26. 原鉄道模型博物館


平成26年1月12日、年が明けてのんびり長女のリクエストで

一緒に横浜駅周辺を京急に乗って散歩に行きました。


はじめは市電保存間へ行きたいといっていた長女でしたが

午後になったため地下鉄の運転シュミレーターは順番が

とれないと思い京急に乗ることで、散歩になりました。


しかし、いざ横浜駅に着いてみても買い物する訳ではなく

ただブラブラ・・・と歩くだけ、電車が見たいと言うので

昨年オープンした原鉄道模型博物館へ行ってみる事にしました。



横浜三井ビルディングの中の2階にありましたが

正直、個人的には海外の鉄道模型が主と言うこともあり迷いました。

しかし、長女がどうしても鉄道模型を見たいというので2階へ・・・

すると入場料が、大人1000円・小人500円だとぉ!!

あまりにも高い入場料に、驚きました。




ちなみに中高生は700円ですと・・・


中に入ると色んな鉄道模型がありましたが、やはり宣伝の通り

海外の車両が多く展示してありました。当然製作者は年配者なので

現在の車両は無く、日本の鉄道でもチョコ電と呼ばれた旧国電型や

新京阪電車(現・阪急京都線)などがあり、小人チケットにある

阪神電気軌道時代のボギー車までありました。

長女はもちろん、阪神の311形を見て「京急の車庫にあった電車と

一緒だね!昔からブルースカイとレインが走っていたんだね!」と。

やはり長女には京浜電鉄のデ51形に見えてしまったのでしょう・・・


確かに、似ている!?(京浜デ51形)


建物中に行くと大きなジオラマがありますが、ナローゲージの海外車両が

たくさん走っていました。説明によると電車の場合は、ちゃんと架線に電圧を

かけてパンタグラフから集電し、モーターに電力を供給するとの事でした。


僕も高校生の頃にNゲージで、当時HOゲージメーカーのエンドウでも

Nゲージを作っていたので、そのエンドウ製の金属パンタグラフを使用して

パンタグラフ集電方式を作ったことがあります。しかし、Nゲージでは架線の

張力が無くパンタグラフのバネの力に負けてしまい、うまく集電できません

でした。でもナローゲージ程度に大きくなれば、架線も重くなりパンタグラフ

の力に負けない架線が作れるので、あとはパンタグラフの摩擦消耗を

考えるだけなんだろなと、当たり前のことを、もっともらしく説明している

のが不思議でした。






大パノラマに海外の電車が走り抜けますが・・・ イマイチ・・・

迫力はあるけど、テーマは何??

アメリカのアムトラックとヨーロッパの鉄道を、一緒に走らせるなよぉ・・・


長女もすっかり飽きて別の部屋に行こうとなり、隣の部屋に行くと

横浜の街のレイアウトが。。。しかしこちらも、今では千葉に移動した

209系京浜東北線のHOゲージが、桜木町付近らしきレイアウトの

上を走るだけでした。さすがにこっちは、横浜市の市電保存館の

レイアウトの方が、素晴らしい出来です!

単純にジオラマ職人がテーマも無く作り上げたレイアウトって感じでした。

しかし、昨年開館したのに、京浜東北線がE233系で無いのはなぜ?

隣に走っている旧国鉄の165系の意味は?東海道線だったら

せめて113系にしてくれよぉ・・・

隣の男の子が、「いまの京浜東北線じゃないね!」とお父さんに言ってました。

本当に、なんで209系なの??



中華街の脇を通る、京浜東北209系。中華街って感じじゃないよね・・・


年末の京急百貨店で開催した、京急鉄道フェスタのジオラマの方が

「京急」が主のテーマでもあるが、横浜・羽田空港・品川駅と

個々にテーマがあり、品川駅ではちゃんと新幹線も走っていました。


結局、僕も長女も飽きてしまい、横浜市電保存館に行けばよかったと

反省してしまいました。個人的には、もう行かないな。。。

これで入場料が1000円じゃ、高すぎる!

100円の市電保存館の方がたくさん楽しめる!!


帰りに1階の鉄道模型店に入ったら長女が、「博物館より面白い!」

だって・・・ 次は、市電保存館に行って、地下鉄運転しようね。。。