2000年10月、岐阜県のPDQM(PD Quizzy Map)のコースを楽しんできました(*)。今回は関ケ原の合戦からちょうど400年であるのを記念して、岐阜市〜関ケ原間75kmでの歴史めぐりのコース設定となりました。
また今回はちょっと変わった楽しみ方をしましたので、合わせて紹介します。(*):PD誌’00年11月号(芸文社刊)PDQMの記事に依ります。
◆スタートの粕森公園より
スタートは岐阜市内にある粕森公園。展望台から見渡せる、朝日を浴びた岐阜市街の街並みや遠くの山々の眺めは爽快そのもの。
最初のクイズAを解いた後、私はやおらA4サイズの印刷された紙を取り出しました。この印刷された紙に、今回の楽しみ方のヒミツが隠されているのです。
なになに「クイズa:○○のある方角を答えよ」。私は持参の7つ道具から方位磁針を取り出して解答します。実はこの印刷された紙は、岐阜県内に住む熱心なエントラント(実はPrinさん)が、10月初めに作成してくれた追加のオリジナルクイズ集なのです。
あくまで追加クイズなので、PDQMの原作を損ねることなく、むしろコースを3倍ほど楽しめる設定になっています。粕森公園をスタートしてODの岩戸公園へ。PDQMにはクイズ設定がありませんが、追加クイズには神社の石段の段数を数える問題があります。
車を駐車場に止め、神社の石段をヨッコラと登り始めます。あとからやって来た他のエントラントの方達は、怪訝そうに首かしげで私を見た後、ODを走り去っていきました。そりゃあそうですよね。もともとPDQMにはクイズ設定がないのですから。
◆3CPの勝山より
コースはずっと進んで3CPの勝山へ。ここにあったクイズDはずいぶんと歩きまわりましたよ。結局は指定された駐車場から少し離れた小高い丘にその答えはありました。
トレッキング、と言うのですか。最近のPDQMにはこのようにたくさん歩かせる問題が必ずありますね。設問の仕方には賛否両論あると思いますが・・・。
おかげで私と同じように迷っているエントラントの方と、一緒にクイズの答えを探しつつ、コミニュケーションをはかることができましたよ。3CPから4CPへ向う途中にある美濃国分寺跡は、どのくらいの方が気付かれたでしょうか?ここにもクイズ設定があり、さすがは地元人の作成したオリジナルクイズと感心しました。
◆ゴールの関ケ原まで
そして他のエントラントの方達がとっくに走行を終了した午後5時過ぎ、やっとのゴール。朝8時のスタートですから、ざっと9時間かかりました。
ここに来るまでに、ずいぶんたくさんのエントラントの方達に抜かれてしまいました。私は昼メシ抜きで走ったというのに。(苦笑)
道中このHPにも度々訪れている、SSAさんに初めてお会いできたことが印象的です。今回のコースは設定されたCPが、いつもよりずっと多く7つもありました。たくさんのCPを回って関ケ原の古戦場を楽しんでください、という編集部の意図がうかがうことができます。
しかし追加クイズのため、それ以上にコースを楽しむことができた今回のPDQMでした。皆さんもこんな楽しみ方はいかがでしょうか?
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