ヘタレ的ヒューズボックス対策

ヒューズボックスがスターター不動の原因と分かりました。
メーター照明の配線も、開けてみると ステアリングのスイッチ部分から伸びた配線は、
やはりヒューズボックスの方へ向かっており、メーターへの配線はこれまたヒューズボックスの方から来ているようです。

結局ほとんどの電気配線が、一度はヒューズボックスを介して配線されているようで、
そこに、マセのトラブルの大半はヒューズボックスが原因と言われる所以なんだと実感。
(ヒューズボックスが普通の設計ならこれで問題はないんでしょうけど)

ヒューズボックスに関しては、触らぬ神になんとか状態だったのですが、
先日よりヒューズくらいは見てやらんとと思い、弄りだしたのがおそらくトラブルを招いた原因ではないかと推測。
実際、電気系のトラブルは、私が買ってからはヒューズボックス以外のところばかり。
「以外と大丈夫じゃん」などと思いながら、いっさい触らないで来ました。
それは、エアコンパネルを触って、再起不能にしてしまった経験も関係しているんですが・・・

で、実際トラブッてしまった以上はなんとかせねば・・・ とりあえずは、ヒューズあたりは磨いて磨いてやりましょう。
本来なら、新しいヒューズに換えるべきですが、横着にも装着されているものを磨くことに。
一部、ユーザーマニュアルとアンペア数が違って、??なヒューズもありますが、
どれも切れて無く、やはりボックス内部なんですかねえ。

ヒューズは紙やすりで磨き、ネット界で、有名な接点復活剤「コンタ○トZ」を塗布して 磨いて装着。


エンジンをかけてみますが・・・症状は変わらず。(あたりまえ。しかしながら、ボルトメーターはやけに元気になりました。
実際の数値に近くなったんでしょうか。 精神的には良し。)

こういった時には、YAMAGUCHI師匠のページを見て勉強しましょうと、
再度エンジンがかからなくなったあたりの記事を読み返す。
その後、スタータ線の二重化をして対処されているようだ。 うーむこれは、有意義な情報だなあ。
他の電装系にはトラブルが無いようなので、スターター線を引き直せば、問題ないよなあ。
やはり邪道かなあ。マセに乗るものである以上はヒューズボックスの恒久的対策をすべきか・・・

ヘタレな私は、さっそくスターター線を通せる穴を探しました。
穴が無い・・・YA師匠が線を通したと思われる余ったグロメットはちゃんと使われています。
すきまに通せるかなあ。

でそんな事をしているうちにふと気がついた。 そういやグローブボックスを外してからこうなったよなあ。
グローブボックスはあれから外したまんま。ヒューズボックスはグローブボックスの真後ろにある・・・
ヒューズボックスの配線は、ヒューズボックスの前で凄い状態でのたくっている・・・
配線は、常にグローブボックスの背で押されるような状態。 もしたして、端子の接触不良?

YA師匠のページで、スターターの線は、左側上から2番目の大きなコネクタの白赤の線と書いてある。
そーと、コネクタを外してみる。 左右のツメを押しながら、徐々に抜いていくと以外と簡単に抜ける。
(配線は邪魔しますが・・・)
コネクタ側の端子は、ヒューズボックスの平型端子を上下で挟むような端子。 「たしかにユルイ感じはする・・・」
この緩んだコネクタが、配線を押されることによってどうにか導通していたのでは?
といった甘い考えが浮かんびました。
だとすると、ヒューズボックスとコネクタの接点磨きをすれば、復活するかも・・・

でもYA師匠も書かれてますが、ヒューズボックス側の接点は、
コネクタの形状に合わせるように 四角くへこんだ奥にあって本体を分解しないと磨けません。
ヘタレな対策はどうにか本体を外さず、接点磨きができないか・・・

記憶から描いてますんで、
つっこみは入れないように。

 

で、考えたのが、これ 100円均一の大手「ダ○ソー」で、買ってきた平型ピンセット(切手収集とかに使う奴)
この大きさなら四角いへこみにも入りますし、先端形状がちょうどヒューズボックスの端子にはまります。
ピンセットなので、指先の力加減で強さも自在。

ヒューズボックスの端子磨きには良い道具だと思います。ハイ。

紙やすり用(1000番紙やすり) 接点復活剤塗布用(フェルト) 最終磨き用(4000番紙やすり)
とわけて先端に両面テープで貼り付け。(100円均一なもんで、4本買っちゃいました)
コネクタの緩みはどうしようと色々試行錯誤した結果、
熱収縮チューブを小さく切って端子の背のほうに詰め込んで みることにしました。

さあて、禁断のヒューズボックス対策(ヘタレ的)
スターター線のある、左側2番目のを皮切りに外しやすそうなコネクタから 徐々に外し、
コネクタとヒューズボックスの端子を磨いていく。
ヒューズボックス端子は、平型ピンセットがジャストフィットで磨けているようだが、 目視は出来ないので感覚・・・
しかし・・・ 中々厳しい体勢で、しかも暑い・・・(もちろん助手席は取っ払ってますが・・)
上のほうは配線が邪魔で、端子を確認しずらい。
コネクタのほうは、重要なスターター線あたりの端子にチューブをつめこみ、
あとのコネクタはそれなりに絞まっていたので、磨きだけにした。
どうにか3分の2あたりまで磨いたところで熱中症になりそうなので、やめた。
実は、右側の下から3番目と4番目のコネクタに、メーター照明線との導通が見られたのだ。
なので、その辺念入りにしとけば、照明も復活!なんて。
(メーター照明はほんとどこに繋がっているのだろう)

これでバッチシでしょう。だめでもグローブボックスを入れれば・・・ ・・・・シーン

結果・・・だめです。症状変わりません。ハハハ多分そーなんじゃないかと思ってたんですが・・・
やっぱ中身が問題ですね。他の電装関係は動いているので、部分的にはんだ割れとか、焼けてるとかでしょうか。
手っ取り早くスターター線の二重化ですか。

簡単なところで、メーター照明を・・・照明線は緑のコネクタの白赤線だと分かったので、
余ったセンターコンソールスイッチの配線から分岐して二重化?をしてみました。
無事ライトオンで、照明も点灯。(なんかヒューズボックスって要らないんじゃないかなあ)

台風の季節が終わったころに新たにヒューズボックス対策を試みることにします。
(追記:ナンバー灯が点いてない事を発見。球切れじゃなく電気が来てないみたい・・・)