俺は思うのだが、政府首脳はアメリカから北朝鮮・中国に関する相当刺激的危機的な情報を
流されているのではないか、と。
これだけ戦争・交戦・後方支援体制を急いでいるには、それだけの<何か>を感じている
ことと、反対勢力の弱体化がある。なさけない。
そのうちアメリカによる<北朝鮮への空爆>も充分ありえる。
しかし<戦争状況への準備>へ向けた一連の<危機管理体制の強化>の流れに対して、
<戦争状況の回避>へ向けた<平和維持体制の本格化>という流れを対置する政党が、
21世紀には必要になる。まだその水路が見えない。
平和はありがたい。この敗戦後の54年間は、奇跡的とも思える歴史的安定期であった。
まだ人類史は、戦争と殺戮の時代なのであろう。紛争は絶えない。
戦争に突入するより、平和を維持することのほうが、ずーーーーーーと難しい。
一度戦争的状況に歴史の歯車が回転し始めると、もうその流れを食い止めることは不可能に
近い。だからその前が勝負なのだが・・・
昭和天皇が死んだ日の日本全体の雰囲気を憶えているだろうか?
天皇批判をしたら殺されそうな異様な雰囲気が日本列島を覆った。あれだ。
日本人のとてもとてもこわ〜い体質が良く見えた。
まあ、戦争的状況になったら田舎に引っ込むか・・・海外に移住するか・・・
反戦老人決死隊を作って国会を包囲するか・・・歴史的状況は、確かに良くない方向に
向いつつあるようだ。
[1999年5月30日 17時10分27秒]