なぜ、危険予知か?



「トロッコ歩きの危険予知」。表面的には、何だか、ナメているような印象を受けるかも
知れませんが、私は、トロッコが好きになったばっかりに、
なんだ、かんだと各地へ出掛けています。

普通に楽しむ鉄道趣味と違って、トロッコ歩きというものは、お話ししているとおりに
危険ですし、まさしく経験が収穫の有無を二分する、
究極の行動派が楽しめる趣味です。

本来、趣味というものは「誰でも楽しめる」娯楽ではありますが、
トロッコ歩きは、そうは行きません。

トロッコに興味を持つことは、結構です。大いにハマっちゃってください。
しかし、実際に現地へ踏み込むときは、特に鉱山系や林鉄系は、
絶対に甘く見ないでいただきたい。
ナメて掛かり、怪我をして帰って来られれば、まだ不幸中の幸いなのかも知れない。
下手をしたら「死」です。

だから危険予知という考え方が大切になってきます。
ちょっとでも自分の判断力に自信が持てないのならば、それ以上、
歩を進めないで下さい。諦めて引き返すことも、立派な「危険予知」です。

私も、そうやって涙をのんで引き返したことが、何度もあります。それは悔しいです。
大枚はたいて出掛けてきたのに。踏み込めないなんて。

でも。命はお金では買えません。そんなところで死んだら、
周りの人に何と言い訳しますか?

「死」という言い方こそ、極端ですが、そんな場所に踏み込もうとする私たちは、
趣味人ゆえに、それ相応の知識として求められることは、
決して、何がどこに残っている、と言うことだけではないのです。

お解りですよね?自分のためにも、
「歩き方」を心得ていなければならないのです。
山歩きが好きになった。いきなり谷川岳縦走だ、と言ったって、
無理なのと何ら変わりません。「好き」という気持ちはすべての原動力かも知れませんが、
度が過ぎれば無謀としかいえません。

それが、このようにしてネット上で情報を公開する以上、
皆さんへ私からお伝えしておかなくてはならないこと。

大げさだ、回りくどいというご指摘もありましょうが、そうおっしゃる方は、
相当な経験を積まれている方、つまり本当に心得ている方だけで居て欲しいです。

これから始められる方も、また、そうでない方も、当HPをご覧になられたのも何かの縁です、
ぜひ、最後までご一読願いたいと思います。

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  分かっている方は読まなくても結構ですが、念のため。

          注意!

トロッコというと、鉄道趣味の中でも、まだまだ、特殊な分野です。
故に情報が少なくて、あらゆる文献を読みあさって情報収集に
努めていらっしゃる方が、大半かと思われます。

そんな中で、このページが多少なりとも皆さんの参考にして頂ければ、
それはもう、嬉しい限りです。

しかし。このHPのコンセプトは、常識の範囲を超えた行動で、
人に迷惑を掛ける行動を煽るつもりはありません。

ただ、皆さんとトロッコの面白さを純粋に楽しんでいきたくて、少しでも
皆さんの情報収集に役立てれば、という想いから制作しました。

皆さんが共に楽しんでいくためにも、後ろに続く方のためにも、
「ヤツの歩いた跡にはペンペン草も生えない」というような行動だけは、
絶対にお止めいただきたいと思います。

では、釈迦に説法ですが、実際の行動で特に守っていただきたいことを。
これからトロッコ歩きをしてみたい方は、ぜひ読んでおいて下さいね。

特に鉱山や林鉄は危険がいっぱいです。
許可が必要な場所に立ち入る際は、必ず、事前のリサーチなどで
アポイントを取る準備をしてから出掛けましょう。

アポなしで山奥の鉱山に出掛けても、「ダメだ!」と言われれば泣くのは自分です。
その辺のリスクもお忘れなく。

使っているトロッコでは、それを使う人が必ずいるはずです。
たいていの場合は、仕事のために使っているので、はっきり言って
私たちが訪れてくることは邪魔に思われます。

その辺をよくわきまえて、失礼のないように、迷惑を絶対に掛けないようにしましょう。
廃鉱山や林鉄跡など、人が近づきそうもない場所を訪れる際は、
すべての行動は自己の責任において、ということを認識していなければ、
万が一の際でも、誰も助けてくれる人がいないのが普通です。

もちろん、携帯電話も通じません。無線機も出力20Wでは、怪しいでしょう。
絶対に危険な行動はしないで下さい。また、単独行動は取り返しの付かない事態に
なりかねませんから、止めましょう。

仲間と一緒に行きましょう。しつこいようですが、気分が大きくなって、
「みんなで歩けば怖くない」というような行動は、危険に身を投げ出すだけです。
転落、落石に巻き込まれる恐れがあります。何事にも、「引き際」という
一線がありますから。その先はイマジネーションの世界で楽しんでもいいじゃないですか。