いいわけ(カレー編)

 おれ、子供の頃からカレーが大好き。そやけど、インド料理については自信がない。知識としては、辛ないカレーやからゆって「本場」やない、とはゆえん、ゆう程度のことは知ってる。でも、インド人のやっている店でも、スパイスがそれぞれ独立して感じられるカレーと、そやないカレーとがあって、どちらが本格派なんか、それか、単なる流儀の違い・料理法の違いにすぎんのかが分らんのです。スパイスも分らん。店にスパイスが置いてあったらかじってみるようにはしてるけど、そんなので分るのは本当にごく一部。タンドーリ料理となるとさらに分らへん。でも、そういう知識のなさは、何でも同じなので、自分の味覚で書いてみます。的外れなことを書いていることも多いかと思いますが、そういう場合は是非御指摘下さい。
(1998/12/13)


カレーにまつわるエトセトラ

 すんません。パフィーのパクリです。
 ガキの頃、我が家のカレーには肉が入ってなかった。肉の代わりにちくわが入っていた(笑)。親戚の家で、肉の入ったカレーを食べて、そのうまさにびっくりした。肉を入れてほしい、と母に言ったが、肉を買う金がない、と一蹴されてしまった。
 そのちくわカレーの翌日の朝は、残りのカレーに牛乳を入れて、カレーシチューみたいにしてごはんにかけて食べるのが我が家の定番やった。ちくわ牛乳カレーがおふくろの味です(笑)
 貧乏学生だった頃は、「食べても食べても減らない秘密のカレー」をよぉ作ってた。どんなんか知りたい?ほんならその秘密の作り方をお教えしましょう。
 まず最初は、普通にカレーを作って(ただし、大きめの鍋に一杯)、カレーライスでゴハンにします。これで3食。次は、減ったぶんだけ水を足して温めます。これだけやとちょっとしゃぶしゃぶになってくるもんで、秘密兵器の片栗粉を入れます。これで元のとろみが戻るもんで、これでまた3食はいけます。で、また減ったぶんだけ水を足して温めて、片栗粉を入れて・・・。これが秘密の「食べても食べても減らない秘密のカレー」です。是非おためし下さい(笑)
(1998/12/13)


関西グルメガイド