rome3.gif (1532 バイト)

【特徴】
・独自の創造性に乏しく、文学・美術などではギリシアの模倣がいちじるしい
・建築,土木,法律などの実用面でその特性を発揮

[1]ラテン文学
 三大詩人(西暦紀元前後)
 
ヴェルギリウス (Vergilius 70〜前19 別名:ヴァージル)
 
 『アエネイス』(ローマ建国の大叙事詩)

 ・ホラティウス  (Horatius65〜前8)
  『抒情詩集』

 ・オウィディウス (Ovidius 43〜後17)
   『メタモルフォセス(転身譜)

[2]哲学
 ・キケロ(Cicero 106〜前43)
  共和政末期の政治家,散文家,雄弁家,
  騎士階級出身『国家論』『義務論』・カエサル派に暗殺される

(1)ストア派:禁欲主義・コスモポリタニズム(世界市民思想)を展開
 ・セネカ (Seneca 4頃〜後65)
  ネロ帝の家庭教師『幸福論』,後にネロに自殺を強要される
 ・
エピクテトス (Epiktetos 55頃〜135)
  ギリシア人奴隷出身『語録』
 ・
マルクス=アウレリウス=アントニヌス (Marcus Aurelius Antonius 121180)
 
 哲人皇帝、『自省録(瞑想録)
(2)エピクロス派:快楽主義
 ・
ルクレティウス (Lucretius 99頃〜前55)『物の本性について』

[3]歴史学
 ・ポリビオス(Polybios201頃〜前120頃)
  ギリシア人の歴史家で大スキピオに厚遇される
  『歴史』:ポエニ戦争期のローマ史
 ・
リヴィウス(Livius59〜後17)
  ローマの歴史家
  『ローマ建国史』:建国からアウグストゥスまでのローマ史を賛美
 ・
ユリウス=カエサル(Julius Caesar100頃〜前44)
  『ガリア戦記』:ガリア遠征当時のガリア人との戦いを記述
          古ゲルマン研究の重要史料である,名文として有名
 ・
タキトゥス (Tacitus 55頃〜120頃)
  『ゲルマニア』:ゲルマン人の素朴な姿を描く
  『年代記』  :帝政初期の内政を描写
 ・
プルタルコス (プルタークPlutarchos 46頃〜120頃)
  アテネで学んだギリシア人伝記作家
  『英雄伝(対比列伝)』:ギリシアとローマの英雄を比較評論した著書

[4]自然科学、その他
 ・ストラボン(Strabon 64頃〜後21)
  小アジアに生まれ、ローマ・エジプトに長く滞在
  『地理誌』(17):地中海世界の地誌
 ・プリニウス(Plinius 23頃〜79)
  学者であり将軍、ベスビオス火山の噴火を視察中に有毒ガスで窒息死
  『博物誌』:全37巻の理科全書
 ・プトレマイオス(トレミー Ptolemaios 85?165?)
  ギリシアの天動説を主張、コペルニクス以前の宇宙観をほぼ完成
  『アルマゲスト(天文学集成)』:天文学の集大成

[5]建造物
 ・パンテノン(Pantheon)
  様々な神を祭った神殿・ローマ市に残るものが有名
 ・
アッピア街道(Via Appia)
  ローマ最古の軍道、舗装道路
 ・ガール橋
  南フランスの水道橋、ローマ土木建築の代表作
 ・
コロセウム(円形闘技場 Closseum)
  剣奴の試合、猛獣の格闘、水をはっての模擬海戦などが行われた
 ・公共浴場
  浴場が主体の娯楽センター、市民権所有者に安く利用させた、カラカラ帝のものが有名

[6]ローマ法
 
451 十二表法において慣習法が成文法になったことから始まる
 ・市民法:ローマ市民権を持つもの同士に適用される
 ・万民法:ローマ市民・外国人に等しく適用される
  ⇒ローマ市民権の拡大で両者が融合
 ≪流れ≫
 1.同盟市戦争でイタリア全自由民にローマ市民権付与

 2.3Cカラカラの勅令(アントニヌス勅令)で帝国の全自由民にローマ市民権付与
 3.市民法=万民法
の考え方が生まれる(←ストアはの自然法思想)
 4.6Cユスティニアヌス帝が法学者トリボニアヌスに命じて『ローマ法大全』を編纂させる
  

  ホーム西洋史東洋史現代史世界史中学社会リンク集チャット掲示板その他…