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論争の経過

◇金子一夫「教育改革と美術教育」『美育文化』第47巻第5号、平成9年5月。

◇(鼎談)金子一夫・柴田和豊・藤澤英昭「戦後美術教育における“創造主義”の再検討」『美育文化』第47巻第  10号、平成9年9月.

◇金子一夫「美術科教育は何を目指すか」『形 FORME』No.249, 平成10年1月.

◇金子一夫「『生きる力』と美術科教育の方法」『中等教育資料』第715号、平成10年8月.

柴田和豊「鑑賞教育重視の風潮をめぐって」『美育文化』第48巻第10号、平成10年10月.

◇金子一夫「『情報社会』における美術教育の理念転換の必要性」日本教育大学協会全国美術部門『情報社会における美術教育の可能性』(同部門発行)平成10年10月.

◇「特集 戦後美術教育の位相」『美育文化』第49巻第1号、平成11年1月.柴田・金子説への賛否。○永守基樹「戦後美術教育の継承と超克−『金子/柴田論争』示したこと」○那賀貞彦「マニエリスム状況のなかでの鑑賞再考−教育空間が開かれるとき」○川村浩章「創美の絵について」○辻政博「マニュアル化と教科解体のはざまで」○川戸美佐子「オリジナリティのある子を育てる芸術教育」○小池理恵「求められる方法論の確立」○佐野寛「井から出て『もっと大きな構造』に立ち向かえ」○大坪圭輔「観念論と善意」○谷山育「学校美術教育の未来のために」○吉川登「美術教育戦争の戦況分析」○本村健太「問い直される美術教育の原点」○島崎清海「それでも自己表現に時間を割きたい」○石川清春「子どもにおける表現と鑑賞の一体化」○居上真人「美術教育こそ人間の存在価値を再認識させる処方箋」○上田博之「直観的美術活動と美術科教育」○上屋三千弘「美術教育と創る楽しさ」○中谷隆夫「『教科論』時代から学ぶこと−同じ誤謬を繰り返さないために」○鈴木豪「美術指導を展望して(柴田氏・藤澤氏支持)」○

◇「特集 続・戦後美術教育の位相」『美育文化』第49巻第2号、平成11年2月.柴田・金子説への賛否。○新井哲夫「戦後美術教育おける方法論の問題をめぐって−金子/柴田論争からみる美術教育の焦点」○八木武「勉強家の図工美術教育と不勉強家の図工美術教育の狭間で」○布目雄一郎「主体的に取り組める美術教育とは」○山田康彦「美術教育を構想する上での教育認識をめぐって」○宇田秀士「先人の知恵を学び、感じとれる場のある美術教育を!!」○前村晃「『創造主義』の限界の克服を」○竹綱珠衣「教育を受ける権利は子どもにある」○佐藤哲夫「マクロな状況認識の中の美術教育」○畑中朋子「教育現場に個性と社会性の両立を」○結城孝雄「『美術の教育』と『美術による教育』を越えて」○和田優子「はじめに子どもありき」○阿部宏行「−金子・柴田両氏から学ぶ−教育改革は教師の目線の高さで」○上山浩「美術教育における主観の扱いをめぐって」○山木朝彦「柴田・金子論争に寄せて」○長谷川総一郎「教育課程改訂におけるゆれうごきという風土性−『地域』に方途を求める」○星邦男「美術教育と自己決定力」○堀川紀夫「子どもの論理からの美術相対の逆照射を」○野々目桂三「『子どもへの想像力』による価値に立とうとするものから」○前之園礼央「美術教育の矛盾と存在意義について」○西村拓生「表現活動に〈他者〉はいないのか?−金子一夫氏への共感と疑問」

◇「戦後美術教育の位相 公募原稿」『美育文化』第49巻第4号、平成11年4月.上記特集の継続。○気田敬三「やっぱり美術教育は(価値を生み出す)表現者を育てることにある」○ 岡田匡史「〈柴田氏vs.金子氏論争〉の一考察−二氏の論説の賛同点と疑問点、ならびに、私見」

◇「戦後美術教育の位相 公募原稿『美育文化』第49巻第7号、平成11年7月.上記特集の継続。○谷山育「学校美術教育の未来のために 2」

岡田匡史「〈柴田氏vs.金子氏論争〉の一考察(続編)−二氏の賛同点と疑問点、ならびに、私見」『信州大学教育学部紀要』第79号、平成11年8月。

◇金子一夫「特集『戦後美術教育の位相』に於ける拙論への反論者に応える」『美育文化』第49巻第9号、平成11年9月.

◇「投稿『戦後美術教育の位相』論争」『美育文化』第49巻第10号、平成11年10月.川村浩章、本村健太、佐野寛各氏の拙論への再反論。○川村「金子氏に応える」○本村「論争の行方−『戦後美術教育の位相』再考」○佐野「再度いう『井から出て「もっと大きな構造」に立ち向かえ』

◇「投稿『戦後美術教育の位相』論争」『美育文化』第49巻第11号、平成11年11月.居上真人、竹綱珠衣各氏の論評。○居上「どちらかを問うのはナンセンスである」○竹綱「金子・柴田論争に日本の美術教育を考える」

◇「投稿『戦後美術教育の位相』論争」『美育文化』第49巻第12号、平成11年12月.拙論への反論。○上屋三千弘「『創る楽しさ』は『方法上の必要条件』か」

◇「投稿『戦後美術教育の位相』」『美育文化』第50巻第3号、平成12年3月.論評。○谷山育「学校美術教育の未来のために 3」。

◇金子一夫「再び反論者に応える」『美育文化』第50巻第4号、平成12年4月。川村、佐野、本村、上屋氏への再反論。

○大勝恵一郎「『創る楽しさ』と『単元構築』」『美育文化』第50巻第5号、平成12年5月。

○上屋美千弘「方法論至上主義の誤謬−セザンヌの方法論の体験的理解を図ることの意味を問う」『美育文化』第50巻第8号、平成12年8月。

 上記の上屋美千弘氏所論への反論を『美育文化』編集部に申し入れたが、既にこの論争は拙論で言及された人の反論を掲載することで終了すると予告してあるので、反論掲載には応じられないという返事であった。それゆえ、私の上屋氏への反論はこのホームページ上に掲載する予定であったが、果たせないでいる。