやくH詰氏とM尾氏が到着した。

ここからはM尾氏とU海氏が別れて直接帰るという。また Kiyomiya のお店に着いても社長夫妻がいないのでゆっくりすることができないので、途中で各自解散してもよいことにする。ひとしきり休んだ後、PM5:25〔新倉PA〕を出発する。ここからはまた隊列を組んで走っていく。

  

すぐにM尾氏がカァァァーーーンッとカッ飛んでいく。その咆哮がトンネル内でこだましている。M尾氏、家まで気をつけて!本隊は大泉出口で右折していくところ、U海氏は左折して別れていく。

本隊はそのまま例によって例の裏道を突き進み、練馬区から西東京市に入っていく。まもなくお店も見えてくる。

  

PM6:05、本隊は無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya に帰還した。だいぶメンバーが減っている。途中でH詰氏とM原氏も別れて帰ったようだ。最終的に Kiyomiya まで戻ってきたのは7名だ。

すっかり夜になって帰り着いたように見えるがまだ午後6時だ 最後まで行動を共にした人たち
すっかり暗くなって帰り着いた。餃子のおみやげを共同買いした人たちがそれぞれ取り分けて解散した。

【みんみん】のおみやげ餃子を共同で買った人たちで各自取り分ける。この日は清宮社長夫妻が不在なためゆっくりすることができないので早々に解散することにする。

私はGS給油後、PM6:35無事家に到着した。

  

今回は全く雨の心配もなく充実したツーリングを満喫することができた。思いのほか距離もあって、宇都宮直行にしないでよかったと思う。

これにて、2001年度のMCT正規ツーリングは滞りなく全て終了した。

なお、今回の走行は私のカタナで311.3km、燃費は17.65km/Lだった。ハイペース主体のツーリングとなったのである程度期待はしていたのだが、なかなかの高燃費だ。嬉しいな....(^^;

(終)