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ユーザ音色のドラムマップアサインやStreamPCMが使えるということで、 mldc16→mldcmfixATS-MA3-Nでmldを出力する方が増えていると思います。 ただ、ループポイントが設定できないのが困りものです。 そこで暫定策を紹介します。
MLDC16でループスタート(『)の位置に {00FFE716}を、 ループエンド(』)の位置に {00FFE717}を挿入します。 このバイナリはベンドレンジをそれぞれ22,23にするコマンドです。 他に使用されていないことが前提となりますので、 ベンドレンジ22,23を使用している場合は適宜値を変更してください。
次にいつも通り、mml,midを出力→mldcmfix→ATSでmld出力。
出力されたmldをバイナリエディタで開いて、以下のように置換。 ・0xFFE716→0xFFDD00 ・0xFFE717→0xFFDD01(無限ループ時。ループ回数nにしたい場合は0x01を(n-1)*4+1に変更)
以上で、ループするデータが完成します。
今回はベンドレンジで代用しましたが、mldcmfixが拾ってくれるイベントならなんでもいいです。 ただ、他に使用していないイベントで、4bytesバイナリとする必要があります。 |