〜路線バスの旅−短編シリーズ〜
十津川特急に乗ろう!
作成日:2006/12/02


バスマニアの中では有名な日本有数の長距離路線バス「十津川特急」。奈良交通の路線もだんだんと整理が進んでいて、そろそろ危なそうなので乗りに行って来ました。



 大和八木駅 ⇒ 新宮駅
奈良交通(1日3本:6時間30分)


▲ 十津川特急
奈良県の大和八木駅から和歌山県の新宮駅までの約170キロを6時間半掛けて走ります。停留所の数は約170、整理券の番号にはアルファベットも使われています。トイレ無し車両のワンマンバスで、運転手の途中交代はありません。 ちなみにこの奈良交通は独自のICカードを導入しているのですが、名前は奈良らしく「シーカ」です。



▲ 近鉄「大和八木駅」
出発場所は近鉄の大和八木駅です。休日という事で乗客がそこそこ居るのではと思ったのですが、乗客はわずか8名でした。 特急という名前が付いていますが、全部のバス停に止まるようです(謎)。


▲ 五条バスセンター
1つ目の休憩場所は、ショッピングセンターに併設された五条バスセンターです。待合室の売店で、名物「柿の葉ずし」を売っていたので昼食用に購入しました。 他のお客さんも購入している人が多かったです。


▲ 車窓から
五条を過ぎると山岳地帯に突入します。途中、湖のほとりを走ったり、田舎の風景が好きな私はとても癒されます。


▲ 狭隘区間
こんな狭い道も気にせずバスは走ります。運転手氏の姿が見えないのは、バス停で談笑しているおばーちゃん達とじゃべっている為です。 「あいかわらず人乗ってないねぇ〜」とおばーちゃんに突っ込まれていました。


▲ 上野地のつり橋
2つ目の休憩場所は上野地です。ここにはつり橋があって、観光する時間も取られています。高い所が苦手は私は、10メートルぐらい進んだ所で引き返して来ました(苦笑)


▲ 十津川温泉
3つ目の休憩場所は十津川温泉です。バスの営業所に併設されており、観光案内所もありました。道の反対側には日帰り温泉があるので、温泉に入って次のバスに乗るのも良いと思います。


▲ 熊野本宮大斎原
長時間乗車でお尻も疲れて来たので、熊野本宮がある「本宮大社前」でバスを下車しました。大斎原という所には、自称「日本一の大鳥居」があります。 ここからは新宮方面に向かう熊野交通のバスも走っています。


▲ JR「新宮駅」
終点新宮駅です。この路線は幾つか温泉地を経由するので、温泉宿に泊まりながら何日か掛けて乗車するのが一般人の使い方だと思います。マニアの方は一度も下車しない人もいるでしょうね(苦笑)




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