2000年7月は静岡県にPDQM(PD Quizzy Map)のコースが設定されました(*)。
PDQMへの参加は、これで4ヶ月連続。
吉田〜金谷80km「茶どころで触れあう駿河郷土めぐり」と名付けられた今回のドライブラリーコースは、ひさびさのドライバーでの参加となりました。(*):PD誌’00年7月号(芸文社刊)PDQMの記事に依ります。
◆ST「小山城能満寺」〜OD「ぐりんぱる」
今回は近場ということもあり、ドライブラリー人口のささやかな増加をねらい、DRは初めてという知人をナビゲータに誘いこみました。今回の参加で、この知人がDR好きになってくれるとよいのですが。
スタートの小山城。天然記念物・能満寺の大ソテツのサイズにびっくり。ソテツは熱帯の植物だと思っていたけれど、静岡の地でも立派に育つんですね。
初心者ナビでの不安なスタート。コマ図3で早くもミスコース。一つのコマ図で左、左、右と3回曲がる場所でしたが、最後の右折を見落としてしまいました。ここでちょっと落ちこむ初心者ナビ。こんな時のさりげないフォローが肝心。「誰だって見落とすことはあるさ」
◆1CP「油田の里」〜2CP「代官屋敷」〜3CP「横須賀城」
コースは茶畑の中を突き進み1CPの油田の里へ。「こんなところにホントに油田があるの!?」驚くナビ君。「PD編集部の人がね、いろいろ穴場を見つけてコースに加えているんだよ」先輩風を吹かしての解説。でもこんな所に油田があるのは、私にとっても驚きでした。
2CPの代官屋敷に入るための右折で、またもミスコース。実際のコマ図の場所よりも手前で曲がってしまう初歩的ミス。でもこのコマ図だと、私も間違えてしまいそう。今回はこんな"コマ図まがい"の場所が多くて、初心者泣かせのコースだったのです。
3CPの横須賀城手前でもひと苦労。狭い道幅の交差点を直進しかけた所で「あ!そこ右!」という具合。ここでドライバーは怒ってはいけません。ここはぐっとこらえて、ちょっとだけ車を後退させて右折しました。
このあたりから初心者ナビ君も、ドライブラリーにだいぶのめりこんできた様子。懸命にクイズの答えを探し始めます。それにしても意外だったなあ、屋外に城のジオラマ模型があるなんて・・・。
◆4CP「果樹公園」〜G「牧之原公園・お茶の郷」
4CPの果樹公園でのクイズは、ずいぶんと歩いてしまいました。何だかイヤーな予感はしていましたが、クイズ写真の場所をいつのまにか通りすぎ、行き止まりまで行って引き返してきました。きっと要領よく解答を見つけた人の1.5倍くらい歩いたことでしょう。
屋外はそれなりに暑い日だったので、この時点ですでにヘトヘト。そして感動のゴール!喜ぶナビ君。でもちょっと待て、最後のクイズが残ってるよ。
車で引き返して、猛暑の中を石畳のあるところまで歩く2人。体力には自信のあるナビ君も、初めてのナビゲートにさすがに心身疲れてしまったか、ちょっと表情が曇りがち。こうしてすべらず地蔵までたどり着き、クイズを解き終えました。DR終了後はお茶の郷でまったりと過ごす2人。ナビ君もようやく安堵の表情を浮かべます。玄米茶ソフトもしっかりといただきました。なんだか濃縮玄米茶のようなちょっと風変わりな味。
さてドライブラリーを終え注目のナビ君の感想は・・・。一言「とても疲れました」。今日はありがとうナビ君、きっと君もいつか一人前のDRエントラントになれるよ!
◆追伸
今回のコースの特徴の一つ。ST〜OD間の距離計測が、試走車と比べるとずいぶん違っていること。私のクルマの場合、−10%違っていました。そこでちょっとお遊び。
今回と同じコースを実際に走った方は、試しに試走車の距離5.94kmを6.94kmにして、誤差計算をやり直してごらんなさい、ほら・・・。
あらフシギ。距離の合計がピッタリ80km。今回のタイトルにある「吉田〜金谷80km」の距離と一致するじゃありませんか!!!でもこんな初歩的ミスをPD編集部がやっている可能性なんて・・・なくはないよなぁ。
[ホームに戻る]