オイル交換

駐車場の件は片付いてないのだが、ずっとオイル交換をしてなかったので、 やることにした。3000km毎が基本だが、今回は横着をして少し距離が行ってしまった。 トラブルを避けるため、貸しガレージでやることにした。
新木場の貸しガレージは週末でもいつも空いているのでありがたいのだが、 やはりお金がけっこうかかるのが、痛い。
オイル代を安くあげても、ガレージ代がそこそこかかると、お店でやってもらうのと変わらないか、それ以上になってしまう。
マセの場合(どの車もそうなんでしょうが)このオイルがいい!! と皆さんが言っているオイルは高いオイルばっかりで、困る。
指定が15W/50だったり(オイル交換やらない人は分らないか・・・けどマセ関係の人しか見てなさそうだし)するので、必然的に高いオイルになる。
ターボが2つも付いているので、固めの高いオイルがいいのは分るが・・・
マセを買う前にカリフにお乗りのチャーリーさんが、モチュールがいい!!と言っていたので最初モチュール(ルマンorコンペティション)を入れたのだが、その頃は探さないと無かったし、すごく高くて工賃込み2万くらいした。
今はモチュールと、現在MASERATI指定オイルのセレーニアレーシングを交互に入れたりしている。
モチュールはいつも治してもらっている、目黒のS店が使っているし、
セレニアは222Eにお乗りで、MASERATIユーザー車検友の会の会長でもある TKさんが懇意にしている、フィアット・ランチアメンバーズクラブ(FLMC)のサマーセールで安くなっているので買っている。(TKさんに感謝。しかし、前述のFLMCは都合で御商売を一時休止するそうで、残念。)
だから夏過ぎのオイル交換はいつもセレーニアレーシングなのだ。
なんか響きがかっこいいいなあ。

今回も貸しガレージは私一人。となりでやっているのはガレージの人のよう。
お店の名前も変わっていたし、ここも経営状況が危ぶまれる?
オイル交換には新兵器を持ち込んだ。自転車の空気入れのような、手押し式オイル交換機だ。
これが役にたてば、オイル交換だけなら簡単にできそう。ただ、マセが、上抜きokならの話。
(上抜きとは、オイル量点検ゲージを差し込んでいる筒から、ホースを入れて吸い出す方式。
ガススタンド及び、大手量販店はこの方式。ただ吸い出す機械が必要なのとエンジン形式でうまく抜けない場合がある。
変わって下抜きはエンジン下のドレンボルトを抜いて下からオイルが出てくるのを待つ方式。まあこれが基本なのでしょうが、自動車工場はこの方式?ただ、車を上げて潜らないとね)
最初はモチュールを探して、大手量販店でやったので、当然上抜きだった。
その時のメカの話では5.5リッター出たって話だから、上抜きも出来るはずだが、その後、オイルをいれたら、4.8くらいしか入らなかったらしい。 マニュアルによると、フィルターを交換しない時は5リッターと書いてあるので、 うーん最初に多く入ってた?
ドレンボルトのガスケットも3個手にいれたので、確実そうな下抜きにすりゃいいのに、交換機を使いたくて、わざわざ貸しガレージを借りてやってしまう私って・・・
しかし、今回はフィルターも交換するのでいいとしよう。

まず、交換機のホースを繋いで、ハンドルを上下してみる・・・おお出てくる出てくる。
固いオイルなので、けっこう力がいりますな。 しかし、ちゃんと使えるもんだなあ。場所さえあれば、オイル交換だけなら簡単かなあ。
ガレージにある、オイル受けがいっぱいになるくらい出た。 ここで、ドレンを抜いてみれば、上抜きと下抜きの差がわかるのだが、 ばかな私はそれをしなかった。(意味なし。しかし、交換機だし・・・)
フィルターを外そうとするが、ガレージにあるフィルターレンチは頭にかぶせるタイプで、整備性の悪いマセは厳しい。
フィルターは純正ものじゃなく細くて長いタイプなのでよけいだ。 フィルターレンチもそういう時のために、オープンタイプのものを買っておいた。
フィルターは無事エンジンから取れたのだが、こんなにオイルが出てくるとは、知らなかった・・・ベルトとかにかかってしまうじゃないか・・・
しかも・・・取れん!!
エンジンと、スタビライザーの間から抜く以外にないのだが、
フィルターの大きさが・・・一瞬ボーゼンとしたが、抜かないと始まらない。
ベルトは伸縮性があるので、力技で取るしか無い。

このフィルターはフィアットランチャ用として売ってるやつで、マセに合うと聞いて買っておいたのだが、着けたのは例のS店のメカの方で(私が持ち込んだので・・)
その時は考えてなかったけど・・・・苦労が偲ばれる。
取る時は変型してもいいけど・・・

どうにかむりやり旧いフィルターを取って、新しいフィルターを入れてみる。
こちらはMIEから取り寄せたもので、やけに平べったいかっこうをしていると思っていたのだが、その辺の事情を考えているのねと気付いた。
やはり純正指定?のフィルターはすんなり入りました。

「フィルターは基本的に2種類しか、口のねじ形状は無いと聞いているので、 他にも合う物はあるのでしょうが、マセの場合(特に222系)はスタビとエンジンの間隔が狭いので、平べったいのを選びましょう。
後でメカの方に聞いた話では、スタビの付き方も固体によって違うらしく(スタビ自体の形も違うの?)、純正でもえらい苦労する物もあるそーです。」

オートメカニック誌を読みながらやったので、まっこれでokってことにして、 セレーニアを入れていく。固いので入れるのも時間かかるなあ。ジョウゴの口から出るのももどかしい。
軽量カップもあったので、5.5リッターしっかり計って入れてしまった。 終わって、ゲージで計ってみると・・・おやあやっぱちょっと多いなあ。
最初にやってもらった時も4.8くらいしか入らなくて、しばらくして計ってみたら、減っていたので、しはらく走ってみてみよう。 もしかしたら上抜きだとしっかり抜けないのかも。
フィルターからの漏れもないようですし・・・オイル交換は無事終わり?

貸しガレージの時間計算ではちょっとまだ時間ありそう。 下回りチェック!!
ATのオイル漏れはリークリペアが効いているらしく、止まっている。
エンジンの方は・・オイルパン左右に付いているホースからの滲みがありますな。 ホースバンド増締めしましょう。あららけっこう簡単に回ってしまった。 ここもホースがやせているのね。
デフは・・・どうも漏れが止まってないようで・・・シャフトの出口か、 上のエア抜き穴からか・・・。

あっ効かなくなったエアコン!!コンプレッサーが回ってるかみなきゃ。
しかしコンプレッサーは回っていた。
コンプレッサーのプーリーの中にある円盤も回っているか見なさいと
YA師匠に教わって見たのだが、回ってる・・・
リキッドタンクの窓も白くなってるみたいだし・・・ よく分らないまま時間もきたので、終わりにしたのだが・・・・
帰りは風が涼しくなっていた・・・弱いけど。

うーんまた自然治癒?
あの時はコンプレッサーのリレーが熱で作動不良を起こしたか・・・ リレーを交換しておこう。

しかしいつも思うけどセレーニアレーシングはいいなあ。すっごくエンジンなめらかあ。
高いだけの事はある。