222ホイールの謎

昨年末、スタッドレスに履き替えたものを もう春ですし、夏タイヤに戻しました。
その時気づいた事を少々。

マセラティのホイール、現行のSpyderなんかは、なんとBBS製だったりするようですが、
89年型の222系は、ミッレミリア(Millemiglia)というメーカーがホイールを作っていまして、
90年型の222で言えば、SEあたりから、ホイールメーカーはOZにになっています。

私は、ミッレミリアというメーカーは日本では馴染みが無く、ホイールに付いているロゴマーグも
有名な1000migliaというクラシックカーレースと同じマークなので、 OZの別ブランドかOEM先くらいに思っていたのですが、
車を購入してからたまにミッレミリアというホイールを雑誌やネットなどで目にするようになり、
ホイールメーカーとしてちゃんと存在するのだと言うことが分かってきたのですが、
やはり、222のホイールのことからもOZに作らせてるんじゃないのー? くらいに思ってました・・・
だから222のホイールもメーカー名こそ違うが、鋳物の型は同じものなんじゃないかと・・・
(ミッレミリアホイールに関してよくご存知の方には大変申し訳無く思います。)

ところが、よくよく見比べてみますと、同じ222ホイールでもミッレミリア製とOZ製では、 微妙に形が違うのです。
何で比べられるかと申しますと、何度も書きましたが、スタッドレスを履かせているのは、
YA師匠から譲っていただいた、今は亡き旧SEのホイルだからです。
てことは、同じデザインで、別メーカーに作らせたって事。

この写真はミッレミリアのほうです。
OZホイールのほうが、リム部分の角がやや張っています。
また、さら部分の真ん中のへこんだ部分のエッジが ややあまい。
さらのエアバルブの部分に逃げのためのヘコミが、OZにはありません。
ミッレミリアのほうが、塗装が黄ばみやすいような感じもします。
というか、OZのほうが、やや青い銀で塗装されている感じですかね。

それから、譲っていただいたSEホイールはスペア含め5本のうち1本が事故の影響で、歪みがあり
代わりにスペア用のホイールを使ったのですが、その時はスペアタイヤも同じホイールを使っているマセならではと思っていましたが、
今になってよくよく見ますと、なんとスペア用はミッレミリアホイールではありませんか。

89年型のZagatoには、スペアタイヤ用ホイールとして、基本デザインは同じですが、 幅6.5Jの微妙に変なホイールが収められています。
(正規のホイールは7J)
(この事実は私が確認したのではなく、有名なTOPALO御大がまだ黒Zagatoの時、一時しのぎで装着されていた時に知りました。
おそらく私のも同じではと思いますが、私はいままで、スペアタイヤの世話にならずにすんでますので、未確認です。

車を乗るものとしてスペアタイヤの確認は必ずしましょう。

90年型にはスペアとして、ミッレミリアホイールが付いていたということは、余った在庫を スペア用にしてるのでしょうか。
てことは、ミッレミリアの在庫が無くなった後は、スペア含め全部OZということでしょうか。

89年型にスペア用として付いていた、6.5Jの変なホイールはいったい何の為に作ったのでしょう。
222系の前のビトルボ系は4穴で、PCD98mmでデザインも違います。

伊国内には2000ccバージョンもあったりしますし、それ用のを流用?

私の乏しいマセ知識ではぜんぜん分かりませんが、また謎が増えました。