ボディカバー
最近ボディカバーが風で飛んでいることが多い。
春は変に風が強い日があるが、 せっかくシートを張り替えしたのに、雨が染み込んでシートにシミなんてできたら、
小市民な私は鬱に落ち入ってしまいそう。
ところがシートがあがってきた次の日カバーが飛んでいた。(らしい)
次の日は雨が降らないと思っていたのに突然午後から降り出した。 会社から帰って気が付いたのだが、
どうやら丸一日以上カバーが飛んだ状態で放置していたようだ。 駐車場が目の前にないとこういう事がある。
カバーは前側に付いたひもが、辛うじてか上手くかナンバープレートにひっかかるので、
飛んで行ってしまうことはなく、車の顎下に押し込まれていた。 親切にレンガで重しまでしてくれていた。大家さんでしょうか?
ガーン・・・と言っていてもしょうがない。どうにか飛ばないように対策を練らなければ。
カバーは下部にシャーリングが入っていてゴムひものおかげで、締まるようになるのだが、
ゴムひもが伸びてしまって、買った当所の効力が無い。
オ−ダ−メイドのカバーを買うことも考えたが、シートに大金を使ってしまったので、
そんな金はない。
高いオーダーメイドなんてのになると、下全体が伸縮素材になっており、ビシッとボディにはまって全然飛ばないらしい。いいなあ。でもガレージがあるとそんな事は鼻から心配しなくて済む。やっぱり夢のガレージライフ。
カバーは消耗品だが、まだぜんぜんしっかりしているし、それでも裏起毛タイプの高いものなので、そんなにスグ新しいものはもったいない。
前側は引っ掛かりがあるので、とりあえず後ろを閉められれば飛ばないのでは・・・
まず、カバーを綺麗にして作業できるようにしなければ。
シート張り替え時から風雨に曝されていたので、まず洗車したかったが、その前にカバーを洗ってみようかと考えた。
ボディカバーは色々使ってきたけど、今まで洗った事が無い。 車体に付けたままブラシをかける?裏側は?
大きさと形状を考えるとどうすればいいのか。 しょうがないので風呂で漬けてみることにした。
でもデカイ。
結局、踏み洗い。ボルドーのぶどう踏み娘の心境ですな。そんな良いものじゃ無い?
しかしでるは出るは黒い汚れ。何度水を換えてもきりがないので、そのまま洗濯機で脱水してしまった。かみさんの目が恐いなあ。
でもそこそこ綺麗?になったようなので、しばらく乾かして、飛び防止索を高じることに。
下のゴムひもを新しくする事はできそうだけど、ゴムひもではまた伸びるだろうし、
サイドにボディに引っ掛けるためのフックが付いているが、それから、ボディにひっかけるパーツがあったのかどうか定かでない。(おいおい)
サイド部分だけだとおしりが捲れそうだし、下でごそごそ したくない。
後ろだけ閉められればいいのだから、ベルトを付けて、下をまわして横で閉めることができれば・・・。
私はディバックとかに付いているベルトとバックル?を思い立ち、近くのホームセンターへ。
でもああいうモノってパーツの単品売りはしていないようで、アウトドア売り場にも無いようだった。
ホームセンターだしなあ。(後でアウトドア用品に詳しい人に聞いたら良く売っているらしい。うちの近くのホームセンターがだめならしい)
で、マジックテープの汎用ベルトがあったのでそれにした。
車に仮にかぶせて位置決めをしてから、縫い付けてみる。
考えてはいたけど、マジックテープは固くて 縫い付けにくい。
久しぶりに針仕事をしたけど、昔の人ってえらいなあ。 ミシンの無い時代にどうやって上糸と下糸を交差させて縫ったのだろう。
それよりミシンを発明した人のほうがえらいか。
縫い付けが終わったので装着実験。ちょっと下に付け過ぎました。 しばらくテストしてみます。