シンガポールは福建省から渡ってきた人が多く、この福建麺もどこの屋台でも見かけます。福建風焼きそば。 福建麺は、煮詰めたスープで麺を煮てるみたい。スープは鶏かな。ニンニクと胡椒が入ってて香りがええ。 具は、蝦とイカとかまぼこと青野菜とモヤシ、ていう店が多いかな。麺はビーフンと混ぜる店もある。 写真の左の緑の丸いもんはライム。これを絞って香りとすっぱさを加えるとさらに味が引き立つ。当然ながら、赤唐辛子と唐辛子の酢漬けはぼくの好み。危険ですから普通の日本人は真似しないでね。 写真だけ見たら、シーフードスパゲティ。食べてみたら中華料理って分かるけど、唐辛子を抜いてイタリア料理店でシーフードスパゲティとして出されてもおかしない。「ラーメンがシルクロードを通じて西洋に渡ってスパゲティになった」てゆわれるけど、この福建麺とか香港焼きそばとか見たら、スパゲティってのはほとんど中国で完成されとったような気もする。 普通の福建麺は左の写真みたいな感じやけど、店によっては、white? black? と聞いてきます。右がそのHokken Mee black。スープに黒いオイスターソース(やと思う)を使っている以外はおんなじ。黒い方も見た目よりも味はあっさりしてる。 |