センターコンソール自作大作戦Part2

あららら・・・・
作りだしての印象はこれの連続。
●まず、採寸のため、プレスチックのコンソールを外そうとしましたが、上手く外れない。
オーディオをとれば、簡単に取れるらいいのですが、オーディオの配線もこんがらがっていて 良く分りません。
ステレオの配線のように簡単ならいいのですが、車は電源が色々あるらしく、 「みんなこれ分かってるのかなあ・・・」と感心しました。
配線をたどっていき、どうやらこれと これを外して・・と考えているうち、かみさんがバシバシ外してしまいました。
オイオイ・・(分解は女性の方が向いている?)
オーディオがはまっている枠とコンソールを止めているツメがわかり、無事外れましたが、
前述の外国の方のHPに出ていた寸法図とはびみょーにちがうようでした。
●Adobe Illustrator で下絵を描き、プリンターで出力したものを、アルミ板に貼り、
けがき線をいれ、切断。しかし久しぶりに出してきた金鋸は切れません。
オーディオとエアコンパネルの穴を開けるため、糸鋸も購入。
まっすぐ切るのは至難の技。
ややイビツですが完成・・疲れました・・ですが結局アルミ板は、 使用しませんでした。
●さて、板の切断です。
が、固い!!カリンの木のこぶの部分をスライスした板のようですが、
節が固まって付いているようなモノで、家庭用の折畳みの鋸では綺麗に切れません。
「固いのなら金属用の鋸なら・・」糸鋸に付いて来た金属用を使ってみたら、
大正解。
鋸の目も小さく、綺麗に切れる。Good!!。
しかし、固いのは変わらず、しかも穴開け加工まで・・・
東急ハンズなら簡単に切ってくれるのかなあ・・・。疲れた・・・。
●マセのコンソールは下の部分に15度角度をつけてます。
そこがミソで、木目が上から下まで、綺麗に流れていないといけません。
当然私のは平面の板なので、そこを角度をつけて繋げなければいけませんが、
なるべく木目が同じような部分を探し、ぱっと見木目が繋がっているように見える ようもう一つ板を切断しました。
しかし繋げる所の15度はどうやって切ればいいの?
色々考えましたが、全てカンでやることにしました。
(おいおい・・・) 後でけずってどうにかしよう。
●部品は切断出来たので、後はそのカタチに削ります。
木工用のヤスリを購入。削って、削って、削って、削って、削って、削って、
いつまで削るんだー。
しかし板の厚さは1センチ削りがいがある。
kiri@さん方式なら、コーティングの厚みで3次曲線がでるのに、何やってるんだろう。
その頃から自分のやっている事に疑問が生じてきました。
こんなに厚くないぞ、本物はー。

そんな折、マセ仲間のひとり滝澤さんが御結婚をされたので、そのお祝をかねて、
お花見をkiri@さんと勘山さんが企画。
あいにくの雨でしたが、芝公園でマセ仲間が集まりそのうちOCCの方もかけつけ、
盛大?に開催しました。
その時すでに勘山さんのコンソールは完成していたのです。
しまったー。また先をこされたー。
なんと勘山さん方式は、はとんど東急ハンズ(地方の方は分りませんね・・まずい) で部品制作。
合板を購入し、その場で寸法図を描き、ハンズの工作室に依頼。
15度の角度にもちゃんと切ってもらえて、ハンズに売っていた天然木のシート (おそらくバーズアイメイプル)を上から貼りコーティングを施したらしい。
土台の合板と切断に1700円くらいしかかかってないそう。しかも時間も・・・
またまた自分のやっている事に疑問が生じてきたあ・・・。
「はやく見せてくださいよー」と言われてもまだ削ってるよー。
●勘山さんのを見て気をとりまおし、制作に力をいれる。
だいたいのカタチになったので、上と15度に折れた下を接続。
ぴったしいかない。カンで切ったので当たり前。びみょーな線を削って、 どうにか自分を納得させ、接着。
エポキシの接着剤なので、アルミのベースはいらんでしょう。
●カタチが出来てからも細かいところを整えて、削る削る削る削る削る削る削る削る削る削る
いつまで・・・もうやめよう。
部屋は悲惨な状態。夫婦仲も悪くなる。
●カリンの木はやや赤いので、マセのウッドに合わせるため、着色。
とりあえず着色ニスを買う。
色々テストをしたが、買って来たライトオークで正解と思いいっきにいく。
このころから、時間を第一に考えるようになる。
あわせてみるとけっこういけてる。と自分を納得させる。
●コーティング済は勘山さんお薦めのアメリカ制のもの。
しかし・・・最後で失敗。
2液性のエポキシなのだが、kiri@さん勘山さん方式の平面なら、 均一にコーティングされ、
端は表面張力でうまく3次曲面になるのだが、わたしのはもとから、 3次曲面なので、コーティング剤が流れ落ちてしまう。
流れた後はむらになる。
どうしたらいいんだー。コーティング剤は完全乾燥に5日もかかる。
この状態では・・・と思った私はその上からまたコーティング剤を・・・
少量を混ぜたので、気泡が入りそれをならす為刷毛を使ったのがよけい酷い状態に・・・
がーーーーーん。よけい夫婦仲が悪くなる・・・・。
●コーティング剤が乾いた所でテストしたら、削って均して仕上げていけば、
そこそこ 艶がでるようなので、
乾いたところでまた削って磨いて削って磨いて削って磨いて削って磨いて 削って磨いて・・・・・・・・つかれたーーーーーーー。
とりあえず、山口師匠の御提案の車いじりー大会があるらしいので、 その日には間に合うようだ。

しかし分厚いなあ。