〜路線バスの旅−短編シリーズ〜
ひたちBRTに乗ろう!
作成日:2013/08/18


今回は、日立電鉄廃止後の路線跡を利用した「ひたちBRT」に乗る旅です♪

1.太田駅前 ⇒ 大甕駅前
日立電鉄交通サービス

日立電鉄交通
敢えて常陸太田経由で大甕に向かいます。4回乗り換えて3時間半掛かって常陸太田駅(JR水郡線)に到着しました。結構な長旅でした。。。太田駅からは日立電鉄バスに乗ってBRTが走る大甕駅に向かいます。 日立電鉄バスは結構レトロなバスを使っているようです。お盆のせいか終点まで殆ど乗客がおらず貸切状態でした。


常陸太田駅

JR水郡線

茨城交通 太田営業所

茨城交通
常陸太田駅は綺麗に整備されたようで、旧日立電鉄の駅舎のようなものは見かけませんでした。丁度大子行きに接続する茨城交通の下高倉行きが来たのですが、 あちらは観光客らしき人達が結構乗って行きました。

2.大甕駅前 ⇒ 大甕駅前
ひたちBRT
大甕駅から「ひたちBRT」に乗車します。「Bus Rapid Transit」というのが正式名称のようです。専用車はピンク色・青色の2台があり青色の方がハイブリッドの大型車です。 休日は日中30分間隔で走っているので結構便利ですが、路線の距離が短いのですぐ終点に着いてしまいます。何便か乗車しましたが乗客はどれも2〜3人ぐらいでした。

大半の区間を日立電鉄跡地の専用道を使用しているので渋滞知らずですね。専用道は一般車が進入出来ないようにポールでガードされており、バスが近づくと自動で開くようになっています。 2台の専用車しか運用していないと思っていたら一般塗装の車も運用に入るようです。この運行システムはお土地柄やっぱり「日立製」なんでしょうかね。

日立市立南部図書館は日立電鉄久慈浜駅跡に建てられたそうで、今は無き日立電鉄のモニュメントなんかがありました。ひたちBRTはこの南部図書館から一般道に入り、海近くの「おさかなセンター」まで行きます。

3.大甕駅前 ⇒ 日立駅中央口
日立電鉄交通サービス

日立電鉄交通


大甕駅

整理券
大甕駅から日立駅行きのバスに乗って日立に移動します。電車で2駅なのでバスで乗り通す人は皆無です。。。不審者決定ですね(苦笑) 大甕駅は駅前に有名らしい饅頭屋があって結構繁盛していました。

日立電鉄バスの整理券は紙ではなくプラスチック製で番号が記載されていない珍しいタイプでした。自分が何番かは自分で覚えていないとわからないという微妙に不便な方式です。 地元の方は自分が何番か覚えているんでしょうね。バスが出発する度に何番かの案内放送はありますがよそ者には難易度高いっす。

4.日立駅中央口 ⇒ 神峰営業所
日立電鉄交通サービス

日立電鉄交通
日立駅からも東京駅行きの高速バスに乗れるのですが、せっかくなので始発場所の神峰営業所から乗車すべく営業所行きのバスに乗車します。神峰営業所は大通りを少し外れた住宅地の中にあり、営業所まで乗る人はあまり居なそうな感じでした。 (写真は撮り損ねたので別のバスです)


日立駅からの風景

駅前にあるタービン

日立シビックセンター

駅前ロータリー
日立製作所のお膝元の日立ですが駅前には海が広がっていてちょっと抱いていた印象と違いますね。駅前ロータリーも綺麗に整備されていて近代的な雰囲気です。ただ、ロータリーのどまん中にタービンが置いてある辺りは工業の街ならではって感じですね。


日立電鉄交通(変わった車)

日立電鉄交通(旧塗装)
日立電鉄バスは関東圏では珍しく結構古いタイプの車両が現役として健在でした。塗装も旧塗装のまま走っているのを何台か見ましたし、バラエティに富んだ車両構成って感じです。

5.神峰営業所 ⇒ 東京駅
日立電鉄交通サービス・JRバス関東

日立電鉄交通


神峰営業所

神峰営業所
神峰営業所から東京駅行きの高速バスで帰京します。1時間に1本走っていて結構需要があるようで、この便も20名以上の乗車がありました。 幸いにも隣席の予約客が来なかったので快適なバス旅でした。殆ど寝てましたが(苦笑)途中のPAで10分のトイレ休憩があります。

ちょっとした渋滞が幾つかありましたが結局10分程度早着しました。余裕のあるダイヤなのでしょうかね?乗車した車両は車庫を見渡した限りかなり新しい方と思われます。 車庫で昼寝していたJRバスも結構良い車でした。



MENUへ戻る