◆愛車のナンバー取替え
愛車を買ってから今まで、5年間付けてきた湘南ナンバー。それを現住所エリアの多摩ナンバーに変えることにした。
今まで「湘南」という地名にリアリティがないとクサしていたり、その一方でナンバーの地名に何となくブランドに似たものを感じて誇らしく思ったり。
ともかく今まで付けてきた湘南ナンバーに愛着を感じていた。
しかし現住所でちゃんと車検を受けることを考えると、今の住所にふさわしい地名のナンバーにするのが無難、そう思うようになった。
こうして先日、自らの好奇心も相まって、書類手続きをディーラー等に任せす事はせず、自ら陸運局まで行きナンバー交換をしてきた。
まずは地元の警察署で車庫証明を受け取り、その足で陸運局へ。
警察署で受け取った陸運局までの略地図は、お世辞にも判り易いとは言えず。裏路地で少々道に迷ったりしながら、陸運局にたどり着いた。
「略地図ならコマ図の方が便利」。ちょっとだけそう思いました。
事前にweb検索して学習していましたが、書類手続きは陸運局の敷地にある3つの建物を行ったり来たり。初めてやってきた人はちょっと戸惑いそうです。
もっとも周りにいた人たちは、いわゆるプロの自動車関係者ばかり。私と同じような一般者は数えるほどしかいませんでした。
まあしかし、書類審査する方は慣れたもので、作成した書類の不備をたちどころに指摘してくれたおかげで、何とか書類手続きは終わりました。
ところが大変だったのが、その後のナンバープレート外し。書類審査の後は自分でナンバープレートを外し窓口に提出します。もちろん後ろ側ナンバーの封印も自分で壊さなければいけません。
後ろ側ナンバーの取り外しは、封印を壊すのも含めてスムーズにいきました。「何だか貴重な体験をしているなぁ」と最初のうちは余裕の表情でした。
しかし前ナンバーの取り外しに一苦労。どうやらネジ類の錆が進行していたためか、前面のボルトを回しても空回りで取り外せずじまい。
前ナンバーを裏側から留めているナットが舐めていて、しかも直接ナットを直接触れない構造だったので、すっかりお手上げ状態でした。
結局30分ほど粘った後、赤面しながらボルトを回している私を見かねた係員が、ナンバーを切断するように指示。
こうして前ナンバーは外れたものの、あわれ3つに千切れてしまったナンバープレートを窓口に提出して、新しいナンバープレートを受け取りました。
外せなかった前面のボルトは、結局ディーラーまで行って外してもらいました。
大抵の人は、ナンバー交換の手続きはディーラー任せ?そう考えると、ちょっとバツが悪かったですね。
無料でボルト外しと、新しいナットに交換してくれたのは、ありがたかったのですが。
そうして手続きを終え帰ってきました。改めて愛車を見つめ直してみると、ナンバーを取り替えただけで、自分の車が新しく見えるのが何だか不思議です。
ちなみに新ナンバーは、これといった番号が思いつかなかったので、陸運局にお任せ。おかげで覚えにくい配列のナンバーになりました。
[2002.3.3 by かっきい]