◆coreファイル
今回はこのホームページのコンテンツに関するお話。とは言っても、誰かにハッキングされたわけではないのですが。
先日、何げなくこのホームページのファイルをチェックしていると、"core(コア)"という名称のファイルを発見しました。容量は2.3メガバイトというから巨大ファイルです。そういえばいつの頃からだったか、このホームページのデータベース容量が急増したことを思い出しました。なるほどこのcoreファイルが、データベース容量を圧迫する犯人だった、と思い当たったのです。
coreファイルはプログラムファイルを実行した時、そのプログラムに致命的エラー(メモリ保護違反など)があったときに生成されます。coreが生成された時は「coreを吐いた」という言い方もします。
容量は数メガバイトあるものが一般的。ファイル形式はバイナリファイルで、テキストファイルとして読んでも無意味なキャラクターの羅列に過ぎません。coreファイルは、UNIXコマンドのxdb(Xデバッグ)などで参照することができます。しかしUNIXの上級者でないと、なかなか使いこなせないファイルであるのも事実です。決してUNIXの上級者ではない私は、coreファイルが生成されたときは、即座に削除しています。またcoreファイルは、削除してもそれほど問題がないようです。
またcoreファイルを生成させないように、対象フォルダ(ディレクトリ)にあらかじめ"core"という名称のフォルダ(ディレクトリ:ファイルではなく)を作成しておくと、coreファイルが生成されないことが知られています。今にして思えば、とあるcgiのテストをしていた時、たぶんこのcoreファイルが生成されたのでしょう。cgiのテストをしていたときには気付かなかったけれど、あのときは随分と無謀なプログラムソースを走らせていたんだなあ、と少しだけ反省しました。
さてこれを読んでいる人の中で、自分でホームページを立ち上げているあなたは、コンテンツにcoreファイルが混じっていませんか?もし見つけたらデータベース容量削減のためにも削除することをオススメします。
[2000.01.30 by かっきい]
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