2003 Alpine World Rally Meeting in JAPAN
2003年 アルペンワールドラリーミーティング 日本

11月22,23日と群馬県の群馬サイクルセンターで行われました、ラリーミーティング2003の模様をリポートします。

チケットは22日、23日の2日間入場できるチケットで、値段は2種類ありシールになっています。

サイクルセンター外で駐車してシャトルで送迎があるもの、
サイクルセンター内に駐車するもの、

に分かれています。どちらも、1台分の駐車場と4人分の組み合わせチケットであり、一人分のチケットは設定されていません。でサイクルセンター内だと20000円、別の場所だと17000円でした。たっか〜
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両日とも、サイクルセンターを完全にクローズしてしまうためセンターへの出入りができません。しかも会場へは6時、8時までに入場しなければなりません。当然、私は夜中の2時半に出発、下道を3時間半掛けて到着するのでした。寝てないよ〜。

すると、会場待ちしている車が列をなして待っているではないですか、それも、1キロ。まじで(-_-;)6割はインプレッサでしたね。そんでもって最後尾に回されたときにはいつ入場できるやらと...。しかし、ほどよく動き出し、30分で入場できました。

入場後、イベント会場がまでが遠く。なんしか、サイクルセンターの外周を路駐の用に駐車場として使っているため、さっき1キロの列がそのまま歩く距離になります。それにしても寒かった。風まで吹いてくる始末。群馬の山をなめてはいけません。ホントに寒かったです。

●今回走行する人たち

ゼッケン ドライバ名 コ・ドライバ名 マシン
ペター・ソルベルグ フィリップ・ミルズ インプレッサWRC
新井 敏弘 トニー・サーカム インプレッサ
エリック・コマス 渡部 貴志 インプレッサ
勝田 範彦 北田 稔 インプレッサ
渡部 洋三 池田 茂 ランサー
西尾 雄次郎 山口 顕子 インプレッサ
増村 淳 福村 幸則 ランサー
柳沢 宏至 美細 津正 インプレッサ
赤羽 政幸 赤羽 隆子 ランサー
10 綾部 美津雄 佐藤 忠宣 インプレッサ
11 大井 こずゑ 遠山 裕美子 ランサー
12 炭山 裕矢 星野 元 インプレッサ
13 宇山 栄二 丸山 和彦 スターレット
14 島田 和正 中村 正幸 カローラ(アルペンクラシック)
15 八木 貞之   ブルーバ(アルペンクラシック)

●当日のスケジュール

時間 内容 マップ
9:30 コースクローズ
10:00 試走
10:30 本走(1回目)
11:10 本走(2回目)
12:20 トークショー
チャリティーオークション
コースクローズ
本走(3回目)
エキシビジョン
16:00 フィナーレ

公式パンフレット(1000円)を購入。みんなスバルの旗を持っていたので周りを見渡すとタダで渡していた。「じゃ俺も」と思ったら既になくなってしまった。がぉぉぉぉぉー!もっと余るくらい用意してくれよスバルさん。ちなみに、この日は6000人集まったらしい。

観戦に当たり、ポジション決め。奥のドリフトコーナーはWRCドライバの見せ所。しかし、コースがクローズされる為、移動ができません。(移動はコースを歩くため)で、移動のしやすい最終コーナー(ヘアピン)にしました。ここは各選手のサイドターンが見物です。しかし、すでに、たくさんの人がベストポジションを確保済み。あえなく体勢のきついところへ。折からの風にふるえながら日陰でみんなと応援してました。

オフィシャルも前日の様子や各選手の説明などをして、ギャラリーを盛り上げてくれます。各選手が試走するなか、エリック・コマスはやってくれました。サイドターン失敗。そんでもって両手を合わせて、「ごめんなさい」とギャラリーに詫びを入れてました。憎めねぇなぁこの男。

本走も始まり、各ドライバがきれいにサイドターンを決めて駆け抜けていきます。ホーンを鳴らすドライバ、腕を上げて歓声を誘うドライバ。ドライバ側の楽しんでいる様子が我々ギャラリーにも伝わって、更にもりあがりにつながります。

1回目の本走が終わると同時に場所を移動。スタート地点です。ここは、フィニッシュ地点のすぐ隣にあるため、エキシビジョンと共に楽しめる場所でもありました。ただ、スタート時は前車がエキシビジョンを始める時なのでタイミングが悪いです。エキシビジョンではワークスの車の速さにビックリ。他の選手の車がわざと踏んでいないのかなぁと思うくらい遅く感じました。存分にスピンターンをやってギャラリーをわかしてくれました。

トークショーの始まり始まり。私は寒くて熱燗を買いました。そんな中、ベストポジションをキープ。真正面から2のドライバ+コドライバを撮ることができました。当然、英語でのトークだったのですがギャラリーの中にはフムフム言う方もおり、WRCファンは英語も強いのか?と思ってみたり。世の中、異文化コミュニケーションでんな。

楽しいトークショーも終わり続いてチャリティーオークションの始まり。ブリティッシュラリーで使われていたWRCの前後バンパーを6分割。更に、優勝を決めたとき最後まで握っていたと思われるステアリングなど。不景気ですが日本人は金持ってます。バンパーが4万から5万。ステアリングは10万となりました。これらの集金は亡きポッサム・ボーン選手の遺児に送られる。

無事イベントも終了し、スバルラリーチームのピットに行くと、人だかりが。お目当てはペター選手と、新井選手。ペターはサイン入りのキャップを投げたり、新井選手はサインしたりしてファンサービスを最後までされていたのが印象的でした。終いにはチームの人が誰かの靴を投げていましたが、誰のだろう。ピットの取り巻きは「ぎぶみーちょこれーと」状態で外人のピットクルーは失笑してました。ちょっと、日本人として恥ずかしかったなぁ。ペターが車に乗り込んだのでピットを後にしました。ちなみに新井選手のサインは以前もらったのでいらなかったりする。

他のチームの方々も撤収作業をしながら、ドライバは気軽にサインを応じたり。さっきまで走っていたマシンのエンジンルームを見せてあげたりしていました。それぞれのピットでは8名程度の観衆が詰めかけていましたが、スバルピットでの歓声は応えるだろうなぁ。

ピットを後に、1キロの道のりを愛車まで戻りました。結構くたんくたんです。車に戻りエンジンを掛けたら、社内温度計は2℃を指していました。夕方で寒くなったとはいえ、日中もほとんど気温は上昇しておらず、山間からの風がとても寒かったわけです。そういえば、朝、霜が凍っていたもんなぁ。よし!温泉に行こう!

今回の観戦を振り返りつくづく準備不足だったとなぁ感じました。

 ・椅子がほしい
 ・携帯カイロがほしい
 ・膝掛けがほしい
 ・ビデオ用のスタンドがほしい
 ・もう一人観戦者が必要
 ・観戦場所を検討すれば良かった

まぁ、初日に行っていれば2日目はリカバれたんですけどね。えっ、初日は...文末の番外編を見てください。

●番外編(その1)

「チケットPあ」の馬鹿野郎!
ホントは2日とも見に行く予定でした。金曜日、仕事が終わり、ちょっと酒を飲んで帰宅。チケットはインターネットで申し込んだのでファミリーマートで印刷し入手するはずでした。しかし、帰宅した時間は24時を回っていてファミリーマートへ行き専用の端末から操作をしようとすると、「ん?」

ご利用時間:10時から23時半

なんじゃそりゃ!デジポケの利用時間なんてあるんかい?ファミリーマートに端末おく必要ないじゃん。しかも、どこにも、利用時間の案内なんてされていない。どわぁーーーー!

●番外編(その2)

伊香保温泉の馬鹿野郎!
伊香保温泉はとても良いところです。でも案内板が許せない!今回、アルペンラリーの観戦で冷え切った体を温めるため温泉につかって帰ることにしました。「そうだ、伊香保温泉の露天風呂にしよう」、石段の湯は何度も入ったことがあるのですが伊香保温泉街の頂点にある露天風呂には行ったことがありません。早速町営の無料駐車場に車を止めて歩くこと20分。(停めるところ間違えた為)、案内板を見ながら登っていくと、

ご利用時間:17時まで

ごらぁ!