1999年12月有志ツーリングレポート

2000年01月01日 第1版公開
2003年01月14日 第2版公開

日時

12月19日(日)

目的地

千葉県・マザー牧場&富津岬

天候

晴れ!\(^o^)/

AM4:50、目覚ましが鳴ったか鳴らないかのうちに目が覚めた。やっぱりツーリングとなると目覚めがいい?今日はMCTの有志だけで行く気軽なツーリングだが、実はもう一つ目的のあるツーリングだ。楽しみだなぁ....(^^;

軽い朝食を済ませ余裕を持って仕度したはずだったのだが、朝の時間は経つのが早い。急がないと遅刻だ!今日の集合場所はいつもと違うんだ!今日は【青梅街道】の〔関町南三丁目〕交差点での待ち合わせだったぁ!エンジンに火を入れたのがAM6:15だったが、寒さのせいで暖気に時間がかかり出発できたのはAM6:25だった。集合は確かAM6:30だったような......A^^;

急いで走り、集合場所にはAM6:40着。10分遅刻してしまったが、K本氏がまだ来ていなかった。なお行徳に住むK松嬢とはK松嬢のマンション前で合流だ。

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

M野氏 ZZ-R250 GB250 CLUBMANから買換後初ツーリング。まだ慣らし中!
K本氏 ZEPHYR1100  
H.I 原氏 CB400SF 実はこの日が誕生日!おめでとう! 
  K松嬢 SRV250 普通二輪免許取得後の初ツーリング。当然初参加
S枝夫人 ZEPHYR My Wife。SEROW225から乗換後の初ツーリング
S枝 GSX1100S KATANA

以上の6名だ(*印はMCTクラブ員)。今回はMCT有志のためほとんどがクラブ員だ。なお今回のもう一つの目的とは、K松嬢の初ツーリングの付き添いなのだ。

AM6:45になってもK本氏が現れる気配がない。携帯に電話するとドライブモード中。もうちょっと待ってみるか。しかしAM7:00になっても来ない。相変わらず携帯はドライブモード中。この時間ならK本氏宅からここまで15分くらいで来れるので、「こりゃ寝てるな」ということになり、仕方なく出発することにした。

......と、みんながバイクに跨ったまさにその時、K本氏が到着した。聞くとつい数時間前まで忘年会で飲んでいたそうで、とても眠そうだった。2〜3時間位しか寝てないようなので、今日はあまりムリをしないで行くことにしよう。
まだ顔が赤かったなぁ、K本氏....(^^;

さ、改めて出発!都道4号【青梅街道】で新宿へ。さらに靖国通りを経てR14【京葉道路】へ。〔江戸川大橋〕を渡ってすぐの市川 ICで下り、千葉県道6号で行徳に向かう。そんなにカッ飛んではいなかったが、割とすいていてすぐここまで来ちゃったなぁ。

  

AM8:10、K松嬢のマンション前に到着。小松嬢は走りたくて待ちきれなかったのだろう、バイクは既に道路に出してあり、皆を外で迎えてくれた。

行徳まで走って一服 初ツーリングのK松嬢(向かって左側)

そういえばお腹空いたなぁ。いつものMCTツーリングだと朝ご飯はコンビニなのだが、やっぱり12月は寒い!ので、屋内でゆっくりできるところがいい、との意見で近くのファミレスとなった。K松嬢のバイクの暖気を終え、1分走って(たった1分....(^^;)近くのデニーズになだれ込んだ。AM8:30だ。

実はこの時、まだ行き先を完全には決めていなかった。K松嬢と合流してから、K松嬢のマンションから片道 50 km 圏内を考えてはいたのだが、距離は少し伸びるがマザー牧場に行こう、と決めた。なんだかんだで走れてしまうのでは、という安易な考えではあったが、マザー牧場に行ったことのない人たちばかりだったので一度は行ってみたい!とみんなの意見がまとまったためだ。K松嬢大丈夫かな?

かつてないほど朝休憩でゆっくりし、デニーズを出たのはAM9:30を回っていた。いつもの倍時間をとったなぁ。でも有志のツーリングだから、時間にはうるさくないのでヨシとしよう。

  

R357湾岸道路に出て、千葉を目指してひたすら突き進んでいくが、今回は初心者のK松嬢がいることもあってあまり飛ばさないことにしていた。しかしK松嬢が臆することなく走っていけるのを確認した先頭のH.I 原氏は、
徐々にではあるがスピードレンジを上乗せしていった。70 km/h、75 km/h、80 km/h と、徐々に徐々にではあるが....(^^; 当然クルマや他のバイク達には抜かれ放題ではあったが、ここはひたすら“オトナの走り”でガマン、我慢....(^^;

習志野市、千葉市とR14を抜け、R16となった市原市へと入ってきた。先ほどのゆっくり朝食の影響か、早くも睡魔が襲ってきた。K本氏も襲われているようだ。信号待ちの際、先頭のH.I 原氏にどの辺で休むつもりか聞いたら木更津のあたりだという。え?結構先だよ。睡魔に勝てるかなぁ?

そうしているうちに先頭がコンビニに入ろうとウィンカーを点けた。やった、睡魔から解放される!聞くと、木更津まで行こうと思っていたが、途中の案内標示板で木更津までの距離がH.I 原氏の予想以上にあったので諦めた、とのこと。どっちにしても助かったぁ。AM10:30、セブンイレブン【五井海岸店】到着。

コンビニでちょっと休憩...... 青空だけ見ると暖かそうだが
実際は結構寒い。ま、12月だしね....(^^;

皆結構厚着しているのだ。おかげでスマートな人は誰もいなかった。

ただのお茶休憩のはずだったが、気がつくともうAM11:00。時間が経つのが早いなぁ。ここからマザー牧場までは1時間もしないで着けるくらいの距離だ。K松嬢のマンションから既に 40 km 走っていたが、当のK松嬢は全然疲れた様子もないので予定通りマザー牧場に向かうことにする。

  

R16をさらに南下し、袖ヶ浦市から木更津市へと入っていくと途中からR127に国道が変わる。予定では〔佐貫〕交差点まで行ってから左折して千葉県道163号線に入る予定だったが、君津市内で先頭のH.I 原氏が 6 km も手前の〔常代〕交差点で突然左折した。え?ここじゃないはずだが......

左折してすぐ、道が細くなった上にいきなりの砂利道が!おいおい、道が違うんじゃないか?それでもかまわず H.I 原氏は突き進んでいくので、赤信号で停まったときに聞いてみると、何でも先ほどの〔常代〕交差点で「マザー牧場はこっち!」と看板が出ていたそうな。全っ然気がつかなかったなぁ。

でもこの道ってたぶん君津の市道だな。ツーリングマップルに載ってはいるが、細くて色がついていない道だし。市道だと普通はその土地に明るい人でないと通らないもんなぁーー。

そんなこんなで千葉県道163号線に出て、また細い道へと右折した。私らベテランの人には苦ではなかったが、初心者のK松嬢にはちょっとだけ難儀する道だった。細い上に結構曲がり込んでいる道だったため免許取得1ヶ月のK松嬢には辛そうだ。コーナーのたびに外にふくらんでいきそうになっていた。それでも何とかバイクを操り、先頭のH.I 原氏に必死についていっていた。

  

細い道を抜けると目の前にマザー牧場の駐車場が不意に現れた。当然入るものと思っていたが、H.I 原氏は何を思ったか一人右折していく。聞くと駐車料金がかかるようなので、一応避けてみたとのこと。でもここまで来て引き返すわけにもいかなかったので、みんなで相談して入ることにした。が、バイクの駐車料金¥300は高い!バスでも¥700なので、バイクが如何に高いことか!バス1台のスペースでバイクなら今回の参加者6台分は余裕で停められてなおお釣りがくるぞ!でもバイク専用の駐車スペースを確保してあるくらいだからまぁヨシとするか?AM11:45、マザー牧場に無事到着!

マザー牧場に入場するのにもお金が必要だ。入場料大人1人¥1,500なり!結構高い......

  

マザー牧場の中は広大で、いい天気と相まって気持ちがいい!春先などに来ると心地よい空間だが、今は12月の冬!ちょっと寒々しかった。それでも都会の喧噪を忘れるにはもってこいなので、来たことのない方は一度訪れてみてはいかが?

マザー牧場の入口広場から見る景色 ここは入口広場から見る景色。遙か向こうにある観覧車のそばに食堂の建物がある。

結構広く、全部回りきるにはそれなりの時間と体力が必要かも?

乳搾りが見られるところがあるので向かおうとするが、PM1:00からとのことなので待てず、お昼ご飯を食べにいくことにした。春夏秋の季節なら屋外でバーベキューガーデンがあったはずだが、さすがに冬はやっていないのだろう。ま、もしやっていたとしても寒い屋外で食べる気はなかったけどね....(^^;

遠くに建物が見える。どうやらあそこに食堂があるらしい。歩いていくが、なだらかではあるが上り坂で、バイクの冬用装備のままの一行は汗びっしょりに。オーバーパンツの下のジーンズが蒸れているのがわかる。早く脱ぎたいなぁ....(^^;

建物のふもとまで来たところで皆たまらず冬用装備を脱ぎだした。蒸された空気が一気に放出され、体全体がクールダウンされる。この季節に“クールダウン”とはヘンな表現だが、ホントにそんな感じだったのだ。冬用装備で蒸されていた分、冷たい外気が心地よい。ふぅ〜、サッパリ!

脱いでサッパリ! バイクの冬用装備類を脱いでやっとサッパリできた。冬用装備、持って歩くと結構な
荷物なんだよなぁ....(^^;

後には観覧車が。

早速お昼を食べにいくことにする。食堂内ではジンギスカンが食べられるようなので、円形の建物の最上階に行く。ここではやっぱりまずはおいしい黄色の炭酸入り飲み物で乾杯!
んぐんぐんぐプハ〜ッ!んまい!
ん?いつもなら人より多く飲むK本氏が今日は元気がない。昨日、おとといと連続して忘年会だったそうだから無理ないか......食もあんまり進んでいなかったような。

食事を終え、誰かが言った。「(せっかく牧場に来たんだから)ソフトクリームが食べたーーーい!」それにつられて皆食べていた(私も....f^^;)が、先ほどとは違って既に汗も引いている中で食べたもんだから体が冷えてしまった。先に食べておくんだったなぁ......この後風が冷たく感じていた....(__;) 来た道を戻るが今度は下り坂。汗かくほどの運動にならなかった。

入口広場にある売店で Kiyomiya へのおみやげを買い、PM2:40、マザー牧場をあとにした。次はH.I 原氏お勧めの富津岬に向けてバイクを走らせていく。

  

千葉県道163号線を戻り、今度は〔佐貫〕交差点を通過しR465へ。国道のわりに細い道だなぁ。ホントに国道なんだろうか?途中で My Wife の ZEPHYR に給油しようとGSを探すが、日曜のためかどこもお休みだ。東京だと日曜はかきいれ時なので休みのGSはほとんどないが、千葉だとまだ日曜休みのところが多いのかなぁ?

程なくして富津公園のところまで来た。が、目的地の岬はその先なのでここは通過。長い直線を走ってPM3:30富津岬に到着した。

日のあるウチに 左の写真の1分後・もう日が落ちた

この写真のバックにモニュメントのような形をした展望台があるのだが、ちょうど西日の逆光だったため撮影しても真っ暗け。午前中に来れればいい写真が撮れたかもね。

上の写真の左後方には横浜ベイブリッジと横浜ランドマークタワーが見える。写真だとわかりづらいが、富津岬って横須賀の観音崎と 7 km くらいしか離れていないので横浜も以外と近いのだ。私とH.I 原氏以外の人たちは展望台に登って景色を満喫していたが、写真よりももっと鮮明に楽しんだことだろう。

  

ひとしきり休んだあと時計を見るともうPM4:00を回っている。そろそろ出ないと帰り着くのは夜になってしまうので、PM4:10富津岬をあとに。もう帰りは高速使って早く帰ることにしよう。初心者のK松嬢ももうバイクに慣れてきたようなので大丈夫だろう。そんなにスピード出さないから安心してね!

富津公園前を通り過ぎ、R16→千葉県道90号へ。館山自動車道の木更津南 ICから高速利用とした。K松嬢を気遣って最初は 80 km/h くらいで淡々と流していたが、K松嬢がついてこれると判断した先頭のH.I 原氏は徐々にスピードを上げていった。90 km/h、100 km/h、110 km/h と段階的に上げていくが、K松嬢は特に緊張した様子もなくぴったりとH.I 原氏についていく。この調子なら大丈夫だな。

しかしまだ慣らし中のM野氏は誘惑?に負けず一人 80 km/h を守って走っていた。80 km/h というよりも  6,000 rpm 以上回さないようにしていた、と言うのが正解か......でもこのツーリングが済めば走行距離が 500 kmを越えるのでそれまではじっと我慢だそうだ。

高速の最初のPAで休憩することにしていたのだがなかなかPAが無い。ひょっとしてこのまま湾岸に行くまで無いのかなぁ?と思った矢先、〔市原SA〕の表示が出た。よし、ここで一休みするぞ!PM5:00、〔市原SA〕に到着した。

もうあたりは日が落ちて既に夜だ。そう思うと急にお腹がすいてきた。SA内にマクドナルドが入っているのをK松嬢が見つけ、ポテトを買ったら私も我慢できなくなっててりやきセットを買ってしまった....f^^; だってお腹空いたんだもん!すると他の人たちもうどんやそばを食べだした。みんなお腹空いていたのね....(^^;

空腹を満たしたところでそろそろ出発しよう。次の休憩は湾岸(東関東自動車道)に入ってすぐの〔湾岸幕張PA〕だ、と全員に伝令してPM5:30、〔市原SA〕を出発した。途中は必ず渋滞しているので、K松嬢を気遣って多めに休むようにしていたのだ。

  

予想通り、〔穴川 IC〕から渋滞は始まった。もうここからはすり抜けしていかないと。先頭は当然H.I 原氏だが、高速すり抜け初心者のK松嬢も果敢についていく。ここですり抜けが下手な My Wife と“慣らし中”のM野氏が後方においていかれた。私も先頭についてすり抜けをしていたが、この先の京葉道路と湾岸との分岐(宮野木JCT)が後の二人にわかるか心配になったので減速して二人が追いついてきてくれるのを待つことにした。......が、なかなか追いついてこない。もうすぐ〔宮野木JCT〕だ。わかるかなぁ?まぁ、方向音痴の My Wife はともかくM野氏がついているのでたぶん大丈夫だろう......もう〔宮野木JCT〕だ。減速して走るのも他のクルマ達がいるので限界だ。え〜い、先に行くよ!ちゃんと来てね!

湾岸(東関東自動車道)に入って少しの間は流れていたが、2〜3 km 行ったところでまたしても渋滞が始まった。......と携帯が鳴った。

 私    「もしもし?」My Wife だった。あぁ、やっちゃったか!危惧が的中だ。
 My Wife「今ねぇ、もしかして間違えたかと思って停まって電話してるの。京葉道路でいいのよねぇ?」
 私    「違うよ!湾岸に入るんだよ!今どこにいるの?」
 My Wife「京葉道路の料金所......」
 私    「あっちゃー、やってもうたか......」
 My Wife「どうしたらいい?M野さんはこのまま二人で帰ろうって言っているけど......」
 私    「次の出口で下りてすぐ逆方向に入り直して湾岸幕張PAまで来て!」

もう、あれほど湾岸(東関東自動車道)に入ってすぐの〔湾岸幕張PA〕だ、と念押ししておいたのに。そりゃ確かに京葉道路にもあるけどね、〔幕張PA〕は。

電話が切れすり抜けで〔湾岸幕張PA〕を一人目指す。もう先頭達は着いている頃だろう。渋滞中の中〔湾岸幕張PA〕が現れた。すかさず入って他の人たちを探しあててバイクを停め、事のいきさつを話すと「マジ〜?」の反応。当然か。PM6:00、〔湾岸幕張PA〕着。

私が〔湾岸幕張PA〕に着いて5分後、再び My Wife から電話が。京葉道路の武石 ICで下りたそうだが、行き方がよくわからないのでできればこのまま二人で帰りたい、とのこと。地図を持っているのになに言ってんだ!H.I 原氏も「何が何でもこっちに来て!」と電話に向かって怒っていた。そりゃね、完全な身内(MCTクラブ員)だけならまだ許したが、今回はK松嬢の初ツーリングなのだ。せめてみんなで最後まで走りたいじゃない?

  

二人の到着までしばらく間があるので〔湾岸幕張PA〕に着いた面々は各々リラックスして休憩した。そうしていると、K松嬢が「停まっているとニュートラルがなかなか入らないんですぅ〜」と持ちかけてきた。う〜ん、クラッチレバーの微調整で直るかなぁ?一応調整はしたが、まだ改善の必要有りだ。

後 日 談
後日 Kiyomiya まで来た彼女、社長に見てもらって簡単に直してもらっていた。
要は、シフトレバーの根本のところが固着していて動きが重くなっていただけだったようだ。
ま、免許取り立ての初心者にはわからないことだらけだし、これでひとつ勉強になったね、K松嬢!

ここであわせて、ブレーキレバー&ブレーキペダルが曲がっているのを発見!それまでK松嬢は気づかず、初めて買ったバイクで初日に立ちゴケしていたそうで、それまでにあまりよく観察してなかったらしいが、「そんなもんなんだろう」と思って走っていたそうなのだ。ま、レバーも折れずに先端がちょっとだけ曲がっていただけだし、ペダルの方も内側に押されていたので走行にはさしたる支障がなかったので気づかなかったようなのだ。素人が下手に戻そうとすると亜鉛ダイキャストは簡単に折れてしまうのでここでは手をつけず、後日 Kiyomiya に来たときにプロに任せることにした。

  

PM6:45になった。まだはぐれた二人が来ない。K松嬢の帰りがあまり遅くなるのを心配したH.I 原氏が決断した。ここでお別れしてH.I 原氏がK松嬢を送っていき、他の人たちはそのまま高速を下りずに帰ろう、となった。その時だ。携帯が鳴った。

 私     「もしもし?」

清宮社長だった。帰りはお店に寄ると思っていたがなかなか来ないので心配してくれたのだ。

 清宮社長「今どこにいるの?」
 私     「湾岸の湾岸幕張PAです。これから出発しようとしているところなんです」
 清宮社長「あぁーー、じゃあまだずいぶんかかるねぇ。遅くなっちゃうね」
 私     「お店が開いているうちにはムリかも......」
 清宮社長「じゃ、気をつけて帰ってきてね」

清宮社長、ありがとうございます。そのお気遣い、いつもありがたくいただいています。

  

PM6:50、もう待てない。H.I 原氏がK松嬢と出発しようとしたその時、M野氏が My Wife とともに湾岸幕張PAに滑り込んできた。やった、間にあったぁ!聞くと〔京葉道路〕の〔千葉北 IC〕まで下道を走り、今度は間違えずに湾岸に入ってきたそうだ。お二人さん、お疲れさま!もうあまり時間がないのでお二人のトイレ休憩だけにし、PM7:00〔湾岸幕張PA〕をあとにした。ここでK松嬢と送りオオカミ?のH.I 原氏とはお別れ。お二人とも気をつけてね!

  

本隊は湾岸からそのまま首都高速に入り〔葛西JCT〕から東北道方面を目指すことにした。距離的には直進して新宿・高井戸へと行った方が近いのだが、交通情報掲示板でそっち方面が真っ赤(大渋滞!)だったので避けたのだ。距離はかさむが首都高・高速中央環状線で〔川口JCT〕まで行き、東京外環自動車道経由で大泉まで行った方が断然早いのだ。

首都高・高速中央環状線は流れが速い。首都高速なので制限速度は60 km/h なのだがそんなスピードで走っている車は1台もいない。そんな中、“慣らし中”のM野氏をかかえる我がバイク隊は 80 km/h で我慢の走行だ。クルマ達は軒並み 100 km/h 以上で私らを追い抜いていく。ここで身をもって高速のスピード差 20 km/h の怖さを体感する。ニッポンの高速道路(首都高は除く)は未だバイクの法定速度は 80 km/h(※)。まもなくその制限も解除されそうな風潮だが1日も早い解除を警察にお願いしたいものだ。ま、そうは言っても今走っている首都高では既に 20 km/h のスピード超過なんだけどもね....f^^;

※補足(2003年01月第2版追記)
第1版公開時(2000年01月)での高速道路における二輪車の法定速度は、本文でもあるように 80 km/h だった。この後法律が改正され、2001年10月からは高速道路における二輪車の法定速度は 100 km/h になっている。これで、ようやくクルマと同等に走れるようになったのだ。

〔川口JCT〕から東京外環自動車に入る。和光 ICの先の〔新倉PA〕で本日最後の休憩だ。ここで既にPM8:10だ。もう既に Kiyomiya も閉まっているな......寒さで体が冷えていたのでホットココアで暖をとる。あったまるなぁ。

休憩中に電話が鳴った。H.I 原氏だった。今は朝食休憩したファミレスでK松嬢と夕食を食べているとのこと。二人っきりになれてよかったね、H.I 原氏?....(^^;

ここからM野氏がよく知っている裏道で帰ることにする。〔大泉 IC〕を出てからは Kiyomiya ツーリングでも通ったことのない裏道を進んでいく。はっ、と気づくともう東久留米市に入っている。東久留米の名もない農道のところで一旦バイクを停め、市道で左右に分かれる前で解散とした。もうこの時間じゃ Kiyomiya にも寄れないし。

  

私ら夫婦は家のすぐそばのGSで給油してから帰ることにした。給油を終え家まではもうあと 700 m くらいだ。
......が、ここで最後の最後で!My Wife が立ちゴケを!!車道がスタンドから一段低くなっていて、右から来るクルマを気にしているうちにバランスを崩して左にコケてしまった。

幸いクラッチレバーの先端が折れただけで走行に支障が無くケガもなかったが、本人は相当ショックだったようだ。ま、これに懲りずまた来年もバイクに乗ろう!

  

PM9:15、最後に立ちゴケもあったが何とか無事に帰宅できた。おそらく My Wife にとっては1000年代最後のバイクであろう。来年もヨロシクね!

なお、今回の走行は私のカタナで299.9km、燃費は16.38km/Lだった。燃料消費率の悪い回転数で走ってたがそこそこの燃費だったなぁ。ちなみに My Wife の ZEPHYR は余分に走ったせいもあり走行312.6km、燃費は18.82km/Lだった。

(終)