ひとりごと(2000年3月分)

 

 

◆道の駅「朝霧高原」オープニング

「朝霧高原」

 朝霧高原は静岡県富士宮市の北方、なだらかな斜面が続く高原で、東の方角には富士山の雄大な眺めを望むことができます。
 付近の名所として南方に白糸の滝あり、北方には富士五湖の本栖湖あり。一時期マスコミをにぎわした、某カルト宗教団体の総本部もこの付近にありました。

 3月某日、その朝霧高原に新しい道の駅が誕生するということで、取材に行ってまいりました。実はオープニングサービスにあやかろうという下心もあったのです。
 場所は国道139号沿い。山梨県との境に程近い場所にあります。

 オープニングは午後2時とのことでしたが、1時半ごろ到着。ところが入口で入場整理している警備員に止められ、その時は入れずじまい。仕方なく付近にクルマを止めて、富士山を写真撮影してました。この付近から見える富士山は、大沢崩れの深い谷間がくっきりと見える方角です。
 そして2時20分前、ようやく入場。入場待ちをしていた他の数台のクルマと共に、新しい道の駅の駐車場になだれこみました。

 道の駅の駐車場はクルマ70台程度駐車できるスペースがありました。メインの建物は牛舎を模したような外観で、「く」の字に曲がった細長い造り。内部は特産品などを売る売店、軽食のスペースなど、今まで数多く見てきた道の駅の構成と大差ないものでした。

 入り口では缶入りのお茶を無料で渡してくれるサービス。こういうオープニングサービスが今回の目的の一つ、普通に市販されている缶入りのお茶でしたが、ありがたく受け取ったのです。
 建物内部の情報センターでは、ディスプレイが幾つか並べられており、朝霧高原付近の観光案内などの情報を提供していました。

 一角にソフトクリーム売り場を発見。早速ジェラードアイス風のストロベリー味を注文、¥300でした。ソフトクリーム売り場の男性店員は少々もたつきながら、ソフトクリームを手渡してくれました。どうやら私が一番客だったみたいです。(笑)

 ソフトクリームは屋外のベンチで食べていました。そうしている間にも、道の駅の駐車場には、クルマがどんどん入場してきて、ついに満員になっていました。この日は平日だというのに、この大入りぶりには少々ビックリ。

 ソフトクリームを食べ終わり、富士山をバックに道の駅の写真撮影。そして2時5分ごろ、私はオープン間もない道の駅「朝霧高原」を後にしました。

[2000.3.28 by かっきい]

 


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◆カーナビゲーション

 先日の車検の際、車載カーナビゲーション(以下カーナビ)の地図ソフトであるCD−ROMを交換した。今まで使用してきた地図ソフトは、3年前に車を買った時のものだから、その3年間に開通したトンネル、橋梁や新道などが更新されたわけだ。

 それまで新しく開通していた、例えば東京湾横断道路(アクアライン)などを通行しながらカーナビを見ると、海上の波間を飛び回るかのようにクルマの現在位置を示すカーソルが動いていた。また新しいトンネルを通行した時は、山間を縫うように道なき道をカーソルが動き回っていたのだ。
 最初はそんなふうにカーソルが空中を飛ぶ様子を面白がっていた。けれども古い地図を使うということは、誤った情報を含む可能性があるわけで、それがだんだん不安に感じるようになってきた。
 そこで機会があったら新しい地図に取り替えようと思っていたのです。

 今回、新しいCD−ROMに交換することによって、行先設定にある道の駅の数が増えたのが嬉しかった。今まで新しい道の駅にたどり着いたときは、そこを登録地として設定していた。それが積み重なって、ついには設定できる数の上限目一杯まで登録してしまっていたので、新しく登録地設定することができなかった。
 これでいままで自分で登録地に設定していた道の駅を、いくつか消去することができるようになった。

 さらにバードビュー(飛ぶ鳥のように斜め上から地上を見下ろしたような視線の地図表示)の機能が強力になっていた。最大256km角の倍率の地図表示では、関東地方にいるときの地図表示で、何と北海道まで見渡すことができる。さすがにそこまで倍率があるのはちょっと過剰サービスのような気がするが・・・。
 それと3D表示モードがあって、山岳などの地形を立体的に表示することができる。このモードで近場の山道ということで道志みち(国道413号)を走ってみると、なるほどきついカーブと路面のアップダウンをカーナビでも実感できて面白かった。

 見知らぬ土地に数多く訪れる機会の多い私にとって、カーナビは強力な助っ人だ。「カーナビは不要」と言う人を今まで数多く見かけたけれど、カーナビの便利さを知るともう止められないものです。いままでカーナビを使ったことがある人で、カーナビを使うのを止めてしまった、という人を私は知らないのです。

 言うまでもないことかもしれないけれど、近頃はカーナビの高性能、媒体ROM大容量化が進んでいる。これからカーナビを買う人は、拡張性も含めてなるべく高性能のものをお勧めしたい。
 また「カーナビは不要」と思っている人も、是非一度でもカーナビに触れてみて、その便利さを実感してほしいと思います。

[2000.3.24 by かっきい]

 


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◆音声入力ソフト

 2月21日のこの「ひとりごと」で紹介している「飯田史彦先生のホームページ」で、飯田先生がテキスト入力の時は、キーボードを用いずに「ドラゴン・スピーチ」という音声入力ソフトを用いている、という記事がありました。

 私はこの音声入力ソフトというものに興味を持ち、ある日近所の電気屋さんで買い求めることにしました。ドラゴン・スピーチというソフトは見当たらず、かわりに私が買ったのは、某社の*ia*oiceというソフトでした。

 そのソフトの注意書きには、最小システム要件として「MMXPentiumプロセッサ200MHz以上」と明示してありましたが、初代Pentiumプロセッサ150MHzを搭載したパソコンを所有している(明らかにシステム要件を満たしていません)私は特に気にすることはありませんでした。その不注意が後々の悲劇(喜劇?)をもたらすとは知らずに・・・。

 家に帰って早速インストール。インストール初期に「このパソコンはシステム要件を満たしていません」という警告が表示されましたが、深く考えずに先に進みました。
 *ia*oiceというソフトには、同梱にヘッドセット付きマイクがあり、インストールの最中は、そのマイクを装着して鏡を見ながらマイクの角度を変えたりして、一人悦に浸っていました。

 さてしばらく後、インストールは終了。早速インストールしたプログラムを走らせると、最初に自分の肉声のクセをチェックするための診断プログラムが動き出しました。
 音声診断には1〜2時間かかりました。診断の内容はディスプレイに表示された文章を朗読するものでした。もし不明瞭な発音をした場合は、その文章の一部が明示されて、その部分から読みなおすという仕組み。これがずいぶんとしんどい作業でした。途中、休憩を入れながらも、何とか音声診断は完了したのです。

 さて悲劇(喜劇?)はその後。手始めに、この「ひとりごと」を執筆しようと、マイクに向って発音を始めました。「わたしのくるまはかってからちょうどさんねんになろうとしている・・・(前回のひとりごとの文章です)。」
 はて?なかなか文章に変換されない。
 ややあってから、パソコンから「音声入力を中断してください」の警告表示。このピンポケ気味の警告に、私はちょっとイライラを感じました。

 およそ30秒が経過した後でしょうか。散々待たされた後、画面上に「私の車は買ってからちょうど3年になろうとしている。」との文章が表示されました。これを見て、ちょっと安心。漢字もきちんと変換されて出力されたので、なかなかやるわい、と私は感心したのです。

 しかし発音する→待たされる→警告表示が出る→待たされる→出力される、というプロセスを繰り返すうちに、だんだん飽きがきて「もしかしたらキーボード入力の方が早いのではないか?」と思うようになったのです。私はこのソフトを使うのを中断し、いつも通りにキーボードから入力するようになりました。

 しかしこれで終わりではなかったのです。このソフトが常駐してからというもの、他のソフトの動作がことごとく重くなってしまったのには、参ってしまいました。いつもは快適に動いているソフトが、ちょっとしたはずみで固まってしまうようになったのです。

 「もしかして*ia*oiceが悪さをしているのか?」そう思い、インストールしてからわずか4時間後に早くもアンインストールしてしまいました
 その後は他のソフトは、元のように快適に動くようになりました。どうやらこのソフトを使うことによってCPUが過負荷になったのが原因のようです。

 Pentiumプロセッサ150MHzを搭載した私のパソコンには、音声入力ソフトはCPUの負荷が大きすぎたようです。3年前に買ったF社製のパソコンですが、もうすっかり旧式になってしまったあ、という感じ。
 そういうわけで、新型のパソコンを買い求める検討を始めた今日この頃です。

[2000.3.12 by かっきい]

 


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◆車検

 私のクルマ(せひーろ)は買ってからちょうど3年になります。だから今年は最初の車検の年。走行距離は延べ83,000kmに達しています。ちょっとドライブのし過ぎかなあ、という気もしますが。
 そんななかで先日、愛車をディーラー車検に持っていったのです。

 車検は2泊3日でやってくれました。点検内容は基本の45項目に加え、多走行車の追加項目として15項目、計60個目を点検してもらいました。"多走行車"とは、年20,000km以上の走行をしているクルマを指しているそうです。その結果、交換部品としてフロントのブレーキパット、ワイパーブレード、オイルプレッシャースイッチを交換したのです。

 ブレーキパットの交換はフロントのみ、リアのパットは交換必要時期の半分程度しか磨耗していなかった。せひーろはFF車なので、クルマの前半分に強く荷重がかかるようだ。
 オイルプレッシャースイッチという部品は、初めてその名前を聞いたのだけれども、エンジン内のはオイルの圧力を検出するための部品だそうだ。ディーラーの方に、その部品が壊れた原因の可能性を質問したところ、「走行キロ数が多いクルマには、この部品が壊れる可能性が高いようです。」なるほど、おおいに心当たりがあるので、私は苦笑するしかなかった。

 今回の車検の費用は、諸費用\75,000ほどで、点検・部品交換\65,000。交換部品が少ない割りには、ずいぶん高くついたのかもしれない。
 でも自分で車検を通せば安上がりなんだろうけど、多走行車ということでディーラーに綿密に点検をしてもらうことで、安心料を支払ったつもり。

 ともかく、思っていたより交換部品が少なく、多走行車の割りには何事もなかったな、と思っています。まだ仮車検証のステッカーで、少々見栄えが悪いけれも、まあ仕方ないか。
 今回の車検では、長距離ドライブが過ぎたなあ、という反省の気持ちが立ちました。これからはもう少しクルマをいたわりながら運転していきたい、そう思ったのでした。

[2000.3.5 by かっきい]

 


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