Re: IZ612 A-19 B-2 ( No.1 ) |
- 日時: 2005/02/28 14:30
- 名前: タマ
- @題意の回路は単相全波ブリッジ整流回路です。
全波整流回路出力波形において 実効値:Ee、最大値:Em、平均値:Ea Ee=Em/√2≒0.71*Em Ea=2Em/π≒0.64*Emより
実効値Ee:30(V) 30=0.71*Em Em=42.3 Ea=0.64*42.3 Ea=27.07(V) となります・・であってますか?
勉強頑張ってね。
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Re: IZ612 A-19 B-2 ( No.2 ) |
- 日時: 2005/03/05 09:31
- 名前: マウンテン
- タマさんありがとうございます。
まったくの独学ですからこのような相互勉強掲示板はありがたいです。 今後も大いに活用させていただきます。 上田さんにも感謝です。
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IZ612 A-19 ( No.3 ) |
- 日時: 2005/03/05 22:39
- 名前: JA4TWZ 岩本
- 交流、あるいは整流回路を通過した脈流の平均値は
その波が描いた図形の面積として考えることができます。 このことから三角波やノコギリ波の平均値が最大値の1/2になることは 図形(波形)を見るだけで直感的に分かると思います。 このたびの問題のように正弦波であるときも同様で、 面積を得ることで平均値が求められますが、 この面積を求めるには積分を用いなくてはなりません。 しかし、アマチュアの試験でその積分の過程が問われることはないようですので 単に結果の数値を暗記しておけば足りると思います。
正弦波の平均値は「最大値の2/π」と覚えてください。 もう一つ、正弦波の実行値は「最大値の1/√2」も重要です。
この問題では実行値から最大値を求め、さらに最大値から平均値を求めるため 両方の式が必要です。 計算の過程はタマさんがお書きになっている通りです。
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IZ612 B-2 ( No.4 ) |
- 日時: 2005/03/05 22:47
- 名前: JA4TWZ 岩本
- 論理式記号、英語表記、数学記号を並べてみると下記のようになります。
「・」=「AND」=「∩」 「+」=「OR」=「∪」 上についた「バー」は「NOT(反転)」です。 つまり「1」ならば「0」、「0」ならば「1」となります。 これでお分かりでしょうか?
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IZ612 A-19 ( No.5 ) |
- 日時: 2005/03/14 17:26
- 名前: さる
- 上記の解説をまとめると、正弦波交流においては
実効値:Ee、最大値:Em、平均値:Ea とすると
実効値:Ee=1/√2×Em これを Em=√2×Ee と変形しておく 平均値:Ea=2/π×Em であるから 上記 Em=√2×Ee を代入すると 平均値:Ea=2/π×Em=2/π×(√2×Ee)=2√2/π×Ee となる
題意より 実効値Ee:30(V) であるから Ea=2√2/π×Ee=2√2/π×30=60×√2/π =60×1.41/3.14=26.94 (V)となる
この式(実効値、最大値、平均値の関係)は、測定の問題でも出てきます。覚えておけば2問(10点)ゲットです。 ガンバレー
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Re: IZ612 A-19 B-2 ( No.6 ) |
- 日時: 2005/03/15 09:22
- 名前: マウンテン
- またまた、強力な助っ人さるさんありがとうございます。またお願いします。
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