ファイアレッド＆リーフグリーン　自慢シールを極める

４の島にいる男から、条件を満たすごとにトレーナーカードに貼ってもらえるシール。
地味な存在だが、なかなかのやり込み要素となっている。
ゴールドカードだけでなく、シールも完璧なトレーナーカードを目指せ！

シールは、段階ごとに橙→青→黄→黒と色が変わる。
橙と黄は、見比べてみないと違いがわかりにくい。
それ以前に、黄色は背景に馴染んで見づらいと思う。絶対に選色ミスだって。

・殿堂入り自慢

条件：殿堂入りの回数が、1回、50回、100回、200回に達するごとにシールをもらえる

四天王+チャンピオンを倒して、殿堂入りするごとにカウントされる。各地のパソコンからも確認可能。
殿堂入りの画面でセーブが終わったら、あとはリセットしても大丈夫。
２回目以降の強化四天王と戦うには、ナナシマのイベントをある程度クリアする必要がある。

…ポケモンの制作者が設定した目標としては、１，２を争うほどの苦行に位置づけられるだろう。
少しでも効率よくするためには、全てのポケモンを命中100％の技で一撃で倒せることが必須条件。
そこで、ぜひおすすめしたいポケモンはレックウザである。

理由１：攻撃能力が極めて高い上に、貴重な技マシンに頼らずとも強力な技を覚える
理由２：自らが「空を飛ぶ」を使えるので、他を物拾い要員などで埋めることができる
理由３：特性のエアロックで、バンギラスの砂起こしを無効化→エフェクトカットできる

おすすめ技：ドラゴンクロー、10万ボルト、波乗り、空を飛ぶ

努力値は、とりあえず特攻を最大に。ほかは基本的にどうでもいいが、
操作ミスで岩石封じを喰らった時のことを考えて素早さも鍛えておくといいかも知れない。

基本的に、特攻に努力値さえ入れていれば、弱点を突いたりドラゴンクローを使っている限り、
ほぼ全てのポケモンを倒せるはずだ。空を飛ぶはあくまで移動用。

壁となるのはヘラクロス。
相手の能力の詳細がわからないが、努力値抜きの最高能力かつ特防補正だと仮定すると、
ドラゴンクローで確実に倒すためには、特攻が415も必要（バッジ補正も考慮の上）。
努力値が最大でも、特攻の個体値が10以上で補正が必須。
（Lv70捕獲時の能力でいうと特攻が244以上必要）
空を飛ぶならまず一撃だろうが命中するとは限らない。

さらに、最初のポケモンでカメックスを選んでしまった人は、
フシギバナがさらなる壁として立ちはだかる。
こちらは、仮にレックウザの特攻が最大値であっても、確実に倒せる保証は無い。
（竜のキバでも持たせれば別だろうが、やはりお守り小判を持たせたいところ）
おとなしく、空を飛ぶを抜いて（他のポケモンに空を飛ぶを覚えさせて）、
火炎放射を入れよう。これなら、ヘラクロス共々、どんなに個体値が低くても確実に倒せる。

レックウザが使えない場合は、スターミーを使うことをおすすめする。
波乗り、サイコキネシス、10万ボルト、冷凍ビームで弱点を突きながら戦おう。
ただ、特攻が302以上ないと、キングドラを一撃で倒せないことがあるかも知れない。
個体値で言えば7以上（補正必須）なので、それほど困難ではないだろうが。

なお、強化四天王+チャンピオンを倒すと、70200円（お守り小判）の賞金が手に入り、
学習装置を持たせたポケモンには合計36009ポイントもの経験値が入る。
これを無駄にするのはもったいないので、
12週ごとに買い出しに行くとか、育てたいポケモンに学習装置を持たせておこう。

…十分な能力値を持つレックウザを使い、どんなに効率よくプレイしても、
四天王とチャンピオンを勝ち抜くには10分はかかるだろう。
それを200回、まあ最初の1回を除いたところで、実に33時間以上である。
時間で書くと大したこと無いように思える（？）かも知れないが、
単純作業の反復による精神的な疲労は大きい。
一日に何回は殿堂入りするとかの目標を立て、少しずつ達成していこう。

・タマゴ自慢

条件：タマゴを孵した回数が、1回、100回、200回、300回に達するごとにシールをもらえる

あくまでも「孵した」回数であって、タマゴ自体を産ませる必要は無い。
殿堂や対戦勝利と異なり、回数を直接確認できないので注意。

他の自慢に比べると、明らかに楽に感じられる。
このバージョンの育て屋は使いづらく、マッハ自転車が無いことを考慮したとしても。

最も手っ取り早い方法は、ルビーサファイア（ベストはエメラルド）で、
孵化直前まで温めたタマゴを、ポケモンボックスを使ってまとめて転送することである。
これなら個数の把握もしやすいし、使いにくいファイアリーフの育て屋を利用することもない。

孵化歩数が最も短いのはコイキング。
上記のボックス法を使うにしろ使わないにしろ、効率よく回数を増やすならこいつが一番。
大きさ比べ（→釣りの名所の釣りおやじ）で気を紛らわせつつ、
あっという間に（あくまでも他の自慢シールと比べれば、の話）達成できるだろう。

もう少し前向きに取り組みたいのなら、ファイアリーフの育て屋を使わなければ誕生しないポケモンを
孵しながら回数を稼ぐ方法に挑戦してみよう。
例えば、Ｌｖ50の対戦でメガホーンを覚えたアズマオウを使いたい場合、
ファイアリーフの育て屋で両親遺伝を利用する必要がある。
300個なんて、高個体値、良性格を狙っていればあっという間だ。

ちなみに、両親が同じ種族（進化前後も別種と見なす）で、かつID違いの場合、
最も早くタマゴが産まれる。孵化歩数には影響しないが、素早くタマゴを集めるなら覚えておこう。

・対戦勝利自慢

条件：通信対戦勝利数が、1回、25回、50回、100回に達するごとにシールをもらえる

トレーナーカードの裏や、通信コーナーの成績表に記録される勝利数と同じ。
つまり、ユニオンルームでのバトルやマルチバトルはノーカウント。
コロシアムやXDで対戦してもカウントされない。念のため。

結論としては、通信環境を用意して自作自演で増やすのが手っ取り早い。
他方が「逃げる」を選択すればあっという間に勝負がつく。

それが嫌というならば。とにかく戦い続け、勝ち続けよう。
苦労して手にする勝利だからこそ、自慢シールも輝くというものだろう。
友だちを集めて、定期的に対戦会でも催せば盛り上がる。
身近に仲間がいなければオフ会を探そう！

より効率の良い方法や、情報に誤りがあればご指摘を。
ダメージ計算関連は結構いい加減な可能性アリ。