1999/05/19 ひさ倉 鶏飯(奄美)
1999/10/29 ばしゃ山村 奄美料理(笠利町)
鶏飯と書いて「けいはん」と読む。奄美のお客さん用のごちそうらしい。
鶏飯は、茹でて細かく割いた鶏肉・干し椎茸・ネギ・生姜なんかを御飯の上に乗せ、そこに鶏ガラのスープをかけていただく。茶漬けみたいやけど、茶やなしに鶏ガラスープゆうのが違うし、具もすごい豪華。スープが薄味なもんで、何杯でもおかわりしてしまう。よそでは見たことのないオリジナリティのある郷土料理。
「ひさ倉」は有名な店みたいで、外れた場所にあるのに、ランチタイムが終わった後もずっと満席。
評価:☆☆☆☆☆
場所:奄美空港から南へ車で15分ぐらい
出典:るるぶ
奄美空港から車で南に10分ぐらいのところにあるレストラン兼土産物屋。マリンスポーツもできる。沖に珊瑚礁が連なってる。その海を眺めながらご飯食べれる。めちゃめちゃ雰囲気がええ。おれらはクーラーの利いた室内で食ったけど、外のベンチでも食える。
残金が少なかったけど、こぉゆうとこに来たらうまいもん食いたなる。
土産をケチることにして、「ばしゃ山定食」と山羊汁を食った。
ばしゃ山定食は、地元の名物メニューを手軽に食べられる。
豚味噌は、豚肉みそ漬け。甘い味噌につけてあって、豚肉の生のようなハムのような食感が不思議。当然、添加物だらけのハムよりもはるかにうまい。
豚骨は、豚のあばら骨とそのまわりの肉の煮込み。甘ぁて柔らかぁてうまい!
スジアラの刺身はもひとつ。地元の人が、
「この魚を刺身で食べるんはもったいない」
てゆうとったけど、確かにそうやわ。普通やったら、鮮度のええ高級魚はまず刺身で味わって、いきなり煮付けにしたりするんはもったいないやり方なんやけど、スジアラの場合は反対に、刺身にしたりしたらうまさを充分引き出されへんからもったいないんわ。
山羊汁は、クセがあるから、て注文する前に心配されたんやけど、鮒寿司でもクサヤでも食えるおれに、山羊ぐらい食えんわけあれへん。
で、山羊汁やけど、要するに山羊肉の味噌汁。山羊肉て、まぁ確かにクセはあるけど、牛肉よりはクセないんちゃうかな。味噌汁やから食べやすかったんかもしれんけど、よぉ煮込んであったし、臭みも個性的なうまさと感じた。脂肪が少ないから、赤身の部分のうまさやわな。
評価:☆☆☆☆☆
場所:奄美空港から車で南に10分ぐらい
出典:ブルーガイド南九州・奄美