組立編1
更新をしないで、はや5ヶ月.。 そろそろ、見放されているかと思っていますが。
それでも見てくれている方がいるようですので、ちゃんと更新しなければ・・・
言訳になりますが、 突然、身内に不幸があり昨年末から作業がストップしてしまいました。
落ち着くまで、何も手に付かず、 社会復帰後も急な忙しさで作業時間が無く、
合間を縫って地道に作業を進めてまいりました。 今回はその記録的内容になります。
エバボ組み込み
分解出来たんだから。組み込みはその逆。などと簡単に考えていた私ですが、
やはり組み込みにもかならず面倒が付きまとうのが、手作り車の良いトコ?
外してしまったケーブル類が邪魔で、なかなかうまく収まりません。
私はここで大きなミスに気がつきました。 ダッシュ裏にのたくっているぶっといケーブルの束は、外さないほうが懸命です。
しかも。私は、それらを結束しているタイラップを切ってしまったのですが、 よく見ると、再利用可能なタイプで、
緩めれば事は済んでいたのです。 ああ、素人の浅はかさ・・・
しょうがないので、元のタイラップの輪っかを利用して締め込む
その他ケーブルは、全部ダッシュ取り付け穴等を利用し上から引っ張って エバボ組み込みの邪魔になりそうな部分を極力無くし、
一気に組み込み。
でも、どうも位置が・・・どうやらエアコンガスのホースが邪魔してるようで・・・
かなり凄い状態ですが・・ |
配管
エアコンの配管も苦労しました。 低圧側の太いほうは、エバボ自体を動かしながらどうにかはめました。
配管には問題が多々ありまして、分解の逆順から言いますとエバボを車体に固定してから 配管を繋げることになりますが、
エアコンの配管って、エバボをある程度の位置まで組み込んから配管を繋げて、
最後にエバボを最終的な位置にもっていき車体に固定するようで、 配管が微妙な曲がりかたをしているんですねえ。
そのため 高圧側の細い配管はどうやってもフレアナットが締め込めません。
先に付けていたエキパン の角度も関わっているようで、エキパンも車体に組み込みの段階で、 調整しながら組み付けるのが、良のようです。
しかし、こんな事でいいのかなあ。
ここで、手に入れたフレアナットレンチと、バーコのモンキーの出番なんですが、
中々狭いとこで、頭を使いながらやりましたが、やはり良い工具は良い(なんじゃそりゃ)
配管を締める規定トルクですが、部品を注文する時にMIEに聞いてみましたが、 どうやら私の英語は通じたようなのですが、
答えは「エキパンやリキタンの規定トルクは設定されてません。」て事でした。
て設定されていても、配管用のトルクレンチなんて持ってませんからしょうがないんですが・・・
エキパンや配管のOリングは、事前にR134a用のセットを入手しておりました。(レトロフィットを視野にいれて)
YAMAGUCHI師匠や、TAKIZAWAさんは、電装店などで、単品入手ですが、 私の場合失敗もありうるので、余裕をもってと・・・
工具屋{ストレート」はOリングセットも安いです。しかしR12用のはもっと安い。
人によっては、R12用とR134用の違いは色がついてるだけって言う人もいますが、
電装屋さんの話では、Oリングの太さの設定が134用のほうが太いようです。 Oリングには、組み付け時にコンプレッサーオイルを塗りましょう。
私は、YAMAGUCHI師匠のページで知った、エアコンパルを近くの空調機器屋さんで入手。 けっこう使い易い。
やっと、配管を組めたと思ったら、エンジンルームから配管が来ているトコのグローメットが外れてます。
振動を吸収するような形状ですので、ちゃんとはめねば・・・って車内側から引っ張っても うまくはまらない。
エンジンルーム側から、配管のすき間にむりやり手をつっこんで、うぉーって感じで押し込みます。 はあはあ。
配管締め込みは、どの程度までやればいいのか気になりますが・・・・最初外した時の締まり具合を思い出し・・・
とりあえず、次のヒーターバルブ取付の前に、配管に断熱テープを巻きます。
パテとかコールドテープとか呼ばれるネトネトした断熱剤は、配管の結露から車内を守ります。
しかし、これが中々売ってない。 エアコンパルを入手した店で聞いてみましたが、
屋内用エアコンに使う断熱テープは違うようで 発泡スチロールをテープにしたような物しか出てこなかった。
色々検索しまくり、これまたYAMAGUCHI師匠ご用達の「エスコ」のカタログを見てみると これは!っていうものがあったんですが、
来たものはやっぱり違う。でもこれしかないから、断熱効果は同じと思い使用。
パテは電装屋さんに頼んで少しわけてもらうのが、一番手っ取り早い入手方法のようです。
ヒーターバルブ
ヒーターバルブは、配線コネクター を外した時に、キャップ部分を割ってしまいましたとHPに書き込んでいましたら、
ありがたい事に、TAKIZAWAさんから、「使わない物があるので、差し上げます。 」とのメールをいただき、
なんとヒーターバルブまるごと他、エバボレーターの弁、ソレノイドバルブなどエバボ関連品を色々いただいてしましました。
いただいた物のほうが、自分のものより新しかったので、お言葉に甘えしっかり使用させていただきました。
ありがとうございます。
ダッシュ組み込み
やっとダッシュ組み込みできそうです。 ここまで、かなり時間が経ってしまいました。
借り物の駐車場ですので、ダッシュとか大きいものは作業中置く場所にも困ります。
ダッシュ外しはかなり苦労しましたが、組み込みは意外とすんなり。 (他のものに比べてですが) ただ、長い間外しておいたので、
微妙に変形しているのか、運転席横のボルトは位置決めに苦労しました。なにせスペーサーが7枚も入ってますんで・・・
スペーサーを入れないとドアの革部分とダッシュにかなりの段差が生まれるのに気づき、 改めて手作りーな車と思うのと同時に、
国産車の高度な設計と製造の確かさに思いを馳せました。
ダッシュの入ったし、あとは簡単と思っていたんですが・・・