焼け石水?

買った当初から、小鳥の囀りが聞こえてました。
ピヨピヨ、ピヨピヨ。
当時、同じ89Zagatoの TOPALO御大は小鳥が中に住んでるんでしょと中々面白いことを 言ってましたが、
色々分かってくると、その音が重大な問題だと分かって来ました。
エアコンのブロアファンの音なんですねえ。 そのころは、その日の気候によって音が出たりでなかったり、
1年後、エアコンのホースに穴が開き、エアコン修理したりして、
そのうち音がしなくなったりしました。

たまに音が出て居たのですが、例のごとく音がしない事もあり、
夏場と雨の日くらいしか使わないので、ブロアファンよりエアコンの効きのほうが 問題でした。
ところが、先日来、また音が復活してきたんですねえ。

最初は、どうも枯れ葉かなにか入りこんで、ファンのところで引っ掛かっているような音をしていましたが、
そのうち枯れ葉も取れたようで、今度はキーキー音になって来ました。
風量を上げると音も減ったりして・・・ これって、実は末期症状だったんですわ。

赤→黒ZagatoのKiri@さんの外気取り入れ口からの「必殺オイル差し」を提唱されてまして、
詳細はkeithさんのページに書かれてますので、割愛いたしますが、
そのうちやってみるべー程度に考えていたのでした。
が、エアコンパネルリレーヒューズ切れの件あたりで、末期の末期症状が・・・(今から考えると)

ファンは1,2,3,の風量が選べますが、風量1だと風がでません。あれ?
おいおい、と2にしますと動きだします。
これは、実はそーとーブロアファンの軸に負荷がかかってる状態なんですねえ。

エアコンが冷えるようになったのにファンがまわらないんじゃあと、前出の「必殺オイル差し」を 試そうと、潤滑剤探し。
keithさんのように表面処理系のがいいなあと思ってバイクパーツ屋など行ってみますが、
良いものは見つからず、しょうがないので、有名なオイルメーカーのもので我慢。
かなり奥まったとこらしいので、こんなもの作ってみたんですが、やっぱ霧状にはでませんな。

バルクヘッドの外気取り入れ口
カバーの下には、フィルター無し

真ちゅう管で、延長ノズルを 作ってみましたが、
現物合わせでもっと細かな 設定が必須です。
潤滑剤系より、オイルや グリス系のほうが良いとの話も・・・

keithさんのページどおり、配管観察用ミラーを使って・・・・

どうして、こんな苦労をするかというと、どうやらマセのブロアファンを交換するには、
エバボレーターケースを取り出さないといけないらしいのです。
エバボレーターケースは、ダッシュボードを外さないと取り出せないらしいのです。
エバボレーターには、エアコンの配管と、ラジエーターの配管が繋がっています。
(当然、フロンガスと冷却水は抜きます)
プロにお願いしますと、部品代含め、十うん万円からうん十万円するらしんです。
で、プロでもその作業は、工賃に見合わないというほど、面倒な仕事らしいんです。
で、私のように外気取り入れ口から、ブロアモーター軸への注油という、延命作業となります。

さーて、うまく潤滑剤が軸受けに届いたでしょうか。
作動てすと! あれ? うんともすんとも言いません。
風量を変えてみても・・・シーン・・・ 。

これは焼け石に水というか、後の祭りってやつ??