1998年9月度MCTツーリングレポート(一泊)

1998年09月10日 第1版公開
2003年01月14日 第2版公開

日時

9月5日(土)〜6日(日)

目的地

栃木県 那須・塩原

天候

1日目:曇り時々晴れ   2日目:曇り時々晴れ

1日目] [2日目

9月5日(土):1日目

9月5日AM4:00、今回は珍しく予定した時間に起きることができた。これまた珍しく、いつもと逆で My Wife を起こす私。こりゃ何かが起きるかナ?

さ、一年間待ちに待った一泊ツーリングがやってきた!今回は遠方からも参加してくれるメンバーにも会えるのでとっても楽しみだ。AM5:30、Motor Cycle Shop Kiyomiya に集合!行き先は大洗経由で那須・塩原だ!!

参加メンバー紹介

第1班
 

参加者

愛車

備考

清宮社長 GS400E  
A川氏 VRX Roadstar  
M野氏 GB250 CLUBMAN  
H野嬢 Nighthawk250 親子メンバーの二代目
  M徳氏 XJR1300  
  M木氏 CBR250RR  
S枝夫人 SEROW 225 My Wife
第2班
 

参加者

愛車

備考

O川氏 RZ250(350改) 初期型・Kiyomiya スタッフ
K本氏 ZEPHYR1100  
Y田氏 GR650 今回のツーリング先那須に単身赴任中!
  Y.S藤氏 KDX200SR 今回一番遠い岩手・花巻からの参加!
  K.I 藤氏 VT250F(E)  
  T田氏 XELVIS  
S枝 GSX1100S KATANA
第3班(?)別動隊
 

参加者

愛車

備考

H.I 原氏 CB400SF  

以上の15名だ(*印はMCTクラブ員)。なお、H.I 原氏は仕事の都合で前日遅かったため、一人単独で現地に向かう、とのこと。また岩手・花巻から参加のY.S藤氏と那須から参加のY田氏は前日のうちに東京に戻って来ており、朝から一緒に走れるとのこと。

今回は人数が多いため2班に分かれて走ることになった。私は第2班(比較的大型バイク&スピード組)だ。ちなみに第1班は中型バイク中心組であった。

  

第1班が出発して5分後、第2班が出発。ひばりヶ丘駅を抜けて埼玉県道36号、さらに【市場坂通り】を経由して東京外環自動車道の下の道であるR298【東京外かく環状道路】で三郷を目指す。このR298【東京外かく環状道路】は走りやすい道だが、上は高速道路、横は防音壁が高速道路の高架まで立ち上がっていて、ほとんどトンネルと変わらないくらい閉ざされた道だ。長く走っていると少々息が詰まりそうになる。でもスピードは出せるので、あえて高速使わなくても、と思う。

三郷から流山市街を抜け、R6【水戸街道】に入る。柏を抜けたあたりでY田氏の給油のためGSへ。

ここで先行する第1班に連絡を入れる。社長の携帯に電話をするが、10回鳴らしても出ない。「走っている最中なんだな」と私は諦めるが、O川氏が「何度も鳴らしてバイクを止めさせて!」とウルサいので再度電話する。今度は20回以上鳴らしたため、やっと停まってくれた様子。社長、申し訳ない!

聞くと第1班は既に取手を抜けているようだ。牛久沼を過ぎたところにあるセブンイレブンで落ち合うことにし、電話を切る。さあ出発!と思ったが、T田氏がいない........どうやらお腹をこわしてしまったようで、ひとりトイレで唸っている。ここでちょっとタイムロス。

  

セブンイレブンに着くと、第1班は既に朝食をほぼ食べ終わり、くつろいでいるところだった。我々第2班もやっと朝食にありつける。そろそろ第1班出発!というのに、My Wife は呑気にまだ食べている。「追いてっちゃうよ!」の社長の言葉にあわててたいらげていた。第1班の出発後約10分遅れで第2班出発!........と思ったら、ここでもまたT田氏がトイレへ。さらに5分タイムロス。

  

さ、気を取り直して出発!R6【水戸街道】をさらに北上し、茨城県道16号に入って大洗を目指す。

途中、携帯電話が鳴った。走りながら出ると社長だった。

  私     「もしもし?」
  清宮社長「途中でM徳さん落ちてなかった?
  私     「は?」
  清宮社長「M徳さんがいなくなっちゃったんだよ」

どうやら第1班のケツ持ちしていたM徳氏が信号待ちか何かの際どこかではぐれてしまったようだ。

  私     「いえ〜、特に見かけませんでしたが…」

お〜い、どこ行っちゃったの〜?M徳さ〜ん!

  

そうこうしているうちにAM10:00、大洗のマリンタワー前に到着した。やっぱりM徳氏がいない。こういう時携帯電話を持っていないと不便だ。連絡つきゃしない。しばらくして清宮社長の携帯が鳴った。M徳氏だった。どうやらKiyomiya のお店に電話して清宮社長の携帯番号を聞いたようだ。

M徳氏はなんと既に昼食予定のお店まで走って行ってしまっていた。マリンタワーの下まで戻ってきてもらい、AM10:30、全員揃った。

  

さすがに昼食には時間がまだ早いので、マリンタワーの駐車場の木陰で1時間ほど時間をつぶす。眠り姫のH野嬢は木陰ですでにすやすやと夢の中へ........

........と、ここでトラブル発生!T田氏の XELVIS のリアタイヤに釘が深々と突き刺さっているではないか!社長に診断してもらうと、やはり中まで刺さっているようで少しずつ空気が漏れていた。とりあえず昼食後に近くのGSで修理することにし、AM11:30、予約していたお店でお昼にした。

  

昼食後、XELVIS のパンク修理&バイクのゴハンのためGSへ。用意のいいM木氏が持っていたパンク修理キットで XELVIS は無事パンク修理終了。みんながやれやれ、と息をついたその時だ。第3班(?)別動隊のH.I 原氏から社長に電話が入る。

  H.I 原氏「パンク〜!」
  清宮社長「今修理終わったトコだよ」
  H.I 原氏「え?違うよ、パンクしたんだよ〜!」
  清宮社長「は?」
  H.I 原氏「どうしたらいいかな〜!」
  清宮社長「今どこにいるの?」
  H.I 原氏「(東北自動車道の)大谷PA。宇都宮 IC過ぎたトコの
  清宮社長「は?大谷PAは宇都宮 ICの手前だよ」
  I 原氏:「大谷PAだよ。宇都宮 IC過ぎたトコの

こちとら地図で確認しながら話しているので間違いはない。大谷PAは宇都宮 ICの手前約 3.7kmのところにある。H.I 原氏のカン違いだ。

とにかくPAでは修理のしようがない(GSが無い)。自力で宇都宮 ICまで行って一旦高速を下りて修理するしかない。H.I 原氏の無事を祈りつつ、我々は昼食後のお昼寝タイムのため大洗磯前神社に向かった。

  

大洗磯前神社は静かで昼寝にはいいトコだ。朝早かったことも重なって、みなしばしの間夢の中へ........眠り姫のH野嬢はもちろん、遠来賞のS藤氏や My Wife も........zzZZ

しばしの休憩の後、第1班から遅れること10分後第2班出発。茨城県道16号からR51へ、さらに茨城県道63号を経てR118に出る。常磐自動車道の那珂 IC付近を過ぎ、大宮町からはR293に入って美和村を目指してひた走る。

途中、美和村にある【道の駅みわ】で小休止。再び第1班と合流。第1班が出発して間もなく、別動隊のH.I 原氏から電話が入る。

  H.I 原氏「今どの辺?」
  私     「道の駅で休憩中だよ。パンクは大丈夫だった?」
  H.I 原氏「なんとかね〜。昔修理したところが飛んじゃったみたい」

そ〜なのだ。チューブレスタイヤのパンク修理キットで直した箇所(あのミミズのようなグニュグニュですな)は、タイヤの摩耗と共に減っていくので、タイヤの溝が無くなってくると当然その部分も薄くなって抜けやすくなってしまうのだ。でも、ま、無事でよかった。

話を聞くと、160 km/h くらいで走行中に「ポンッ!プシュ〜」と音がしていたようだが、本人はパンクとは気付かず隣を走っていたトラックの「プシュ〜!」音と思っていたようで、そのまま 160 km/h くらいで走っていたらしい。ワダチに乗ったときに「やけにグニャグニャするな」と異常を感じてPAに寄り、そこで初めて気付いたそうだ。「偏平率0%タイヤかこれは!?」とはH.I 原氏の談。もうちょっと走り続けていたらおそらくバーストしていたことだろう。気をつけねば........

  

話が横道にそれてしまった。H.I 原氏は既に【千本松牧場】にいるらしい。そりゃ高速で直行すりゃ早いわな。第2班も【道の駅みわ】を出発した。

R293を北西に進路を取り、小川町でR400に入る。大田原市、西那須野町(Y田氏の単身赴任先)を抜けるとそこはもう塩原町だ。塩原温泉郷の中の【旅館やまなみ荘】にPM4:00過ぎに無事到着。第1班とは1分しか変わらなかった。そんなに飛ばしてないんだけど........

  

夜は例によって宴会&麻雀&ナゼかトランプ大会で大いに盛り上がり、疲れもあってAM0:30までには全員が夢の中へ....(_ _)zZ

  

◇◇◇ 1日目の走行距離:264.2km ◇◇◇

  

  

9月6日(土):2日目

AM7:50、清宮社長の「朝飯〜!」の声で目が覚めた。おお、一泊ツーリングでは珍しくのんびりした朝だ。遠すぎない距離の一泊ってのもいいもんだ。なんせ出発は10時だもの。

宿の前で記念写真を撮り、AM10:00、全員で出発!

やまなみ荘をバックに

向かうは今市市。ここまではY.S藤氏とY田氏が同行できるとのこと。GSバイク給油&おみやげ&昼食を取り、ここでも写真を撮っておく。

昼食処の駐車場にて 同じ駐車場だが場所と向きを変えて

ここでY.S藤氏とY田氏に別れを告げる。Y田氏は近いからまだいいが、Y.S藤氏はここからでも 450 km 近く走らねばならない。どうか無事に帰り着きますように。

  

R121(兼R352)で鹿沼を抜け走っていると、T田氏の XELVIS の荷物が今にも転げ落ちそうなほど危なっかしくなっている。すぐに止まって荷物をくくり直す(積み方が悪いんじゃ)。またしてもT田氏でタイムロス。

  

栃木県道3号、同44号などを経てR4に出ようとしたその時だ。信号待ちで止まったら、どこかで見た顔がこちらに歩いて寄って来るではないか!Kiyomiya 常連のH詰氏だった。H詰氏の親御さんが栃木に畑を持っていることは知っていたが、まさかこんなところで会うなんて!ホント偶然だ。信号1個違っていたら会えなかっただろうし。

  

R4に出て程なくして清宮社長から電話が入った。R50を越えて1つ目のセブンイレブンにいるとのこと。そこで今ツーリング最後の休憩を取ることにした。

ここからはもう早いモンだ。R463【浦和所沢バイパス】から裏道へとバイクを進めると、あれよあれよという間にKiyomiya に到着。PM5:00だった。あれ?第1班がまだ着いていない。どうやら途中から違うルートを取ったようだ。第2班から約10分遅れで第1班も無事到着。

  

今回はパンク等小さなトラブルはあったが、大事に至ることはなかった。バイクショップ主催のツーリングはトラブル対処がお願いできるので心配事が1つ減るように思う。これって結構大事。

  

こうして無事1998年度のMCT一泊ツーリングは終了した。みなさんお疲れさま!来年もよろしくね。(^o^)/

  

◇◇◇ 2日目の走行距離:189.0km ◇◇◇

◇◇◇ トータル走行距離:453.2km ◇◇◇

なお、今回の燃費は私のカタナで16.54 km/L、SEROW225で33.89 km/L(!)だった。セローの燃費、恐るべし!

(終)