戦闘システムの紹介
戦闘に関するパラメータには、以下のものがある
腕力 力の強さ。基本的にこれと武器の能力によって、物理攻撃のダメージは決まる。
体力 打たれ強さ。物理攻撃に対する強さはもとより、これが高いと麻痺や毒にかかりにくくなる。
知力 頭の良さ。高いと魔法や機械、重火器などによるダメージが上昇する。
精神 心の強さ。魔法攻撃に対する打たれ強さや、混乱や眠りに対する耐性も表す。
命中 集中力。高いと、敵にダメージを与えやすくなる(敵自体に当てると言うより、急所を狙う能力)。
回避 反射神経。高いと、敵からダメージを受けにくくなる(攻撃自体を避けると言うより、急所を避ける能力)。
敏捷 動作の速さ。これが高いほど早く攻撃しやすい(このゲームの戦闘は完全ターン制)。
ダメージ計算は、「(攻撃-防御)×(命中-回避)」みたいな形を想定。
命中と回避は、物理と魔法で両方用意した方がいいのかな。
攻撃のタイプ 4つの攻撃形式と、いくつかの属性がある
形式(敵のみならず、仲間の防具もこれら4つに対する打たれ強さを別個に持ち合わせている)
殴り
素手やハンマー、刀剣の峰や槍の柄、もしくは岩石などで相手を殴る。
あらゆる敵にそつなく効果を発揮するが、ダメージは突きや斬りよりは低い。
斬り
刀剣の刃や真空波で相手を斬る。体術に熟練したものなら、手刀でもこの形式になる。
ダメージは大きめで安定しているが、岩石や金属、不定形の敵などに効きにくい。
突き
刀剣や槍の切っ先や、素手で相手を突く。銃弾などもこれに分類。
命中率は低めでダメージにムラがあるが、基本的にダメージやクリティカル率は高い。
だが不定形の敵には非常に効きにくいという一面を持つ。
特殊
炎や冷気、爆風など、主に魔法やアイテムでこの形式になる。
属性を伴うことが多いので、特定の敵に対する大ダメージを期待できる。
受けるダメージは体力ではなく、精神が影響する。
属性
詳細未決定。できればシンプルにしたいけど…
攻撃手段(技/魔法/重火器)
基本攻撃
武器を装備する、もしくは素手の状態でも使えるもの。いわゆる「通常攻撃」。
突きや斬り等、攻撃のバリエーションがある場合もある。
(技)
作ろうと思ったけど、やめた。
例えば剣技や格闘技があったりすると、通常攻撃とその技の違いは何だという話になる。
普段の攻撃でも、敵の動きやその場の状況によって最善の攻撃をしているだろうし、
そもそも必殺技なんてものは出そうと思って出せるものではないはずだ。
敵が隙を見せ、こちらも絶妙の攻撃タイミングになったときに大ダメージ…
そういうのは「技」ではなく、クリティカルヒットという形で十分ではないか、と。
魔法
地水火風と、無色(超能力)がある。あくまで通常攻撃がメインで、そのサポート的存在。
やはり、レベルアップやイベント、特別な修行などで修得する。
使用はポイント制(いわゆる、普通の「MP」)。
宿屋はもちろん、アイテムによっても回復できる。
ここからがくせ者で、修得しただけでは使用不可。それぞれの属性に対応したアイテム
(魔力の媒体となるもの。そのアイテム自体が属性を持っているとは限らない)
を身につけなければならない。
複数の属性のアイテムを身につけることは可能だが、
これらのアイテムには少なからざるデメリットがあるので注意。
また、無色魔法に限っては、いずれかの魔法アイテムを装備していれば使うことができる。
無色魔法のみを発動する、低級(デメリットも小さい)アイテムもある。
基本的に、呪文を詠唱することで魔法が発動する。
何らかの理由で発音が出来ないときには使えない。
名称未決定だが、魔法の一例:
無色魔法
純粋なエネルギーをぶつけて攻撃。無属性特殊。 |
分子激しく振動させて熱を起こす。熱属性特殊。 |
神経を活性化させて反応速度を高め、敏捷を上げる。 |
敵の精神に暗示をかけ、眠りにつかせる。 |
自然治癒力を増幅させて回復。効果は低め。 |
細胞一つ一つに力を注ぎ込んで蘇生。戦闘中は使えない。 |
火魔法
熱を操り、炎を作り出して攻撃。最もシンプルかつ強力な攻撃魔法。熱属性特殊。 |
敵の周囲の熱を奪って攻撃。冷属性特殊。 |
燃えさかる炎の勢いを与え、腕力を強化。 |
敵周囲の空気に激しい温度差を生じさせて幻を見せ、混乱させる。 |
命の灯火を燃え上がらせて回復。効果は対象の現在HPに強く依存するので緊急時には不適。 |
不死鳥が生まれ変わるがごとく蘇生させる。ただし効果が出るのは次のターン。 |
水魔法
水を呼び寄せて攻撃。効果や成功率は場所によって大きく異なる。冷属性打撃。 |
雲を呼び寄せ雷を落とす。敵味方問わず、その場にいる最も背の高いキャラに当たる。雷属性特殊。 |
流れる水の動きを与え、回避を上げる。 |
静かな水面のように、魔法を跳ね返す膜を張る。 |
水の恵みで回復。最も効果が高くて安定した回復魔法。 |
生命の根元たる海の力で蘇生。唯一、複数を同時に蘇生できる。 |
地魔法
石を飛ばして攻撃する。無属性打撃。 |
地熱を増幅、熟練によりマグマも呼び出して攻撃。熱属性特殊。 |
岩石の頑強さを与え、体力を上げる。 |
地震を起こし、地に足をつけているものは敵味方問わず、1ターンの間だけ命中と回避が激減する。 |
大地の恵みの力で回復。回復量は多いが発動はターン終了時。 |
星の力を借りて蘇生。唯一、HP完全で蘇生させられる。 |
風魔法
かまいたちを起こして攻撃する。無属性斬撃。 |
激しいつむじ風で、能力変化などの補助効果を吹き飛ばす。 |
風の自在な動きを与え、命中を上げる。 |
敵周囲の空気から音の伝達力を無くして、魔法の呪文を唱えられなくする。 |
気まぐれな風の力で敵の生命力を奪い、自分又は味方に還元する。 |
命の息吹を含んだ風で味方を蘇生。ただし蘇生時のHPは低い。 |
あえて属性を均等ではなくした。あくまで魔法攻撃の基本は熱によるもので、
熱に弱い=魔法に弱いという図式が成り立つ。それ以外の属性は局地戦向け。
絶対にやりたくないのが「最強の無属性魔法」。
あと、基本的に(やり込めば)全キャラが全魔法を覚えられるようにしたい。
その上で、キャラによって同じ魔法でも別のオプション効果を付けたりとか。
重火器
店や敵などから手に入れ、道具として使用する。基本的に使用回数は無限。
ただし、使用すると「BP」を消費する。BはBombでもBulletでも。
これはパーティ共有のポイントで、もちろん強力なものほど消費は大きい。
回復するには、武器屋で補充したり、敵から奪うなどの方法がある。
当然、宿屋などでは回復しない。BP上限はイベントなどにより増加。
連携
同じターンに2人以上のキャラが、ある特定の攻撃を使うと、
2つの技が合わさって強力な連携技になることがある。
二つの効果が合わさったようなものもあれば、全く異なる効果になることもある。
たとえば、炎と冷気の二つの魔法を連携させると、
強力な無属性特殊攻撃である「水蒸気爆発」になる。
ただし、この場合、どちらかの術者の知力がある一定の値を満たしていなければ、
失敗してこちらがダメージを受けてしまう。
また、能力不足でなくとも、相性の悪い必殺技があり、
それらを同時に使うとマイナス効果の「連携技」扱いとなってしまう場合もある。
さらに、敵の攻撃との間に連携が成立してしまう場合もあり得る。
場合によってはうまく相殺できたり、あるいはこちらの魔法を取り込んで凄い攻撃になったり。