ヘッドライトの枠
ヘッドライトをチューン?したので、 前から考えていた、ライト枠をどうにかしなければと思った。
ライトの周りのプラスチック製の枠は、ボルト締めされて付いているのだが、 ボルト止めする部分が割れていたりヒビが入っていたりする。
経年変化を考えるとわかるのだが、他のマセ仲間のこのあたりは、 けっこう綺麗だったりするので、どーしてだろうと考える。
基本的に壊れないがボディのヤレはいろんなところに見受けられるので、 ちょっと悲しい。
助手席側はどうにかボルトを外すことが出来て、ヘッドライトも外せるのだが、 運転席側が・・・・・
マニュアルではバルブ交換は内側からとなっているが、助手席側はバッテリーがあって手が入らない。
光軸の事を考えると内側からが正解だろうが、メンテナンス性からいうと、ヘッドライトを外しての方がやりやすい。
それで、運転席側なのだが、ボルトが錆びて固着している。 固着しているだけなら良いのだが、ネジ穴が一緒に回ってしまっている。
これだと一生ボルトが外れない。 どうして、ネジ穴が回ってしまうかというと、ネジ穴自体がボディに切られているのではなく、
ネジ穴部品がボディにカシメてつけられているからだ。
いわゆるホームセンター等で売られているハンドナッターのようなもので、ボディに付けられている。
長年の錆で一体化してしまった、ボルトとネジ穴は、 カシメよりも強くなって、ボルトを回すとネジ穴まで、回ってしまったのだ。
運転席側はプスチック枠の上の2つのボルト両方がそんな状態だ。
助手席側もどうにか生きているような状態で、一度ネジ穴の山が錆によって、ダメになりかけ、
ボルトが効かなくなったが、
タップ(ネジを切る道具)を切って、ネジ山を復活させる事を思い付き、 今はどうにかボルトが止まっている。
いずれは、どうにかしようと思っていたが、これといった対策が見つけられないままいたら、
ある時、222のKANさんから、以前同じ状況になり、その時は先曲がりラジオペンチで、
裏からネジ穴部を挟み、ボルトを回して取ったと聞いた。
そのやり方があったか!と思ったが、良く考えたらボディのその部分はたしか袋状になっていて、
裏から、ラジオペンチを入れられなかったように思った。
あらためて見てみると、おやあ? ネジ穴部品に触れられるように、裏に穴があいているようだ。
これならいけるかな? インタークーラーへのパイプが邪魔なので、まずはパイプのホースバンドを外して・・・
(いいのかなあ)
でもインタ−ク−ラ−側って、メッキパイプより ゴムパイプの方が径が小さそうで抜くのが大変そうなので、三つ又側を先に外して・・・
メッキパイプの裏がけっこうサビサビ・・・・・(今度錆び取りしよう・・・)
メッキパイプは抜けるけど、これは、インタークーラーに付いているゴムパイプを外さないと、
手が入りません。
入っても裏のネジ部を挟むには、 ちょうど良い感じの先曲がりラジオペンチが必要です。
デジカメが壊れてしまったので、図説・・・。 良く考えたら先曲がりペンチの方向が逆??
左の図のように、 ネジ穴部品が別体に なってます。 おそらく、右図のように先曲がりペンチを 使うはず・・・ |
あれこれやってみましたが厳しい・・・・・っていうより無理っぽい。
ちょうど雨が・・・もうちょっと時間が取れる時にやりましょう。
その前に、大きな悩みの種が一つ見つかった。 この間から気になっていたが、運転席側ドア真ん中あたりに、
みょーなぽっちが二つ。
これは錆が、内側から浮いてきてるのですな・・・・。 やった後、タッチアップが出来るかどうか分らないが、
錆の浮き部分を紙やすりで平らにできないかと、やり出した私が大馬鹿だった。
どうしてこんな事は簡単に手を出してしまうのだろう。馬鹿ですねえ。
塗装浮き部分の頭を削っていったらどんどん中に入っていって・・・ へこんでる。
これはこのまま行くと大穴が開いてしまいますです。 このマセ徒然草の最初の頃にも書いたが、
もともと運転席側ドアの下部には大穴が開いていた。
このフェンダー下部から続く部分は錆が浮きやすい部分で、 うちの車くらいの年式だと、浮きかけている車をよく見かける。
前は鉄板溶接板金をやってもらって、綺麗にしたのだが、 またプロのお世話になりそう・・・・
相変わらず傷だらけのマセラティだなあ。