トノカバーが治る

トノカバーて言うのは、幌をしまった時にかける座席の後ろトランクの前の
カバーの事です。マセは室内同様革製です。
ある早朝走行会の時に第四のマセ乗り ムッシュウ イグーチさんに馬具用のミンクオイルなら
革がずいぶん柔らかくなって、トノカバーに良いですよ。
と言われ、さっそく探してみたのですが、近所には有りません。
あたりまえですが・・・ ヴィトンとかには置いてるのでしょうか。
キーホルダーとかに付いているリングをトノカバーの留め金にくっつけて、
装着位置をやや外側に持って来て縮みに対処している人もいるらしく、
それも試してみましたが、(家にあったミンクオイルもべた塗りして・・・)
やっぱり相当縮んでいるようです。
しかもドア側のホックも片方取れている。
そんなおり、 休日にふとトノカバーが治せないかと思いつき、
OCCのHPに紹介されている 大竹内装店さんに行ってみました。
じつはとても近くなので前から探していたのですが なかなか見つからなかったのです。
(看板も出ていないので分りませんでした)
「これは継ぎ足さないとだめだねえ。みんなこうなるんだよ革だから。 マセラッティと言えばスピリット?」
とあっさり内装やのおじさんに言われてしまいました。
スピリットと言えば、秋山さんやムッシューイグーチさんも買ったお店だ。
どうやらスピリットはこの店に出していたらしい。 そんなら経験豊富だろうから安心。
「2、3日で出来るよ。2万くらいかな。」とのこと。
ちなみに合皮でまるごと作り直すと4万5千てとこらしい。
そのへんはおじさんがやる訳だから交渉の余地があるような気がするが、
純正はすごく高そうだしなあ。(MIEで一度聞いた事があるが、だいたい 14万くらいしたような・・・)
後で色々調べたら、けっこう良心的値段設定のようだった。
車を使わない平日に持ってくることにして帰ったが、結局平日は仕事がドタバタ して持っていけなかった。
しょうがないので土曜に約束して持っていったのですが、
タイミング悪くOCCのバーベキュー大会が翌日の日曜で車無しで参加となりました。
OCCのイベントて事だが言い出しっぺは秋山さんなので、
もちろんマセオーナーは参加多数。
先日早朝に遊びに来られたカリフのPIAさんや
極とんフォーラムに初めて?の書き込み常連として登場した、
シャマル(デトマソ時代のマセラティのフラグシップスポーツ。V8 3200ccもちろんツインターボ。
なんとホイールベースはスパイダーとおんなじ。で、でーんと張り出したブリスター フェンダーはギブリをも上回る。と言っても知らない人の方が多いか・・・)
オーナーの石川さんも来るらしい。
ギブリオーナーでいままでお会いした事がない、TAMURAさんも来るらしい。
車で行けないのは残念・・・。
当日は生憎の雨それも嵐に近い。
嵐の中のバーベキューとはまさにマセにふさわしい。
マセ仲間が集まる時は 雨やら雪やらがつきもののようで・・・
みなさんシャマル談義に花を咲かせておりました。
石川さんはシャマルの前も222に乗っていらしたらしく、独自のノウハウを お持ちのようで、
なかなか興味をそそるお話を聞けました。
で、月曜本当に内装屋さんから電話があってトノカバーが治ったらので 少し暇だった会社を早く出て、さっそく車を取りに・・
おお!しっかり治ってる。素人の心配はプロには通用しないのか けっこうイケテル。
その日は夜にもかかわらず、オープンでドライブを楽しんでしまいました。
うひひだんだん美しくなるなあこの車。
次は割れたフロントスポイラーかなあ。