2000年7月度MCTツーリングレポート |
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2000年07月21日 第1版公開 |
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日時 |
7月16日(日) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目的地 |
茨城県・筑波山&鴨料理 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天候 |
曇りのち晴れ\(^o^)/ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AM4:10、寝不足にもかかわらずムクッと起きる。早速外のチェックだ。う〜ん、降っていない。よし、よし。もう間もなく梅雨も明けようかという暑い日が続く中、前日から当日にかけての天気予報はどうもハッキリしなかった。金曜に降る予定の雨マークが土曜になり、それがまた日曜になり、と予断を許さない予報が続いていたのだ。改めてDoCoMo の i モードでチェックすると、雨の降る確率は次の通りだった。
うん、この調子なら大丈夫だろう。軽い朝食をとり歯を磨きながらもう一度外に出てみると......あれ?また少し降ってきている!でもポッツリポッツリだけで、心配するほどでもない。夜が明けるに従い空も明るくなってきている。 今回は出発はAM6:00だが、集合時間が30分早くなっている。加えて先月の“いきなりバッテリーあがり事件”のこともあり、AM5:00過ぎにはバイクのカバーを外しにかかっていた。こわごわと KATANA のセルを押す......... キュルルッ、ズボボォン!おぉ、今日は一発でかかった!よかったぁ〜。実は先月の事件以来、バッテリーは替えてないままだったのだ。暑い日が続いていたこともあり、その後バッテリーがあがる気配はなかったのだが、念のため2日に1回は乗るようにしておいたのだ。それが功を奏したかナ?My Wife の ZEPHYR も無事暖気を終え、AM5:35家を後に。
集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya 前にはAM5:40着。まだ2人しか集まっていなかった。まぁ、AM6:00に出発できればいいので、気長に他のメンバーを待つことにした。
H.I 藤氏以外の人たちが続々と集まりだした。しかしAM5:55を過ぎてもまだ2人来ない。やきもきしていると、AM6:00丁度にK本氏とM木氏の2人が相次いで到着した。「もう出発だよ!」声をかけて驚くM木氏。どうやら集合はAM5:30ということを知らなかった様子だ。まぁ遅刻ではないが....(^^; ツーリングミーティングを行いAM6:10、Kiyomiya を出発!
都道4号【所沢街道】から同【青梅街道】に出て新宿方面に向かって走り出す。今回は久しぶりに都内を抜けるルート取りをした。R6に出るには一番簡単なルートだったからだ。日曜のこの時間の都内はすいていて、30分もしないで新宿を通過。新宿大ガードを超え都道302号【靖国通り】へとバイクを進めていく。と、ここで携帯が鳴った。ケツ持ちしていたO川氏だった。 私 「もしもし?」 すぐ追いつくだろうな、あの2人なら....(^^; この頃になると気温もグッと上がってきて、信号などで止まると暑くてたまらない。「速く信号青にならないかなぁ〜?」はおそらく全員の共通した思いだっただろう。
そうこうしているウチに本隊は市ヶ谷を抜け、靖国神社を左に見ながら九段下・神田と通過し早くもR6の表示が見えてきた。〔浅草橋〕交差点を左折し、いよいよR6【江戸通り】へと進んでいく。R6に入ると速度も一段とアップしていくが、走っているクルマ達の速いこと!特に速いのがタクシーやトラックなどのいわゆる職業ドライバー達だ。私らもつられて?スピードアップしていくが、彼らの走りは鬼気迫るものがある。 〔言問橋西〕交差点でR6は右に折れ、通りの名も【水戸街道】に変わる。言問橋を渡りきり〔言問橋東〕交差点を左折し、いよいよ水戸街道のスタートだ。ここでは更に速度が上がる。一般道なのに 100 km/h なんて当たり前のようだ。でもおかげで走っている間は涼しい思いができた。 速度が速く、後から追いかけてきているはずのO川氏とH.I 藤氏が追いついてくる気配がない。ミラーで後方を注意していたがそれらしき姿が一向に映らないのだ。H.I 藤氏、ちゃんと来れたのかなぁ? 墨田区・葛飾区とアッという間に通り過ぎ、早くも千葉県松戸市に入っていた。北松戸駅を超えたあたりで先頭が左にウィンカーを出し、コンビニに滑り込んでいく。よし、ここで朝食休憩だ!お腹減ったなぁ......AM7:25、スリーエフ【北松戸店】に到着。 みんなは早速店内に朝食を買いに入っていくが、私はメットを脱ぎ後続のO川氏らに「ここに止まったよ!」と知らせるために歩道の端に立つ......すると、30秒ほどで姿を現した。手を挙げて「ここだよ〜!」と合図するが、猛スピードで走ってきたO川氏はどうやら私を認識するのが遅れたようだ。手前 20 m くらいからハッと気付いたようでフルブレーキング!15 m ほど行き過ぎたが何とか止まり、先の歩道からコンビニに入って来れた。H.I 藤氏も含めこれで全員が揃うことができた。
さすがにこの時期になると、朝とはいえかなり暑い。まだ天気は曇りがちだが気温はそんなことお構いなしのようだ。食べている間に雲も切れてきて、徐々に青空も見え始めている。う〜ん、こりゃ更に暑くなるなぁ。
一通り朝食を終え、いよいよ筑波に向けてエンジンを始動!AM7:55、スリーエフを後に。
R6【水戸街道】を更に北上していく。相変わらずスピードレンジは高い道のままだ。柏市・我孫子市とアッという間に過ぎ、もう茨城県に入っていく。牛久沼を横目に見ながら、「あぁ、この辺の道を右に曲がれば清宮社長の地元の竜ヶ崎市だなぁ」などと思いにふける。モチロン行ったことはないのだが、社長から聞いていたので何となく親近感がわいてくる。 〔学園都市南入口〕交差点で左折し、R408へと入っていく。と、ここで携帯が鳴った。誰だろう?AM8:50のことだ。 私 「もしもーし?」 この日M川氏一家は、娘さんとともにもてぎの親子バイク教室に参加するためやむなくMCTツーリングを断念していたのだ。10時からの教室に間に合うようにクルマで走っているとのこと。 私 「今日は暑いけど頑張ってねーー」
R408もこれまたハイスピードな道だ。加えて信号がほとんど無いためずーーーっと走っていれる。オービスの類も見かけなかった。 片側に2車線あり右側車線を走っているとき、前の道からもそうだったのだがU海氏は一人で千鳥を崩して左側車線を走ったり前の人を抜かしていったりしている。もともとMCTに参加するまでは一匹狼だったらしく千鳥走行が苦痛なのかもしれないが、それにしてもちょっとお行儀が悪いなぁ。いつか自分で気づいてくれることを願いあえて注意はしなかったが...... 〔松代〕交差点でR408は右に折れ、次の〔学園西〕交差点で更に左に折れる......と、ここで先頭のA川氏は気づいていないのか、そのまま直進車線にバイクを進め、赤信号で止まった。この交差点、左折専用レーンがあり、そのレーンと直進レーンとの間には縁石と歩行者用の安全島があって、間違えると左に方向転換することができない。後続の私らは間違いに気づき手前で減速し左折レーンに入ったものの、前の方のメンバーは青信号とともに直進するしかなかった。私らは左折後左に寄せて止まって待っていたが、間違えたメンバーらは迂回して次の信号から復帰してきた。後ろを見て待っていた私らはメットを脱いでいた人もおり、あわてて再スタートさせた。まずは無事再合流できてよかった。 この頃になると空はもう青空一色で、日差しも強くとても暑い。それでも走っている間はいい方で、信号などで止まると途端に暑さが全身を襲ってくる。既にGパンや中に着ているTシャツは汗でびっしょりだ。体に張り付いてきて気持ち悪いったらありゃあしない。 〔西大通入口〕交差点でR408は再び左に折れる。数キロ進むと〔学園都市北入口〕交差点でR125にブチ当たるのでこれを右折し、更に次の〔内町下〕交差点を左折して茨城県道14号に入る。このあたりからメットの内装の一部が当たって頭が痛くなってきていた。うーーー、早く着いてメット脱ぎたいなぁ...... 3 km ほど進むと〔筑波参道入口〕交差点が現れる。ここを右折して茨城県道42号に入れば、筑波スカイラインまではもうすぐだ。......と思っていると、S川氏が先頭まで行き1つ目の信号脇にあるコンビニに向かってウィンカーを着けた。おや?ここでまた休憩するのかなぁ?どうやらそのようだ。時計を見るとAM9:25。どうも時間が余ってきたようだった。何にしても、メットが当たって痛かったので助かったぁー!セーブオン【つくば国松店】に到着。
店内に入るとエアコンが体をクールダウンしてくれる。気持ちいいーー!外に出たくないなぁ....f^^; 喉が渇いていたのでサッパリ系のペットボトル飲料を買う。今日はいくらでも水分が体に入るゾ!みんな汗で出ていってしまうし...... ひとしきり休憩を終え、AM9:50出発することに。ここから登山口の駐車場まではフリー走行ということにした。もうここから後はさして時間もかからずに着いてしまうことだろう......と、出発してすぐ、まだ固まって走っている時に、先頭が道を間違えて筑波山神社の方に入っていってしまった。この道は行き止まりで、神社入口まで来て間違いに気づいたのだ。当然Uターンしなければならないが、ここで My Wife がいつものように?Uターンできずに立ち往生してしまった。坂で足が着かないため前にも後ろにも進めない。見かねた私が駆けつけ、選手交代してようやく My Wife の ZEPHYR のUターンが完了した。 来た道を信号まで戻り、鋭角で下がっている左折をすませて無事茨城県道42号に復帰した。さぁフリー走行だ、と思ったが、あいにく遅いクルマに引っかかってしまい全然フリーではなかった。風返峠から【筑波スカイライン】に入るがここでも状況は変わらず。見通しのいい直線でやっとクルマを抜けたと思ったらもう登山口の駐車場だ。「ワインディングを走れる『かも?』」が今回の謳い文句だったのだが、謳い文句はやっぱり謳い文句なだけであったのだ....(__;) まぁとにかく、AM10:15、筑波山登山口駐車場に到着。
「AM11:00出発ね〜!」幹事のS川氏の声が響く。それまでは山に登ろうがもうひとっ走り走ってこようが自由だが、この暑さで誰も動こうとしない。皆茶店の外の日陰部分から動こうとせず、結局山に登る人も何かする人もいなかった。しかし早くも?O川氏とK本氏はおいしい黄色の炭酸入り飲み物をたのんでおいしそうに飲んでいた。私らもつられて?飲みそうになったが、お昼まで楽しみをとっておくことにした。代わりにソフトクリームを舐めて....(^^; おっと、T田氏だけは早くもおみやげを物色していたっけ。どこに行っても必ずおみやげをたんまりと買い、それをリヤシートにくくりつけ、時には荷物が落ちそうになりながら走るのがT田氏のスタイルだ!?
AM10:50、「そろそろ行きますか!」の声で重くなった腰を上げる。早めに昼食処に行ってのんびりしようというのだ。みな賛成で、すぐに出発することに。 【筑波スカイライン】を戻ると、入ってきたところで料金を支払う。自動二輪は¥280だが、往復しても 2 km 位しかないところなので「高い!」という印象は否めない。風返峠を右折し茨城県道42号を戻っていくが、戻りはちょっとだけだけどワインディングらしさを味わうことができた。しかしまたしても遅い車にすぐに引っかかり、あえなく終了....(__;) 茨城県道14号を今度は右折して真壁町の方に向かうのだが、H.I 藤氏のガソリンがあまり無かったためGSに入ることにする。しかし生憎最初に見つけたGSはお休みで、他を探さねばならない。ここで My Wife は焦ったのか、右のGSの敷地内にも左に曲がることもできず道路を突っ切ってしまい、Uターンを余儀なくされていた。Uターンが死ぬほど苦手な My Wife だったが、つま先立ちで何とかバイクを押し引きして方向を回復していた。足つきが悪いためバイクを傾けられないのが原因なのだが、その前に右左折がしっかりできないと立ち往生してしまう。もっと練習しなきゃネ! 茨城県道14号に突き当たり、右折して昼食処に向かう。その手前で右手に営業中のGSがあったので迷わず乗り入れる。やはり止まっている間は暑さが身にしみる。しかしこれで人間よりも先にバイクにご飯をあげることができた。AM11:30、バイク達、人間様より先にご飯をかっ食らう。 GSを出て茨城県道14号を北上し、二股から茨城県道41号へと乗り入れていく。ここからは真壁町だ。真壁町に入って 2 km ほど過ぎたあたりで【鴨亭】の看板が現れた。よし、着いたゾ。入口の坂を上ってそのまま駐車場となり、AM11:40、【鴨亭】到着。
早速中に入ると冷房がよく効いていて気持ちがいい。シューズを脱ぎ部屋に案内されると、そこは畳で昼寝が楽にできるほどの広い部屋だった。
メニューは「鴨料理専門店」を謳うだけあって鴨づくしだ。暑い中を走ってきたのでみな冷そば類を頼んでいた。「鴨とろろそばの大盛り」「鴨とろろそばの普通」「鴨なんとかご飯(忘れた....f^^;)」など、ホントに鴨づくしだ。 S川氏が紙に書いてそれを従業員さんに渡して注文する......が、何をどう間違ったのか、「鴨とろろそばの普通」の分が「鴨そば(暖かいやつ)」に化けて出てきた。もう、せっかく紙に書いて渡したのに。しかも従業員は「鴨そばと聞いた」と言い張り「すいません」の一言も出てこない。結局作り直してもらうのもなんなんで、「鴨とろろそばの普通」を頼んだ人たちは「鴨そばでいいよ」と折れた格好になった。その後「すいませんね」と全員に鴨のゆで卵がサービスで出てきたが、ゆで卵はあまりおいしくなかったなぁ。それ以外そば類自体はおいしかったが、ちょっと残念だった。 お腹がいっぱいになれば眠くなるもの。幸いこの部屋はゴロンと寝っ転がっても余裕があるのでみなそこかしこでしばしの休眠だ。私は直前からしゃっくりに悩まされていたが、一眠りしたら直っていた。 「そろそろ行くよ〜」の声で目が覚める。時計をみるともうPM1:00だ。ふと見るとH.I 藤氏の姿がない。なにげに外を見ると、日除けもない炎天下の下、芝生の上にゴロンと寝ているH.I 藤氏の姿が。うわぁ〜、見ているだけで暑くなってくる。「もう行くよ〜」と声をかけると、丁度いい夢を見ていたところなのだろう、「丁度いいところだったのにーー」。 精算をし表に出たところで集合写真を撮っておくことにする。
集合写真を撮り終え、出発したのはPM1:25。本当はこの後【筑波宇宙センター】を見学するはずだったのだが、みんな暑さに負けてしまい今回はパスすることに。Kiyomiya に向かうことにした。
茨城県道41号から同14号へ、R125を経由してR408へと来た道を戻っていく。〔学園西〕交差点右折―〔松代〕交差点左折、と流れていくところを、先頭が間違えて〔松代〕交差点を直進し茨城県道19号【エキスポ通り】へと入っていってしまった。手前で気づいたS川氏が先頭まで行き、次の〔大境〕交差点を左折へと誘導してくれていた。〔上横場〕交差点を右折し、帰りはR354を通っていくことに。これを通っていけば水海道市を通過していくことになる。帰りは高速を使うものの外環道草加 ICからなので、下道ではこのルートになるだろう。 淡々とした道が続き水海道市に入る。〔貫通道路入口〕交差点で左にそれ茨城県道58号、同252号、同3号と経由し利根川を渡るところまでやってきた。ここを超えれば茨城県とはサヨナラし【芽吹大橋】を渡り千葉県野田市に突入だ。 野田市に入ったところのコンビニで先頭が左にウィンカーを出した。どうやらここで休憩のようだ。
ここではみんなにジュース1本がMCTからサービスされた。暑いのに店内に留まらずに外で飲む面々。店内にずーーっといると外に出れなくなりそうだからだが、おそらくそれは正解なのだろう。暑いときは汗まみれでバイクに乗る、う〜ん、四季を感じられるバイクって素晴らしいなぁ....(^^; ひとしきり休んだ後、PM3:05出発することに。止まっているよりも走っている方が涼しいので、みんな自然とペースがあがっていく。
千葉県道3号を進み江戸川を渡り、今度は千葉県にサヨナラし埼玉県へ。渡りきったところで埼玉県道21号へと進路を変えていく。途中、最後尾のK本氏とO川氏が信号で寸断されたため、私はスピードを落として追いついてくるのを待つことにした。しかしT字路交差点に突き当たり、後続がわからなくなるとマズいので前走車が左折したところで止まって待っていた。程なくして2人は追いついてきたが、前走車は遙か先に行ってしまっていて待っていてくれる気配がない。こんな土地勘のないところで迷ったら大変なので普通後続が来なくなったらその前の人はスピードを落とすか止まって待っているものだが、どうもU海氏はミラーをよく見ていないようだ。今度よく言っておかなくちゃ。 スピードアップしたおかげで、前走車が前の方のガードの下で右折の合図を出しているのをなんとか確認できた。それに習って〔三郷三丁目〕交差点を右折し埼玉県道29号へ。ここでやっと前走車らが待っていてくれた。 再合流後、A川氏が「こっちの道でいいんだっけ?手前じゃなかったっけ?」と聞いてきたが、その時は地図上で今どの辺にいるのか把握できていなかったので私は首をひねるしかなかった。後でよくよく地図を見たら正解だった。おそらくA川氏は先ほどの右折した所のガードを外環道と勘違いしていたのだろう。あそこは外環道ではなくJR武蔵野線のガードだったのだ。
埼玉県道29号を進むとR298【東京外かく環状道路】にブチ当たる。これを右折して、さぁ、ハイスピードルートの始まりだ!当然クルマ達の流れも速い。その中を時には右に左に、時には信号待ちの列をすり抜けて走っていく。途中、バイクの車列に割り込んできたランエボが割り込んだ前のバイク達をあおっていたが、後ろのバイク達が今度はそのランエボをあおり返している。そのうちハタと我に返ったのだろう、ランエボはすごすごと引き下がっていった。そうこうしているうちに草加 ICが見えてきた。今回はここから上に乗るゾ。 草加 ICからは〔新倉PA〕までフリーということにした。すると珍しく?M野氏が真っ先に飛び出していった。続いて手を振りながら走り出す My Wife。う〜ん、珍しいこともあるモンだ、いつも後からのんびりと発進する人たちが。私も負けじと走り出す。モチロン排気量の差があるのですぐに抜かしてしまったが、今日は My Wife を待つことなくズボボボボーーー!!と加速していった。すぐ後ろにはU海氏がついてきている。バイクの性能が違うので勝てるわけもなく、ここは素直に道を譲ることにした。180 km/h で走っている KATANA の横を余裕かまして抜いていく CB1100XX。う〜ん、こういう所じゃ楽しそうだな、SUPER BLACKBIRD。アッという間に見えなくなってしまうU海氏。 その後からは GSX-R1100 のH.I 藤氏が KATANA を追い抜いていく。追いかけてもムダなのはわかっているので、ここで私は 100 km/h 前後にスピードダウン。〔新倉PA〕までクルージングと洒落込むことにする。M.I 原氏の bimota TESI 1D が追いついてくるが、こちらは私にくっついてクルージングを楽しんでいたようだ。 程なくして〔新倉PA〕の案内標示板が出てきた。PM4:15、〔新倉PA〕に到着。
この頃になると暑さも一段落し、加えて暑さに慣れてしまったこともあり極端に暑がっている人はいなかった。しかし暑いことには変わりなく、日陰を選んで休憩する。ふとH.I 藤氏を見ると、ずーーーっと腕出しで走っていたためだろう、腕だけがこんがりと日焼けしている。私はずっと長袖で走っていたため日焼けはしなかったが、腕半捲りで走っていた人たちもその部分だけこんがりと。今日の日差しはもう夏そのものだった。 ひとしきりの休憩を終えPM4:35、Kiyomiya に向けて最後の出発だ!
〔新倉PA〕を出ていつもの大泉 ICに向かう。ここは出て右折していくのだが、一人U海氏が左折レーンに入っていく。どうやらここから家に直帰するようだ。しかしそれなら〔新倉PA〕にいたときに言ってくれれば「お疲れさま」の声も掛けられたのに。 U海氏を除く本隊は大泉 ICからお決まりの裏道を進んでいく。練馬区道・保谷市道と細い道を進み、渋滞箇所をことごとくかわしながら田無市に突入していく。もうゴールは目の前だ。
PM5:05、無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。本来この日(第三水曜日)は定休日なのだが、“仕事が趣味”みたいな清宮社長はお店を開けて仕事をしていた。
Kiyomiya は冷たい飲み物&アイスでもてなしてくれ、皆ほおばるようにアイスにしゃぶり着いていた。ツーリング談義&TV大相撲観戦の後、大相撲中継が終わるのと同時にPM6:00解散となった。 私ら夫婦はいつものように帰路途中のGSで給油を済ませ、家に着いたのはPM6:30。するとここで My Wife が「メーターが動かないんだけど」と言ってきた。どれどれ......スピード&オド&トリップの、スピードメーター系全体が機能を停止していた。メーターケーブルが外れているかもと思い見るが、緩んでいる形跡すらもない。おそらく中のケーブルが切れたのだろう。動かなくなったのは先ほどのGSからのようで、トリップメーターは 245.9 km を指していた。早速 Kiyomiya に電話し、メーターケーブルを注文してもらうことにした。
ところでこのツーリングの翌日、朝方に関東・甲信越地方の梅雨明けが発表された。ホントに梅雨明け間際のツーリングだったのだ。そりゃ暑いわな....(^^; ちなみにその後 KATANA
のバッテリーは暑さも手伝って、まだ何とか生きながらえているようだ。しかしいつ死んでもおかしくない状況は続いている。何にしても、9月の一泊ツーリング前には交換しておいた方が無難だナ。 |
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なお、今回の走行は私のカタナで246.8km、燃費は16.56km/Lだった。一般道が多かったツーリングとはいえそれなりの燃費がでてくれていた。いつも16km/Lをちょっと越えるくらいだもんなぁ....(^^; ちなみに My Wife の ZEPHYR では22.03km/Lだ。こちらは過去最高、初めて22km/Lを越えることができた。どうも ZEPHYR は回し気味で走った方が燃費がいいようだ。 |
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(終) |