ひとりごと(2001年4月分)

#1 花粉症

 

◆花粉症

 この"ひとりごと"もごぶさたとなりました。実は先月末頃、花粉症と見られる症状が突然現れ、少しばかり苦しめられてたのです。

 ここ数年ほど、春先のスギ花粉症が大きな流行となっていましたが、つい1ヶ月ほど前まで、私にとっては他人事でした。
 それが1ヶ月前のある朝、起き出たとたん鼻水とクシャミが止まらない症状に見舞われ、それは1日中続きました。あまりに突然の発症ぶりに、驚くやら妙に感心するやらでした。

 このままではたまらないと、その日のうちに薬局に出向き、花粉症に効く薬を買い求めました。
 そして翌日から、花粉症の薬に頼ることになったのです。この花粉症の薬、確かに鼻水が出る症状は緩和されますが、猛烈なだるさと眠気が襲う副作用がありました。ひどいときは仕事中にも、ウトウトまどろんでしまうこともあったのです。

 このまま薬に頼ってはいけないと思い立ち、花粉症の研究を自分なりに行いました。その結果・・・、
1.花粉症の発症者は日本に1300万人、発症率10%。
2.花粉症の発症率は都市部になるほど高くなる傾向がある。
3.花粉症による労働損失は年間100億円にものぼる。
などなど、驚くべきデータが次々と出てきて「なるほど敵もなかなかやりよるわい」と思い、事の重大さに気付いていったのです。

 発症率が都市部に多いというのは、個人的な体験から何となく頷ける話しです。
 ドライブ好きな私は、この1ヶ月ほどの間にも各地をドライブして、山道も相当量走行したのです。
 私は空気がキレイな場所では、クルマの窓を開けて走るのが常ですが、それが例え杉林のまっただ中でも、花粉症に見舞われることはなかったのです。
 つまり花粉+αの成分が、花粉症の原因になっている・・・というのが、おぼろげながらの感触だったのです。

 学説の一つに、その+αがディーゼルエンジンの排気ガスという説があり、それで都市部に発症が多いという因果関係を説明できる、という考え方もあるそうです。
 しかし、あくまでそれは一つの仮説であり、真実はこれからの学術研究の進歩によって明らかになって行くことでしょう。

 最近はとりあえず、薬に頼らずにしのいでいく方法を模索中です。あくまで手前味噌な民間療法ものですが、いくつか挙げると・・・、
1.体調によって発症の度合いが変化するので、日頃から体調に気をつける。
2.飲酒は発症の度合いを進行させる要因なので避ける。
3.クシャミは鼻腔を腫れさせ症状を悪化させるので、なるべくガマンする。
4.郊外の空気では発症しにくいので、週末は郊外に出かける。

 今年になって初めて花粉症にかかった大きな要因は、最初の項目"体調の悪化"があると思う。考えてみればここ最近、あまり規則的な生活をしていないなあ、と反省することしきり。
 これからは自分をもっといたわらなくてはと思いつつ、今日も夜更かししてしまった、かっきいなのでした。

[2001.04.25 by かっきい]


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#1 花粉症