ひとりごと(2000年1月分)

 

◆coreファイル

 今回はこのホームページのコンテンツに関するお話。とは言っても、誰かにハッキングされたわけではないのですが。

 先日、何げなくこのホームページのファイルをチェックしていると、"core(コア)"という名称のファイルを発見しました。容量は2.3メガバイトというから巨大ファイルです。そういえばいつの頃からだったか、このホームページのデータベース容量が急増したことを思い出しました。なるほどこのcoreファイルが、データベース容量を圧迫する犯人だった、と思い当たったのです。

 coreファイルはプログラムファイルを実行した時、そのプログラムに致命的エラー(メモリ保護違反など)があったときに生成されます。coreが生成された時は「coreを吐いた」という言い方もします。
 容量は数メガバイトあるものが一般的。ファイル形式はバイナリファイルで、テキストファイルとして読んでも無意味なキャラクターの羅列に過ぎません。

 coreファイルは、UNIXコマンドのxdb(Xデバッグ)などで参照することができます。しかしUNIXの上級者でないと、なかなか使いこなせないファイルであるのも事実です。決してUNIXの上級者ではない私は、coreファイルが生成されたときは、即座に削除しています。またcoreファイルは、削除してもそれほど問題がないようです。
 またcoreファイルを生成させないように、対象フォルダ(ディレクトリ)にあらかじめ"core"という名称のフォルダ(ディレクトリ:ファイルではなく)を作成しておくと、coreファイルが生成されないことが知られています。

 今にして思えば、とあるcgiのテストをしていた時、たぶんこのcoreファイルが生成されたのでしょう。cgiのテストをしていたときには気付かなかったけれど、あのときは随分と無謀なプログラムソースを走らせていたんだなあ、と少しだけ反省しました。

 さてこれを読んでいる人の中で、自分でホームページを立ち上げているあなたは、コンテンツにcoreファイルが混じっていませんか?もし見つけたらデータベース容量削減のためにも削除することをオススメします。

[2000.01.30 by かっきい]

 


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◆温泉の魅力

 およそ1年ほど前のこと。左目の視力低下が原因で、肩や首筋に凝りを感じるようになっていました。恐らくは会社でVDT作業をしている時に、ディスプレイを凝視しすぎて、視力が低下してしまったのでしょう。
 その肩や首筋の凝りを和らげるために温泉に通いだしたのが、私の温泉に通いはじめたったそもそもの始まりだったのです。

 その後、常用しているコンタクトレンズを交換して視力が回復したときから、肩や首の凝りの症状はなくなりました。しかし温泉にせっせと通い続ける方は、やめられなかったのです。

 私にとっての温泉の魅力とは、次のようなものです。

 まずは温泉のある場所までドライブする楽しみ。温泉がある場所は、たいてい山道のその先にあるものです。細くて曲がりくねった道を進むのはヒヤヒヤものですが、それは同時にドライブの醍醐味を楽しんでいるときでもあるのです。

 次に温泉施設のユニーク性や非日常性にあります。内湯に露天風呂にサウナ風呂、さらには休憩所を含めて、知る限りの温泉施設には、同じレイアウトの施設というものは存在していません。また世間一般のサービス形態、コンビニやファーストフード店に代表される画一的なサービスの文化とは対照的なものです。これがユニークで非日常的なものとして、温泉というもののレジャーの価値を高めていると思うのです。

 3つめは何といっても爽快感です。熱い湯船に浸かる、またはサウナにじっとしていると、汗がほとばしってきます。そして体が火照ったところで水をかぶるのが、とても気持ちが良い。また風呂上がりにのどが乾いたところで、清涼飲料を飲み干すのもまた快感です。これが日頃のストレス解消にもなります。
 そのため各家庭ではまずお目にかかれないサウナ風呂がある施設が、私にとっては必須の設備です。サウナ風呂のない温泉施設は、私に言わせるとあまり歓迎しないところなのです。

 日常的には毎週末に、箱根、伊豆や富士五湖周辺に行くことが多い。ただし何度も通い詰めるようなお気に入りの場所は、今のところありません。どちらかといえば、なるべくたくさんの温泉場を回って、あれこれ比較している段階なのです。
 さらに、遠くの温泉場まで遠征することもあります。最近では、私が好んで行く道の駅に併設されている温泉も多く、道の駅を回るついでに温泉に入る、というパターンも多くなっています。

 いずれこの温泉の魅力を語る場として、ある程度温泉場を回った段階で、このホームページでも紹介してみたいと思います。
 さて、今週末はどこの温泉に行こうかな?(笑)

[2000.01.21 by かっきい]

 


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◆北海道の冬道

 この正月は北海道の実家でのんびりと過ごしていました。とはいえ、一ヶ所に落ちついていられる性格でもないようで、実家のクルマを借りてドライブすることが何度かありました。

 実家で所有しているクルマは、最近は割と普通に見られるワンボックスタイプのRV車です。この手のワゴン車は着座位置が高くて前方視界が開ける反面、重心位置が高くなり横方向の力がかかると弱さを見せます。だから冬道の運転は、交差点やカーブなどで少々不安なクルマ、という印象がありました。

 そうはいっても、自分は雪道の運転は決して素人ではないと思っています。雪道を安全に運転するには、いくつかのコツをつかめば良いようなのです。
 まず「急」のつく動作をしないよう心がけること。たとえば急発進、急停車、急転回などはクルマを横滑りさせる原因になりやすいので、厳に慎むことです。
 また減速時はエンジンブレーキを多用すること。足踏みのブレーキは、摩擦係数の小さな路面では効き目が弱くなり、また雪道ではタイヤロックしやすくなるのも特徴です。特にオートマ(AT)車のとき、減速時は積極的にシフトダウンして、スピードダウンした方が良いようです。
 また車体が凍結したり、積雪があった時のための装備品も、ちゃんと使えるかどうか出発前にチェックすることも大切です。

 このように書くと、いつも慎重な運転を心がけているように思われるかもしれません。しかし冬道では、今まで何度か痛い目に遭っているので、私のような人間でもどうしても慎重になってしまうのです。
 現実に去年の3月に、ノーマルタイヤのままで雪道に入りこみ、クルマをスタックさせてしまったことがありました。結局JAFを呼んで救援にきてもらうハメになったのです。

 それにしても北海道のドライバーはホント恐ろしい、と思われる場面に出くわしました。それは田舎道の上下で2車線の道路での出来事。
 私が運転する車は、制限速度をわずかに上回って走っていたところ、後続車が車線変更して追い越しをかけてきたのです。2車線で路肩は雪が積もった道だから、自分と相手のクルマで横方向は道路一杯に広がっています。もしも対向車が来たり前方に障害物があっても、よける術はありません。幸いにして何ごともなく相手の車は追い抜いていったのですが、その間、私は気が気でなく祈るような気持ちでいました。

 確かに最近のクルマは、グリップ力も増して、雪道には格段に強くなっているのだろうけれども、ヒヤヒヤッとする一場面でありました。
 雪道の運転は油断が一番大敵、という言葉を聞きます。自分の体験では、確かにその通りだなあ、と思います。やはり冬道はスピードを落として、余裕のある運転を心掛けたいものです。

[2000.01.11 by かっきい]

 


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