エポキシの為に・・・
エポキシコーティングは、硬化に時間がかかります。
およそ24時間くらいが目安のようで、 失敗したと思って、やりなおそうと思っても、24時間しないと手をだせない。
エポキシコーティングがどのようなところに使われているのかと、インターネットをあたってみると、
フライフィッシィングとかする人の御用達だと分かった。
自作の竿(ロッドと言うらしい)とか作る時に、柄の部分をコーティングしたり、
ガイド(糸を通している針金で出来た、リング状のモノ)を固定した時に上から塗ったりするようだ。
また、疑似餌(魚の形をしてたりするものだから、ルアーって言うの?)を自作した時に、
コーティングしたりするようだ。
(すみません。つり関係は素人なもので、よく知ってる方はこんな説明だと納得しなさそうですな)
ほかにも木製カヌーやヨットの防水コーティングにガラス繊維と一緒に使っている。
基本的に水から木を守る役目は十分ってことのようだ。私の場合、突き板の木目をしっかり見せて、
鏡面のような、艶が必要なので、 前者のロッド製作のほうに近い。
ただ、エポキシは硬化後、黄変(全体が黄色くなったり赤くなったりする)ので、
それも考慮に入れて色を決めなければいけない。その点ウレタン系は無色透明のまま持続するようだ。
前回使用した、コーティング剤は箱から出してみると見事に、赤くなっていた。
硬化させなくてもしばらく置くと黄変するようだ。
そういえばマセのウッドのコーティングって、ちょっと黄色っぽい感じがするなあ。
24時間という硬化時間は色々弊害を招く。
粘度があるため、基本的に美しいコーティングを施すためには、刷毛や筆等を使わず、
そのままどぶ漬けか、上からたらす。硬化に時間がかかるので、自然に均されていく。
しかし、平面ならいいが、凹凸があるものは、重力によって、下方に流れていき、それがタレの原因となる。
釣りざおのように、丸い棒状のものは元から上手く塗れないし硬化中に垂れるので、
どうやるかと言うと、垂れないように少しづつ回転させていくらしい。
でも24時間も回してられないじゃん。と思ったら、 なんとフィニッシングモーターと言うものが存在した。
このようなもの。↓
これはすごいメカだ。単純明快一用途メカ。人はこれを純粋メカと呼ぶ。なんちて。
フィニッシングモーターは単純な割りに値段がするトコを見ると、需要と供給の問題のようだ。
やっぱり趣味の道具です。
中には、単純なのでフィニッシングモーターを自作している人もいる。
これは為になるなあ。・・・・こうゆのを見てるとインターネットって楽しい。
私はまた近くのプラモ屋さんに行ってみた。
まさかタミヤの工作セットは置いてないでしょうと思ったら、ありますよと、おにいさんはショーケースの奥から出してきた。
「今これしか無いんで子よね。」と言いながらほとんどの種類が揃っていた。 この店・・侮れん。
私はタミヤのギヤボックスキットの一番低速高トルク型を購入した。
何を作るかって? 自作フィニッシングモーターです。
で作ったものがこれです。↓
現在製作中のセンターコンソール2のベースが乗ってます。
電気の事は分らないので、一緒に買った電池ボックスの電池で、動きます。
上手くいくか????