2000年4月度MCTツーリングレポート

2000年04月21日 第1版公開
2003年01月14日 第2版公開

日時

4月16日(日)

目的地

九十九里【久兵衛】…ハマグリ

天候

雨のち曇り時々晴れ
AM4:40、「パンが焼けるよ〜!」の声で目が覚めた。あいかわらず My Wife はツーリングとなると早起きだ。外を見ると前日から降り続いている雨が小雨ではあるがまだ残っている。予報じゃ夜半までにはやむようなことを言っていたが、今回は見事に外れたようだ。

AM5:00、昨夜は同窓会だったらしいA達嬢を携帯で起こす。

 私   「おっはよーーー!」
 A達嬢「あ〜?あ〜…」
 私   「朝ですよーー、ツーリングですよーー!」
 A達嬢「あ〜?あ〜…」
 私   「ちゃんと朝7時に(Kiyomiya へ)来るんだよーー!」
 A達嬢「あ〜…」

あ〜、ダメだな、こりゃ....(^^;

AM5:10、M川氏から電話が。今日の天気を心配して電話してきたのだ。前日のうちに Kiyomiya でバイクで決行!と決めていたのでその旨を伝え、参加を促す。実はM川氏、雨でクルマで行くようなら参加を見合わせようか、と言っていたので、小雨でもバイクで行く、と決まって嬉しそうだった。

AM5:20、今度はK本氏から電話が。同様に雨を心配して電話してきたようだ。実はK本氏、雨が降っているからクルマだろう、と思い込んでいたようで、少々あわてていたようだ。

トースト1枚の軽い朝食をとり、仕度をするともうAM6:30だ。さぁ暖機運転しなきゃ。暖気に時間のかかる ZEPHYR を先に暖気開始し、朝の静寂の中に音がこだまする。フルノーマルの ZEPHYR とはいえ朝はやかましい。加えて KATANA の暖気も始める。いつものことながらまわり近所に心の中で「うるさくてすみませんねぇ」と詫びながら暖気が完了だ。AM6:50、家をあとに。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya 前に着いたのは集合時間ギリギリのAM6:55....f^^; だがまだ来ていないメンバーがいる。小雨降る中の集合なのである程度送れてしまう人がいるのは仕方のないことかもしれないが、雨が降っている状況は皆同じなのだからちゃんと集まってもらわないと。天気は相変わらず小雨が降ったりやんだりだ。本当に回復してくれるのかなぁ?ま、回復することを信じてバイク決行にしたのだ。回復してくれなくちゃ困る!

参加メンバー紹介

バイク第1班
 

参加者

愛車

備考

A川氏 V-FOUR MAGNA 今回の幹事1
M野氏 ZZ-R250 今回の幹事2
  M.I 原氏 MOTO GUZZI V40
タルガ
 
  M徳氏 XJR1300  
  K松嬢 SRV250 MCT正規ツーリングとしては初参加。途中合流 
S枝夫人 ZEPHYR My Wife
S枝 GSX1100S KATANA
バイク第2班
 

参加者

愛車

備考

O川氏 RZ250(350改) 初期型・Kiyomiya スタッフ
K本氏 ZEPHYR1100  
  M川氏 GPZ1100 古い方のGPZ(空冷)。昨年7月以来の参加 
  M川夫人 ZRX1100 同じく昨年7月以来の参加。このバイクでは初 
  H.I 藤氏 GSX-R1100
(油冷初期型)
清宮社長の友人ショップである
Tオートの社員さん・昨年11月以来の参加
  M.I 藤氏 GSX-R1100
(油冷最終型)
Tオートのお客さんで今回初参加
バイク班別動隊
 

参加者

愛車

備考

  H詰氏 CB1000SF  
  M尾氏 XJR1200 今回が初参加。寝坊して6時に起きたとか....(^^;
クルマ班(風来坊組)
 

参加者

愛車(バイクの場合)

備考

清宮社長 GS400E  
  清宮夫人    
Y田氏 DJEBEL250 GPS ver  
  K藤氏   清宮社長の友人で遊び仲間でTオートの社長でもある 
  K藤夫人    
クルマ班(グランドハイエース組)
 

参加者

愛車(バイクの場合)

備考

H.I 原氏 CB400SF  
  Y.I 原嬢   H.I 原氏の妹1号
  E.I 原嬢   H.I 原氏の妹2号。早い話が I 原兄妹ですな
  K.I 藤氏 Steed400  

以上の24名だ(*印はMCTクラブ員)。今回はハマグリが食べられる、ということで参加者も多いなぁ。

しばらく天気が回復しないと見込んでレインウェアを着込む。結局 Kiyomiya を出発できたのはAM6:25だった。途中合流のK松嬢を除く第1班のメンバーは他の班に先駆けて出発した。H.I 原氏にK松嬢に合流予定時刻変更の電話をかけてもらうようお願いする。当初【京葉道路】の〔市川 IC〕を出たところでAM6:50予定だったが25分で行けるわけもなく、AM7:15予定に変更すると連絡してもらった。それでも着けるかなぁ?この雨で......

  

都道4号【所沢街道】から同【青梅街道】に出て新宿方面に向かって走り出す。練馬のあたりから雨が強まり、いわゆる普通の雨降りの中の走行となってきた。ありゃ?もしかして今日は一日雨の中の走行になってしまうのかなぁ?などと思ってしまうほどフツーの雨模様だ。どちらにしろもうスタートしたのだ。覚悟を決めて走っていくしかないが。

雨の中だと道路のペイントやマンホールがことさらコワい。直進中ならまだいいが、カーブのライン上にあるときの方がむしろ多いくらいだ。早くノンスリップ対策を行政にお願いしたいモンですな。油断しがちなのが工事中の鉄板だ。それでも最近は板全部鉄板てのは少なくなっているが、雨の時はこれにも注意しておかないと。

そうこうしているうちに新宿をパスし都道302号【靖国通り】へ。朝の新宿だがクルマは結構多い。「眠らない街・新宿」は本当だなぁ。

このあたりから雨も小降りになってきた。このままやんでほしいんだけれど......と、靖国通りの終点あたりで携帯が鳴った。クルマ班のH.I 原氏だった。なんでも、A達嬢を30分くらい待ってはいたが一向に来る気配がないのでクルマ班も出発したとのこと。仕方ないね、MCTは一応時間厳守だから(かつて私も遅れたとき後追いしたのだ....f^^;)。

【靖国通り】を真っ直ぐ進むとそのままR14【京葉道路】になる。K松嬢との合流場所まであと30分くらいかなぁ、と思った矢先に携帯が鳴った。

 私   「もしもーし?」
 K松嬢「おはようございますーー!K松で〜す」ありゃ?もうそんな時間なのか?
 私   「おはよーー。」
 K松嬢「今合流場所に着きましたーー。今どこですか〜?」
 私   「今ね、えーーと、亀戸駅前だね。」
 K松嬢「あーー、それじゃあもうすぐ着きますね」
 私   「うん、もう少しで着くから待っててね」
 K松嬢「はーーい、待ってまーす!」

K松さん、もうちょっとだけ待っててね。雨で思うようにスピードが上がらないんだ。

  

R14【京葉道路】はそのまま進むと首都高速7号線から来る道と合流し、有料道路の【京葉道路】にと変わる。が、ここは〔江戸川大橋〕を渡るためだけに利用し、渡ってすぐの〔市川 IC〕で降りれば料金はかからない。MCTは帰りはともかく行きは極力有料を使わないツーリングクラブなので当然〔市川 IC〕で降りる。まして今回は降りたところでK松嬢との合流を控えているのでなおさらだ。

〔市川 IC〕をR14方面に降り、千葉県道6号と合流してすぐの信号を右折し千葉県道283号に入る。右折して 200 m も進むと右手に市川警察署があるが、そこの所でK松嬢と合流することにしていた。行く手にはK松嬢の愛車が見える。が本人がいない。バイクを停めて辺りを見回すと、まだ開店していない商店の軒先で雨宿りしているK松嬢を発見!AM7:40、無事合流することができた。

 K松嬢「AM7:13に着いたのに置いて行かれちゃったかと思いましたよーー!」

なるほど、それで先ほどの電話だったのか。納得。待たせてゴメンね。m(_ _)m

それにしてもそろそろ休憩時間では?幹事のA川氏に聞くとR14に出てからコンビニに寄るつもりだそうだ。よし、それならすぐ出発しよう。K松嬢を2番手に据えてさぁ出発!

千葉県道283号を突き当たりまで行き左折すると千葉県道180号になる。少しするとR14と交わるので右折しR14【千葉街道】に復帰する。海神のあたりでセブンイレブンを発見し、みんなでなだれ込んだ。AM7:50、セブンイレブン【船橋京成海神店】に到着。

メットを脱いで「ふぅ〜」としたその時、バイク第2班の面々が爆音と共に到着!合流停車があったとはいえ30秒も違わなかったゾ。O川氏によると、第1班の5分後くらいに出発したらしいが、30秒差と知って驚いていた。まぁ、スピード出せる人たちの集まりが第2班だしねぇ....(^^;

おや?H詰氏がいない。聞くと寝坊したM尾氏を待ってあとからカッ飛んでくるらしい。合流できるんだろうか?もとい、雨の中大丈夫だろうか?まぁ、無茶な走りはしないだろう......

別動隊以外のバイクが集合! 朝食処のセブンイレブン【船橋京成海神店】。都会のコンビニの例に漏れず駐車場は狭い。
せっかく磨いたのに....(__;) 雨でバイクも汚れてしまいチト残念......

あまりお腹は空いていなかったが、みんながおいしそうに朝食をとっているのを見て一応食べておくことにした。意地の悪い?人は「ハマグリをおいしく食べるために食べないの?」と言っていたが、別に深い意味はないよ。おぉ、雨もやんでいるようだ。今のうちに距離を稼がないと。一通り朝食を終え、AM8:20出発することに。ここでもまだ出発しそうにない第2班を置いて第1班だけ先にセブンイレブンをあとにした。

  

R14【千葉街道】を千葉方面に進んでいく。雨模様のせいかクルマも少なく、比較的楽に走っていける。だが道路の電光情報標示板では「市原方面 雨 渋滞」の文字が。まだ先では降っているかもしれないな。やっぱり小雨ではあるが降り出してきた。が、降ったりやんだりで雲の向こうでお日様が“かくれんぼ”しているのが見えた。もう少ししたら完全にやむかも?のほのかな期待が頭を膨らます。

千葉市内でR16にと道が変わる。もう少し進めば【茂原街道】が現れてくるだろう。〔蘇我陸橋南〕交差点で横道に逸れ、2つ目の信号を左折するともうそれが千葉県道14号【茂原街道】だ。ここまで来ると雨もほとんどやみ、道路もクルマの通ったあとは乾きだしている。よし、いいゾ。このままやんじゃえ!

市原市内を走行中携帯が鳴った。AM8:50だ。

 私     「もしもーし?」
 Y.S藤氏「おはようございま〜す!岩手のS藤です!」おぉ、元?MCTメンバーのY.S藤氏だ。
 私     「おーー、おはよう!」
 Y.S藤氏「どうですか〜?走ってますか〜?」
 私     「走っているところだよ。今は茂原街道を走っているところなんだ」

Y.S藤クン、いつも電話ありがとうね。岩手の遠い空から一緒に参加している気分になれるといいんだけど、走りながらだと電波が悪いときもあってぶっきらぼうな応対しかできないときがあるけれど勘弁ねm(_ _)m

 Y.S藤氏「ツーレポ期待してますよ〜!」

ハイハイ、毎回ありがとね。今こうして頑張って書いてますよ....f^^;

そしてまたもや携帯が!今度は誰だ?

 私   「もしもし?」
 H詰氏「どんも〜、K吾(H詰氏の名前)です。今どの辺ですか〜?」
 私   「茂原街道を走っているところだよ」
 H詰氏「こっちは今M尾クンと一緒に(京葉道路の)鬼高PAです。(清宮)社長と会いましたよーー」
 私   「おーー、有料で来たんだ」

このまま有料道路で追いつく算段らしい。この二人ならひょっとして追いつくかも?

そうこうしているうちに茂原市内に入り、R128へと進んでいく。やぁ、今日は雨のワリに快調だ。〔宮原〕交差点の複雑な左折も間違えずにこなし、もう目の前は九十九里有料道路の入口だ。

九十九里有料道路の料金所に差しかかったとき、携帯が鳴った。

 私   「もしもし?」
 O川氏「どんも〜、O川です。今どの辺ですか〜?」
 私   「ちょうど今九十九里有料道路の入口の料金所に着いたところだよ」
 O川氏「え?もうですか?だいぶ離されちゃいましたね〜」
 私   「今どの辺?」
 O川氏「茂原市内に入ったくらいです」

うん、確かにちょっと距離があるな。でも市内からならそんなに時間かからないで追いつくんじゃないかな?話しているうちに既に他のバイクはエンジンを休め、休憩モードに入っている。AM9:45、九十九里有料道路の料金所に到着。

九十九里有料道路の一宮料金所 九十九里有料道路、通称「波乗り道路」の一宮料金所。ここでもまだ路面が濡れているところが......
料金所脇で一服....(^^; 後続を待ちこがれて一服....(^^;

このあたりになると雨も完全にやみ、あとは路面が少々濡れているだけになった。よし、このまま、このまま......
ここで後続の第2班を待って、有料を自由走行にしよう、ということになったのだが、待てど暮らせど第2班が来る気配がない。「おっそいなーー」と言っているとき、再び携帯が鳴った。

 私   「もしもし?」H詰氏だった。
 H詰氏「どんも〜、K吾(H詰氏の名前)です。今どの辺ですか〜?」
 私   「九十九里有料道路の入口の料金所で待っているところだよ」
 H詰氏「なんか迷っちゃったみたいなんです」
 私   「今どの辺にいるの?」
 H詰氏「茂原街道走っていたら、県道84号てなのになっちゃって......」

おや、R128に行かないで千葉県道84号に入ってしまったようだ。

 私   「そしたらねぇ、戻るの大変だからそのまま県道84号を進みな。そうするとT字路で突き当たるから、
      それを右折して県道30号に入るんだ。そしたら九十九里有料道路の入口に来るから」
 H詰氏「わかりました。突き当たったら右ですね?」

これで別動隊が来るまではこの場で待っていることが確定した。海沿いなので風が冷たい。バイクで走っているときはあまり気にならないのだが、ただ突っ立っているとやたら寒い。早く後続来ないかなぁ?

それにしても第2班が来ない。A川氏やM野氏は、第2班の先頭のO川氏の性格からして、遅れているんならどこかで追いつくためにコースをショートカットしちゃうんじゃないか(つまり今いる料金所の所には来ないんじゃないか)と言っていた。あとで聞いたらまさにその通りだったのだが......(^^;

H詰氏らを待っている間にまたもや携帯が。今度は清宮社長だった。

 私     「もしもし?」
 清宮社長「清宮でーーす。今どの辺ですか〜?」
 私     「九十九里有料道路の入口の料金所で停まっているところです」
 清宮社長「こっちはもう(久兵衛の)近くまで来ていて、チューリップ畑を見つけたんで寄っているところだよ」
 私     「じゃあ社長らはもう着いちゃいますね」
 清宮社長「A達嬢から電話が入ったけど、AM8:30だったんだよ。30分待ったけど来ないから出ちゃったよ
        って言っておいたよ」
 私     「そうですか。仕方ないですよね」

そんな会話をしながらH詰氏らを待つがなかなか来ない。先ほどの電話から15分くらい経っているが......A川氏らが「そろそろ行っちゃおうか」と言った矢先、遠くからバイクが2台近づいてくるのが見えた。おーー、H詰氏らだ!ようやく合流できた!

H詰氏&M尾氏合流! 九十九里有料道路一宮料金所を無事通過したH詰氏&M尾氏。

雨の中、首都高速&京葉道路を
ブッ飛ばしてきたらしい。

H詰氏&M尾氏が合流してすぐ、おそらく先行してしまっているであろう第2班を追いかけてそそくさと出発した。もうAM10:25だ。料金所脇で40分も停まっていたことになる。ちょっと休みすぎたなぁ。

  

気を取り直して九十九里有料道路を進んでいく。「終点までは自由走行で」と言っていたが誰も飛び出していかないので必然的に千鳥走行のままだったが、クルマも多く走っているのであまりスピードも出せない。加えて天気も悪いのでせっかくの海沿いの道なのに景色もイマイチ......それでも都内では出しにくいスピードで走ることができるので、天気がいいときにもう一度来たいもんだ。

18 km ほどの道を楽しみ、千葉県道30号【九十九里ビーチライン】へとバイクを進める。南浜に差しかかったとき携帯が鳴った。AM11:00だった。

 私     「もしもし?」
 清宮社長「清宮でーーす。今どの辺ですか〜?」
 私     「今ちょうど南浜のあたりです」
 清宮社長「(バイク班の)第2班はもう(久兵衛に)着いたよ」

がちょーーん!や、やっぱり第2班はコース短縮をしていたんだぁ。まぁ、競争しているわけではないので焦ることもあるまい。道も混んでないのでもうすぐ着けるだろう。......と、ここでH詰氏が前の方に出てきて私の隣まで来て何か叫んでいる。

 H詰氏「限界〜!おしっこが限界だ〜!先に行っていてください!」
 私   「もうあとほんのちょっとだからガマンしな!」

ホントにもうあとちょっとなのだ。次の信号を右折すれば目的地に到着だ。H詰氏も必死にこらえている。もしあそこで停まってしまったら右折ポイントがわからずH詰氏だけ行方不明になるところだった。

AM11:10、バイク第1班が堀川浜の【久兵衛漁業】に到着した。第2班やクルマ班の人たちが出迎えてくれていたが、その中でO川氏が「すいません!」と第1班の人たちに謝っていた。聞くと何回か道間違いをしてUターンをメンバーに強いたあげく、第1班の人たちを待ちぼうけさせてしまったかららしいが、別にそんなこと気にしていないから大丈夫だよ、O川氏!予想できたしネ....(^^;

  

さぁ、食べるぞハマグリを!おいしいだろうなーー....(^^; 2階の座敷に上がると第1班の到着を待ちこがれた人たちで埋め尽くされていた。ここからしばらくは写真で雰囲気をば....f^^;

まるで“宴会”のような....(^^; こりゃまさに“宴会”風景ですな....f^^; ハマグリの他にもおいしい刺身が
どれどれ、うまそうだナ 幹事のM野氏&A川氏 楽しそうだねぇ....(^^;
トーヨーオートのお客さんと社員、どちらも I 藤氏 M徳氏&写真とみるやいつもヘンな顔をするM.I 原氏 楽しんでるかい?
目がすわってるよK松嬢....(^^; M川夫妻。おいしいわねぇ〜 うんめぇ〜!たまんねぇなこりゃ

この写真だけ見ているとツーリングじゃなく“宴会”そのものですな....f^^;

ふと、清宮社長らがいないことに気づいた。なんでもバイク屋組で別に部屋を借りて楽しんでいるらしい。どれどれ、覗いてみることにするか。

Tオート社長夫妻 Kiyomiya社長夫妻、Tオート社長夫妻と

こちらは焼肉?がメインのようだ

しばらくすると座敷の人が極端に少なくなった。あれ?みんなどこに行ったんだろう?実はK藤氏(Tオート社長)が屋外で焼きだしたのだ。みんなそのいい匂いにつられて屋外に出ていたのだ。う〜ん、確かにいい匂いだ。でもみんなよく食べるなぁ。

屋外でも宴会? 屋外でも乾杯!

外はまだ寒いのによくやりますねぇ....(^^;

楽しい時間は経つのが早いようで、時計をみると既にPM2:00。もうそろそろ仕度して帰らなきゃ。おっとここで集合写真を撮っていなかった。みんなの集まる唯一の写真だ。ちゃんと撮っておかなくちゃ。

【久兵衛漁業】をバックに
座敷部分で泊まることもできるので「民宿」の看板も出ている【久兵衛漁業】。今回5年ぶりの訪問となった、Kiyomiya 御用達の場所だ。新鮮な魚介類の直売所もある。

さぁ、帰るとしよう。もうPM2:20だ。こりゃ Kiyomiya に帰り着くのは6時は確実に回りそうだな。ここでK本氏とK松嬢の2人はクルマ班に同行して砂風呂に行くという。帰りは高速使いまくりで帰ってくることになるのだろう。2人とも気をつけてね!特にK松嬢は途中の市川でお別れだろう。また今度もヨロシクね(^o^)/

なお行きでは別動隊だったH詰氏とM尾氏の2人は、帰りは第2班に“編入”されることになった。

  

バイク第1班は堀川浜から千葉県道49号を北上し、R126を横切って農道を走りR296に出る。途中にあったGSで給油を終え再び出発ししばらく走ると、追い抜かれた覚えがないのに第2班が左手のGSで給油していた。
あれぇ?どこ通ってきたんだろ?ひょっとしてまた間違えて走っているうちに第1班よりも先に出てしまっていたのかなぁ?ま、いいや。繰り返すが競争しているわけじゃないんだから。

R296はところどころ混んではいたもののすり抜けで走れないことはなく、比較的順調にバイクを進めて行けた。〔七栄〕交差点を右折しR464に入ったあたりからクルマの混み具合が増してきてすり抜けを余儀なくされる。R51を横断し【宗吾霊堂】の所で第1班本日最初で最後の道間違いをしてしまった。真っ直ぐ行けばいいところを何を勘違いしたのか左に曲がってしまったのだ。それでも左折してすぐに間違えたことに気づいた先頭のM野氏は、素早く迂回路を地図で探し出した。そのまま直進し太い道を右折すれば国道をショートカットできる......はずだったのだが、どうやら曲がるのが1本早かったようだ。細い農道になり「こっちかな?あっちかな?」と走っているうちになんとか元の国道に戻ることはできたが、ショートカットどころか元の所から数百mくらいしか国道上は進んでいなかった。まぁ、戻れただけヨシとしよう。

R464に戻り後の見通しのいいところでふとミラーをみるとバイクのライトらしきものが複数迫ってくる。おそらく第2班の人たちだろう。こちらが迷っている間に追いついてきたようだ。

そうしているうちに〔瀬戸〕交差点に差しかかると、すごいクルマの渋滞が!みんな〔瀬戸〕交差点で右折するのだが、信号があまり長くないようでなかなか進むことができない。すり抜けがしづらい幅の路肩しかなかったので最初はおとなしくクルマの列に並んでいたが、しびれを切らした先頭が半ば強引にすり抜けを始めた。車線的には右に寄っても十分クリアランスがあるくらいだったのでクルマ達は皆“すり抜けスペース”を空けてくれていた。クルマのみなさん、どうもありがとうございましたm(_ _)m

しばらくしてその〔瀬戸〕交差点を右折すると少し流れ出したが、まだ次の〔鎌刈〕交差点まではすり抜けが必要であった。しかし〔鎌刈〕交差点を左折するとあとはもうバイパスとなっており、とっても快調なペースで走ることができた。一応法定速度の 60 km/h の道なのだが、場所によっては 80 km/h あるいはそれ以上で流れている。
年老いた、どう見ても 65 歳以上であろうと思われる老人の運転するクルマですら 90 km/h で走っているバイクの列を追い抜いていくのだ。必然とこちらのペースも上がっていってしまう。ここでネズミ取りやったらみんな捕まっちゃうんじゃないかなぁ?でもこの道のおかげで、渋滞によって熱ダレ気味だった空冷エンジン達は息を吹き返したようだ。

バイパスはまだ工事中の所もあり何カ所かで右に左にと進路変更させられたが難なくかわし、快調に走らせていくことができた。......と、ここで携帯が鳴った。

 私   「もしもし?」
 O川氏「どんも〜、O川です。そろそろ休憩しませんか〜?」
 私   「了解!」

次の信号停車の時に先頭のM野氏に電話の内容を伝え停車場所を探すが、バイパス中ということもありな〜んにもない!こりゃバイパスが終わらないと休憩できそうにないな。

R464がT字路で左折していくところ(〔栗野〕交差点)を右折し千葉県道8号に入り、すぐの最初の信号を左折して市道に入る。入ってすぐの所に酒屋さんベースのコンビニ風のお店があったのでここで休憩することにした。後続の第2班の人たちはわかるかな?と心配になり左折してきた信号方面を見ると、今まさに第2班の人たちがそのまま直進していってしまう光景がまぶたに映し出されたところだった。こりゃイカン!すぐさまO川氏の携帯を鳴らし、強制的に停まってもらった。やっぱりまぶたに映った車列は第2班の人たちで、行き過ぎてしまったようだ。

ほどなくしてUターンしてきた第2班がお店に到着した。M川夫人は「またUターンさせられちゃったわよ〜」と嘆いていたが、M川氏やO川氏は「(Uターンの)練習、練習....(^^;」とUターンの苦手なM川夫人をなだめていた。とにもかくにもPM4:50、コンビニ酒屋【イシイ】に到着。

2時間半走って休憩! 酒屋さんベースのコンビニ【イシイ】にて帰路最初の休憩。ちっちゃいお店だがソフトドリンクは豊富だ。
休憩中のKATANAの勇姿 路面の勾配で、サイドスタンドで停めるバイクはほぼ直立状態。

さて、もうここでほぼ5時だ。この調子だと Kiyomiya に帰り着くのは6時半を回りそうだなぁ。久しぶりだ、6時に帰り着かないツーリングも。まぁ、たまにはいいか。

ここでO川氏がクルマ班の清宮社長に電話を。クルマ班は現在東関東自動車道の成田から富里あたりを通過中らしい。通過中、といっても渋滞で、なかなか前に進めないとのこと。クルマはある程度の渋滞は仕方ないな。

  

ひとしきりの休憩とこの後のルートを確認し、PM5:15、コンビニ酒屋【イシイ】をあとにした。この後は三郷から東京外環自動車道に乗って帰るルートだそうだ。市道からR464に復帰しR6【水戸街道】へ。すぐの立体交差をくぐってR298【東京外かく環状道路】に入っていく。この道、東京外環自動車道の下の道として平行して走っているのだが、東京外環自動車道の方は三郷からR6までの区間をまだ工事している最中なので現段階では三郷までこの道を使わざるを得ない。しかしこの道も1車線しかないとはいえまだできたてで通るクルマも少ないのかガラガラで、ほとんど“バイパス状態”だった。

そんなわけで、三郷までは比較的「あっ!」という間に走れてしまった。予定通り三郷 ICから高速に乗り込むことにし、料金所の所で一旦停まった。ここから先〔新倉PA〕で一旦休むので、そこまでフリー走行にしよう、ということになった。

そうなると喜び勇んでカッ飛んでいく面々がいっぱいいる。H.I 藤氏&M.I 藤氏、M川氏、H詰氏、M尾氏などが「カァァァーーーンッ!」とすっ飛んでいく。いや〜、いい音させてカッ飛んでいくなぁ。私もついつられて(....f^^;)ほんの一部だけスピード出させてもらった。が、私がスピードを出すと My Wife もついてこようと頑張っているのがミラー越しにわかった。比較的のんびり走っているA川氏&M野氏に追いついたところでスピードダウンし、あとは淡々と流していくことにした。まだ完全に ZEPHYR に慣れていない My Wife に大型と同じスピードを出させるのは危ない、と判断したためだ。

しばらくして My Wife の後にM川夫人がケツ持ちのO川氏を伴って追いついてくるのがミラー越しに見えた。追い抜いていくかなーーと思っていたが、そのまま車列の後について合流した格好になった。どうやらM川家ではこういうフリー走行の場合、奥さんを置いていってでもM川氏は飛んでいってしまうようだ。ま、それだけ奥さんの走りを信用しているっていう証でもあるんだろうが。ウチはまだそこまで信用できるレベルにないモンなーーー、My Wife の技量は。

  

川口JCT、美女木JCTを越えると和光北 ICの案内と共に〔新倉PA〕の案内も出てきた。あと 2 km ほどで休憩だ!PM6:25、新倉PA到着。

〔新倉PA〕はこの道を使った際は必ず寄るPAだ。別に寄らなくても Kiyomiya まで一気に行けてしまう距離なのだが、このルートを使ったときにここでお別れする人がいるために寄らなければならないPAなのだ。ここで今回は飯能に住むM尾氏とお別れだ。通常なら所沢に住むM徳氏もここでお別れなのだが、このまま Kiyomiya まで行くという。珍しいなと思っていたら、なんでもこのまま車検をとるために Kiyomiya に入庫しなくてはならないらしい。それはそれは。ともかくM尾氏お疲れさま!この後もお気をつけて!

この時間になると午前中の雨の影響もあり結構寒い。いや、正確には、走っていると気にならないのだが、停まってただ突っ立っていると寒さを実感するのだ。「普通、逆だろ!?」と言われてしまうかもしれないが、不思議なモンでホントにそうだったのだ。たまらず用意しておいたベストを着込むことにした。

  

10分ほどの休憩の後、最後の出発をすることに。PM6:35、〔新倉PA〕をあとにする。ここから先 Kiyomiya までの裏道ルートを、第1班と第2班で違う道を行ってみる実験をしてみることにした。第2班は通常の大泉〜保谷ルート、第1班は大泉〜新座経由東久留米ルートをとることにした。この道、M野氏の“お勧めルート”らしいのだ。

東京外環自動車道大泉 ICを出て右折し、すぐの信号をさらに右折していく。その横を第2班の車列が直進していった。さて、どちらが早いことやら......

細いが交通量の多い練馬区道を進み、関越自動車道下の【大泉学園通り】を横切って関越道に併走する道を走り、さらに右左折を繰り返して都道24号へ。そのまま進んで一旦都県境を越えて埼玉県道24号になる。〔栗原〕交差点を越えてすぐの細い道を左折して少しするとまた都県境を越えて今度は東久留米市に。このあたりは都県境が入り組んでいるために、ちょっと走るだけで東京になったり埼玉になったりする複雑なところだ。

都内に入ってすぐ、また細〜い道を進んでいく。そのまま真っ直ぐ行くと、よく新座 ICから帰ってくる際の裏道に合流する。もうここからは東久留米市内のよく知った裏道だ。ゴールは近いゾ。

  

PM7:10、第1班が無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。既に第2班の人たちのバイクが停まっている。やっぱり通常ルートの方が早かったか。約5分ほどの時間差だったようだ。M野氏は「もうあのルート使わない!」と宣言していた。通常ルートよりも早く着くだろう、と思っていたようだ。まぁ、どちらが早いルートかわかっただけでいいじゃないですか、ねぇ、M野氏?

お疲れさま!M川夫妻 お疲れさま!M.I 原氏

みなさんお疲れさま!次回(6月)もヨロシクね!

ここでクルマ班の清宮社長に電話を入れてみる。なんでも、まだ首都高速の四つ木付近を走行中とのことだ。この調子だとクルマ班が Kiyomiya に帰り着くのはPM8:30頃になりそうだナ。PM7:30、さすがにクルマ班が到着するまで待っているわけにもいかず、今日はここいらで「お疲れさま!」と解散することになった。みなさん、お疲れさまでした!

私ら夫婦は帰路途中で給油を済ませ、家に着いたのはPM7:50。天気予報は朝方は見事にハズレ、行きの途中まで雨に降られる結果となったが、午後は天気も持ち直して十分ツーリングを楽しむことができた。ちなみに翌月曜日は抜けるような青空が広がる快晴!う〜、1日ずれていればもっと走りを楽しむことができたろうに!でもまぁ、こんなツーリングもたまにはいいか!?

なお、今回の走行は私のカタナで274.9km、燃費は16.07km/Lだった。ツーリング走りだと早く走っても遅く走ってもほとんど燃費が変わらないなぁ。前回3月と比べてもたった0.01km/Lしか変わらないじゃないか!
ちなみに My Wife の ZEPHYR では19.51km/Lだ。400 cc ならもうちょっと延びてもいいと思うんだが......

(終)