ひとりごと(2001年9月分)

#2 らーめん「むつみ屋」

#1 PDccクイジーラリーに参加(2)

 

◆らーめん「むつみ屋」

 ある日小平市内のラーメン屋へ行ったときのこと。このお店には自分の店が掲載されている雑誌を置いてあるのだが、それらを何気にめくっていると、東久留米市内に北海道ラーメンの店があるのを発見した。

 後日、そのお店を見付けだしたのは言うまでもない。それが私とらーめん「むつみ屋」との出会いだった。

 らーめん「むつみ屋」の特徴として、建物の外観にあることに気がつく。丸太を組み合わせたログハウス風の建物は、「北の家族」の影響もあるだろうが北海道をイメージするのに難くない。
 それが都内の一角にあるとなると、いやが応でも目立つというもの。

 建物の外観に感心して内部へ。なるほど内部も木を多用した装飾で、外観のイメージそのままだ。

 早速注文してみる。ここで使われる小麦は、春豊(はるゆたか)小麦という品種で、もしかすると普通のラーメンにはあまり使われないのかもしれない。
 北海道ラーメンの定番として、味噌ラーメン、バターラーメンなどがメニューにあった。

 ここのラーメンのスープは何と言っても"コクがある"と言うことに尽きる。それほど味が濃い訳ではないが、いつまでも喉の奥に心地良い味が残るのが良い。
 また麺も素材にこだわっている為だろう。美味しく頂ける。材料にカンスイを使っていないのも、普通のラーメン屋とは違った食感を与えている。
 私はすぐにこの店のラーメンを好きになってしまった。

 この店はチェーン店の一つだが、その総本店の創業はいまから15年ほど前。北海道の月形町という小さな町にある店が、そのハシリだそうだ。
 月形町といえば、私の実家からそう遠くはない。そこで夏休みに実家に帰省した際に、ラーメンの味にはやけにうるさい兄貴と共に、月形町の総本店に行った。

 はたして総本店は、月形温泉の向い側にあった。外観は東久留米市の店より、ひと回り大きなログハウス風。そして建物には少々年季が入っていた。
 午後2時過ぎに行ったが、先客が10組ほどいて30分ほど待った。それだけ人気の店なのだろう。

 やっとこ席に付いて注文。着いた席は近くの池を2Fから見下ろせるロケーション。
 兄貴は赤味噌ラーメン、私はバターラーメンを注文した。
 私は東久留米でもバターラーメンを食べていたが、味は余り変わりがなかった。そう、どちらも美味しかったのだ。
 味にうるさい兄貴も今まで食べたことがないようなその味に驚き、すっかり満足したようだ。

 こうして月形の総本店にて、味の源流を楽しんできた、というわけ。

 このらーめん「むつみ屋」北海道、東京都、神奈川県に数店舗出している他は、まだ出店数が少ないもよう。
 北海道ラーメンの定番として、すっかり有名になった「山頭火」のように、渋谷や恵比寿のような一等地に店をだしているわけでもないようだ。

 そういうわけで、今回の「ひとりごと」に興味を持たれた方の近所に、必ずしもチェーン店があるわけではない。
 ホームページから何とか最寄の店を探し出して、その独得の味をお試し下さい。

[2001.09.29 by かっきい]


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#2 らーめん「むつみ屋」

#1 PDccクイジーラリーに参加(2)

 

◆PDccクイジーラリーに参加(2)

PAJERO

 昨年は幸運にも優勝を飾ることができたPDccクイジーラリー。今回も昨年に続いて、愛知県のYファミリーと共に参加した。

 PDccクイジーラリーの前日。熱心なファンの一人、群馬県のchobichanさんが主催した、前夜祭と称する1dayラリーに一人で参加した。
 ここではボロ負けの最下位。
 ちょっとだけイヤな気分を引きずってのクイジーラリー参加となったが、今にして思えばちょうど良いウォーミングアップだった。

 さて当日朝は道の駅・月夜野矢瀬親水公園に集合し、ここでYファミリーと合流した。
 今回よりクイジーラリーの参加形式が変わり、コース中に何ヶ所かあるCP毎にクイズ、という手厚い設定(?)が無くなった。
 スタート前に予習したところでは、今回は自由参加形式のDRとあまり変わりないようだ。でもPDccの主催するDRは油断は禁物。

 今回はフリースタートなので、準備が出来たチームからめいめいにスタートしていった。
 私達のチームも、PDccスタッフのすがいさんに写真撮影してもらってからスタート。

 序盤はコース作成者が初心者を意識したのか、簡単なクイズ設定が多かった。
 中にはちょっとイジワルな解答を含むものがあったが、ここらへんがやはりPDccらしさなのだろう。

 ちょっと困たのがスタートからの雨降り。雨足は2CP後から強まり、3CPあたりからは時折強い風も吹いてきた。3CPは赤城山の山頂近くだから、気まぐれな山の天気のせいもあるのだろう。

 3CPの赤城山ビジターセンターでランチタイム。ここでお昼にするチームも多かった。
 こんな雨降りに沢山のお客さんが訪れたビジターセンターの店員達は、さぞや驚いたことだろう。

 3CP後はコース作成者の本領発揮!?ややこしい計算を要するパスコン問題や、減点を誘う道中数え問題などが出題された。
 私達のチームもこれらの出題には四苦八苦していた。

 6CPの大室公園。ゴールまであと少しの地点。ここで初めてオフィシャルが待ち受けていた!
 ここで受け取ったクイズは復習問題で、今日のコース中のCP毎の信号の有無を解答するもの。
 ちょっとヒヤッとしつつも、コマ図などを見ながら対処していった。思えば1dayらしい設定といえば、このクイズぐらいだったような気がする。

 大室公園入口の石門では、何組ものエントラント達がめいめいに組み石の周囲を回って石の数を数えていた。
 それは一昔前のPDQMの光景を見ているようで微笑ましかった。肝心の石の数え方は、私は途中でリタイヤしてしまったのだが。

 そうして私達のチームは3時40分頃ゴール。4時までに解答提出すれば減点無しのルールだったので、チームの中には、ぎりぎりまで粘っていたところもあったようだ。

 ゴールの会場では、1番に到着したというinitialjさんの前に陣取った。そこで今日のコースや、最近のDRについて話し合っていた。優勝候補と目されるDANGAN CLUBさんや、Kファミリーさん達も近くに陣取っていた。

 いよいよ結果発表。まずは採点済みの解答用紙を受け取り正解が発表された。解答用紙の採点を見た私はちょっと驚き、そしてこう心の中で思った。「今年も優勝をもらった!!!」

 ・・・が、そんなはかない思いは、すぐ後ろのinitialjさんの解答をみて砕け散った。
 initialjさんのチームは解答提出の早着ルールにより、私達と同減点だった。同減点時の順位決定で私達が不利なのは明らか。

 そうして総合結果の発表。優勝は予想通りinitialjさん、DRのベテランだがクイジーラリー初出場での初優勝、というから恐れ入りました。
 Yファミリーと私のいるチームは、惜しくも2位となった。しかし解答結果は少数のケアレスミスがあっただけで、満足のいく結果と思った。

 ともかくも、今年も私を暖かく迎えてくれたYファミリーと共にPDccクイジーラリーに参加出来たことを嬉しく思った。
 参加チームも前回の12チームから20チームに増え、その中で好成績を収められることができて、とても良かったと思う。

[2001.09.21 by かっきい]


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#2 らーめん「むつみ屋」

#1 PDccクイジーラリーに参加(2)