高松にはうどん屋がそこら中にある。大阪にお好み焼き屋やたこ焼き屋がそこらへんになんぼでもあるんとおんなじ。けど、高松のうどん屋のすごいんは、他の地域やったら喫茶店の領域やろ、ゆうのまでうどん屋がやってしまうこと。
それを強烈に感じたんが朝飯。普通のとこやったら、朝は喫茶店のモーニングサービスがあっちこっちにあるのに、高松は喫茶店は朝はあんまりやってへん。けど、うどん屋がそこら中でやってる。そう、朝からうどんなんや。しかもそれが一杯200円。それでいて、しっかりしたコシのあるうどん。手打ちの店もセルフの店は安い。珈琲一杯よりもうどんの方が安いんや。しかもうまい。そらみんな、喫茶店行くよりうどん屋行くわな。
讃岐のすごい思うんは、うまい有名なうどん屋がある、ゆうだけやなしに、全体のレベルが高いこと。駅前の一杯170円のうどんでもしっかりした手打ちうどんやったり、手打ちやなかってもコシはしっかりしてたり。つゆは化学調味料使てるなぁ、ちゅうとこもあったけど、関西の袋入りうどんでよぉあるへたりまくったうどんには一軒も当たらんかった。
それから、うどん屋が喫茶店やお好み焼き屋みたいなもんやし、しかも安いもんで、中学生・高校生もうどん屋にぞろぞろ入ってくる。小さい頃からこんだけうどんばっかり食うとったら、讃岐の人間はうどんフリークになるわなぁ。
「蕎麦は関東・うどんは関西」て思とったけど、関西のうどんは完全に負けてる。脱帽。
うどんは讃岐や!
(2001/11/12)