画質の比較 その1
旧マシン:132万画素 レッサーパンダ
シャッター速度が遅いため、ぶれてしまっている。露出補正が必要。
6.9KB
CAEDIA C-3000ZOOM:334万画素 レッサーパンダ
シャッター速度は1/100だったと思う(オート)。ぶれも無く鮮明に撮影された。
9.6KB
樹木
全体的に白っぽくなった。f値の関係で、同じ位置から撮影しても、C−3000より大きく写っているのに、ぼやけている。
9.3KB
樹木
雲の陰影や空の色、樹木の表面の色がきちんと表現されている。
9.8KB
屋内撮影
全体的に赤みが強い。
7.8KB
屋内撮影
少し赤みがかっている。
7.3KB

 上記は、132万画素と、334万画素の写真比較表である。比較した元画像は、1280×960の高画質モード、撮影モードはオートフォーカスで、露出補正も行わないものとした。 ストロボも自動発光(ただし、旧マシンは自動発光では光らない場合があるため、1、3枚目の写真は強制フラッシュにした)。なお、1280×960→640×480の画像縮小とトリミング以外の画像処理は行わず、 WEB使用のために元データから55%程度の圧縮をかけた。

 比較の結果、画素数が増えたことにより、画像が鮮明になっているのはもちろんだが、カメラとしての基本性能の差も大きく影響することが分かる。特に、露出とシャッター速度の問題である。 明るい対象を撮影した際の色の表現能力も、露出やホワイトバランスに関係すると思われる。マニュアル撮影ならば問題ないはずだが、なかなかうまくいかないものである。

 次回は以上の点を踏まえて、旧マシンをマニュアル撮影にして比較してみるつもりである(両方マニュアル撮影にするかもしれない)。マクロ撮影についても比較をしてみたい。

 皆様もカメラを購入される際には、雑誌やカメラメーカーのレビューなどを参考にしてご検討ください。ただ個人的には、あのレビューはプロが撮影している場合があるので、 私たち素人が撮影したときにそのとおりに写るかどうか疑問。やはり、自動でプロ並に写ってほしい。

撮影日2000年11月4日