寿司
マスコミで紹介されている(主として)関西の寿司屋を紹介しています。



<大阪>
2003/01/03 夷左翁(梅田)
2000/09/11 魚心(阪急東通)
1998/12/29 吉野 (船場)
1998/12/29 奴寿司 (天5)
1998/12/29 すし政 (天5)
1999/01/01 ざこば(中央市場)
<京都>
1998/12/31 いず重(祇園)
<東京>
1998/12/29 新富鮨 (新橋)
1998/12/29 大繁 (神奈川県葉山)
<その他>
2001/09/20 寿司政(徳島)
2001/09/20 どひ(徳島)
<回転寿司チェーン>
1998/12/31 
1998/12/31 元禄寿司
1998/12/31 竜宮亭
1998/12/31 マリンポリス
1999/05/19 北新地まぐろ亭

2003/01/03 夷左翁(梅田)
梅田の大阪寿司の店。「いさお」と読む。今年の10月に開店(移転してきた)したらしいて、ぴかぴかの店。
 まずは大阪寿司盛り合わせ。箱寿司といなり寿司・巻き寿司のセット。箱寿司は一口に食べるんがもったいないくらい、小さい面積にいろんなネタがぎっしり乗ってる。飯に七分の味、とする吉野寿司の箱寿司とは違って、ここの箱寿司は飯は少な目。海老の仕込みがええみたいで、海老に甘みとうまみがある。
 次にちらし寿司。蛸に甘みと歯ごたえがあるし、噛んだらしっかり歯を弾ね返してくるいくら。鯖はちょっと塩気がきついかな。箱寿司もそうやけど、真面目に丁寧に作ってる。
 あら炊きは鯛の頭。煮汁をかけては煮て、かけては煮て、を繰り返したんやろな。ごく少ない煮汁で火の通り方がぴったり。ただ、ちょっと味付けが濃いい。
 最後に吸い物。だしがちょっと控えめやけど、これがこの店の流儀やろな。鯛の身がくるくると丸まって甘い。つゆに透明感がある。
 ほとんどみかけへん大阪寿司の店が便利のええとこに店を出すんは嬉しい。
評価:☆☆☆☆
場所:お初天神通西側
時間:17-24
休日:火
電話:06-6311-3988
出典:「水野真紀の魔法のレストラン」(毎日放送)
URL:http://machi.goo.ne.jp/06-6311-3988



2000/09/11 魚心(阪急東通)
80円・120円・・・、ゆう安いネタがずらっと並んでる。回転寿司並やけど、ちゃんと人間(←職人とは言わない)が握ってる。
 ここのは、ネタがでかい。でかいちゅうか、ここのは厳密にゆったら「握り寿司」やないんやろな。握った寿司飯の上にネタを2つも3つも重ねたり、アナゴで寿司飯を巻いたり。握ってるのは寿司飯だけで、その上にネタを置いて上から押さえてるだけ。バイト学生も寿司を作ってるし。でもまぁ値段が安いからええか、て思とったら、値段は全部一個の値段やった。小さい字ではしっこの方に書いてあるもんで見えへんかったやんけ!安い思て、この値段でこの味やったら許せる、思とったのに、冷や汗かくで。値段が倍やったら話は違う。回転寿司の「蔵」の方がうまいです。
評価:☆☆☆
出典:「Meets」


1998/12/29 吉野 (船場)  テツ
 大阪寿司の店。創業天保12年ゆう老舗。
 握り寿司はネタで勝負やけど、大阪寿司はシャリに六分の味、ゆうぐらい、寿司米を重視してるらしい。寿司米の品種は日本晴。うちの実家でも作ってる品種。なんでも、ササニシキとかコシヒカリとかは、熱いうちはうまいけど、冷めたらあかんのやて。大阪寿司はさまして食べるもんやから、さめたときにうまい米、ゆうのが日本晴らしい。箱寿司にして、ぎゅっと固めてあるから、小さいのに食べでがある。
 箱寿司は、押し寿司を洗練したモンて思たらええんかな。小さい寿司の上に、小さいお膳が乗ってる感じで、繊細で上品。めちゃめちゃ綺麗やわ。同じ寿司とはいっても、握り寿司とは全然違う世界です。本町に行ったら是非「吉野」へ。おすすめです。
評価:☆☆☆☆☆
場所:地下鉄本町駅から御堂筋東側を北上。淡路町通りを東へ行くと北に見えます。
住所:大阪市中央区淡路町3-3-14
電話:06-6231-7181
時間:11:30-20:30
休日:土日祝
出典:あまから手帳・Hanako


1998/12/29 奴寿司 (天5)  テツ
 昼間っからやって、ネタがなくなったらおしまい、ゆう店。珍しいネタのオンパレード。そやから、早い時間に行かな、うまいネタはなくなってしまう。仕事をさぼって行きたい店(笑)。安くてうまい。(みーこさんの紹介)
評価:☆☆☆☆☆
場所:JR天満駅から天神橋筋商店街を北上。東に入る通りの南側
住所:大阪市北区天神橋5-6-22
電話:06-6358-4427
時間:12:00-ネタ切れまで
休日:日休(月曜が祝なら月曜も休)
出典:あまから手帳・Hanako


1998/12/29 すし政 (天5) テツ
 ここも安くてうまい。高級店やないから、高級店の味を求めたらあかん。そやけど、この値段でこの味?、ゆう驚きがある。(みーこさんの紹介)
評価:☆☆☆☆☆
場所:JR天満駅から天神橋筋商店街を北上。西側。支店がいくつかある。
住所:大阪市北区天神橋4-9-11
電話:06-6351-5613
時間:水
休日:12:00-21:00
出典:Hanako


1999/01/01 ざこば(中央卸売市場)  テツ
 卸売り市場にある店、ゆったら、プロを相手の激ウマ、よそではちょっと手に入らん珍しいネタを食わせてくれる、ゆうイメージがあるし、本にもそういう風に紹介してある。けど、よぉ考えてみたら、忙しいに働いてる場所で、ゆっくり腰を落ち着けてうまいモン食おか、ゆう気分にはならへんわな。
 まぁ、普通の寿司屋です。値段はちょっと安いかな。あ、決してはずれではありません。むしろ「あたり」です。ただ、中央市場、ゆうことで特殊な店を期待したらあかん、ゆうだけです。
評価:☆☆☆☆
場所:大阪市福島区野田1-1-86 大阪中央卸売市場
電話:06-6461-1587
休日:日祝・第二・三水
時間:3-13:30
出典:Hanako


1998/12/31 いず重 (京都 祇園)  テツ
 鯖寿司の店。油の乗った肉厚の鯖と酢飯のとりあわせがええねんな。ばくばく食うてまう。おれ、どっちかゆったら、にぎり寿司より、鯖寿司の方が好きやな。にぎり寿司のあっさりしたうまみもええけど、鯖寿司の濃厚なうまみが好き。にぎり寿司はネタ中心やけど、鯖寿司はすし飯自体がうまい。
評価:☆☆☆☆☆
場所:四条通東詰。八坂神社向かい。交差点の北西
住所:京都市東山区祇園町北側292-1
電話:075-561-0019
時間:11:00-21:00
休日:不定
出典:あまから手帳


1998/12/29 新富鮨 (東京 新橋)  テツ
 「美味しんぼ」第一巻に登場した、大衆的な値段で銀座の高級寿司屋のオヤジを黙らせるほどの腕前という寿司屋。「美味しんぼ」では、すし飯をちぎらずに、必要な量だけを一回で取る、と書いてあったので、手先に注目して見てた。ご主人は、すし飯をちぎることが少ない(でも、時々はちぎる)。これにはびっくり。その他の職人は、ちぎってるけどね。
 味はいいです。ネタの仕込みがしっかりしてる。寿司飯も、ちゃんと握られてるのに口に入れるとほろりと崩れる。ただ、大阪人の感覚からしたら、値段は大衆的とはゆえん。一人1万円弱をみといてください。
評価:☆☆☆☆☆
場所:新橋駅から蒸気機関車のある方の商店街をどんどん歩いていくと、右側にあります。
住所:東京都港区新橋2-2-6。
電話:03-3591-4620
時間:11:30-14:00 17:00-21:00
休日:土日祝
出典:「美味しんぼ」の店


1998/12/29 大繁 (神奈川県葉山)  テツ
 「美味しんぼ」第二巻に登場した、「葉山の根付きの鯖の刺身」の店。高級な住宅街、金持ちの別荘地みたいな場所柄。この店は高いです。でも、値段なりのものを食べさしてくれます。内装は、寿司店というより、レストランみたいな感じ。なお、「葉山の根付きの鯖の刺身」は、滅多にあれへんから、それを期待して行っても無理みたいです。
評価:☆☆☆☆☆
住所:神奈川県三浦市葉山町堀内900
電話:0468-75-6888
時間:12-15 17-21
休日:水
出典:「美味しんぼ」の店

2001/09/20 寿司政(徳島)
徳島市の寿司屋。ランチの寿司定食1000円を食べてみた。付きだし+海老・鮪・海胆(ウニ)・アナゴ・鯛・イカ・玉子・かっぱ巻き+赤だしという豪華さ。
 海老の色が普通の海老と違う。表面に艶がある。食べてみたら、ほこっとして甘い。普通の寿司屋の海老て、水が抜けたよぉな感じで味がないもんで好きちゃうんやけど、ここのは味がある。寿司飯もぴかぴかしとって、甘みがある。砂糖の甘みやなしに、米自体の甘みが伝わってくる。これは相当な店かも。
 イカはモンゴウイカ。ねっとりした甘みがある。
 鯛は柔らか目やから一瞬養殖もんかと思たけど、この上品なうまみは天然モンちゃうか。天然もんをしめてからちょっと時間をおいて熟成さした感じ。
 ウニもとろっとした甘い紫ウニ。
 感動したんは突き出しのトコブシの煮物。肝が柔らかい。肉はしっかりしてるけど固ならんとこで加熱を止めてある。そもそも新鮮なトコブシに火加減を見切って加熱してるもんで、身に甘みとうま味がでてる。控え目な味付けで素材のよさが出てる。
 赤だしにはずいきが浮き実で入ってる。
 これが1000円のランチか。めちゃくちゃ値打ちあるわ。ここは、ネタは全部天然モンゆうことです。普通の寿司屋の海老がうまないんは、冷凍モン使てるかららしいわ。うーむ、なるほど。寿司もこぉゆうレベルの店で食わな味覚が鍛えられへんのやな。
 あんまりうまかったもんで、夜も行った。3000円の握りセット。セットゆっても、寿司桶に全部いっしょに出てくるんやなしに、握った順にカウンターに出してくれる。お好みで握って貰うんとおんなじやり方。セットメニューの客もお好み握りの客も区別せんよぉにしてるんやな。感じええわ。
 で、ランチとダブってるのは除いて紹介。
 赤貝は安い店やと臭いがするときがあるんやけど、コリッとした食感は残ってるけど柔らかめでかすかな甘みのある寿司。
 あと、トロと数の子もあった。
 巻きずしは、かっぱ巻き程度の細い寿司やけど、中にアナゴとかイワシとかあれこれ入ってる。この店は寿司飯がめちゃくちゃうまいから、巻きずしがもぉうっとりするぐらいうまい。
 これと吸い物・デザートの果物でセットなんやけど、お好みで、「ぼうぜ」(イボダイ)を握ってもらった。しんなりと熟した身にほのかな甘みと上品なうまみがあって、寿司飯の甘みとうまみにぴったりおおてる。ここ、お好み握りも1カンから握ってくれるんやけど、あんまりうまいもんで、「ぼうぜ」をもぉ1カン。
 締めは吸い物。じゅんさいがとろっとぬめっとしてつるんと口に入ってくる。そこにミョウガが香りを付けて、吸い物の昆布と鯛のうまみが続いてくる。そぉゆったら、普通、吸い物ゆったら鰹節を利かすことが多いけど、ここのはそれはなかった。ミョウガの香りとケンカするからかな。なんかよぉ分からんけど、とにかくうまかった!
 こんな店、大阪にもあったらええのに。はぁー、久しぶりに食べ物で感動した。
 なお、お好み握りは店内には値段書いてないけど、店先に値段書いてあります。
評価:☆☆☆☆☆
場所:徳島の繁華街(アーケード街)で、宮脇書店のすぐそばの横丁。
時間:11-14 17-22
休日:第4水
電話:0886-52-4053
出典:掲載許可済

2001/09/20 どひ(徳島)
徳島市の寿司屋。地元グルメガイドに、地魚の寿司盛合せがある、て書いてあったもんで行ってみたけど、そぉゆうメニューはなし。「上握り」(1500円)を食べた。イカ・海老・マグロ・ウニ・タイ・あなご。1500円て思たら高いけど、味自体は悪いことないな・・・、て思うとったら、じわーっとひつこい後味の悪さ。残念。
評価:☆☆☆
出典:徳島まんぷく王


<以下、チェーン店>
1998/12/31 蔵  テツ
 100円均一。しかも無添加の寿司。味はやや甘めかな。ネタは豊富やし、回転寿司の中では好きな店。
評価:☆☆☆☆
場所:例えば、中央環状線東側・南港通り加賀屋付近南側


1998/12/31 元禄寿司  テツ
 ここは職人が目の前で握ってくれる。回転寿司の元祖らしい。回転寿司としてはええ味してる思う。この店で、おれ(体重62kg)と松の木太郎氏と陸さん(体重90kg)の3人が回転寿司食べ比べをやった。松の木は30皿ぐらい。おれが25皿ぐらい。陸さんは20皿ぐらいでした。ちなみに、松の木太郎氏は、「ゴミ箱の胃袋」と異名を取り、目の前にあるモンは味に関係なく何でも全部胃袋に直行させ、「量=うまさ」という黄金の味覚方程式を持つ身長185cmの浪速の大魔人です。松の木は、その日は、昼飯を腹一杯食って、その上、夕方にラーメンか何か食ったそうで、全然腹が減ってへんかったそうです・・・。おれなんか、朝抜き・昼抜きで決戦に備えたのに。
評価:☆☆☆☆★
場所:例えば道頓堀


1998/12/31 竜宮亭  テツ
 心斎橋で行列のできてる店。食べ放題やからね。しかし、「ゴミ箱の胃袋」の松の木太郎氏をして、「まずい」と言わせた折り紙つきのまずい店。あんまりまずいもんで、食い放題に見合うだけの量を食えんわ。ちなみに、その時はおれと一緒に食いに行ったんやった。おれのうまい店情報はあんまり信用でけへんけど、松の木のまずい店情報は絶対に信用できます(笑)
評価:☆☆
場所:例えば心斎橋


1998/12/31 マリンポリス  テツ
 乾いた寿司を平気で回すし、味の素を使ってるみたいでベタベタしてる。最低の店や。
評価:☆☆


1999/05/19 北新地まぐろ亭   テツ
男1500円。女1000円で食べ放題の回転寿司。
 寿司飯にネタを乗せるだけの寿司。ネタが寿司飯からよぉズレてます(笑)。
 イワシは乾いたのが回ってる。鯖は漬け汁の味が変(多分、味の素をたっぷり使ってる)。マグロは解凍が下手なんか知らんけどスカスカ。わりと食えたんは、イカとアナゴぐらいかな。ネタの種類も少ない。そのくせ、ケーキが回ってくる。寿司食った後にケーキ食え、ちゅうんか!赤だし回せ!茶碗蒸し回せ!
 おんなじ回転寿司やったら、元禄寿司や蔵寿司の方がずっとうまいしネタも豊富。龍宮亭みたいに、ゴミ箱の胃袋の大魔神がギブアップするようなとんでもないまずさやないけど、まぐろ亭には二度と行かん。
評価:☆☆☆


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