[125-7] ベンド精度 がうがう 2005/05/06(金)17:56 修正時間切れ
|
soqさん、初めまして。(ですよね?^^;) 以下、Yコマンドの解釈について知っていることを情報出しさせていただきます。
おっしゃるとおり、MLDCで出力したmldは、Yの精度が半分になります。 つまり、 [MLDC] 0〜64(中央)〜127 → [MLD] 0〜32(中央)〜63 # MLDCの掲示板で昔書いたことがあります。→http://www.naka-net.com/SOFT/MLDC16/bbs/custombbs.cgi?no=3702&reno=3699&oya=3699&mode=msg_view
実はコレ、MLDCの仕様ではなくて、MFi ver3.0の仕様です。 つまり、ATS-MA3-Nで出力しても同様の精度になります。
ただし、MLDCでは2で割って「切り上げ」、ATS-MA3-Nでは2で割って「切り下げ」となっていますので、Yに奇数をセットすると結果がずれることになります。 # MLDCの掲示板に書いている「"Y65"と"Y64"が同じ」というのはATS-MA3-N出力の話で、MLDC出力だと「"Y63"と"Y64"が同じ」です。
また、MFi ver3.1(ATS-MA5-N)では、ベンド精度が128段階に拡張されており、Y63,Y64,Y65は同じにはならず、精度が保たれます。 その代わり、ver3.0ではベンドコマンド1あたり「4Bytes」だったのが、ver3.1では「8Bytes」になっています。 したがって、ビブラートなどでベンドを多用している場合、AL音源を使用しないのであれば、ATS-MA3-Nで出力すると容量削減できてお得です。
そんなわけで、私は基本的にYの値を偶数にするようにしています(^^) |
|